読み物
最終更新日:2023年7月7日
絵・写真・文:いろや商店の編集室
れんさいプロジェクト:赤ちゃん・こどもを育む環境づくり
人気・おすすめ『パズル』おもちゃ選びの専門家が徹底解説!
立体・平面といろんな『パズル』知ってますか?
遊び方・年齢などに分けながら丁寧に解説します
赤ちゃん・子供の可能性を広げるために、あれこれといろいろな幼児用教材を買い揃えている親御さんは多いかもしれません。けれども、小さい頃から教材を使った”教育”はこどもの想像力や発想力、そして新しい可能性を広げるキッカケを奪ってしまうんじゃないか...?と心配になる方も多いと思います。そういう点からもおすすめしたい、長い歴史のあるおもちゃがあります。それが「パズル」です。実は、宇宙飛行士選抜訓練にもパズルは使われていたりもします。パズル一つで、こどもは多くのものを得ることが出来るのです。
そして、平面から立体までパズルにもいろんな種類があるのはご存知でしょうか?おそらく、パパ・ママも小さい時一つは手にしたことがあるパズル。でもそれが何のパズルなのか?はわからない方も多いでしょう。そして、パズルを選ぼう・パズル遊びをしよう!と思っても、何から手をつけたらいいのかと悩む方・迷う方はたくさんいらっしゃいます。店長にも質問が寄せられます。また、自分自身の赤ちゃん・子供に選ぶのであれば、なんとなく興味の持っているパズルがわかりますが、お友達やお孫さんへのお祝いプレゼントとなると、なおさら何を選んだら良いのかわからない・・・と感じると思います。
そこでここでは色々な『パズル』を、丁寧に解説していきます。
読み終わった頃には、悩んでいたこともスッキリ心晴れやかに、自分にあったパズルを選ぶことができるようになるはずです。このページが『パズル』を選ぶときの参考になれば幸いです。

いろや商店の店長のおおま(@iroyaonline)です。
ご覧いただきましてありがとうございます。
育児・子育て苦手な店長が、こどもが主役で書いてますのでゆっくりご覧くださいませ〜。

いつから?『パズル』の選び方で注意すること
いつの時代も、パズルは不動の人気があります。
当店では手・指先を動かして遊ぶ、赤ちゃん・子供向けの平面・立体と、アナログなパズルを中心に扱っていますが、パズルはスマートフォンでのゲーム・アプリから、家庭用ゲーム機に至るまで子供に限らず大人にも人気があります。ちなみにパズルとは、あらかじめ正解が用意されている問題を、試行錯誤しながら解いていく遊びの総称です。パズル遊びで用いる道具(おもちゃ)が『パズル』です。
いざパズルで遊ぼう・パズルを購入しよう!と考えても、いったい何にしたら良いのか、どんな製品があるのか?何を選ぶのが最適なのか?と、悩んでしまうことも多いです。店長のところには、そういった際に相談を受けることがあります。
ちなみに子供は、集中力を持続する力が弱いので、新しいおもちゃを与えてもすぐに飽きてしまうことが多いです。でも、パズルのようにおもちゃ自体はシンプルで、何通りもの遊び方が出来るおもちゃを与えると、集中して遊べるようになります。そういった点で、『パズル』は、昔から長く選ばれ続けています。
またパズルは、一度買っても長く使い続けられるという点でも物を大切にすることを伝えられるおもちゃです。似たような製品で、スタートとゴールは決まっていて、道筋だけを自由に考え・変化させるなど楽しんでいくおもちゃもあります。たとえばその一つに「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『迷路』おもちゃを徹底比較」で取り上げた『迷路』のおもちゃがあります。これは、論理的な思考を育むおもちゃですが『パズル』と言われることはあまりありません。他にも歯車・ギアを組み合わせて力の仕組みを理解するおもちゃもあります。これについては「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『歯車・ギア』おもちゃを徹底比較」で丁寧に比較しています。道筋を考えながら解いていく遊びはプログラミング学習向け玩具として取り上げられることも多いですので、興味のある方は「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『プログラミング』おもちゃを徹底比較」で取り上げていますので、あわせてご覧ください。
まず、『パズル』を選ぶときに一番注意したいのは子供の年齢です。
1歳と3歳で出来るパズル遊びはずいぶん違いますし、幼稚園・保育園と小学生ではまた違います。こども自身ができることやできないことに応じて、選ぶパズルは変わります。
なお、子供の成長・発達に沿ったおもちゃ・遊びについては、以下でそれぞれ確認することもできますので、合わせて参考にご覧くださいませ。おもちゃはこどもの成長・発達に沿って遊び方の変化も楽しむ道具です。パズルの遊び方・使い方に正解はありません。その時々の成長を見守るという気持ちでおもちゃを活躍させてください。
『パズル』を選ぶときの注意する2点目は、パズル遊びでの目的です。
例えば、「絵合わせパズル」と「型はめパズル」では遊び方が大きく変わります。この後でもさまざまな目的・遊び方に応じたパズルを紹介しますが、それぞれのパズルには遊び方の特徴がありますので、それらを理解することも大切です。遊び方・目的に応じて必要とするべきポイントも変わってきますので、それらを理解するだけでも選ぶときの失敗は減ります。
この先で一つ一つ紹介・解説としていきますので、参考にしてみてください。
そして『パズル』を選ぶときに大事にしたい3点目は、パズルのモチーフです。
赤ちゃん・子供が遊ぶパズルで人気があるのは、動物や食べ物・乗り物など身近にあるものをモチーフにしたパズルです。子供は遊びの中から様々なことを学んでいきます。おもちゃに描かれているものもその一つです。
例えば「ジグソーパズル」は一つの絵柄を完成させるおもちゃですが、人気のキャラクターや絵画がモチーフとなったジグソーパズルはとても人気があります。シンプルで何も柄のない積み木のようなパズルも遊び方は無限大で人気がありますが、これは組み立て方が自由自在で完成形の世界のない遊びで求められることです。
積み木については「隠れた秘密!赤ちゃんのおもちゃで『積み木』が長く使われ、必要とされる理由を教えます」で書いていますので、そちらをご覧ください。
パズルは、必ず最後に「完成形」があり、試行錯誤しながら道筋を自分で見つけて組み立てていく。そういう点でいうと完成形がお気に入りの柄などであれば完成に向かうモチベーションも高まるというものです。
大人であれば、パズルの難易度が選ばれるときの重要な要素となりますが、ここでは赤ちゃん・子供向けということで、難易度よりもモチーフになっているものでモチベーションが変わるということは頭に入れておいてください。
そして最後に、『パズル』では「平面」と「立体」があります。
平面のパズルは、表と裏の2面のいずれかまたは、両方を使って遊びますが、立体で構成されたパズルは、6面体・8面体・知恵の輪など、たくさんの面や図形の組み合わせを使ってパズルを組み立てていきます。例えば、当店で扱っている6面体パズルもこれにあたりますし、子供達に人気の「ルービックキューブ」も立体パズルの一つです。
立体パズルでは、組み合わせる選択肢・組み合わせ数も2面の平面とは違い大きく増えますので、最初は6面体でかつ少ないピース数ではじめ、少しずつ面の数・ピースの数と増やしていってください。

『パズル』は、当店でも人気の高い製品で、定期便でお届けすることも多いです。
パズルというと、ジグソーパズルを思い浮かべる方が多いですが、いろんなパズルがあるのはご存知ですか?ランキングサイトを見ても取り上げられるのは、ジグソーパズルばかりなので、ちょっと一息入れて一つ一つ解説してみることにしました。📚
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・お誕生日向けのギフト代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
人気の理由『パズル遊び』で育まれる力
まず指先を使う事は、頭、つまり脳にとって非常に有効というのはよく知られているお話です。
最近、メディアでも多く取り上げられている「認知症」ですが、この認知症予防対策としても指先を使う事が勧められています。
指先には脳に直結する神経が多数あり、指先は「脳のアンテナ」と呼ばれているほどです。ですから、子供にとっても、指先を使うおもちゃで遊ぶことで脳が刺激されるのです。手・指先を使った遊びについては「握るからつまむへ!乳幼児期に『指先や手を使った遊び』を育むおもちゃが大切な理由」でも書いていますので、そちらも合わせてご覧ください。
そして、指先を使うおもちゃにもいろいろありますが、その代表として『パズル』があります。パズル遊びは、1歳頃から始まります。パズル遊びの良い所としては、月齢、年齢に合わせておもちゃを変える・ピースを増やしていく、つまり、成長に合わせてレベルを設定する事が出来るので、無理なく子供が取り組む事が出来るという点です。「つまむ」という動作による指先を使う動作は脳への刺激になります。
またパズルには、色彩豊かでおしゃれな製品がたくさん存在します。
手・指先を使った運動的な活動以外でも、色の組み合わせ・色の違いを認識して、それを元に試行錯誤するのもパズル遊びでの大事な遊び方の一つです。特に子供が選ぶ色を見ていると、はっきりとした鮮やかな色を好みます。このことから、パズルを選ぶ時には幼児が見て分かりやすい、はっきりとした色を選ぶと良いです。
パズル全般に言える事ですが、パズル遊びではどこにはめるか・組み合わせるかを考え、向きを揃えて指先を使って遊びます。指先を使うだけでも脳への刺激となりますが、そこに色の刺激も加わるのです。こどもの脳はかなりの刺激を受けることになります。
子供はこれら全てを吸収し、成長していくのです。
以下に、『パズル遊び』で育まれる力を5つのポイントにして紹介します。
まず、パズル遊びで育まれる力の一つ目は、「忍耐力」です。
冒頭でもご紹介したように、宇宙飛行士選抜試験の過去問題には「パズル」が出題されたことがあります。
その目的は忍耐力をチェックするというものです。パズルをこなすのは、さまざまな関門を突破してきた宇宙飛行士でさえ、忍耐力が求められるものだということです。もちろんこれは、子供にも言えることで、最初は、月齢(年齢)に応じたもの、もしくはちょっと簡単なものを与えてください。宇宙飛行士でも解けないレベルのパズルを与えられ、あまりにも難しすぎるパズルは、パズルを嫌いになってしまう可能性があります。まず手始めに覚えたいのは「パズルはこうやってするものなんだ」ということ「パズルがはまると気もちいい!」という感覚を身につけるのです。そして、慣れてきたら1回ではできないレベルのものを与えます。
忍耐力を身に着けさせるためには、パズルの本質を理解させたうえで、ほんの少し難しいものを与えることです。
パズルを理解させる前に、背伸びして難しいものを与えないようにしてくださいね。
パズル遊びで育まれる力の二つ目は、「想像力・イメージ力」です。
おもちゃの使い方というのは、正解がないものが多いですね。自分の思うようにアレンジして遊ぶおもちゃがほとんどです。
それに対し、パズルには完成図があります。好き勝手にピースをはめ込んでも、完成しません。どこにどのピースをはめたら、どうなるのかという全体像を想像する力・イメージする力が必要になります。
この能力は、回数を重ねるごとに自然と身についていくようになります。
ちなみに、2~3歳を過ぎたこどもには、すでに「達成感」というものが芽生えます。つまり、完成図を見ながら正解することの達成感を感じることが出来るということです。達成感はやる気にもつながりますから、子供が「ママやって」なんて言っても手は出さないこと。「一緒に考えてみようか」と促し、決して親がピースをはめることのないようにしましょう。
自分の力で考え、自分の力で達成する力は、自立へとつながっていきます。
パズル遊びで育まれる力の三つ目は、「集中力」です。
パズルのレベルの違いはありますが、完成するまでにはある程度の時間がかかります。
そして不思議なもので、子供は一度パズルに集中しだすと「最後までやりたい」と夢中になるものなのです。子供が違う場所にピースをはめたとしても、「あっ」とか声を出さないこと。ましてや「違う違う」なんて手を出すのはもってのほか。夢中になっているときは、親も話しかけずに見守りましょう。パズルが完成するまで、子供が自分の世界に没頭することで、集中力が身につきます。集中力は、物事を考えるとき、勉強するときの基盤になります。あとで身につけようと思っても難しい能力です。
ですから、小さい頃にパズルを通して身につけることは非常に意味のあることなのです。
パズル遊びで育まれる力の四つ目は、「空間認識能力」です。
横や上からみたり、転がしたり回転させてみたり。目の前にある立体物を、自分が動いたり手を使って動かすことから、物の捉え方を学ぶことに繋がります。手に持って下から見たらこんな風に見えるんだ…。寝転んで見ると、ちょっと違う。ママが持ったのを見ると見える絵が変わる!と、立体物のおかれる状態で、見える絵が変わってくるのは、立体的なパズルならではです。そしてそんな素朴な疑問は、子供にとってとても面白いことなのです。
立体物で出来たパズルは、色々な角度で見える不思議を子供は経験します。そこから、空間認識能力の発達に繋がっていきます。空間認識能力については「【見る力】目と手の協応・追視を育む遊びとおもちゃが大切な理由」でも触れています。
パズル遊びで育まれる力の五つ目は、「手・指先の運動能力」です。
ただこれは、アナログでのパズル遊びに限定されます。
テレビゲーム・スマートフォンゲームと違い、立体物・平面図のアナログなパズルは、自分の手・指先を使って楽しむおもちゃです。いまやパズルは様々な分野で楽しめる遊びですが、特に幼少期は自分自身の手・指先を使って自分の力で完成させる体験をすることが、自分の体を理解することにつながります。
ゲームでできるからといって、自分の手・指先でできるかはまた別の話です。
「手・指先の運動」は、日々生活するさまざまな面で影響を与えます。そういった点でいうと、赤ちゃん・子供がパズルで遊ぶことの中でも、自分の手・指先を使って遊ぶということが、実は最もパズルの中でも大きなポイントと言えるかもしれません。
パズルを完成させるまでには、はじめはかなりの時間がかかります。
イライラして途中で諦めてしまうこともあるでしょう。でも、大人が上手に関わり励ますことで、子供は集中力を持って取り組むことができるようになります。そして、完成した時には達成感や満足感を経験することができるのです。このことは次への自信につながり、より高度な遊びへと挑戦してい第一歩となるのです。ぜひ、幼少期にたくさんの達成感を味合わせてあげたいですね。
自分で出来るようになったら、手伝わずに最後まで口を出さずに見守りましょう。パパやママは、一緒に遊んでいるとついつい「これは違うんじゃない?」「こっちにこれがあるよ。」などと口を挟んでしまう事ありませんか?それでは子供は達成感を得るどころか、わからなくなったらすぐに聞いて解決するようになってしまいます。
時間をかけて、間違いながら自分ですべてを完成させる事によって、達成感とやり遂げる力を育てるのです。
大きな目標の達成は、小さい目標・達成感の積み重ねの先にあります。小さい頃から、出来ることのハードルを少しずつあげて、大きな目標を達成できる力を育みたいですね。小学校に入る前に、小学校レベルのパズルが出来たらすごいですね。完成できたら、家族みんなでお祝いをして、子供を思いっきり褒めてあげてくださいね。
また、パズルは、揃えると美しい一枚の絵が浮かび上がってくるアートづくりが体験できる楽しい遊びです。
なんだか難しそう・・・と、赤ちゃんには楽しめなそうなイメージがありますが、そんなことありません。模様の描かれた木を組み合わせて・・揃ったよ!ふたつの木を組み合わせて、絵が揃うだけでも大喜びです。そして揃った絵柄から、大好きな動物が飛び出してくれば、どんどんパズルの楽しさに引き込まれていくことでしょう。また、パパやママも一緒に協力すれば、数の多いパズルだって揃えられます。完成したらお部屋のインテリアとして飾ってみてください。
積み上げて玄関に並べたり、絵を飾っているような気分で、パズルを組み合わせて飾ることができるので、年齢も性別も関係なく楽しめる、アートなおもちゃとして長くいつまでも楽しめます。そのため、こどもが居る・居ないに関わらず、お部屋のアートなオブジェとしても楽しめますので、気に入った絵や作家の作品があれば手に取ってみることをお勧めいたします。老若男女、たくさんの人が楽しめるおもちゃが『パズル』です。

知育玩具というと、パズルを思い浮かべる人も多いように『パズル遊び』からは、子供の様々な力が育まれます。
さて、解説はいいから人気の製品を教えなさい!という方は、以下の「いろんなおもちゃの徹底比較」から気になった製品をご覧ください。
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・お誕生日向けのギフト代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
型・形にはめる『パズル』
昔からある定番の型・形にはめこんで遊ぶことができるおもちゃに「型はめパズル」があります。
木製のシンプルな物から、車の形になっている物まで、様々な種類があります。形や材質、絵は変われど、土台の形と、パーツを選んで、形と向きを合わせて「はめ込む」という遊び方は共通です。このシンプルな遊びにこどもは夢中になり、楽しいおもちゃというだけではなく、最近では知育玩具として脚光を浴びて選ばれています。
「型はめパズル」が、知育玩具として選ばれる理由の一つ目としては「同じ形を見つけるということ」があります。
土台の穴の形とパーツの形とを見比べながら同じ形を見つける。大人からすると、一見簡単なことの様ですが、こどもにとってはかなり難易度が高いことなんです。たくさんあるパーツの中から、形を把握して選ぶ、いわゆる「図形認識能力が育つ」のです。見ている物の形を認識し、それを他の物と結び付けることで、ただ図形を見るよりも認識する力が強くなります。
また、二つ目としては「向きを合わせるということ」があります。
同じ形だと認識した物の向きを合わせる事です。これは、パーツを立体として捉える力が必要になってきます。型はめパズルは、同じ形の所に入れようとしていても、上下が別であったらもちろんのこと、平らな面をしっかりと前に向けないと穴にはめることは出来ません。形は分かっていても、それを立体として捉え、平面の部分を前に向けるということを理解していないといけないのです。これは「空間認識能力の発達」に繋がっていきます。
空間認識能力は、スポーツ、数学の力や、地図を読む力など今後の学校活動の中でとても重要な部分となっていきます。図形を立体と捉えて認識することは、その第一歩となるのです。
そして、三つ目としては「指先を使いはめるという動作をすること」です。
これは上でも触れましたが最後に、形を理解し、立体として捉えた図形を穴に入れるという活動が待っています。この為には指先の器用さが必要になっていきます。どんなに形を理解していても、指先でしっかりパーツを持ち、穴に入れる事が出来ないと型はめとしての遊び方は出来ないのです。
初めは、何度も落としてしまったり、なかなか入らずにイライラすることもあるかと思いますが、何度も繰り返すうちに指先を使うことにも慣れて、スムーズに入れることが出来る様になっていきます。自分の思った通りに自分の指先を使うという、大人にしてみたら簡単にできることも赤ちゃんにとってはまだまだ難しい動作です。
手先を使った細かい動作の発達を促す上でも「型はめパズル」は最適なのです。
型・形を合わせて楽しむパズル遊びで活躍するおもちゃに「型はめパズル」があります。
0歳の赤ちゃんの頃から楽しまれるものがあるのでこれは「落とす遊び!『ポットン落とし』はいつから?おもちゃの役割と知育で人気の秘密」でも触れていますが、ポットン遊びとして最初は楽しまれるボックスタイプのものもあります。この型・形にはめる遊びで活躍するおもちゃについては「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『型はめパズル』を徹底比較」でも丁寧に比較・解説していますので、合わせてご覧ください。
きっとこの中に探している「型はめパズル」はあります。また、時計玩具のように1〜12までを揃えるパズル(形が違うものもあります)もありますのでそれについては「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『知育時計・時計玩具・時計絵本』を徹底比較」で取り上げて比較・解説しています。

当店では、型はめパズルが一番人気が高いです!というのも、0歳頃から楽しめるからです。
出産祝いや1歳の誕生日祝いに贈る方も多いパズルです。🎁
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色・絵柄を合わせる『パズル』
絵・絵柄を合わせて楽しむパズル遊びで活躍する『絵合わせパズル』があります。
絵合わせ遊びとは、バラバラになった絵柄を揃えて、一つの絵や文字を完成させる遊びです。
なお、絵柄を揃えてパズルで遊ぶということを理解できるようになるには、早くても1歳頃です。木製の物から、紙で作られたものまで幅広くあり、1人から複数人まで人数に縛られず遊べ、赤ちゃんからお年寄りまで幅広い年齢で楽しめる遊び方です。
上で紹介した型はめパズルを使って楽しむ型はめ遊びに少し似ていますが、決められた形に沿ってはめ込んだり、揃えたりするのではなく、決まった絵を揃えるところに違いがあります。
絵合わせパズルは、パズルを組み上げた・絵柄を揃えた達成感、そして描かれた絵の美しさ。
そろえるというストーリーも含めて、お部屋に飾って楽しむことができるおもちゃです。アートな置き物を買うのとはまた違った楽しみ方ができます。
同じ色を揃えること、バラバラに別れた絵柄を一つに合わせること、色や絵柄と、物体の形ではなく、描かれた絵の違いや色の違いを認識して揃えることが求められます。手に持って形が同じ・違うということではなく、目で見て、色や絵柄の違いを理解することが必要ですので、上で紹介した型はめパズルの後に遊ぶことをおすすめします。同様に『色合わせ』おもちゃというものもありますが、これは色の識別を目的に作られたものです。どちらかというと、上で取り上げた形の認識を育む目的に作られた型はめのおもちゃと一緒に取り上げられたり、機能として含まれるといったことも多いです。この『色合わせ』のおもちゃについては様々な玩具ジャンルを横断しますので「色を覚える・学ぶ!おもちゃ・絵本で遊びながら子供の色彩感覚・色彩認知を育む」で当店の製品など取り上げながら解説していますので、あわせてご覧くださいませ。
また絵合わせパズルは、1人から複数人まで何人でも遊べます。
1人で遊ぶ時は自分との戦い。どれだけ数の多いパズルを完成させることができるか、「忍耐力」と「精神力」が試されます。子供の成長と共に、どんどんパズルのハードルを上げていけば、日頃から考える習慣づけになります。
子供が小さい時は、パパ・ママと一緒に家族で立体的なパズルを揃えるのがおすすめです。ひとり1回1回転と決めて、順番に一人ずつ木を回転させて、最後に揃えた人の勝ち!誰が揃えられるかわからないけれども、少しずつ絵が出来上がってくれば、大盛り上がりです。絵合わせパズルというと、1人で遊ぶものと思っている人が多いようですが、制限を決めて遊べば、たくさんの人でも楽しむことができます。そのため、パーティーゲームとして使うのもおすすめです。
子供が小さい頃から、大きくなるまで使い続けられるおもちゃなので、気に入ったものを揃えることをお勧めいたします。
そして、絵合わせで遊ぶときの平面のおもちゃは、手作りでも出来ます。
以下の「ピクチャーチェーン」は、当店で扱っているロングセラーのおもちゃの一つですが、画用紙や段ボールなど百均で買ったり、身近にあるものでも簡単に作ることができます。
少し大きめの用紙に絵や文字を描いて、それを等分割で切れば完成です!表と裏それぞれに絵や文字を描けば、両面を使って絵合わせ遊びをすることができます。
子供が赤ちゃんの頃は、パパ・ママが手作りをして用意しても良いですし、少しこどもが成長して、小学生に上がった頃は、工作やお絵かき遊びの一環として一緒に作っても楽しい遊びです。子供との思い出にもなりますし、余裕があれば作ってみることもお勧めします。
例えば、以下のような絵合わせ遊びのできるおもちゃは『絵合わせパズル』と言って木製のパズルで立体的にできています。表裏だけではなくて、左右も含めて6面に描かれていて、立体的に組み合わせを考えて遊べるので、紙で作られたものよりも難易度が上がります。そして、描かれたイラストの美しさも大切にしています。同じサイズの木が揃ったシンプルなおもちゃですが、それぞれの面に描かれた絵をどうやって組み合わせたら完成に至るのか、パパやママには簡単かもしれませんが、こどもにとっては難問です。そんなわけで、こどもがそろえられた時には、めいっぱいほめてあげてくださいね!
また『絵合わせ』のおもちゃは、パズル以外にもカード型の製品もあり、メモリーゲーム(神経衰弱)としても楽しまれます。
それについては「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『絵合わせ・メモリーゲーム』おもちゃを徹底比較」でありとあらゆる比較をしてまとめています。『絵合わせ』のおもちゃを購入する場合の選び方・違い・ポイントなども余すことなく書いていますので、適当なおすすめ・比較サイトに騙されないよう、おもちゃの専門家として書いていますので、参考にご覧ください。

色・絵柄や形を揃えて遊ぶというのは、意外と難易度が高いのです。
1・2歳頃から遊び始めて、何歳までも楽しむことができます。神経衰弱は大人でも楽しいですよね、揃えて遊ぶパズルはいつの時代も人気です!🤗
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ピース(小片)を組み立てる『パズル』
複数の形の違うピースを揃えて一つの絵柄を完成させるパズル遊びに「ジグソーパズル」があります。
ジグソーパズルといえば、多くの人がすぐに頭に浮かべられるほど有名なパズルのおもちゃです。ジグソーパズルで遊ぶのは、早くても幼稚園・保育園の頃からです。多くは紙製で作られていて、ピース数は上を見ればきりがありません。子供に限らず、大人にも人気のパズルですので、パパ・ママと一緒になって完成させるということも楽しみ方の一つとなります。
ちなみに当店では、幼稚園・保育園の前の子供からでも楽しめる木製の2層に分かれたジグソーパズルを扱っています。いわゆる一般的なジグソーパズルではなく、手前と奥で完成する絵柄が変わる2層パズルです。以下のような製品を指します。
ジグソーパズルは、1枚の絵をひとつひとつのピース(小片)に分解し、分解したものをボードなどの上で再び組み立てることで絵柄を完成させるパズルのことを指します。上で紹介した「型はめ」と「絵合わせ」の両方の力が求められます。
それぞれで育まれるポイントについては触れていますので、これらとの違いについてここでは触れます。「ジグソーパズル」の大きな特徴は、そのピースの数量です。
16ピースのジグソーパズルと、100ピースのジグソーパズルでは組み合わせられる選択肢・組み合わせ数は桁違いです。これらを試行錯誤しながら、完成させるには、型はめ・絵合わせ以上の「忍耐力」と「精神力」が求められます。
その分完成した時の達成感も大きいのが、ジグソーパズルです。
ジグソーパズルでは、色の違い・形の違い・完成形をイメージする力と、いずれも必要とされます。
ある意味でパズルに求められる様々なことが一つのパズル遊びの中に集約されていますが、立体のジグソーパズルはありませんので、多面体で絵柄を作るというパズル遊びには向きません。立体のジグソーパズルというと、この後に紹介しますが立体パズルがあります。こちらでは構造物を作ることができます。
平面の絵柄を大きく完成させることのできるジグソーパズルは、子供の年齢に応じてピース数を増やしていくだけです。
ボード上にピースを置いて揃えていく「板パズル」と「ジグソーパズル」の違いや、月齢に応じたピース数の選び方・ピース数によるジグソーパズルの違いなどについても「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『板パズル・ジグソーパズル』を徹底比較」で解説していますので、興味のある方はあわせてご覧くださいませ。

ピース(小片)を組み立てるパズルは『パズル』と言って、一番に頭に浮かぶ製品です。
店長もいうことはありません。当店では、木製のパズルを用意しています。出来上がったら、部屋に飾ってくださいね。🖼
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文字・数字で埋める『パズル』
空欄に文字・数字を入れて埋めることで、最終的な答えを導き出して遊ぶパズルがあります。
「クロスワードパズル」などと呼ばれるものがこれにあたります。上で紹介したパズルでは、自分自身の手・指先を使って組み立てて遊ぶパズルでしたが、ここでは手・指先を使っての動作は求められません。唯一求められるのは空いたスペースへ文字や数字を書き込むといったことくらいです。
それ以上に、問題を解くための「読解力」と、豊富な「知識」が求められます。
生活の中で触れられるような身近なものを対象とした、子供向けのクロスワードパズルもありますが、なぞなぞ・クイズのような楽しみ方をするパズルですので、子供にはその面白さを深く理解するのが難しいですが、一冊の本として出版されるなど根強い人気があります。なお、「クロスワード」は質問などの「カギ」と呼ばれるヒントを元に、文字を埋めていきますが、数字を埋めていく「数独・ペンシルパズル・ナンバープレース」と言われるパズルもあります。
この辺りになると、幼稚園・保育園の頃の子には難しく、小学生でもなんとかといった感じです。
大人でも楽しめる人と楽しめない人に分かれてしまいます。マインスイーパにもちょっと似てますね。
特に、幼稚園・保育園頃の子にはまだ解くだけの力がないことの方がほとんどですので、まずは「言葉遊び・文字遊び・数字遊び」からはじめることをおすすめいたします。遊びの中で活躍するおもちゃ・絵本・図鑑についても触れていますので参考までに以下それぞれのページをご覧くださいませ。
文字・数字を使ったパズルの中でも、特にクロスワードや数独のようなパズルは、求められることがまた違います。
読解力・知識・計算力など、多方面の能力が必要とされますので、小学校も高学年に向かう中でどこかではチャレンジして見てほしいパズル遊びの一つです。
※ 「クロスワード・数独」などの各製品の比較・解説については近々行いますのでそちらで改めて解説いたします。

論理的に考えて遊ぶおもちゃの代名詞として『パズル』が出されることがあります。
文字や数字を組み合わせたパズル遊びは、学び方の一つとして取り入れられている学習塾などもあるくらいです。勉強が嫌いな子にはこの辺りからさせると楽しさに目覚めてくれますよ。✍️
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立体の構造物を作る『パズル』
立体のジグソーパズルというとわかりやすいと思います。
もしくは、完成形のあるレゴというともう少しイメージしやすいでしょうか?
完成の模型があり、バラバラに分解されたパーツを組み上げていくと、一つの構造物が出来上がるおもちゃを「立体パズル・3Dパズル」と言います。積み木・組み立ておもちゃに似ていますが、大きな違いは完成形があるという点です。
プラモデルに近いですが、立体パズル・3Dパズルと言われる多くの製品は、木製・紙製となっています。
モチーフとなっているものは、動物・建物・乗り物・星・植物など、実際に立体的な構造物として存在しているものです。
なお、ピタゴラスイッチ遊びでも人気の組み立ておもちゃについては「ピタゴラ!?ビー玉転がし・組み立ておもちゃが人気な理由と子供の育まれる力」で紹介していますので、興味があれば合わせてご覧ください。また、縦に積み上げていくパズル的な遊びで楽しめる製品にブロックがあります。これについては「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『ブロック』おもちゃを徹底比較」で比較・解説していますので、家を作る感覚で楽しむのがおすすめです。
「立体パズル・3Dパズル」のパーツ(小片)はとても小さく、幼稚園・保育園の頃の子には難しいというのが正直なところです。特に紙製の「立体パズル・3Dパズル」は完成に至らず壊れてしまうこともしばしあります。
出来上がりの爽快感は、ジグソーパズルとはまた違って、模型・オブジェを作ったような出来上がりの達成感がありますが、子供はそれを使って遊びたがりますので、動かしてしまって壊れるというのはよくあることですので、出来上がりをオブジェやインテリアとして楽しめるようになる、小学校も中学年以降で遊ぶことをおすすめします。
「立体パズル・3Dパズル」では、ここまで触れた「型はめ・絵合わせ・ジグソーパズル」それぞれの要素が含まれます。同じ色や形を見つけて揃えたり、全体の形をイメージしながら最適な部分にパーツを使ったりが必要です。そのため、道のりが一つでも違うと完成しません。順序よくパーツを組み上げていくということが必要ですので、「道筋を立てる力」が育まれます。
完成形をイメージし、計画に沿って一つ一つ地道に積み上げていくというコツコツとした「忍耐力」も必要です。それにひきかえジグソーパズルはどこから始めても最終的にピースが埋まり揃えば絵柄が完成しますので、行き当たりばったりで置いていっても完成できるという点でいうと、「立体パズル・3Dパズル」よりも自由度は高いです。ただ、ジグソーパズルも、ピースを置く近辺のパーツがわかっていないと組み合わせは困難ですので、自由度が高いから簡単とは言えません。
「立体パズル・3Dパズル」は、自由度が高くありませんが、とにかく地道にコツコツと集中して忍耐強く組み立てていくことが求められます。集中力のない子に遊ばせると完成しませんので、そういった場合はその子が大好きなモチーフのものでチャレンジさせることをおすすめします。
一度達成感を覚えると、「立体パズル・3Dパズル」の面白さが理解できます。
※ 「立体パズル・3Dパズル」などの各製品の比較・解説については近々行いますのでそちらで改めて解説いたします。

横に広げていくのではなく、縦に積み上げていくパズル遊び。
家を作るのも少しパズルに似ていますよね。そういう点でいうと、ブロックのおもちゃの中でも目的を定めたシリーズ物などはパズルと言っても良いでしょうね。📦
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- 出産祝い・お誕生日向けのギフト代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
繋げる・外す『知恵の輪・パズル』
「知恵の輪」がパズルだと知らない人も多いのではないでしょうか?
上で紹介した、立体パズルの仲間として紹介されることも多いですが、立体パズル・パズルとしてよりも「知恵の輪」という名称で製品を知っている方の方が多いでしょう。
「知恵の輪」もパズルの一種で、その遊び方はとてもシンプルです。つなぎ合わされた部品を外して遊ぶという遊び方が一般的ですが、外さずに指定の形を完成させる製品や、外した後に元どおりにつなぎ合わせるという遊び方もあります。
知恵の輪は、パズル遊びの中でも特に難解な分野になります。理由としては「3次元での構造を把握する力」が求められるからです。積み木などの面で構成されたものなら、3次元といっても理解しやすいですが、一つ一つのパーツはねじれ曲がり細かく変化していますので、その構造のねじれなども含めた立体構造のつながりを理解しないと解けません。
ガチャガチャと動かしてたまたまラッキーで解ける場合もありますが、店長はもちろんのこと、大人が挑んでも解けない!そんな知恵の輪もたくさんあります。
まずは一つ購入し、親子で一緒に取り組み、知恵の輪を一つ解いたらまた次の課題として新しい知恵の輪を手に入れる。という感じで、何個も何個もと一度に購入する製品ではありません。一つまた一つと、自分自身の実力に合わせてステージをあげるように知恵の輪の製品のレベルを上げていきます。そのため、プレゼントでお渡しするなら今まで知恵の輪で遊んだことがあるか?から聞いた方が良いです。できれば最初はできる限り簡単なものから始めてください。
少しずつ解いていく中で、3次元の構造物の捉え方というものを理解できるようになっていきます。難解なパズルですが、解けた時の爽快感は、ほかのパズルと比べても大違いです。
なお知恵の輪は、木製の製品もありますが、多くは金属製です。
※ 「知恵の輪」の各製品の比較・解説については近々行いますのでそちらで改めて解説いたします。

店長は、知恵の輪は苦手です。解けた試しがありません。(苦笑)
解けた時の達成感を味わってみたい・・・、ほかのパズル以上に達成感に満ち溢れた製品だと店長は勝手に思っています。🙄
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箱に詰める『パズル・ポリオミノ・ペントミノ』
箱に詰めるパズルというのもあります。
その名の通り「箱詰めパズル」と言いますが、「箱詰めパズル」と称して販売されているパズルのおもちゃはほとんどありません。箱詰めパズルというよりも立方体などの形を指定の箱にきっちりと収めるおもちゃとして、販売されています。例えば当店で販売している積み木のおもちゃの「CUBICOLO」のシリーズもその一つです。
綺麗に積み上げて入れていかないと、箱にしっかりと収まりきりません。ある意味上手なお片づけを学ぶ遊びといっても良いでしょう。「箱詰めパズル」が上手な子は、きっと整理整頓も上手になるはずです。
遊び方もシンプルですので、積み木を使っての遊びであれば、2歳頃から楽しめます。積み木の形状が複雑になるにつれて、箱へ収めるのも難しくなりますので、形状の複雑さだけ意識すれば何歳からでもはじめられます。
また、「ポリオミノ・ペントミノ」という名称で知っている方もいるかもしれません。
当店でも以前「カタミノ」という製品を扱っていましたが、これも「箱詰めパズル」の一種です。どちらかというと「箱詰めパズル」というと、これらの遊び方を目的としたおもちゃを指す場合がほとんどです。つまり、決まった箱のサイズに合わせて、手持ちの立体的なピースをはめ込んで埋めていきます。
ちなみに、ポリオミノで遊ぶおもちゃとして「ドミノ」があります。「ドミノ」というと、ドミノ倒しのおもちゃとばかり考えている方も多いと思いますが、もともとは「ペントミノ」で遊ぶためのパイ(牌)の役目をしているものを子供達が倒して遊んでいるところから出来た遊び方です。
なお「ドミノ」のおもちゃは、以下の当店で取り扱っている「ドミノ・アニマル」が分かりやすい例ですが、正方形の2枚の絵柄をそろえて一つの長方形になるおもちゃです。中には絵合わせのおもちゃとしてつくられているものあります。「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『ドミノ』おもちゃを徹底比較」ではドミノのおもちゃを丁寧に比較・解説しています。

当店で人気の高いパズルの一つです。
型はめに少し似ていますよね、これが上手な人は整理整頓・お片づけの達人になれるかも。収納名人なんかは得意そうですよね。(苦笑)🗂
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『パズル』で遊び学ぶ
パズルと一言でいっても、ここまでも触れた通りで、さまざまな種類があります。
いつ・何を購入するか・用意するかは、ここまでの内容を参考にして選んでみてください。ちなみに、こどもの遊ぶ環境づくりは育児・子育ての一部です。これについては「家庭で『幼児教育』5育を意識しておもちゃ・絵本・図鑑で遊び学ぶ」でも触れています。赤ちゃん・子供の成長・発達の流れに沿った形で、高すぎないハードルの『パズル』のおもちゃを用意し、できることが増えるに合わせて難易度を上げていく。
考えながら、おもちゃを与えていくということです。
また、赤ちゃんには難しいかな?無理かな?と考えても、例えば箱詰めパズルのように積み木を使っての遊びでも楽しむことができます。パズルというと少し難解で難しいものと思いがちですが、そんなことはありません。年齢などに応じて選んでいけば、0歳からお年寄りまで老若男女が楽しめるおもちゃです。
だからこそ『パズル』は世界中で遊ばれています。
そして、『パズル』は知育玩具と言われることも多い人気のおもちゃです。知育玩具については「人気・おすすめ『知育玩具』おもちゃ選びの専門家が徹底解説!」で丁寧に解説していますので、そちらも合わせてご覧ください。なぜパズルが知育玩具の中でも人気なのか、他にも多々ある知育玩具を知ることからまた理解を深めることができるでしょう。
そして、『パズル』は、最近ではプログラミング教育など、理系分野へ進ませたいと考えるパパ・ママからも人気のある製品です。これらは「STEAM教育玩具」とも言われますので、これについても「理系力を育む!STEM・STEAM教育で人気のおもちゃ・絵本・図鑑」で丁寧に解説しています。また、幼児期のプログラミング学習については「【幼児期】おもちゃ・絵本で『プログラミング学習』自宅で遊んで学ぶ活用方法を教えます」でも触れています。
パズルで育まれること・パズルで遊んだ時の知育効果!というと、主に脳や知育のことばかりが先行しますが、幼少期のパズル遊びでは実際に手・指先を使って遊ぶことも一つの遊び方として大切にしたいことです。そうすることで、自分の手を動かし考え活動するという、体全体を使って楽しむ遊びへと変わります。
パズルはゲーム性のある遊びです。たとえばテトリスのゲームは古くから人気がありますが、これも「ポリオミノ」の一部です。いまではテトリスという遊びとして認知されていますね。家庭用ゲーム機やスマートフォンアプリ・ゲームでも多々ありますが、パズル本来の楽しさを理解するには、アナログで手に持って楽しむということも大切にしてほしいと考えています。特に、知恵の輪のように3次元の構造を理解するときは、手で触り指で触れそこから感じられる情報がたくさんあります。
重さ・肌触り・匂いなどは、アナログでのパズル遊びでこそ得られる経験・体験になります。
これを機にあらためて『パズル遊び』で楽しむ『パズル』を考えてみてください。また、当店では一人一人にあった『遊び道具・遊び方』をお届けする定期便を提供しています。何を購入したら良いか?と悩んで結論の出なかった方は「絵本選書とおもちゃ・知育玩具の定期便・定期購読『いろや商店くらぶ』」のご利用も検討くださいませ。目標を決めて取り組むなど、通信教育のようなイメージで楽しんでいただくことも可能です。

この下には、店長による「まとめ(あとがき)」を簡単に書いてます。
ザーーーット、パズルをテーブルの上に広げてみました。これだけパズルは種類があります!何にしようか検討つきましたか?人気の製品については、店長の徹底比較を参考にご覧ください。
もし、何か聞きたいことがあったら、当店の『いろや商店くらぶ』も検討してみてください。お子様の成長・発達に沿った遊びをサポートする身近な存在として、いつでもドシドシ!ご相談をお受けしております。📨
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あとがき
長くなってしまいましたね....。
パズルは、単なるおもちゃではありません。こどもの隠れた能力を引き出すためのものだと考えています。しかし、こどものタイプによってはジッと座ってパズルをしないケースもあります。そんな時は、無理強いしないこと。今はそのタイミングではないのかもしれませんし、もしかすると、体を動かすことで能力を伸ばすタイプなのかもしれません。親が「やらせよう」とする態度をこどもは見抜きます。こどもの「もっとやりたい!」が引き出せる方法を見つけましょう。
そして、パズルを完成した時は家族全員でお祝いをしてあげてください。
難しいことを乗り越えて達成すると、嬉しいことがあるんだ!という、この体験が大きくなっていくときの土台になります。
現代のおもちゃは、刺激的な仕掛けが施されているものがたくさんあります。そういった受け身のおもちゃにしか接していないこどもにしたら、最初はどうやって遊んでいいのか分からないかもしれませんが、すぐに自由に取り組むようになるでしょう。
パズルも積み木も、一心不乱に何かを作り上げていく際には、かなりの集中力を要します。
そしてこれから、複数の友達と一緒になって遊ぶ上で、一定のルールが無いという事から、一緒になって何かを作り出す、つまり協調性が芽生えるアイテムとも考えられています。