読み物
最終更新日:2023年2月18日
絵・写真・文:いろや商店の編集室
れんさいプロジェクト:赤ちゃん・こどもを育む環境づくり
ピタゴラ!?ビー玉転がし・組み立ておもちゃが人気な理由と子供の育まれる力
つくって楽しいピタゴラ装置!
ビー玉転がし・組み立ておもちゃが人気な理由と育まれる力
ここでは、誕生日のお祝いプレゼントで人気のある『ビー玉転がし・組み立ておもちゃ』を様々な角度から解体していきます。
『ビー玉転がし・組み立ておもちゃ』は、0歳からお年寄りまで幅広い年齢で楽しめる、世界中で長く愛され人気のあるおもちゃです。また、NHKのピタゴラスイッチをご覧になったことがある方にはお馴染みの、あの、ボールがころころ転がっていく装置。こどもだけではなく、大人の私たちも心が弾むような、素敵な展開で、毎回楽しませてくれますよね。そういえば、昔あんなおもちゃで遊んだことある、なんて懐かしい思いでご覧になっている方も多いのではないでしょうか?
そこでここでは、『ビー玉転がし・組み立ておもちゃ』について、丁寧に解説していきます。
購入を考えている方への参考になれば幸いです。
いろや商店の店長のおおま(@iroyaonline)です。
ご覧いただきましてありがとうございます。
育児・子育て苦手な店長が、こどもが主役で書いてますのでゆっくりご覧くださいませ〜。
ピタゴラスイッチで話題!ビー玉転がし・組み立ておもちゃとは
ピタゴラ装置のようなおもちゃが欲しい!と『ビー玉転がし・組み立ておもちゃ』は誕生日のお祝いプレゼントに人気があります。では、『ビー玉転がし・組み立ておもちゃ』とはどんなおもちゃなのでしょうか?
『ビー玉転がし』とは、木などで作られたスロープの上を、玉がコロコロと下に向かって落ちていく、というおもちゃです。例えば「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『迷路』おもちゃを徹底比較」で取り上げたような迷路のおもちゃでもビー玉を使ってコースを移動して楽しむ製品もありますが、一般的に『ビー玉転がし』というと、スロープの形は曲線であったり、直線であったりと様々ですが、積み木などのバラバラになっているパーツを組み立てることで立体的にコースを作りビー玉を転がして遊ぶ(転がっていく様子を楽しむ)ことを指します。こういった遊びを構成遊びとも言います。構成遊びについては「『構成遊び』は揃える・組み立てる・壊す遊び!当店人気のおもちゃの理由も教えます」で書いていますので、興味があればそちらもご覧ください。
また、多くはビー玉ですが、落とす玉にもきれいな色がついていたり、音が鳴ったり、車の形であったりと色々な種類があります。子供が目で追えるように、スロープはなだらかに作られているので、何度も飽きずに遊ぶことができるのです。
そして、大人と一緒であれば、玉転がしは赤ちゃんでも遊ぶことができます。ゆるやかなスロープでも、赤ちゃんにとっては早く感じると思いますが、徐々に目で追えるようになってくるでしょう。首が座るころになってくると、自分でみたい方向に首を向けたり、目で追うこともできるようになってきます。
上から玉が滑り降りてくる様子に、夢中になること間違いなしです。
また、物をにぎったり掴んだりできるようになってきたら、おもちゃを渡して、その手触りを楽しむのも良いですね。
木製玩具だったら舐めても大丈夫ですし、誤飲できない大きさなら安心です。
当店でも扱っていますが、クーゲルバーン・キュボロ・スカリーノなどは、木でできているので、音も優しく、手触りも滑らかです。また、赤ちゃん向けの玉転がしおもちゃなら、組み立てる必要も無く、ビー玉ではなく大きなボールや車などを転がして遊ぶおもちゃもあります。
そして、『組み立ておもちゃ』とは、自分自身で組み立てて一つの立体物・構造物をつくることのできるおもちゃです。
例えば、レゴやカプラのように、バラバラにすると何も意味をなさない状態でも、組み立てることで一つのオブジェや作品を生み出すことができます。他にも工具のおもちゃなどを用いてネジをつかって組み立てるようなおもちゃもあります。『造形遊び(親子でつくる喜び!『造形遊び』は失敗も成功もない自由な発想・表現を楽しむ遊び)』にも近いと言えますね。
中には、一つの地図がありそれを目指してつくって遊ぶという『組み立ておもちゃ』もあります。例えば、プラモデルなどはその例です。設計図があり、パーツがあって、組み立てると出来上がりがあります。パズルなんかもそれに近いです。こういった遊びは、プログラミングを学ぶ上での基礎にもなります。「【幼児期】おもちゃ・絵本で『プログラミング学習』自宅で遊んで学ぶ活用方法を教えます」では、幼児期のプログラミング学習についても触れています。
ここでは、ピタゴラ装置のような遊びを楽しめる『ビー玉転がし』と『組み立ておもちゃ』それぞれの魅力と、組み合わされたおもちゃの例として当店でも扱っている組み立てクーゲルバーンなどを例に上げていきます。💁♂️
- 店長が解説!『玉転がし』おもちゃの徹底比較
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- 出産祝い・ギフト(プレゼント)代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
ビー玉転がし・組み立ておもちゃはいつから?
『ビー玉転がし・組み立ておもちゃ』でとてもよく遊ばれるのは、細かい手・指先の動きが可能となる2歳・3歳・4歳・5歳頃から小学生の間ですが、何歳でも楽しめますので、いつまで遊ぶ物という遊び終わりの定義はありません。いつまでも遊び続けられます。
また、組み立てる必要のない転がして遊べるおもちゃなら、腰の据わった生後半年頃から、遊べます。例えば、似たようなおもちゃで『玉落とし』なんかも0歳から楽しめるおもちゃです。玉落としについては、下の方でご紹介します。
ちなみに、組み立てて遊ぶビー玉転がしのおもちゃも、以下のような遊び方であれば0歳から楽しめます。
まず1つ目の楽しみ方は、1番簡単な見て楽しむ方法です。そのままではないかと思われるかもしれませんが、動く物を見て目で追うということは赤ちゃんにとって、初めの遊びなのです。上から下に落ちる玉に興味を持ち、それを目で追う。下まで行ったかと思ったら、大人がまた上に戻してくれて、また玉が落ちる。ただこれだけのことでも、赤ちゃんにとっては新鮮で興味深いことです。この時にぜひ、ただ玉を落とすのではなく、赤ちゃんの様子を見ながら玉が下に落ちてから少し間を置いてみてください。赤ちゃんがもう一度落として欲しそうに声をあげたら大成功です。
赤ちゃんは見て楽しみ、玉転がしに興味を持つと今度は自分から手を伸ばすかと思います。もちろん、まだ月齢が小さくて自分から手を伸ばさない赤ちゃんもたくさんいますので、その時にはそっと手に触れさせてあげてください。
自分から手を伸ばした時にも、大人が触れさせてあげた時にも大切なことは、赤ちゃんに誤飲の心配のない大きさの玉転がしを選ぶということです。母子手帳にも載っていますが、赤ちゃんには直径3.9センチ以下の物は誤飲の可能性がある為、与えてはいけないとされています。こらはおもちゃに限らずコインでも日用品でも同じですが、玉転がしを選ぶ時にはこのサイズ以上の玉が付属されている物を選んでください。
少し話がずれましたが、二つ目の楽しみ方は、玉転がしの玉を赤ちゃんが自分で手に持ったら好きに触れさせてあげてください。赤ちゃんは口の感覚が1番敏感なので、なめて感触や大きさを確認したり、木製の重量感が心地よく、手で握ってみたりと思い思いに遊ぶと思います。そして飽きてくると床に落とします。すると玉が床を転がりこれもまた一つの遊びになるのです。
そして最後に玩具を使って、赤ちゃんの手を持ちながら一緒に玉転がしをしてみましょう。
きっと自分でできたことに赤ちゃんも喜ぶと思います。でもこの遊び方ができるようになるのは、お座りができる様になった赤ちゃんからです。
このように、玉転がしのおもちゃは0歳からでも遊びはじめられますので、いつから?と言われれば0歳からとお伝えいたします。ただ、上でも触れている通りでボールの大きさや組み立ての難しさなど、「一人で遊ぶ」場合の対象年齢があります。
組み立てて遊ぶビー玉転がしのおもちゃであれば、3歳・4歳が一般的に対象年齢となっています。
ボールの形をしたものを転がして遊べるおもちゃは、0歳の頃からありますが、ビー玉を使う場合は誤飲が心配ですので、注意する点は多いです。ここに書いたことを参考にしながら、玉転がしのおもちゃを考えてみてくださいませ。👧👦
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ビー玉転がし・組み立ておもちゃで赤ちゃん・こどもの育まれる力
生まれたばかりの赤ちゃんの視力はとても弱く、物を追って見る、という能力をうまく使うことができません。とても近い距離で、ゆっくりとしたものを追える程度です。
ちなみに、目で物を追う動作を「追視」といいます。これについては「【見る力】目と手の協応・追視を育む遊びとおもちゃが大切な理由」でも触れています。
転がるものを「見る」「目で追う」というのは、それだけで目で追う力を育みます。赤ちゃんのころは、この追視能力がとても未熟です。大人と玉転がしで楽しみながら遊ぶことで、追視する力を育むことにつながります。
まずは「空間を認識する力」を育みます。
ビー玉を穴に入れたり転がし、その玉がまた違う穴や段差を落ちることによって、方向や落ち方が変わる様子を見て楽しむ。これが基本的なビー玉転がしの遊び方です。大人が見本を見せることによって、こどもは遊び方を覚え自分でビー玉を転がすことを楽しむ様になります。一見、ただビー玉を転がすだけと思ってしまいがちですが、ビー玉を転がすには、ビー玉を置く場所を把握して丁度良い場所にビー玉を置かなくてはならないのです。これはビー玉と置く場所の位置を認識する、空間認識能力、そして認識した場所にビー玉を置く、細微な指先の動きが必要になります。
遊びの中でこの二つが自然に育っていくのです。
二つ目は、「創造力」を育みます。
次に転がして落ちて来たビー玉をもう一度拾って、転がします。この時にはすでにビー玉を置くことによって転がる楽しさを知っていますから、こどもは意気揚々と玉を置きます。こうして何度も繰り返して遊ぶ集中力が身に付いていくのです。とは言っても、何度も遊んでいるうちに段々と同じ遊び方には飽きてきます。そして違う遊び方を工夫する様になります。たとえば、途中から玉を落としてみたり、組み立て直して組み換えのできる玉転がしおもちゃの場合には、自分で土台を組み換えて様々な転がし方を楽しむ様になっていきます。
このことで、自分で工夫すること、そして創り出した物で遊ぶ楽しさを感じながら創造力が育まれていきます。
自発的に追加のパーツを求めたりするのは遊びが能動的になってきた証拠です。「こどもの『自発的・主体性を育む遊び』のサポートをするおもちゃが人気な理由」でも触れていますが、自発的に遊べるおもちゃこそ、子供が心から楽しいと思えるおもちゃです。
三つ目は、「集中力と記憶力と構成力」をバランスよく養えることです。
組み立ておもちゃと聞くと、どんな物が浮かぶでしょうか。馴染みのあるおもちゃは、レゴなどに代表されるブロックや積み木、立体的になったパズルおもちゃが浮かびますよね。積み木・ブロックについては「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『積み木』を徹底比較」「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『ブロック』おもちゃを徹底比較」で人気製品を比較・解説しています。なお、当店で扱っている以下「ベック・レトロトラック」は、つなげて組み立てて車を作って遊べるおもちゃです。
組み立てて遊べる製品の多くは、長方形や正方形、半円、円柱、台形などのさまざまな形の小さなパーツがあり、それらを手で組み立て、セットしながらより大きな物を作り上げていきます。
小さな一つのパーツにこどもの想像力が加わり、家になり、車に変化します。出来上がりをイメージしながら、一つずつ、つなげて、頭に描いた物を作り上げる、そんな想像の力を養います。
組み立てる遊びは上でも触れましたが、構成遊びという名前でも知られています。構成遊びとは、自分で作っていく過程を楽しみ、できあがる喜びを味わう遊びのことで、子供が大好きな遊びの一つです。
組み立ておもちゃで遊ぶ時、子供はどれとどれを組み合わせれば、キッチリとはめることができるのか、これとこれなら安定感がある、つなげることができる、など自然と頭で理解しています。中には何のネジを使うか?などのバランスや配置を考え、絶妙な力で組み立てていきます。
集中力をアップさせ、手先の器用さ、形を覚える認識力も必要になります。小さな子でも、こだわって30分、1時間と熱中することも少なくはありません。遊びから、自分の可能性を広げているのですね。
『ビー玉転がし・組み立ておもちゃ』は、一人遊びにも良いと言えます。一人遊びについては「自分で考える力!こどもの『一人遊び』を育むおもちゃ・絵本・図鑑」でも書いていますので、あわせてご覧くださいませ。
『ビー玉転がし・組み立ておもちゃ』には様々な育まれる力・効果があると言われるのは、年齢によって選べる幅が広いということも理由としてあります。
上でも触れた通りで、赤ちゃんのうちは、距離を短くして落ちる様子を見て楽しみます。以下は当店で人気の「玉落とし」のおもちゃですが、このように年齢が上がるにつれて、自分で工夫し組み立て・組み換えながら、様々な転がし方を楽しめる様になるのです。
子供は飽きることなく、アイデアを出しながら遊び込んでいく事でしょう。
ボールを目で追う、ボールをどうしたら上手に転がすようにできるかを考える。
玉転がしのおもちゃでは、遊び方に応じて赤ちゃん・子供の育まれるポイントが変わります。🤔
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年齢で変わる遊び方いろいろ
『ビー玉転がし・組み立ておもちゃ』は、上でも少し触れた通りで年齢によって遊べる幅が広いと書きました。
そこでここでは、年齢に沿った『ビー玉転がし・組み立ておもちゃ』の遊び方を簡単にご紹介します。
まず、0歳の頃。
これはここまでも書いた通りで、組み立てる必要のない玉転がしのおもちゃであれば、玉の大きさに注意して遊ぶ必要があります。そして、一人で遊ぶには最低限、腰がすわっている状態である必要があります。そのため、ずり這い・ハイハイの頃は、パパ・ママが遊んでいるところを見せることになります。
基本的に、玉を転がすおもちゃであれば、組み立てて遊べるタイプの製品よりも組み立てられている製品がオススメです。これらの製品の選び方は、この先でも書きますので、そちらを参考にしてみてください。
この頃は組み立てるよりも転がることを楽しんで遊びます。
そして、1歳頃です。
組み立てられている玉転がしのおもちゃが活躍する頃になります。ボールや車の形をした製品があり、玉落としと玉転がし、どちらにしようかと悩むのもこの頃です。1歳頃については「【1歳】成長・発達に沿ったおもちゃ・絵本・図鑑と遊び」でも書いていますが、子供の成長・発達に伴い、一人で立って歩けるようにもなりますので、自分の力で立ち、自分の力でボールを投入する。そして転がって落ちてきたらまたそれを拾って上から入れて遊ぶということを延々繰り返します。こどもにとっては「自分でできること」がとても増えますので、このシンプルな遊びがとても楽しいのです。
そのため、無理に遊びかたを広げる必要も無く、こどもの好奇心に任せるがまま遊ばせておくのが良いです。
無理に組み立てて遊べるようにする必要もありません。
2歳から3歳頃です。
この頃から、組み立てて遊べるおもちゃを選ぶ頃になります。
組み立てて遊びビー玉が転がるおもちゃの例としてクーゲルバーンがありますが、この製品の対象年齢は、4歳頃からとなっている通りで、まだ遊び出す月齢としては早いのですが、パーツとなる積み木を使っては遊び始める頃になります。そのため、大人が一緒に遊ぶということを条件に、この頃から当店で扱っている組み立てクーゲルバーン(スターターセット)で遊び出す子は多いです。動きのあるものにも俄然興味を示す年頃ですので、自分が組み立てたレールを玉が転がっていく遊びが楽しくなってきます。レールの向きを変えたら玉はどんな方向に転がっていくかなど、思い通りにいかないことや失敗も含めて取り組むことができ、どんどん考えるようになります。
4歳以降(幼稚園・保育園・小学生)の遊び方は、仕掛けを追加したり、手元にあるおもちゃと組み合わせるなどで遊びます。他にもこの後でも紹介しますが、大工さんごっこなどで活躍する工具のおもちゃを用いてネジで止めて組み立てて遊ぶようなおもちゃでも楽しめます。
特に、クーゲルバーンのような組み立てて玉を転がせるおもちゃは『ビー玉転がし』と『組み立ておもちゃ』が合わさった最強パートナーのようなものです。いずれも一緒に大きく作っていくことで、大きな世界を作り出すことができます。
例えば、道路の描かれたマットを並べて、組み立てクーゲルバーンの下を電車や車が走っていたりと、複数のおもちゃを組み合わせて、自分の世界観を広げ遊び方を豊かにしていくのはこの頃です。一つのおもちゃだけで遊ばせず、手元にある様々なおもちゃを組み合わせて楽しむ。
あの手この手で、遊びの幅を広げることができます。
今までは、見ているだけや遊び方を教えるだけだった、パパ・ママも一緒になってビー玉の転がる道を考え、一緒にパーツを買い足すなんてこともあるでしょう。
ここでは、『ビー玉転がし・組み立ておもちゃ』の年齢に沿った遊び方について紹介しました。
遊び方を通して、子供の成長・発達も感じられますので、玉転がしのおもちゃは、幼少期に取り入れたい遊びです。👦👧
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ピタゴラ装置!ビー玉を転がす・組み立てる人気のおもちゃ
ここまで読んでくれば、『ビー玉転がし・組み立ておもちゃ』が人気な理由や、育まれる力についても理解できたかと思います。小学校に入ると算数で平面図形を学び、その後立体図形を学びますが、「立体図形」を理解できずに算数でつまずいてしまう子もいます。
『ビー玉転がし・組み立ておもちゃ』は、立体的なおもちゃです。正面から見た姿、横から見た姿、上から見た姿のそれぞれが違うので、物事を立体的に見る力を育みます。そして、自分の思い思いの形に組み立てて、ビー玉を転がす。
赤ちゃんにしてみたら単に積むだけでも難しいことですが、成長するにつれ自分の作り上げた道にビー玉を転がすことで、「こうやったらどうなる?」という好奇心の心を育てることが出来ます。組み立てて遊べるおもちゃは、正解がないというのが何よりも良い点です。シンプルなものを組み立てて、好きなように作っていく。
『ビー玉転がし・組み立ておもちゃ』は、自分自身を表現できる道具といっても良いでしょう。
そして、自分で作ったスローブを転がるビー玉の動きは、作り上げた形によって大きく変わります。コロンコロンと勢いよく転がったり、コロコロとゆっくり転がったり・・・。子供はその変化を目で見て、音で聞きながら学びます。次々に自分で遊びを考えて、それを実践する力が身につくのです。ドミノを組み合わせても良いでしょう。ドミノについては「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『ドミノ』おもちゃを徹底比較」で人気製品を比較・解説していますのであわせて考えてみてください。
そして、水が上から下へ流れるように、物事にはある一定の法則があります。この法則というのは親がこどもに「こういうものなのだ」という風に口で教えるよりも、こども自身が様々な経験を通して学ぶのが理想的です。これは、「赤ちゃん・こどもが『遊びながら学ぶ』最高の楽しい道具・教材がおもちゃ・絵本・図鑑」でも触れています。転がす・組み立てるおもちゃは、自分で経験していくという遊びができるおもちゃです。
「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『玉転がし・玉の道・玉落とし』おもちゃを徹底比較」では、玉転がしのおもちゃなどを徹底的に比較しています。当店で扱っている、組み立てて遊べるクーゲルバーンのおもちゃは、こどもが物事の法則を学ぶのにも役立ちます。
積み木を組み立てた後に、どのようにしてビー玉が転がるかというのを見て学ぶことが出来るのです。ビー玉が高い位置から低い位置に向かって転がるということ、角度が急だと勢いよく転がるということ。こういったある一定の法則を、遊びを通して身に着けることが出来ます。1~10まで親が教えていると、子供は物事を考えることをしなくなってしまいます。自分で考えて解決していく時、組み立てクーゲルバーンのようなおもちゃを使って、子供自身に考える機会を与えてあげることです。
特にクーゲルーバンの場合は積み木さえあればどんどん大きくしていけますので、「基尺」にだけ注意して増やしてみてください。
当店では追加パーツも全て揃えていますので、遊び方などでわからないことがあればご質問ください。
追加の積み木もご用意できます。また他にも、スタートとゴールが決まっていて、その途中の道筋を考えながらビー玉のコースを作っていくようなおもちゃもあります。これについては「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『プログラミング』おもちゃを徹底比較」で取り上げていますので、プログラミングにおいて求められる論理的な思考を育む遊びとして人気のおもちゃもあります。
ここでは、『ビー玉転がし・組み立ておもちゃ』で活躍するおもちゃについて触れました。
論理的な思考を育むおもちゃとして、プログラミング学習向けおもちゃもありますので、少しだけそれについても触れていますが、当店では組み立てクーゲルバーンという製品の人気が高いですので、以下ボタンの徹底比較も参考にしながら選んでみてくださいませ。📝
- 店長が解説!『玉転がし』おもちゃの徹底比較
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- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
ネジ・工具をつかって組み立てる人気のおもちゃ
ここまでは、主にビー玉を転がしたり、木のパーツを積み上げて組み立てるおもちゃを中心に書いて来ましたが、組み立てて遊べるおもちゃは他にもあります。例えば、工具のおもちゃを使って、バラバラに分かれたパーツのネジを締めたりなどで組み立てる。本格的なおもちゃです。
これらのおもちゃは、ごっこ遊び(大工さんごっこ)の中でも活躍します。
工具を使っての組み立て遊びでは、手・指先の細かい操作が求められます。
プラスチック製のものであればそれほど力を加えなくても組み立てられる製品が多いですので、しっかりとネジを締めて、一つ一つのパーツをイメージ通りに組み立てて行く力があれば、完成形に近づいていけますが、上で紹介した積み木を積み上げたり、並べたりしながら組み立てて行くのとは違い、実際に工具の使い方・ネジの締め方などの技術も必要になりますので、遊び始められるのは、幼稚園・保育園以降となります。そういった点で、この頃の誕生日・クリスマスのお祝いプレゼントにとても人気があるのは、工具のおもちゃです。たとえば「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『ネジ』おもちゃを徹底比較」では、ネジを使って遊べる様々なおもちゃを取り上げています。手・指先の運動玩具から、組み立て遊びで活躍するものまで比較・解説しています。また車輪の動く仕組みを理解する遊びの一つに「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『歯車・ギア』おもちゃを徹底比較」でも取り上げた歯車・ギアを使った遊びもありますので、仕組みを理解する遊び道具として興味のある方はあわせてご覧くださいませ。
工具を使って組み立てて遊ぶおもちゃを使って遊ぶことができるようになれば、パパ・ママのDIYのお手伝いができるようにもなっていきます。おままごと遊びがその後の家事のお手伝いに結びつくとすれば、工具を使って組み立てて遊ぶおもちゃは、DIYのお手伝いができるおもちゃと言って良いです。これから先、自分で何かを作るときの力になります。「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『レジ・工具・ごっこ遊び』おもちゃを徹底比較」では、ごっこ遊びの紹介が中心ですが、工具についても徹底的に書いています。工具を使って組み立てられるおもちゃについても触れていますので、上で紹介した玉転がしのおもちゃと見比べながら考えてみてくださいませ。
また、当店では一人一人にあった『遊び道具・遊び方』をお届けする定期便を提供しています。何を購入したら良いか?と悩んで結論の出なかった方は「絵本選書とおもちゃ・知育玩具の定期便・定期購読『いろや商店くらぶ』」のご利用も検討くださいませ。目標を決めて取り組むなど、通信教育のようなイメージで楽しんでいただくことも可能です。
この下には、店長による「まとめ(あとがき)」を簡単に書いてます。
ここでは、ピタゴラ装置のような遊びを楽しめる『ビー玉転がし』と『組み立ておもちゃ』について徹底的に書きました。
もし、何か聞きたいことがあったら、当店の『いろや商店くらぶ』も検討してみてください。お子様の成長・発達に沿った遊びをサポートする身近な存在として、いつでもドシドシ!ご相談をお受けしております。子供は、玉を転がして遊ぶおもちゃが大好きですのでお気に入りを見つけてみてください!👏
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あとがき
クリスマス・誕生日のお祝いプレゼントで『ビー玉転がし・組み立ておもちゃ』は人気があります。
その人気の理由の秘密をここでは書いてみました。自分でコースを組み立てたり、パーツを増やしたりなど、組み立てられるおもちゃは、遊び方の幅も広いので、こどもの好奇心をかきたてるのに最適なおもちゃです。知育玩具と呼ばれるのもこういった理由からです。そして、大人が見ても楽しい演出のものもありますので、パパ・ママ・おじいちゃん・おばあちゃんなど、みんなで集って遊ぶのもいいですね。デザインも、シンプルで温かみのあるものが多いので、こどもが大きくなった後も、オブジェとして飾っておくこともできる、優れたおもちゃです。
このページが『ビー玉転がし・組み立ておもちゃ』を考えた時の参考になれば幸いです。