読み物
最終更新日:2024年12月21日
絵・写真・文:いろや商店の編集室
れんさいプロジェクト:赤ちゃん・こどもを育む環境づくり
読み聞かせしなきゃダメ?乳児期と絵本!赤ちゃんに寄り添う楽しみ方
乳児期の赤ちゃんと絵本
読み聞かせはしなきゃダメ?絵本との付き合い方・楽しみ方
新生児期を過ぎてから、だいたい1歳前後頃までの赤ちゃんは乳児期と呼ばれます。
新生児期の頃は寝てばかりで一緒に遊ぶことの難しかった赤ちゃんですが、乳児期にも入ると一緒に遊べるようになって来ます。今まではパパ・ママが一方的に読んでいた絵本・図鑑・しかけ絵本も、赤ちゃんと一緒に楽しめる頃です。この頃はついついたくさんの絵本を買ってしまい、パパ・ママも楽しくて仕方ない!となってしまう人もあれば、絵本の読み聞かせが苦手で、読み聞かせをしたくない。できれば赤ちゃんが一人で読める絵本が欲しいといったことで相談される方もいます。一緒に読んで楽しむも、赤ちゃん一人で楽しむも、どちらもできるのは絵本の良いところです。
当店は、赤ちゃん・こどもを育む専門店として、おもちゃ・絵本を中心に取り揃えている小さなお店です。新生児期を過ぎ、乳児期に突入した赤ちゃんは、これから幼児期・児童期へと成長していきます。育児・子育ての面でも、新生児期と乳児期の大変さは変わりますが、一難去ってまた一難と、悩むことの多くなるパパ・ママにとって気分転換や心の支えとなる絵本と出会うきっかけにこのページがなると嬉しいです。

いろや商店の店長のおおま(@iroyaonline)です。
ご覧いただきましてありがとうございます。
育児・子育て苦手な店長が、こどもが主役で書いてますのでゆっくりご覧くださいませ〜。

乳児期と絵本と夜泣き
赤ちゃんも生後1ヶ月を過ぎると、乳児期といわれる期間に入ります。
新生児期はあっという間で、赤ちゃんが生まれて家に来たと思ったら毎日寝ることができない!しんどい!これいつ終わるの?と思っている間に、1ヶ月検診が終わり、乳児期に突入するという。怒涛の日々を過ごすことになります。
新生児期・乳児期の0歳児の赤ちゃんの成長・発達に沿った遊びとそこで活躍するおもちゃ・絵本については月齢別で「【0歳・赤ちゃん】成長・発達に沿ったおもちゃ・絵本と遊び」で詳しく書いていますが、乳児期の頃は、身体的な成長が目覚ましく、寝てばかりいた赤ちゃんは、一人歩きをしだすまでに成長して行きます。人体の不思議ですね。
このページでは『乳児期』について専門的に書いています。
乳児期の頃にもなると赤ちゃんとに必要な日常生活(授乳・お風呂・オムツ交換)については少しのコツをつかみ始めているでしょう。
でも、検診で引っかかったり、赤ちゃんの行動力が上がるにともなって注意すべきことが増えたりで、育児・子育ての大変さも変化して来ます。まずはじめにやってくるのは、授乳と授乳の間の時間が身近くなり、離乳食にたどり着くまで継続して寝られる時間が短くなっていくことです。
そのようなわけで、赤ちゃんと楽しく心地よく穏やかに絵本の読み聞かせを!と思っていた現実と違って、とにかく寝たい。寝る時間が欲しい。そんな日々が続きます。
ちなみに、乳児期の赤ちゃんと過ごす時間の中で絵本を使うことで育まれる点ですが、まだ周りの状況を理解するために必要な身体的な成長が発達していないので、パパ・ママの声を聞き、声のする方を探してハイハイして抱っこされる。いつもの聞きなれた声が聞こえると安心する。近づいて見上げるとパパ・ママの顔が見えて安心する。といった具合で、視界がまだ広くない特に新生児期に近い頃の乳児期の頃の赤ちゃんは、耳でパパ・ママの存在を感じます。
そういったことから、絵本を読むことで親と子の信頼感・愛着を形成する機会となり、親子の絆を育みます。これは、新生児期の頃の絵本についてのページ「はじめての絵本!新生児期に絵本は必要?いつからがいいの?赤ちゃんとの楽しみ方」でも触れています。赤ちゃん自身がみて楽しむ・読んで楽しむというよりも、読み手の声や息遣いを感じながら触れ合う遊びの道具として絵本は活躍してくれます。これは「絵本で家族・親子のコミュニケーション。大好きなこどもと、大好きな絵本のある暮らし」でも書いています。
そして、上でも触れた寝られない!にさらに追い討ちをかけるように乳児期は「夜泣き」があります。
もう、これ以上は体力的にも無理というタイミングでの夜泣き。寝るはずの夜に、夜な夜な散歩をして歩くという、意識朦朧な日々が続きます。このどうしようもない思いをどこにぶつけたら良いのだろうかと・・、そんな日々を過ごす人もいるでしょう。店長はそうでした。
ということで、ここまで読むと、新生児期から乳児期の過酷さをちょっと垣間見ることができると思います。でもこの辛さを乗り越えると、人として成長する。そんな気さえして来るのは不思議なものです。
もうどうしようもないという場合は、店長のTwitter(@iroyaonline)へでも適当に嘆き・心の叫び?などを送信ください。(苦笑)店長自身の育児・子育ての日々に行ったことなどは「逃げ出したい!子供といるのが辛いと思った時にしたこと・行動したこと」でも触れています。

乳児期の頃に『絵本』は必要?
ということで、このページでは乳児期の頃の絵本の役割などについて触れていきます。📚
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・お誕生日向けのギフト代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
めんどくさい・苦手!読み聞かせはしなきゃダメ?
当店では、絵本・図鑑・しかけ絵本を扱っていますので、読み聞かせはめんどくさいし苦手。別にしなくても大丈夫だよね?しないと子供の成長に悪影響出るの?と聞かれることがあります。悪影響・・・・、怖いですね。
まず、赤ちゃんとの読み聞かせで大切なことは、とてもシンプルです。赤ちゃんと一緒に同じ絵本を見てパパ・ママの声を聞き同じ時間同じ空間で一緒に過ごすことは、親子の絆・信頼関係を築くのに役立つからです。一緒に同じことをするって、親子の絆作りにはとても良いです。例えば、おもちゃでの遊びもそうですし、少し体を動かして楽しむことも同じです。ただ、乳児期の頃はパパ・ママと同じことができるわけではないので、一緒にできないからと赤ちゃん・子供を一人で楽しんでいるのをみているという状態になってしまうことも多いです。そして、おもちゃにしろ、体を動かして遊ぶにしろそれなりに体力を消耗します。
その点、絵本を読むことは体力面で言うと比較的楽な遊びの部類に入るので、赤ちゃんとのスキンシップとして、絵本を読む時間を考えてみてください。
赤ちゃんを抱っこしたり、添い寝をしたりして絵本を開いて、そこに描かれていることを読む。そうすると、一緒に体験することができます。大切なのは、一緒に過ごすことなので、読み聞かせは最後までする必要はありません。
よく、読み聞かせをすると読んだ本についての学力が向上するんですか?知育効果高いんですか?とも聞かれるのですが、幼児期・児童期であれば内容に応じて知識が向上する(知識絵本・科学絵本などはそれにあたります)という効果も期待できますが、乳児期にそれを求めるのはまだ早いです。乳児期の頃の絵本の読み聞かせでは、親子で一緒に楽しい時間を共有することがいちばんの目的となります。
そのようなわけで、読み聞かせ!を無理に頑張る必要はありません。
特に乳児期の赤ちゃんを対象にした0歳児向けの絵本は、絵本自体に遊びの要素が含まれている内容のものが多いので、読み聞かせというよりも、一緒に遊ぶといった形になることの方が多いです。
そして、0歳児向け以外の絵本も、パパ・ママが声に出して読むことで歌を聴いているような感じで楽しむことができますので、優しい声で読める分(物語の内容・ストーリーを理解できるわけではないため)読むという感じで楽しんでみることもおすすめします。
また、読み聞かせはしなくても良いの?と、極端なところ聞かれることもあります。
これに対しては、した方が良いとおこたえしています。絵本の読み聞かせは、上でも書いた通りで、さほど体力の消耗も多くなく、難しくないですし、特に乳児期の絵本については長い文章もありません。小学生の子に読み聞かせをするとなると、児童書などになってくるので読み聞かせをするにも大変で負担に感じることも多くなりますが、乳児期の頃は「オノマトペ(擬音語・擬声語・擬態語が中心の絵本)」と言って擬音ばかりの絵本もありますし、とにかく簡単です。読み聞かせが苦手な人なら、以下のような0歳児向けの見開きに絵と文字(簡単な単語)が描かれているシンプルな絵本を手に取ってみてください。
そして、読み聞かせをするときのメリットですが、これは子育てをする環境に好影響を与えます。
特にパパから聞かれる場合は、読み聞かせした方が良いですとお答えしてます。なぜかと言うと、パパでも簡単にできることだからです。育児・子育ては、参加したり手伝ったりということではなくて、パパにとっても父親としての責任があります。これは「【ワンオペ育児】夫の『育児参加』じゃ解決しない!父親は育児から逃げちゃダメ」でも書いています。育児・子育てと言っても、家事をしたり家のことをするなど様々なことがありますが、それらのどれも苦手なら、読み聞かせくらいはすることをおすすめします。そうすることで、夫婦円満に育児・子育てをしていくことができます。
「うちの旦那は・・・」なんて思われているようなら、ぜひ絵本を片手に読み聞かせおすすめします。
育児・子育てでめんどうくさいなんて言ったら、育児放棄ですからね。一つでもできることを増やしていってほしいと思います。

乳児期の頃に『絵本』の読み聞かせは必要?
という質問には「した方が良いです」とおこたえします。その理由についてここでは書きました。特に、育児・子育てが苦手だなと感じている人には比較的楽な遊びですので絵本を活用してみてほしいです。📗
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- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
乳児期の赤ちゃんと絵本で遊ぶ
乳児期の赤ちゃんとの遊びは、冒頭でも触れた通りで生後1ヶ月頃と12ヶ月頃とでは全然違います。
寝てばかりの新生児開けの頃までなら「はじめての絵本!新生児期に絵本は必要?いつからがいいの?赤ちゃんとの楽しみ方」でも触れた通りで、パパ・ママのお気に入りの一冊を読むでも良いですが、成長するにつれて、赤ちゃんは本そのものに興味を示すようになり、舐めたり、噛んだり、破ったりしてきます。
そういった点から、ボードブックなど厚紙で作られているような絵本もあります。
そして、乳児期の赤ちゃんとの絵本は読んで楽しむというよりも遊びの道具として楽しむものになります。
そのため、一方的にパパ・ママが読んで聞かせると言うよりも、お話にあわせて一緒に手を動かしたり、声を動かしたり、体を動かして遊ぶといった絵本がおすすめになります。中でも当店では扱って居ませんが、乳児期にたくさんの人が買う本として有名な代表作に「いないいないばぁ」があります。あまりにも有名な絵本なのでどこにでもあります。この絵本は、買わなくてもパパ・ママが声を出して「いないいなーい」「ばぁ!」と、一緒に遊び楽しむこともできる絵本ですが、あえて絵本を通して読むことで、絵本と赤ちゃんとパパ・ママという3者関係を築く役割を果たしてくれます。特に乳児期も後半に差し掛かると、パパ・ママとの2者間のつながりから少しずつ外へ世界が広がって行きます。
この成長は夜泣きへと繋がって行くのですが、絵本はこういった赤ちゃんの成長に寄り添う役目も果たしてくれます。
ほかにも、以下のような見えたり見えなかったりするかくれんぼ遊びができる絵本や、コロコロ・カタカタのように声を出して楽しむ絵本なんかは、乳児期におすすめの絵本です。いずれも、絵本を通して一緒に遊ぶ。これが乳児期の絵本の特徴です。絵本というと、読んで楽しむ本と思う方も多いと思いますが「見つける・探す!こどもが大好きな『絵探し絵本』は、親子で一緒に夢中になって楽しむ遊べる本
」でも書いているような絵を探して遊ぶ絵本や、しかけの施された遊んで楽しいしかけ絵本「当店人気!おすすめの遊べる絵本!しかけ絵本・飛び出す絵本は体験型の絵本」があります。絵本で遊ぶと言う視点で、これらの絵本も頭に入れておいてみてください。
また、一度手にした絵本は「長く豊かに楽しむ『絵本遊び』絵本は読む以外にも工夫して遊べます」でも書いているように、子供の成長に応じてさまざまな遊び方でも楽しめます。

『絵本』は、遊びの道具の一つです。
赤ちゃん・子供が読んで聞くというだけではなく、一緒に遊ぶということも楽しみ方の一つであります。遊び方に応じた絵本を選ぶことも大切です。📘
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乳児期に読みたい絵本
乳児期に読みたい絵本に必要な要素としては、以下のようなことができる内容の絵本をおすすめいたします。
- 音に合わせて遊べる
- 色の変化を楽しめる
- 生き物たちが登場する
- 身近な暮らしの中にあるものが登場する
- 比較ができる
- ストーリーがすすんでいく
- 表情が豊か
- 言葉遣いが優しい
これらの要素が含まれる絵本がおすすめです。
一つ一つ解説して行きます。
まず、「音に合わせて遊べる絵本」ですが、これはオノマトペとも言われる絵本です。
ガタンゴトンと電車が移動したり、カーカーとカラスが鳴いたり、コロコロとものが転がったり。音と絵をみながら楽しんでいける絵本です。オノマトペ絵本は、乳児期の赤ちゃんがいる家に必ず1冊はある絵本です。
「色の変化を楽しめる絵本」は赤ちゃんの成長に寄り添った絵本です。
乳児期の赤ちゃんが読む絵本にはあまり背景がありません。真っ白い紙の上に簡単なキャラクタが描かれ、文字が少しだけ。でも赤ちゃんにとってはこれが一番みやすくてわかりやすく楽しい形です。まだまだ視野がはっきりして居ない乳児期の頃は、白い背景にはっきりとした色の絵本がおすすめとなります。
そして「生き物たちが登場する絵本」ですが、これは当店だからと言ってしまいます。当店では「子供の『環境教育』自然・生き物を大切にする心を育むおもちゃ・絵本・図鑑」でも書いていますが、遊びを通して自然を大切にする心を育むことを大切に考えています。小さい頃から人間以外の生き物がいるということを知ることは、世界の広さを感じますし、絵本の中で気に入った生き物に出会ったときは素晴らしい体験になります。これは小さい頃からできる「環境教育」です。そういった意味でも、乳児期から生き物が描かれた絵本はおすすめしたいです。可愛らしい姿に描き直された生き物がモチーフとなった絵本は可愛らしくて好きです。
これと同様に、「身近な暮らしの中にあるものが登場する絵本」も乳児期に読みたい絵本のひとつです。
スプーンやみかん、お皿など、身近な暮らしの中にあるものが登場すると、赤ちゃんにとっては知ってるものが出てきた!という楽しさでいっぱいになります。絵本を開くと一緒にスプーンを持ってきたり。生活と遊びが一緒になった絵本は乳児期から揃えたい絵本です。
そして、「比較ができる絵本」大きいと小さいや、高いと低いと言った具合で、読みながらモノの違いがわかる絵本は、パパ・ママも読んでいるだけで楽しい絵本です。そして赤ちゃんにとっては対比という概念を知ることにつながります。
乳児期といっても、1歳に近い頃になってきたら「ストーリーがすすんでいく絵本」がおすすめになります。物語には始まりがあり、変化があり、そして終わりがある(起承転結)。ページの最初から最後まで絵柄が変わるだけの絵本から、小さなお話になっている絵本は1歳近くから楽しめます。
パパ・ママにとって読む長さも短くて助かるので、乳児期に買った小さなお話は乳児期が過ぎた後の幼児期でも大活躍してくれます。以下の「パパ、お月さまとって!」は店長がよく読んでいた絵本の一つです。
そして、どの絵本でも大切にしたいことといえば「表情が豊か・言葉遣いが優しい」という要素です。
表情が豊かな絵本は一緒に真似をして遊ぶのにとても適しています。にっこり笑顔にしたり、泣いてみたりと、表情が豊かな絵本を通して感情の表現を育むことにつながります。笑うときは思いっきりわらい、悲しいときはとても悲しい顔をする。パパ・ママも赤ちゃんと一緒にそういった絵本で遊ぶことで、気分転換にもなります。また、言葉遣いはとても大切です。乱暴な表現がなされているよりも、丁寧な言葉遣いの絵本がおすすめです。赤ちゃんも乳児期の後期から幼児期に入る頃にもなると、絵本で話すパパ・ママの真似をし始めます。絵本に書かれていた言葉だったとしても、赤ちゃんにしてみればパパ・ママが話す言葉です。真似をして周りの大人が面白がれば、さらにそれを続けます。
そういったところからも、丁寧な言葉遣いを覚える(真似する)に絵本を選ぶことも大切になります。

ここでは乳児期の頃の『絵本』の選び方について書きました。
このページを参考に選ぶことをおすすめしますが、大切なのはスキンシップの道具になっているということです。色々な視点で絵本を選んでみてくださいませ。📙
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大変な乳児期!パパにできる絵本で夜泣き対策
そして乳児期と言ったら、パパもママも泣きたくなる『夜泣き』です。
特にママにしてみれば授乳のサイクルも短くなってくる頃なので眠りたい最中でのダブルパンチです。もぅ育児・子育て投げ出したい!と口に出してしまう人もいますし、そういう思いも強くなることでしょう。
そこで、夜泣き対策で絵本をどのように使うかをここでは書くことにしました。「パパ必見!おもちゃを使った夜泣き対策。店長秘伝で気持ちよ〜く寝かしつけ」でも、夜泣き対策としての過ごし方に触れています。
おもちゃを用いて夜泣き対策をすることで、少しでも夜泣きをする日を少なくするということが目的ですが、でも夜泣きする日があります。
夜泣きが起こる原因はハッキリとはまだわかっていません。赤ちゃん・子供によっても千差万別です。
泣いている赤ちゃんを横にして黙々と絵本を読むと物語に浸り出して泣き止む。ということは残念ながらありません。(実際に店長は試しました)泣き止んだとしても別の理由でしょう。(苦笑)絵本もどちらかというと夜泣きが起こらないようにするために読むといった使い方になります。できることといえば、不安や不快と思うことを一つ一つ取り除いていくことになります。その一つとして、ママ・パパが抱っこしながら絵本の読み聞かせをするということがあります。
ちなみに、夜泣き中でも抱っこしながら揺らして絵本を読むと、赤ちゃんは安心してそのまま眠りに入ってくれるときがあります。が、抱っこを下ろすと泣く。そんな時もあります・・・。(苦笑)
店長の場合、1冊の絵本を覚えてそれを抱っこしながら歩き、声に出して読んでいました。途中歌を歌いながら。
1時間くらいですかね、泣いている息子を抱っこしていると、いつの間にかスヤスヤとそのまま寝付いてくれました。いつも読んでいる絵本をいつも話して聞かせ、うたうことから、安心を覚えるのかもしれません。そういったことで、過酷な夜泣き時の時期を乗り越えました。
ぜひお気に入りの1冊を見つけて、赤ちゃんの夜泣きが始まったら、抱っこしながらそのお話を声を出して読むことを試してみてください。何日か経つと日課になりはじめて、慣れてくるようになります。ちなみに、夜泣きをした時、ママのおっぱいで安心する子もいます。そういう時は、ママにお願いするしかないです。

夜泣き対策として『絵本』を手にする方も多いと思いますが、残念ながら夜泣きを解決してくれるものにはなりません。
でも、使い方が大切だと感じました。コロコロといつも違う絵本を読むよりも、1冊の絵本をいつも声に出して読む。声を聞いて安心するような気がします。是非、試してみてくださいませ。📘
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乳児期を支える絵本の存在
店長は、育児・子育てが苦手です。
そして、新生児期の頃から乳児期にかけては、ほんとうに過酷で大変な日々だったので、おもちゃと絵本に支えられました。それらについては「赤ちゃん・子供と遊ぶのが苦痛で苦手なら『おもちゃ・絵本』を真剣に考えて欲しい」で書きました。ここまでにも書いた通りで、乳児期の赤ちゃんとの暮らしは大変です。赤ちゃんの成長を支え毎日つきっきりで過ごす日々です。
実家が近かったり、周りでサポートしてくれる人がたくさんいるのと、いないのとではまた大きく違います。
乳児期の絵本は、店長にとっては大変だった育児・子育ての中での息抜きとなりました。
絵本は、赤ちゃん・子供の遊び・楽しみといった要素だけではありません。
絵と文字で描かれた本なので、赤ちゃんからお年寄りまで、老若男女が楽しめる素晴らしいものです。ここまでは、主に乳児期の赤ちゃんの成長に寄り添った楽しみ方ということで書いてきましたが、絵本はパパ・ママにとっても楽しめるものです。赤ちゃんの成長を考えて選ぶことはもちろんですが、大変な育児・子育ての中で気分転換になるのもまた、絵本だったりもします。この本の絵が綺麗だなとか、可愛らしいなとか、オシャレだな・・・と、赤ちゃんができたことで絵本の面白さに気づくかもしれません。
そう言った点で、赤ちゃんに限らず、パパ・ママ目線でも素敵なだと思う絵本を選んで楽しんでほしいと考えています。赤ちゃん・子供との過ごす環境を作ることは当店では、自宅でできる「幼児教育」だと考えています。これについては「家庭で『幼児教育』5育を意識しておもちゃ・絵本・図鑑で遊び学ぶ」でも触れています。
最後に「親子でふれあい遊ぶ!乳児期の赤ちゃんのおもちゃ選びに大切なこと教えます」では、乳児期のおもちゃについて書いています。
このページでは『乳児期の絵本』について書いていますので、絵本についてはそちらのページをご覧くださいませ。
そして、『乳児期』が終わると『幼児期』に入ります。
幼児期の絵本については「幼児期に絵本・図鑑が大切な理由!年齢別でこどもの成長にあわせた選び方を教えます」で書いています。
1歳児の成長・発達に沿った遊びとそこで活躍するおもちゃ・絵本については「【1歳】成長・発達に沿ったおもちゃ・絵本・図鑑と遊び」で丁寧に月齢に分けて書いていますので、参考にご覧くださいませ。
当店では、絵本の定期購読として利用する方も多い、選書が人気の定期的におもちゃ・絵本(選書)が届く「いろや商店くらぶ」を提供しています。赤ちゃんの成長・発達に沿った遊び・学びのサポーターとして「絵本選書とおもちゃ・知育玩具の定期便・定期購読『いろや商店くらぶ』」のご利用も検討くださいませ。目標・テーマなどを決めて取り組むなど、通信教育のようなイメージで楽しんでいただくことも可能です。

この下には、店長による「まとめ(あとがき)」を簡単に書いてます。
当店では遊びの道具の一つとして「絵本」をおすすめしています。
もし、何か聞きたいことがあったら、当店の『いろや商店くらぶ』も検討してみてください。お子様の成長・発達に沿った遊びをサポートする身近な存在として、いつでもドシドシ!ご相談をお受けしております。親子で楽しい時間が増えますように。👏
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あとがき
ここでは、乳児期に限定しての絵本との付き合い方について触れました。
乳児期の頃の身体的な成長は、おもちゃのページでも書いた通りで、1年の中で目に見えて変化のある時期です。寝ていた赤ちゃんも、幼児期に入る頃には立派にひとり歩きを始めるまでに至ります。そんな乳児期の赤ちゃんにとっての絵本は、成長に寄り添った遊びができる絵本がおすすめですが、現実的にはそうも言っていられないことも多いと思います。店長自身も新生児期から乳児期は目まぐるしく記憶も曖昧です。絵本を読みながら寝落ちしたり、寝る暇もなく仕事をしていたりと、無我夢中だった記憶しかありません。
自分の精神力と、体力を維持するだけで精一杯。そんな日々の中で、おもちゃ・絵本に支えられていた記憶だけはあります。そしてそれに追い打ちをかけるように、夜泣きがはじまります。新生児期から乳児期は、そんなギリギリの状態である人も多いかと思います。
そんな時に絵本での遊びは、気分転換になります。絵本を読み、こどもがにっこりとするだけで、なんだか少し疲れが取れるような気がしました。それだけでも頑張れます。乳児期は大変な時期ですが、それも幼児期に入り、児童期へと成長すれば大変だったことも笑い話へと変わります。頑張りすぎず、できる範囲で、乳児期の遊びの中での絵本を選ぶ参考になればいいなと思います。