読み物
最終更新日:2023年2月26日
絵・写真・文:いろや商店の編集室
れんさいプロジェクト:赤ちゃん・こどもを育む環境づくり
親子でふれあい遊ぶ!乳児期の赤ちゃんのおもちゃ選びに大切なこと教えます
親子でふれあい遊ぶ。
乳児期の赤ちゃんに大切なおもちゃ選び
新生児期が過ぎてから、だいたい1歳前後頃までを『乳児期』と呼びます。
この頃は、首が座り寝返りができるようになり、ハイハイ・おすわり。そして、つかまり立ち(つたい歩き)から、一人歩きへ向けて赤ちゃんの運動面の発達がめざましい時期になります。
そして、生活面でも離乳食がスタートするなど、赤ちゃんの成長に応じた生活の変化も大きく見られる時期です。少しずつ乳幼児健診の期間も空き、育児・子育て初心者だったパパ・ママにとってもちょっと一息のつける時期に入ってきます。ちょっとだけ育児・子育てにも自信が芽生え、頑張ればやっていけるんじゃないかな?と実感できる日も出てくると思います。(もちろん出てこない日も訪れます・・・。)日々できることの増えていく赤ちゃんを見ると、その成長に驚かされることもたくさんあります。つい昨日まではお座りしかしていなかったのに、仕事から帰ったらつかまり立ちを始めてる!など、赤ちゃんの成長の変化のタイミングに立ち会うことができずに肩を落とすお父さん・お母さんも出てくる頃です。
そして、寝る時間もそれなりに少しずつ安定してきます。特に、1歳も近くにあると生活のリズムが少しずつできるようになってくるので、今まで赤ちゃんの生活リズムに振り回されてきた毎日も終わり、少しずつ家族の生活リズムというものが生まれるようになってきます。この乳児期の赤ちゃんといつも一緒に過ごす存在としておもちゃ・絵本があります。
ここでは、乳児期のおもちゃに絞って、どのようなおもちゃが良いのか、赤ちゃんの成長とおもちゃの関係などにも触れながら赤ちゃんの成長の道筋に沿って書いていきたいと思います。
いろや商店の店長のおおま(@iroyaonline)です。
ご覧いただきましてありがとうございます。
育児・子育て苦手な店長が、こどもが主役で書いてますのでゆっくりご覧くださいませ〜。
乳児期の赤ちゃんと成長
あっという間の新生児期がすぎて、1ヶ月を過ぎれば新生児期は終わり、一般的に『乳児期』と呼ばれるようになります。
ちなみに、新生児期の頃については「あっという間!新生児期の赤ちゃんの心もカラダも喜ぶオシャレなおもちゃを教えます」「はじめての絵本!新生児期に絵本は必要?いつからがいいの?赤ちゃんとの楽しみ方」で書いています。
赤ちゃんも生後3ヶ月頃になると『首がすわり』、数ヶ月で寝返りが出来るようになります。
そして6ヶ月目以降はハイハイ、お座り、そしてつかまり立ち・つたい歩きへと成長します。これが0歳から1歳までの成長の大きな流れです。0歳児の成長・発達に沿った遊びやそこで活躍するおもちゃ・絵本について更に詳しくは「【0歳・赤ちゃん】成長・発達に沿ったおもちゃ・絵本と遊び」で書いています。
ちなみに店長の息子は、首すわりが一般的な赤ちゃんよりも遅く、その代わり寝返りまでがあっという間でした。そしてハイハイの期間がとても長く歩き出したのは1歳半頃です。
乳幼児健診の時は、再検査を数度して、都内の大きな総合病院へも足を伸ばして検査を受ける。そんな時もありましたが、とても元気です。
この頃は、手・指の動きもどんどん発達します。
新生児期は、ものを出すとパッと手を当てるモロー反射だった赤ちゃんも、乳児期に入ると身の回りにある触ったものを握るようにもなり、自分で口へおもちゃを持っていったり、手・指を使っての運動も活発になります。
これについては「握るからつまむへ!乳幼児期に『指先や手を使った遊び』を育むおもちゃが大切な理由」で詳しく書いています。また、生後4ヶ月頃になると「色覚」がはっきりするようになりますので、色を識別して楽しめるようにもなって行きます。これについては「色を覚える・学ぶ!おもちゃ・絵本で遊びながら子供の色彩感覚・色彩認知を育む」で詳しく触れていますのであわせてご覧ください。
生活の面で言うと、新生児期を過ぎた2ヶ月目はまだまだ授乳の日々が続きますが、それも5・6ヶ月頃になると赤ちゃんの授乳間隔が短くなってくることもあり、『離乳』がスタートする頃にもなります。少しずつ、授乳と離乳食のバランスをとりながら離乳がスタートしていきます。おおよそ1年で離乳は完了と一般的には言われますが、授乳目的ではなく、その後も続く子もいます。赤ちゃんにとっては、ママのオッパイにくっつくだけでも安心を覚えます。
そのため、離乳食が終わり、幼稚園・保育園に入った後もまだまだママのオッパイが恋しい子もいます。この辺りは個人差があるので離乳とともに綺麗に離れる子もいれば、そうでははない子もいます。
ちなみに店長の家では授乳のタイミングが1時間おきくらいとなった頃に『断乳』をしました。強制的に、授乳から離乳させることをしたのですが、断乳に取り組んだ3〜4日間はママにとっても辛い日々でした。こどもが授乳して欲しいのに一生懸命なく姿を見つつ、あげないように我慢するに耐える日々です。見ている方もとても辛く感じました。
結果的に、離乳をしましたがその頃は今も覚えています。
以上のように、新生児期から乳児期と言われる(1ヶ月〜12ヶ月頃)は、さまざまな面で赤ちゃんの成長が見られる時期です。仕事で忙しいパパの場合、日々成長するこの頃の赤ちゃんの変化に出会うことなく過ごす人もいるでしょう。でも、この頃の赤ちゃんの成長は見ているだけでも楽しいです。
そして、おもちゃの使い方も日に日に変わっていきます。大変な育児の日々ですが赤ちゃんの成長とともに、パパ・ママにも心境の変化が訪れます。店長自身の変化は「【できる前→産後の心理的変化】父親になる。大変な子育て、こどもを授かった後の変化」で書いています。
育児になれるので精一杯だった新生児期と違い、乳児期は赤ちゃんとの暮らしを作っていく時期です。
育児・子育てに少しずつなれの感じてくる『乳児期』。
その時の遊びと、そこで活躍するおもちゃ・絵本について、質問されることも多いので書いています。🤱
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- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
乳児期!親子のふれあい遊びとおもちゃ
新生児期を過ぎた頃はまだ、寝ていることの多い赤ちゃんです。
でも、月日が経つにつれて起きている時間が増え、カラダを使ってできることが増えてきます。
新生児期の頃までは、親子で遊ぶといっても、パパ・ママが一方的に『にぎにぎ・ラトル』を振ってガラガラという音を鳴らして遊んだり、声をかけたり、といった遊びだった新生児期の赤ちゃんも、乳児期にもなるとパパ・ママの声に反応してそちらを見たり、ジーッと見つめたりといったことができるようになってきます。
パパ・ママが持っているおもちゃに興味を示し、手に持って振る!これだけで感動します。
「いつから?赤ちゃんに『にぎにぎ』のおもちゃが人気・おすすめの理由」でも書いていますが『にぎにぎ』は、赤ちゃんが手に持ちやすいように作られていますので、ラトルの中でも最初に手に持つことの多いおもちゃです。人気のにぎにぎについては「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『ラトル・がらがら・にぎにぎ』を徹底比較」でも書いています。
そしてこの頃から、親子で触れ合っての遊びも楽しくなります。
手でパンパンと叩いたり、手や足を使って触れあうことで、身体を使ってのスキンシップをはかることができます。
座れるようになれば、お風呂でも座って過ごせるようになります。そのため「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『コップ重ね』おもちゃを徹底比較」で取り上げたような、室内遊び・外遊び(今後)・お風呂遊びとオールラウンドに活躍するようなおもちゃを揃えることもおすすめです。生後6ヶ月以降はお風呂の時間も赤ちゃんとの遊びの時間へと変わっていきます。お風呂の時間については「赤ちゃん・子供と『お風呂遊び』のアイデアからおもちゃ・絵本の活用方法まで」でも触れています。
このように、月齢の成長に沿ってあそべるおもちゃがあれば、赤ちゃんの身体的な発達をサポートしながら、親子でのコミュニケーションができます。お風呂遊びで大活躍してくれるおもちゃについては「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『お風呂・水遊び』おもちゃを徹底比較」で詳しく解説しています。
ジーッと見つめていたおもちゃに、赤ちゃん自ら手を伸ばして触れる。
触れたおもちゃが鳴る音に反応しておもちゃの変化を楽しむ中で『振る・転がす・投げる』など、音の変化を頼りにしていた遊びから、次第におもちゃの変化を楽しむようになっていきます。例えば、手を伸ばしてあたっただけで揺れ動く起き上がりこぼしのおもちゃは、新生児期の頃から用意される方もいますが、揺れると音がなり、赤ちゃんの反応が楽しめるおもちゃの一つです。「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『起き上がりこぼし』おもちゃを徹底比較」でも取り上げています。そして乳児期の後半にもなると、できることが増えますので『振る・転がす・投げる』遊びのできる「SEボール」は人気があります。
新生児期の頃は難しかった、親子で一緒に遊ぶということも、乳児期に入るとできるようになってきます。
一緒にお布団に寝て、触れ合いながらぶら下がっているモビールを揺らして遊んだり、乳児期は親子で触れ合いながらの遊びのスタートです。0歳の赤ちゃん向けで人気のおもちゃ・知育玩具については「【0歳・赤ちゃん】人気の知育玩具・おもちゃ選び専門家がおすすめを徹底比較解説!」でも書いていますので、そちらも参考にご覧くださいませ。
『乳児期』にもなると、おもちゃを使って遊ぶということが見た目にもわかりやすく楽しめる頃です。
手元で遊べる製品が中心となりますが、一緒に遊んで楽しめますので、親子のスキンシップの道具としておもちゃ・知育玩具を活用にして観てください。👶
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乳児期の赤ちゃんの成長に応じたおもちゃを選ぶ
新生児期の頃のおもちゃは、主にパパ・ママが使うことを中心に書きました。
ですが、乳児期の赤ちゃんともなると話は別です。乳児期に入ると、赤ちゃん自身もおもちゃで遊ぶようになります。おもちゃを使っての代表的な遊びとしては、『おもちゃを握る・振り回す・渡す』という手を使った物の扱い方の基本的な動作から、ちょっと大人の真似をし始めてケラケラと笑う子も中にはいます。
パパ・ママにとってはその姿を見るだけで大変な育児も癒されます。
上の写真の中に、息子が押しているおもちゃがあります。あれは『手押し車に入った積み木』です。
乳児期の後半以降はの手・指先の成長と発達に沿った遊びで活躍するおもちゃに『積み木』があります。本格的に遊ばれるようになるのは、1歳以降となりますが、乳児期の後半から揃えておくと、遊びの変化に赤ちゃんの成長を感じられます。なお、積み木については「隠れた秘密!赤ちゃんのおもちゃで『積み木』が長く使われ、必要とされる理由を教えます」で人気の秘密を詳しく書いています。乳児期の赤ちゃんはまだたくさんの積み木を扱えません。そのため、数個のパーツがあれば十分です。たとえば以下の音のなる積み木は0歳児の赤ちゃんにとても人気の高い積み木セットです。「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『積み木』を徹底比較」では、人気の積み木を比較・解説していますので、参考にご覧くださいませ。
そして、乳児期の代表的なおもちゃに『ラトル(がらがら)』があります。
これは「おしゃれなラトル(がらがら)はファーストトイに大人気!新生児の赤ちゃんのプレゼントに人気な理由」でも詳しく書いていますが、手に持って振ることで音が鳴って遊べるおもちゃです。ちなみに、楽器玩具も音の出るおもちゃとして人気があります。人気の楽器玩具については「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『楽器』おもちゃを徹底比較」もあわせてご覧ください。なお、最近では噛んだ時に歯固めとしての役目も担うような木製のラトルが多くおもちゃとして出てきています。
このように、成長に合わせたおもちゃ選びをすることで、おもちゃの役割は大きく変わってきます。おもちゃというと、娯楽的なおもちゃを想像しがちですが、本来のおもちゃの役目は赤ちゃん・子供の生きる力をサポートする道具です。おもちゃを上手に選ぶことで、成長・発達に沿った赤ちゃん・子供の遊びを手助けしてくれます。
乳児期の前半では、聴く・見る・触る・嗅ぐ・舐めるなどカラダ全体を使って遊ぶことで五感が育まれます。
そして、寝返りができる前の生後半年頃までの赤ちゃんは、仰向けで過ごす時間が多いため追視で楽しめる『モビール・ベッドメリー・メリーゴーランド』が赤ちゃんの過ごす環境での遊びでは人気があります。最近ではメリーよりもモビールを取り入れる方が多くなっています。赤ちゃんに限らず、大人になっても楽しめるというのもありますし、デザイン面でいうと選択肢も広いのが特徴です。
以下のような製品をモビールと言います。ベッドメリーとモビールの違い、人気のモビールについては「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『モビール・ベッドメリー』を徹底比較」で解説していますので、あわせてご覧くださいませ。この頃(生後3ヶ月頃)の乳児は、動いているものを目で追うようになります。モビールは風の力に合わせてゆったりと動きますので、自然の力で動くものを見ることで、追視を育みます。
ちなみに、大人のモビールと違い赤ちゃん向けのモビールを選ぶ場合は、幼児の視力は0.01ほどと言われていますので、はっきりとした色合いの物を選んでください。追視については「【見る力】目と手の協応・追視を育む遊びとおもちゃが大切な理由」でも丁寧に書いていますので、参考にご覧くださいませ。
乳児期も後半に入ると、運動面での発達は目覚ましく、お座りからハイハイ、つかまり立ちからつたい歩きと成長し、1歳も過ぎると一人歩きをはじめる子も出て来ます。今までは自分がいる周辺にあるものしか届かなかった生活範囲が、ぐんと広がります。視野も広がるため、体全体で遊べるおもちゃが特にオススメになって来ます。
また、手・指先を使っての遊びも豊かになりますので型はめ遊びで楽しめるおもちゃ『型はめパズル・ルーピング(ビーズコースター)』の人気が高くなります。『型はめパズル』は、パズルの入り口とも言われる製品ですが、指先でつまんで、型に合わせて遊ぶという、0歳児にとっては難易度の高いおもちゃです。またボックスタイプは「ポットン落とし」で楽しむおもちゃとしても人気がありますので、シンプルに落として音の出るおもちゃ・赤ちゃんが楽しむパズルの知育玩具としてとても人気があります。「ポットン落とし」については「落とす遊び!『ポットン落とし』はいつから?おもちゃの役割と知育で人気の秘密」で丁寧に解説していますので、合わせてご覧ください。
型はめパズルには、ボックスタイプと平面タイプがありますが、これについては「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『型はめパズル』を徹底比較」で人気の製品を比較・解説しています。
例として、当店で扱っている下記のような製品が『手・指先で楽しむ』型はめパズルと言われるノブ付きのパズル製品です。
また、指先でつまんでレールに沿って動かして遊ぶ『ルーピング(ビーズコースター)』も乳児期の代表的なおもちゃの一つです。これは「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『ルーピング』おもちゃを徹底比較」で人気の製品を比較・解説していますので、あわせてご覧くださいませ。なお、使い始めや遊びのステップについては「いらない?いつから?『ルーピング・ビーズコースター』おもちゃが知育で人気な理由」でも触れていますので、製品を選ぶ際の参考としてご覧ください。
他にも、この頃のおもちゃで代表的なのは『プッシュトイ』があります。車や電車などの形をしていて手に持ってコロコロと押すことで動くおもちゃです。自分の動ける行動範囲に合わせておもちゃを一緒に動かしていけるので、体を動かすことが楽しくなります。たとえば当店では以下の製品が人気です。「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『車・トラック・バス・工事車両』おもちゃを徹底比較」・「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『汽車・電車』おもちゃを徹底比較」では、それぞれ人気の車・汽車のおもちゃを余すところなく比較・解説していますので、この中から選ぶことをおすすめいたします。
そして、一人歩きができる頃にもなれば、紐などがついていて引っ張って遊べるような、『プルトイ』の出番です。当店ではムカデやイヌをモチーフにしたロングセラーの製品を扱っています。「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『プルトイ』おもちゃを徹底比較」では、さまざまな生き物をモチーフにした人気のプルトイも比較・解説していますので、参考にご覧くださいませ。
このように、赤ちゃん・子供の成長段階に沿ったおもちゃがあります。
『乳児期』の頃に揃えておきたいおもちゃについてここでは書いています。
室内で過ごすことが多い頃ですので、成長・発達に沿った、遊びをサポートする道具として、おもちゃ・知育玩具を手に取ってみてくださいませ。🏠
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乳児期の赤ちゃんのおもちゃに大切なこと
乳児期の赤ちゃんのおもちゃに大切なことは、何よりも安全性です。
この頃の赤ちゃんの遊びでは舐める、噛むなどがありますので、「人気・おすすめ『木のおもちゃ』おもちゃ選びの専門家が徹底解説!」でも触れていますが、安心して口に入れて遊べるものは大切な条件になります。また、尖っていないものなど、落としたりぶつかったりした時も大きな怪我とならないようなデザインが大切になります。
そして、乳児期の赤ちゃんの遊び方は複雑ではありません。持って投げる。動かして並べてみるなど、遊びはとてもシンプルなので、おもちゃ自体に複雑な機能も必要ありません。
シンプルで、赤ちゃんが自分で動かしたい通りに動く。それだけで良いのです。なお、木のおもちゃに限らず、布製のおもちゃも人気があります。「フワフワ柔らか!赤ちゃんが喜ぶ『布おもちゃ』洗い方・出産祝いで人気の理由を教えます」では布製のおもちゃについて丁寧に解説しています。当店でも以下の布製の手作りのぬいぐるみは、赤ちゃん向けに人気があります。
また、生後6ヶ月頃にもなると身近な人の顔が分かるようになり、大人とのやり取りを楽しむようになって来ます。この頃から赤ちゃんの反応一つ一つが新鮮で、大変だなと思う日の中にも、赤ちゃんの笑顔に癒される日も増えて来ます。
そして、1歳近くにもなると大人の真似をし始めるようになります。
「いないいないばぁ〜」とすると、赤ちゃんも一緒に顔を隠して「ばぁ〜」とする。これが、見立て遊び・つもり遊び・ごっこ遊びへと成長していきます。遊びの変化とともに、用意するおもちゃ・知育玩具は変わってきます。そして最近は、子供向けのおもちゃといえば、知育玩具がイコールのように言われますが、知育玩具を購入すると、子供の能力が飛躍的に向上すると誤解している方が多いです。
店長へお問い合わせいただくときも、そのようにご相談される方がいますが、そう言った場合まずは「人気・おすすめ『知育玩具』おもちゃ選びの専門家が徹底解説!」を読んでいただくようお伝えしています。正しく知育玩具を理解して、自身の目的やイメージに沿った知育玩具を選ぶことが大切です。
赤ちゃんと一緒に遊ぶことで、親子の信頼関係を築いていきます。
乳児期の頃のおもちゃは、親子のコミュニケーションの道具へと変わります。これはおもちゃに限らず、絵本もその役目を担います。
また、大変な育児・子育ての助けともなってくれます。これについては「赤ちゃん・子供と遊ぶのが苦痛で苦手なら『おもちゃ・絵本』を真剣に考えて欲しい」で店長自身のことを書きました。
そして一緒に遊び出すことで、同じ動きを真似したり、一緒に同じおもちゃを使って遊んだりする日々を過ごすことは、赤ちゃんとのつながりを確かなものにしていきます。車のような動かして遊べるおもちゃは、パパ・ママと赤ちゃんそれぞれ用に2つ用意するのがオススメです。赤ちゃん一人で遊ばせるのではなくて、一緒に同じおもちゃを持って遊ぶことがとても大切になります。
もし遊び方に悩んだら「もぅ悩まない!遊び方がわからなくても大丈夫、こどもと向き合った遊び方」をご覧ください。
また、乳児期以降になると赤ちゃんをベビーカーにのせて外で過ごすことも増えてきます。
おもちゃ・絵本を用意するなら、『ベビーカーでの過ごし方(あると便利?なくても大丈夫?ベビーカーで使うおもちゃ・絵本の選び方)』も少し頭に入れておいてくださいね。
『乳児期』の頃に揃えておきたいおもちゃ・知育玩具で注意するポイントについても触れました。
『乳児期』は、店長自身の経験から言うと、育児・子育てに慣れてくる頃でもあり、大変さを噛みしめる頃でもあります。店長は、おもちゃ・絵本に助けられました。遊ぶことも、育児・子育ての大切なことです。その時に活躍するおもちゃを大切に考えてみてくださいませ。👶
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乳児期とおもちゃで遊ぶ環境づくり
上でも触れた通りで、乳児期の赤ちゃんは、運動能力の発達が目覚ましく、新生児期を過ぎた頃は寝返りすら出来ずに、ただ仰向けで寝てばかりだった赤ちゃんも1歳が近づく頃にはつかまり立ちをし、つたい歩きをするにまで至ります。目に見えて成長による変化が感じられる1年です。パパ・ママにとってはワーッと声をあげるタイミングが多数訪れます。
そして、乳児期も始まりの頃(生後2ヶ月〜3ヶ月頃)は、おもちゃを使うというよりも自分の体を使って動くだけで楽しい。自分の思っている通りに動けるだけで楽しい。そんな日々が続きます。そして生後5ヶ月頃になると鏡に映った姿に興味を持ち始め、早ければ映った自分を自分だと理解できるようにもなっていきます。「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『鏡(ミラー)』おもちゃを徹底比較」でも取り上げていますが、この時に人気となる製品に鏡のおもちゃがあります。
このように、乳児期の赤ちゃんと過ごす中で大切になるのは、赤ちゃんが日々を過ごす環境です。つたい歩きをしたらちょっとつまづいて転ぶ。ハイハイをしだすとどこまでも行ってしまう。など、赤ちゃんの成長に応じて行動範囲も、周りの生活空間も新生児期の頃からは大きく変わります。そのため、家の中ではこどもが主役で、乳児期の赤ちゃんが生活する上での安全性に考慮するのがとても大切な時期です。目を離した隙に玄関から外に出ようとしてたり、階段を登ろうとしてたり、一人でトイレに行こうとしてたり、大人の真似をし始め、同じような行動をとろうと、行動範囲はどんどん広がっていきます。そのため「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『押しボタン・スイッチ・コンセント』おもちゃを徹底比較」や「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『鍵(カギ)』おもちゃを徹底比較」「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『リモコン』おもちゃを徹底比較」「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『電話・スマホ』おもちゃを徹底比較」など、家に設置されているものをやパパ・ママがよく触れる携帯電話をモチーフにしたような製品などは人気があります。中には、プッシュトイとして楽しめるスクイーズ玩具もありますので、あわせてご覧くださいませ。
そして、赤ちゃんの成長と共に遊ぶ場所は、室内を飛び出して外遊びへとつながっていきます。はじめての外遊びでの注意点や持ち物については「こどもと楽しい外遊び!赤ちゃんとおもちゃを持っての公園デビュー!注意点やおすすめの持ち物」で書いていますので、参考にしてみてください。
こういった前提条件の上に、赤ちゃんとおもちゃで遊ぶ環境づくりはあります。
まずは安全面が何よりも大切で、そしておもちゃとカラダを使って遊ぶ。様々な変化のある環境づくりがおすすめです。例えば部屋と部屋の間にある段差も、最近ではバリアフリーとなって綺麗になっている場合がありますが、古い家などは段差が発生したり、間に溝があったりします。でもこの上に車を走らせて遊んだり、段差を登ったり降りたりして遊ぶ。
赤ちゃんにとっては、家の中にある小さな障害は遊び場に変わります。
そういった点から無理に怪我をしないようにと環境づくりを頑張りすぎる必要はありません。赤ちゃんにとっては、障害があることで学ぶこともたくさんあります。
そして、赤ちゃん・こどもと暮らす環境づくりは、家庭でできる『幼児教育』になります。
これについては「家庭で『幼児教育』5育を意識しておもちゃ・絵本・図鑑で遊び学ぶ」でも書いていますが、おもちゃ・絵本・図鑑は、赤ちゃん・こどもとの暮らしを考えるきっかけになるものです。
最後に「読み聞かせしなきゃダメ?乳児期と絵本!赤ちゃんに寄り添う楽しみ方」では、乳児期の絵本について書いています。
このページでは『乳児期のおもちゃ』について書いていますので、絵本についてはそちらのページをご覧くださいませ。
そして、『乳児期』が終わると『幼児期』に入ります。
幼児期のおもちゃについては「工夫して遊び学ぶ力を育む!幼児期のおもちゃ選びに大切なこと教えます」で書いています。
1歳児の成長・発達に沿った遊びとそこで活躍するおもちゃ・絵本については「【1歳】成長・発達に沿ったおもちゃ・絵本・図鑑と遊び」で丁寧に月齢に分けて書いていますので、参考にご覧くださいませ。
当店では一人一人にあった『遊び道具・遊び方』をお届けする定期便を提供しています。何を購入したら良いか?と悩んで結論の出なかった方は「絵本選書とおもちゃ・知育玩具の定期便・定期購読『いろや商店くらぶ』」のご利用も検討くださいませ。目標を決めて取り組むなど、通信教育のようなイメージで楽しんでいただくことも可能です。
この下には、店長による「まとめ(あとがき)」を簡単に書いてます。
当店では遊びの道具の一つとして「おもちゃ・知育玩具」をおすすめしています。
乳児期からは本格的に遊びについて考える時期に入ってきます。当店の各ページを参考にしながら、じっくりと向き合ってみてください。もし、何か聞きたいことがあったら、当店の『いろや商店くらぶ』も検討してみてください。お子様の成長・発達に沿った遊びをサポートする身近な存在として、いつでもドシドシ!ご相談をお受けしております。親子で楽しい時間が増えますように。👏
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あとがき
ここでは、乳児期のおもちゃに限定して取り上げました。
新生児期を過ぎ、乳児期にも入るといよいよ赤ちゃん自身でおもちゃを使った遊びができるようになって来ます。
新生児期の頃は、パパ・ママがおもちゃを使って遊んで見せていたのも、赤ちゃん自身が手に持ち、遊び出す。それを見るだけでも赤ちゃんの成長を実感できます。
そして、乳児期は身体的な発達が目に見えて変化するときでもあります。つい前までゴロゴロしていたのがハイハイしだして、ついにはつかまり立ちをして、ひとり歩きをするにまで至ります。乳児期のおもちゃは、この身体的な成長をサポートする遊びに役立ちます。『音』が鳴る方に振り向き、目を向け。人が動けばその動きを目で追うようになります。
乳児期のおもちゃ遊びを通して、触れ合って遊び、親子の絆をより深める時期です。
当店では、0歳〜小学校卒業までの赤ちゃん・こどもを育む暮らしの中であると良い商品を集めたお店です。こどもの暮らしの中心は遊びになり、遊びの時に遊びを豊かにする道具がおもちゃだと考えています。そういう理由からおもちゃを多く扱っているのですが、広い対象年齢の中でいつかこどもが大きくなった時にこのおもちゃで遊びたいな!この絵本を読んであげたいな!そういう視点で買うのも楽しい選び方です。