読み物
最終更新日:2023年7月8日
絵・写真・文:いろや商店の編集室
れんさいプロジェクト:赤ちゃん・こどもを育む環境づくり
きょうだい・2人以上の子供と遊ぶ!おもちゃ・絵本・図鑑の揃え方・使い方
きょうだい・2人以上で楽しむ遊び
おもちゃ・絵本・図鑑の揃え方・使い方
きょうだい(兄弟・姉妹・姉弟・兄妹)・年齢の違う2人以上の子との遊びで、ご相談をいただくことが多いです。
同じ年齢のお友達同士で遊ぶのと違い、成長・発達段階の違う子が遊ぶときに気をつけるポイントには何があるのでしょうか?一番に聞かれることが多いのは、取り合い・喧嘩にならないようにする方法は?や、最終手段として同じものを2つ買ったらいいでしょうか?と、聞かれることもあります。
子供の性質・性格によるところもありますが、最低限抑えたいポイントなどに絞って、ここではきょうだい(兄弟・姉妹・姉弟・兄妹)・年齢の違う2人以上の子供で楽しく過ごす時の遊び道具の揃え方・使い方について丁寧に書いていきます。
きょうだい(兄弟・姉妹・姉弟・兄妹)を抱えるパパ・ママの育児・子育ての参考になれば幸いです。
いろや商店の店長のおおま(@iroyaonline)です。
ご覧いただきましてありがとうございます。
育児・子育て苦手な店長が、こどもが主役で書いてますのでゆっくりご覧くださいませ〜。
きょうだい・2人以上の子供の遊びで大切にすること
ここでは、きょうだい・2人以上の子供の遊びで大切にするポイントについて書いていきますが、その前に集団遊びについて頭に入れておくと、複数人の子供たちが集まった中での子供の遊びの成長・発達を理解することにもつながりますので「『集団遊び』で育まれる力・おもちゃの役割は?たくさんのお友達と考えて遊ぶ」を読んで、複数人での遊びの成長・発達の流れを理解した上でご覧いただくこともおすすめいたします。
そして、きょうだいと2人以上(本人と他人)では関わり合い方も、親の参加の仕方も違います。
この先では主に、きょうだい(兄弟/姉妹/姉弟/兄妹)向けのおもちゃ・絵本・図鑑の揃え方や使い方を詳しく書いていきますが、ここでは2人以上(本人と他人)についても「遊び」という視点で書いていきます。
きょうだい(兄弟/姉妹/姉弟/兄妹)の遊びの関係性を理解する上で、以下の4つの分類について覚えておくと、その場の状況をまずはつかみやすくなります。
- 相互に対立し、張り合っている関係(対立関係)
- 仲のよい関係(調和関係)
- どちらか一方が優位に立っている関係(専制関係)
- 積極的な交渉が認められない関係(分離関係)
これ以外にも、
- 養育者の一部としてどちらかが振舞っている関係(保護関係)
があります。
幼児期の頃は基本的には上の子が下の子を見ているということが多いですが、お互いが児童期以降となると、下の子の方が精神的にたくましくなり、上の子に対して養育者のような状況になることもしばしあります。一概に上の子が養育者となるケースばかりではないので、パパ・ママも間違わないように注意が必要です。
何より子供は「親は、時と場合に応じて公正な扱いをしている」と信頼して考えています。
様々な場面でパパ・ママが介入するケースがありますが、その時に大切にしたいことは、
上の子・下の子、どちらの子の立場にも立って平等に向き合うこと
です。
研究結果にも出ていますが、きょうだい間で起こった物事に対して親は、下の子や女児を優先的に保護してしまいがちですし、兄・姉には強くあたりがちです。でも、きょうだい(兄弟/姉妹/姉弟/兄妹)の遊びでは、それぞれの立場においての社会的な視点を学ぶ機会でもあるので、それぞれの子の考えをよく聞いて、丁寧に向き合うことが大切になります。
また、以下の資料でも書かれていますが、主として、けんかは、きょうだい間の分配(必ずしも物質的なものでなく、母・親の愛情なども含まれる)に関して起きる事が多いといわれています。どちらか一方に対応が偏ると、結果的にその先にまたきょうだいの衝突を生む原因を作ることにもなりかねないので、親としては大変ですが、それぞれの子に向き合うことが大切となります。
まず、きょうだい(兄弟/姉妹/姉弟/兄妹)の遊び・2人以上の遊びで必ず発生するのは、取り合い・喧嘩・揉め事など、衝突することです。当店に寄せられる相談が多い内容の一つです。そして、年齢差が3歳以上とそれ以下だと、原因も変わってきます。年齢が近い子の場合の原因は、物事の分配に関わることが多いです。たとえばごっこ遊び一つとっても、配役で揉めますし、カード遊びでもどちらが先かだけで揉めます。他にも、懸賞付きのお菓子なんかは、自分が欲しいものが出たものを奪おうとしますし、これは他人ではなかなか起こりませんが、きょうだいだからこそ起こる揉め事でもあります。といっても、当たり外れのあるものは同じものが当たる確率の方が低い上に、揉める原因になることの方が多いですので、揉めることがあまりに多い場合は、遠ざけることをおすすめします。
逆に年齢が離れていると、専制関係が出来上がり上の子が下の子へ命令をし、下の子が嫌がって泣かせてしまうという光景が見られます。年齢の高い上の子の方が肉体な成長・発達も上で、できることが多いため、どうしても下の年齢の子を自分の下におきたがるのですが、年齢によって主従関係はないことを親としては理解させることが大切になります。成熟しているからこそ下の子を守る立場であることを教えられる良い機会でもあります。
そして年齢が離れていたら、上の子が保護関係でいられることが理想的ですが、姉の場合は自然とできることが多いですが、親もそれに甘えてしまうことがあるので、必ず上の子に対してもしっかりとサポートすること・感謝することを忘れないようにしてください。保護関係が行き過ぎると、上の子が監護者のような立場となり、責任に押しつぶされてしまうことになりかねないためです。
次に、きょうだい(兄弟/姉妹/姉弟/兄妹)の遊び・2人以上の遊びで悩まれる方が多いのは、せっかく一緒にいるのに遊ばない。というお互いが一人遊びに没頭してしまったり、一緒に遊ぶ行動に結びつかないことです。一人で遊ぶ楽しさについては「自分で考える力!こどもの『一人遊び』を育むおもちゃ・絵本・図鑑」の中でも書いています。一人遊びをしてくれない子もいれば、一人遊びが大好きで逆にきょうだい・お友達とも遊ばず黙々と一人没頭する子もいます。これはその子の性格・性質に寄るところも大きいですので、無理に一緒に遊ばせずともそれぞれが楽しく過ごしているのであれば、そっと静観してください。そして、一緒に遊ばせようと考えた時は、きょうだいだけではなくて、パパ・ママも一緒になって親も参加して遊ぶことをおすすめします。
なかには、一緒に遊ぶきっかけがないといったケースもありますので、親がその架け橋をして、少しずつきょうだいだけでも遊べるようにきょうだいでの遊びの基盤を築くことが大切となります。この先でも書きますがおもちゃ・絵本・図鑑は、こういった場合の遊びの架け橋ともなってくれます。
ちなみに、パパ・ママと子供自身の関係性が上下だとすると、お友達は横の関係と言われます。
そして、きょうだいの関係は年齢に応じて横・縦の関係が存在する斜めの関係と言われることがあります。
いずれにおいても、小さい子が複数人集まった場面では、幼稚園・保育園では保育士などの専門家がいますが、家や公園では身近にいるパパ・ママが監護者とすることが大切になりますので、そこでどのような振る舞い方をするかによって、子供達の捉え方も変わってきますので、これが最も難しく大変な判断となります。
どちらか一方に問題があれば叱ることも大切ですが、その場合でも叱った後にしっかりと愛情を注ぎ、どちらか一方に偏らないようにすることが大切です。親としては、手のかからない方や話をよく聞く子の方をお手本とさせようとすることもありますが、やんちゃな子もエネルギーがあって良いことで、それも一つの個性ですので、それぞれの子の良さを消すことなく、向き合い方を変えたり、伝え方を変える形で平等に向き合うことが大切となります。
ここから先では、きょうだい(兄弟/姉妹/姉弟/兄妹)の遊び・2人以上の遊びで活躍するおもちゃ・絵本を取り上げていきますので、ここに書いたポイントを実践する上での揃え方や使い方などにも触れて書いていきます。
ここでは、『きょうだい(兄弟/姉妹/姉弟/兄妹)の遊び・2人以上の遊び』の遊びで注意することについて書きました。
このページにたどり着いたことを機に、子供達の遊びについて考えるきっかけとなれば幸いです。🤗
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・ギフト(プレゼント)代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
取り合い・喧嘩を避けたい!きょうだいのおもちゃ・絵本選びで大切にすること
上で触れた通りで、きょうだい(兄弟/姉妹/姉弟/兄妹)の遊びで活躍するおもちゃ・絵本を失敗しないようにしたい!と思っても、きょうだい同士の関係性や性格・性質を含めて考えなければ、その関係性の中で活躍してくれる遊び道具になりません。いくら2人以上で遊ぶおもちゃ・絵本といっても、二人が興味を持ちそれぞれがルールを理解して遊ばなければ、結果的に遊ばなくなってしまうものになってしまうからです。例えば、以下のようなシンプルに遊べるおもちゃなど、きょうだいで楽しめるおもちゃは色々あります。
ちなみにルールのある遊びについては「こどもの根気や集中力を養い社会性を育む、ルールのある遊び・ゲームが人気の理由」で書いていますので、社会性を育む遊びとして、特にゲームに触れることが多い今、一度目を通しておくことをおすすめいたします。
そこでここでは、きょうだい向けのおもちゃ・絵本選びで大切にしたいポイントについて書いていきますが、この先では、きょうだい構成(兄弟/姉妹/姉弟/兄妹)毎に具体的に触れますので、ここでは注意するべきポイントを理解するというところで書いていきます。
まず、きょうだい向けで選ぶおもちゃといったら一番に選ぶ方が多いのは、「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『オセロ・リバーシ』おもちゃを徹底比較」「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『絵合わせ・メモリーゲーム』おもちゃを徹底比較」などのボードゲームや、「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『粘土(ねんど)』を徹底比較」「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『クレヨン』を徹底比較」などの画材を使った遊びや、多人数で楽しむパーティートイ・ファミリートイで人気の「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『バランスゲーム』おもちゃを徹底比較」一人でも複数人でも楽しめる「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『板パズル・ジグソーパズル』を徹底比較」のように、遊ぶ人数が2名以上と記載されている製品などありますが、年齢差や興味・関心がないと、結果的にどちらか一方と親が遊ぶおもちゃとなってしまうことが多いです。手に取りやすく複数人で遊べる道具として選びやすいですが、遊ばれないことも多々あるので注意が必要です。
また、「いらない?いつから?『ルーピング・ビーズコースター』おもちゃが知育で人気な理由」でも触れていますが、一人が動かしているのを、もう一人が見て楽しむということのできる製品もありますので、こういった製品はきょうだい向けの製品の一つにもなります。例えば「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『ルーピング』おもちゃを徹底比較」がその一つです。
そして、だいたい揉める原因となるのは、1人でしか遊べないおもちゃに限って二人とも遊びたいタイミングが重なり、奪い合いになるというケースです。
子供の集団遊びの成長・発達の流れで、傍観遊びというのがあるのですが、これは見て楽しんでいる状態を指します。お友達と遊ぶ時は傍観遊びだったのも、きょうだいで遊ぶ場合は、声かけもなく奪ったりするケースが多々あります。こういう場合は、きょうだいであっても、挨拶がけや声の掛け合いは大切にするよう教えることが大切です。家庭内でできていない場合、子供も自ずと親などを真似る場合もあるので、パパ・ママも普段の生活の中で声がけ・挨拶がけなどができているか、改めて考え直す良い機会となるかもしれませんね。
特に、きょうだいがいる場合下の子は、パパ・ママ以上に、年齢も近い上の子を真似てできるようになっていくというのが多いです。これは上で紹介した研究資料の中でも述べられていますので、お友達と遊ぶよりも、遊びの成長・発達が早く流れるというのはきょうだいの遊びで育まれることの一つと言われています。
ちなみに、揉める原因は他にもたくさんあります。
例えば以下に並べたようなものがその一部です。
- ちょっかいを出す&出される
- 取り合い(奪い合い)
- 悪口を言う
- うるさいと感じて
- 意見のくいちがい
特に、対戦形式のものや勝敗がつくものなどは、負けん気の強さから悪口を言うケースが見られますし、上の子が思い通りに下の子が動いてくれないので、苛立ちを隠せないといったこともありますが、
けんかの中で、競争・奪い合い・いじめ・からかい・悪口などのいわばマイナス経験をし、その結果、相手の気持ちを思いやったり、相手の立場を考えたりする経験を積み重ね、自分以外の人との人間関係をつくるための学習を重ねていく。つまり、きょうだいげんかを通して、児童は自分と違う人間の存在を認識し、対応の方法を学んでいくと考えられる。
– きょうだい関係と性格特性に関する研究
とも言われるように、友達・親ではできない経験をできるということもきょうだいでの遊びにはあるので、子供の成長・発達という視点でいうと、喧嘩をしないことが良いこととも言い切れません。つまり、揉めたり・喧嘩したりができる環境があることが、成長・発達という視点でいうと、貴重でもあるということです。
ただ一番大切になるのは、喧嘩などをした後に、どうパパ・ママが向き合うのかと、その後しないようにするにはどうしたら良いのか?を話してわかる年齢の子同士になったら、解決していくということが大事です。ですが幼稚園・保育園の頃の幼児期の子供は、話では理解しても行動が伴わないことが多々あるので、それまではパパ・ママが間に入るなどで解決していくことが必要です。その時の対処法については、後述いたします。
きょうだい同士の色々な関わり方を経験させるという視点でいくと、あまり意識しすぎずに、喧嘩もさせながら、うまく使っていくようにしたら良い。というのも一つの捉え方ですが、それ以前に以下のポイントには気をつけた方が、購入して使わないや、大きく揉めてトラブルになるというのを避けられるので大切にした方が良いです。
- 対象年齢だけで選ばない
- 対象プレイ人数だけで選ばない
- 上の子基準で選ぶのであれば、上の子が下の子をサポートできることが前提
- 下の子基準で選ぶのであれば、上の子が下の子の遊ぶレベルに合わせられることが前提
最低限、以上の点を守ることで、きょうだいでの遊びによる、様々な経験・体験を促すことができます。
上でも触れた通りで、喧嘩すること・揉めることが悪いことではなく、それも社会の中で生きていくときの経験となります。ただ、上の子・下の子ではそれぞれの目線が違うので、パパ・ママは上の子には下の子の目線で、下の子には上の子の目線で、相手の立場になって考えることが必要になることを教えるのが大切です。これは『共感する力を育む』とも言われます。
この先では、ここまでのことも踏まえて、おもちゃ・絵本の揃え方・使い方について書いていきますが、選ぶポイントについては個人差・成長・発達段階の違いなど、様々な側面がありますので、悩まれたら当店のサービスをご利用ください。
特にいろや商店くらぶ(サブスク)は、きょうだいを抱えているパパ・ママのご利用がとても多いです。
なお、0歳〜3歳の成長・発達に沿った遊びとそこで活躍するおもちゃ・絵本については「【0歳・赤ちゃん】成長・発達に沿ったおもちゃ・絵本と遊び」「【1歳】成長・発達に沿ったおもちゃ・絵本・図鑑と遊び」「【2歳】成長・発達に沿ったおもちゃ・絵本・図鑑と遊び」「【3歳】成長・発達に沿ったおもちゃ・絵本・図鑑と遊び」で段階的に必要となるものを人気製品を取り上げながら書いていますので、参考にしてみてくださいませ。
ここでは、『きょうだい(兄弟/姉妹/姉弟/兄妹)・2人以上』の遊び道具となるおもちゃ・絵本選びで大切にすることについて書きました。
基本的なことを書いていますが、子供の成長・発達の中では、衝突することも大事な経験ですので、それを頭に入れた上で向き合うだけで少しだけ対処の仕方が変わるはずです。
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・ギフト(プレゼント)代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
兄弟(きょうだい)で遊ぶ!おすすめのおもちゃ・絵本の揃え方・使い方
ここでは、上の子(兄)も下の子(弟)も男の子というケースでおすすめのおもちゃ・絵本について書いていきます。
なお、男の子に人気のおもちゃ・絵本・図鑑については「【男の子に人気】長く使える!おもちゃ・知育玩具・絵本・図鑑(年齢別に比較解説)」でも触れていますので、参考にご覧くださいませ。
男の子2人がいると、とても賑やかで常に怪獣が暴れているような状態になっているところが多いことと思いますが、兄弟(きょうだい)ならではの光景とも言えます。そして、同性同士だからこそ理解し合い、楽しめることもあるので、特に年齢の近い兄弟はスポーツなどの習い事にしても同じスポーツをさせる家庭も多いですので、友達でもあり、競争相手でもあり、永遠のライバルのような存在で一生付き合っていくことも多いです。
といっても、性格・性質がありますので、片方は女の子っぽい遊びが好きでもう片方はやんちゃなど、またこれもそれぞれ個性があります。
まず、上の子(兄)と下の子(弟)の年齢が離れている場合です。
離れている一つの目安としては、4歳以上と考えてください。
4歳以上離れていると、下の子が幼稚園・保育園(幼児期)に入る頃は上の子は小学校(児童期)に入りますので、かなり遊び方も変わります。
● 下の子(弟)が乳児期で上の子(兄)が幼児期の兄弟。
年齢が離れていますが、特に下の子(弟)はまだ1歳頃なので遊べることにも限りがあります。ただ、上の子(兄)が使っていたおもちゃをそのまま下の子(弟)のお下がりとして使うことができますし、上の子(兄)は一度使って遊んでいるもなので、使い方を教えるなどで自然と遊ぶきっかけを作りやすいというのもあります。
ただ、例えば積み木でも、上の子(兄)はかなりの高さを積み上げていけますが、乳児期の頃では複数個を積み上げられれば良い方ですので、並べるといった遊び方が中心となります。そして、下の子(弟)が男の子の場合、上の子(兄)が積み上げたものを突進して崩して遊ぶといったこともしますので、上の子(兄)が下の子(弟)に向けて怒りをぶつけたりといったことも見られるでしょう。
子供2人だから一緒に遊んでいてほしいとパパ・ママが思っても、この頃の4歳以上の違いは成長・発達段階の面から見てもかなり違いますので、お兄ちゃんとして下の子(弟)を見守るというケースが中心になります。そして下の子(弟)ができることが増えると、一緒に遊べるように見えますが、下の子(弟)は好き勝手するだけなので、上の子(兄)はつまらない!となってしまうことが多々あるので、兄弟共に児童期に入る頃までは、上の子(兄)が下の子(弟)の遊びに付き合うという視点で考えるようにしてあげてください。
そして、パパ・ママの代わりをさせすぎると、上の子(兄)の負担にもなるので上の子には上の子に合わせた遊びをパパ・ママとするなど、それぞれの子との向き合い方・遊び方を変えることも頭に入れておいてください。
この頃は一緒に兄弟で遊ばせるといっても、思うようにならないのは成長・発達の段階からいっても自然なことです。無理に一緒に遊ばせようとするのではなくて、遊べるようになるまで向き合い方を変えることも大切となります。
● 下の子(弟)が幼児期で上の子(兄)が児童期の兄弟。
この場合、絵本であれば上の子(兄)が読み聞かせをして楽しむことができますので、上の子(兄)が読んで楽しい絵本を揃えることをおすすめします。下の子(弟)は読めない時も、上の子(兄)が読んでいる読み方を参考に読めるようになっていきますので、上の子(兄)が楽しんでいる姿をみて、学習する意欲を高めることにもつながります。ただ図鑑的なものは奪い合いにつながることがあるので、ストーリー性のある流れのある絵本で読んでいけるものをおすすめします。ただ本を渡されると基本的に渡された本人が一人で楽しむものと考えますので、上の子(兄)に下の子(弟)と一緒に読むように促すことを大切にしてください。
兄弟であれば、恐竜・動物などがモチーフになったものは何歳でも楽しめます。
おもちゃであっても、一緒に動かして遊べるようなものがおすすめです。例えば以下のような恐竜のフィギュアは二人でぶつけ合って遊ぶなどで、楽しめます。ただ、使いたいものがかぶったりした時に奪い合いに発展するケースも多々ありますので、そういった場合の対処法は後述いたします。
なお、お祝い時以外は、それぞれに同じタイミングで各々が欲しいものと、一緒に楽しめる共有して使うものをセットで用意することをおすすめします。自分のもの、二人で共有するものと、所有権を使い方を分けることで、譲り合ったり、順番を待ったり、貸し借りをしあったりと、相手の持っているものとの付き合い方を育んでいくことが可能となります。
同じものを両者に用意することも良いですが、違うものを与えて貸し借りをするなど、双方での物の付き合い方を学ばせた方が、社会性を育むという点では良いです。ゲームのようにお互いが持っていないと遊べないものなどもありますので、お金はかかりますが、そういった遊ぶ条件下で同じものを持たなければいけない場合は一緒に揃えた方が良いです。
最後に、年齢が近い子同士(3歳以下)兄弟の場合ですが、下の子(弟)が1歳で上の子(兄)が3歳頃では、成長・発達段階に大きな違いがあるので、上で書いたことを参考にしてください。ただ、幼児期・児童期と入っていくと、同じように一緒に遊べるようになりますので、一緒にそれぞれの欲しいもの(別なもの)を購入するということは大切にしてください。そして、共有して使うものと各個人のものを用意するのは変わりません。何よりも年齢が近いと、同じようなものを一緒に楽しめることが多いです(例えば同じアニメなど)。取り合いに繋がることもありますが、同じものを一緒に誰よりも楽しめるというのは、きょうだいで遊ぶ時の楽しさでもありますので、趣味・興味が同じものがあれば、喧嘩や奪い合いが発生しないくらい、多めに用意することもおすすめいたします。たとえば「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『コマ(独楽)』おもちゃを徹底比較」で取り上げたようなぶつけ合っても楽しめるおもちゃは、男の子同士ならおすすめのおもちゃです。この場合、色々違ったコマを持ち寄って交換しながら楽しんでみてください。
ちなみに、当店のいろや商店くらぶ(サブスク)をご利用の方はきょうだいをお抱えの方が多いので、それぞれでお送りするものが毎回変わります。なので、ここに記載したことはあくまでも一つの例として参考としてくださいませ。
ここでは、『兄弟(きょうだい)』の遊び道具となるおもちゃ・絵本選びで大切にすることについて書きました。
兄・弟の関係はとても賑やかですが、噛み合うと最高のライバルであり、競争相手として切磋琢磨して行くことができますので、小さい頃の衝突はこの始まりと捉えて向かってみてくださいませ。
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・ギフト(プレゼント)代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
姉妹(きょうだい)で遊ぶ!おすすめのおもちゃ・絵本の揃え方・使い方
ここでは、上の子(姉)も下の子(妹)も女の子というケースでおすすめのおもちゃ・絵本について書いていきます。
なお、女の子に人気のおもちゃ・絵本・図鑑については「【女の子に人気】長く使える!おもちゃ・知育玩具・絵本・図鑑(年齢別に比較解説)」でも触れていますので、参考にご覧くださいませ。
女の子2人がいると、男の子2人と違いおしとやかと思う方も多いですが、個人差がありますので、激しく動き回って賑やかで可愛らしい怪獣が暴れまくっているという家もあるでしょう。
でも女の子2人(姉妹)の方が兄弟と比べて、椅子に座って遊んで欲しいことを伝えれば、しっかりその通りに聞いてくれるケースが多いですので、パパ・ママがしっかり向き合うことで奪い合い・喧嘩に繋がらずに済むケースは多いです。そして「姉」は「兄」と比べて下の子の面倒見が良い傾向が、上の資料内にもある通りで研究結果からも出ていますので、パパ・ママにとっては育児・子育てに忙殺される日々の中で「姉」に助けられることもあるはずです。
兄弟と同様で、年齢の近い姉妹はスポーツなどの習い事にしても同じスポーツをさせる家庭も多いですので、友達でもあり、競争相手でもあり、永遠のライバルのような存在で一生付き合っていくことも多いです。
といっても、性格・性質がありますので、片方は男の子っぽい遊びが好きでもう片方は大人しいなど、またこれもそれぞれ個性があります。
まず、上の子(姉)と下の子(妹)の年齢が離れている場合です。
離れている一つの目安としては、兄弟でも書いた通り4歳以上と考えてください。
4歳以上離れていると、下の子(妹)が幼稚園・保育園(幼児期)に入る頃は上の子(姉)は小学校(児童期)に入りますので、かなり遊び方も変わります。
● 下の子(妹)が乳児期で上の子(姉)が幼児期の姉妹。
年齢が離れていますが、特に下の子(妹)はまだ1歳頃なので遊べることにも限りがあります。
女の子の遊びで人気の高い、おままごと遊びも上の子はストーリーや設定などがあって楽しんでいても、下の子(妹)にはそれが理解できず目の前にあるものを崩したり、積み上げたりと、まったく違った遊びをしていることが多いですので、年の離れた兄弟と同じで、子供2人だから一緒に遊んでいてほしいとパパ・ママが思っても、この頃の4歳以上の違いは成長・発達段階の面から見てもかなり違いますので、お姉ちゃんとして下の子(妹)を見守りながら自分の好きなことをするというケースが中心となります。
そして、下の子(妹)のできることが増えると、一緒に遊べるように見えますが、お互いにおままごとの設定やストーリーを共有して遊ぶというよりも、下の子(妹)は好き勝手するだけなので、上の子(姉)は思った通りの世界観を楽しむことができずに、困り果てるという姿を見かけることも増えますので、姉妹共に児童期に入る頃までは、上の子(姉)が下の子(妹)の遊びに付き合うという視点で考えるようにしてあげてください。そしてパパ・ママの代わりをさせすぎると、上の子(姉)の負担にもなるので上の子には上の子に合わせた遊びをパパ・ママとするなど、それぞれの子との向き合い方・遊び方を変えることも頭に入れておいてください。特に女の子(姉)の場合は、身近なお友達や少し年上の他の女の子と仲良く遊ぶことも多いですので、下の子と一緒に遊ばず中の良い子同士で遊ぶことが多いこともあります。
この頃は一緒に姉妹で遊ばせるといっても、思うようにならないのは成長・発達の段階からいっても自然なことです。無理に一緒に遊ばせようとするのではなくて、遊べるようになるまで向き合い方を変えることも大切となります。
なお、上の子(姉)が使ったもののお下がりを下の子(妹)が使うというケースは多いですが、女の子同士の場合は好みが結構はっきり出ますので、上の子と同じ物を嫌がることも多いです。例えば、色や形とっても好みがありますので、下の子(妹)にも好みがはっきり見られるようになったら下の子向けに購入することをおすすめします。何より、上の子(姉)の購入時期から数年以上は経過しているので、機能的には良くても配色や形状など流行から遅れている場合もありますので、その辺女の子向けのおもちゃは、みなさん大事にする傾向があるようです。
● 下の子(妹)が幼児期で上の子(姉)が児童期の姉妹。
この場合、絵本であれば上の子(姉)が読み聞かせをして楽しむことができますし、絵本よりも児童書を読み始める子も多いですので、声を出して下の子(妹)に聞かせるという感じで、読み聞かせを促して遊ばせることもできます。上の子(姉)が読んでいる読み方から、下の子(妹)が読めない文字でも読めるようにと、学習する意欲を高めることにもつながりますし、姉の興味のあることに触れることで、少し背伸びした感覚も感じられますので、これは姉がいることでのメリットの一つとも言えますね。
ただ本を渡されると基本的に渡された本人が一人で楽しむものと考えますので、上の子(姉)に下の子(妹)と一緒に読むように促すことを大切にしてください。
姉妹であれば、ファッションや生活に関連した本はままごと・ごっこ遊びの題材にもなりますのでおすすめです。
おもちゃであれば、おままごとセットのお皿の数、包丁の数、食材の数は、二人分用意することをおすすめします。ドールハウスでは家のサイズは大きめにした方が楽しめます。二人で一つの家を色々な角度で楽しめるので、家具も多めに用意してあげてください。同様に食材も多ければ多いだけ二人で色々な料理を作って楽しめますし、鍋などの調理器具も大きめの製品(場合によっては本物も流用)を用意しておけば、一人で遊ぶのとは違った楽しみ方が可能です。なお、使いたいものがかぶったりした時に奪い合いに発展するケースも多々ありますので、そういった場合の対処法は後述いたします。
なお、お祝い時以外は、それぞれに同じタイミングで各々が欲しいものと、一緒に楽しめる共有して使うものをセットで用意することをおすすめします。自分のもの、二人で共有するものと、所有権を使い方を分けることで、譲り合ったり、順番を待ったり、貸し借りをしあったりと、相手の持っているものとの付き合い方を育んでいくことが可能となります。これは兄弟の部分で書いたことと同じです。
同じものを両者に用意することも良いですが、違うものを与えて貸し借りをするなど、双方での物の付き合い方を学ばせた方が、社会性を育むという点からも良いです。ただ、ゲームのようにお互いが持っていないと一緒に遊べないものなどもありますので、お金はかかりますが、そういった遊ぶ条件下で同じものを持たなければいけない場合は一緒に揃えた方が良いです。
最後に、年齢が近い子同士(3歳以下)姉妹の場合ですが、下の子(妹)が1歳で上の子(姉)が3歳頃では、成長・発達段階に大きな違いがあるので、上で書いたことを参考にしてください。ただ、幼児期・児童期と入っていくと、同じように一緒に遊べるようになりますので、何かを購入するときは同じタイミングにすることは大切にしてください。片方だけが新しいものを手にすると、喧嘩になりやすいです。そして、共有して使うものと各個人のものを用意するのは変わりません。何よりも年齢が近いと、同じようなものを一緒に楽しめることが多いです。取り合いに繋がることもありますが、同じものを一緒に誰よりも楽しめるというのは、きょうだいで遊ぶ時の楽しさでもありますので、趣味・興味が同じものがあれば、喧嘩や奪い合いが発生しないくらい、多めに用意することもおすすめいたします。
ちなみに、当店のいろや商店くらぶ(サブスク)をご利用の方はきょうだいをお抱えの方が多いので、それぞれでお送りするものが毎回変わります。なので、ここに記載したことはあくまでも一つの例として参考としてくださいませ。
ここでは、『姉妹(きょうだい)』の遊び道具となるおもちゃ・絵本選びで大切にすることについて書きました。
姉・妹の組み合わせは、兄弟と比べると仲良く遊ぶ傾向がありますが、これも個人差があります。ごっこ遊びでは常に一緒に遊んで入られますので、多めに色々なものを用意して様々な経験ができるように導いてあげることも大切です。
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・ギフト(プレゼント)代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
姉弟(きょうだい)で遊ぶ!おすすめのおもちゃ・絵本の揃え方・使い方
ここでは、上の子(姉)と下の子(弟)という姉弟のケースでおすすめのおもちゃ・絵本について書いていきます。
姉弟の場合は、上の子(姉)が下の子(弟)の面倒を見てくれることが多いので、パパ・ママも育児・子育てに忙殺される日々の中で助けられることもあるはずです。
おもちゃ・絵本も奪い合いになるというケースは少なく、姉が弟に譲ることが多いですので、弟がいることで、しっかりした女の子になっていくことが多いですが、年齢が上がるにつれて姉弟で遊ぶことも少なくなり、どちらかというと姉はお友達と、弟はパパ・ママと遊ぶということが増えていき、それぞれが仲の良いお友達と遊ぶことが増え、姉弟で過ごすという時間はとても減っていきます。兄弟・姉妹よりも各々の自立が早いケースもありますが、姉が弟を溺愛していつも一緒に過ごすということもありますので、この辺は個人差がとてもあります。
同性の兄弟・姉妹と違い、異性関係の姉・弟なので、弟は身近で年齢の近めの女性が姉となりますし、姉の影響を受けることも多いので、一緒におままごと遊びをしたり、お絵かきをするなど、姉が好きな遊びをする中で、男の子・女の子といった遊びの性別の垣根を超えてジェンダーレスに楽しめるようにもなっていきますので、女の子向けの遊びも気にすることなく楽しめます。無理に男の子っぽい遊びをさせようとせずに、本人が楽しいと感じていたら、気にせずあそばせることを大切にしてあげてください。
まず、上の子(姉)と下の子(弟)の年齢が離れている場合です。
離れている一つの目安としては、兄弟・姉妹でも書いた通り4歳以上と考えてください。
4歳以上離れていると、下の子(弟)が幼稚園・保育園(幼児期)に入る頃は上の子(姉)は小学校(児童期)に入りますので、かなり遊び方も変わります。
● 下の子(弟)が乳児期で上の子(姉)が幼児期の姉弟。
同性(兄弟・姉妹)の場合は、上の子が使ったものを下の子も使い、お下がりのようにおもちゃ・絵本を楽しめますが、姉弟の場合は、弟が手にするものはどれも女の子向けの製品となってしまうことも多いので、弟向けにおもちゃ・絵本を購入することも大切にしてあげてください。ただ、下の子が乳児期の頃は遊びの中での性別はあっていないようなものなので、上の子(姉)が遊んだものをそのままお下がりとして使っても大丈夫です。
そして、パパ・ママにしてみたら、一緒に遊んでおいて!と、姉に下の子を任せっぱなしにしてしまうことありますが、いくら姉といってもまだ幼児期の子供ですので、本人が好きで楽しいことをさせる時間もしっかりとるようにすることも大切です。
なかなか一緒に遊びを共有することは難しい年の差ですので、上の子には上の子に合わせた遊びをパパ・ママとするなど、それぞれの子との向き合い方・遊び方を変えることも頭に入れておいてください。特に女の子(姉)の場合は、身近なお友達や少し年上の他の女の子と仲良く遊ぶことも多いですので、下の子と一緒に遊ばず中の良い子同士で遊ぶことが多いこともあります。
この頃は一緒に姉弟で遊ばせるといっても、思うようにならないのは成長・発達の段階からいっても自然なことです。無理に一緒に遊ばせようとするのではなくて、それぞれの子に個別に向き合うことも大切になります。
● 下の子(弟)が幼児期で上の子(姉)が児童期の姉弟。
上の子(姉)が面倒見が良ければ、少しお母さんの真似をするような感じで、下の子(弟)を見ていることを自慢げに楽しむ様子も見られますので、この頃は見ていても微笑ましく、上の子(姉)のたくましさも見られる頃です。姉弟がいてよかったなと思うことも多いと思います。
ただ、遊びという点でいうとお互いの楽しいことがはっきりしてくる頃なので、それぞれが自分の楽しいことをすることから一緒に遊ぶ機会が少なくなることも多いです。特に上の子(姉)は小学校に入った児童期にもなると、ずいぶん大人な様子になりますので、下の子のような子供扱いではなく、自分よりももっと年上の子が楽しんでいるようなものにばかり興味を示すようにもなります。
そのため、上の子(姉)はお友達同士などで遊び、下の子(弟)はパパ・ママと過ごすということも多くなるので、なかなか兄弟で遊んでくれない・・・、という問題にぶつかることも多いと思いますが、それぞれが楽しい時間を過ごしていることが何よりも大切なので、無理に一緒にあそばせるようなことはしなくても、好きなことや目的な一緒になれば遊ぶ様子は見られます。例えば、好きなアニメやキャラクターが一緒になったり、ゲームなどで遊びたいタイミングが遺書になった時なんかは、自然と遊びますので、無理に一緒に遊ぶものを揃える必要はありません。
遊びたくなったタイミングが、必要なタイミングと捉えると良いでしょう。
最後に、年齢が近い子同士(3歳以下)姉弟の場合ですが、下の子(弟)が1歳で上の子(姉)が3歳頃では、成長・発達段階に大きな違いがあるので、上で書いたことを参考にしてください。ただ、幼児期・児童期と入っていくと、同じように一緒に遊べるようになりますが、上の子(姉)が下の子(弟)に付き合っているという状態か、上の子(姉)の好きなことに下の子(弟)を付き合わせているかという感じで、一緒にお互い好きなことを共有して遊ぶという感じではないことも多々ありますので、遊んでいる様子を見ながら、上の子(姉)・下の子(弟)が無理をしていないか気をつけてあげるようにすることも大切です。そして、おもちゃ・絵本を購入する点については、兄弟・姉妹と違って、それぞれ購入する製品の特性が違うことが多いですので、特に一緒に購入する必要はありませんが、片方にばかり新しい製品を与えると、いい気はしませんので、それぞれに平等に用意することを大切にしてください。
そして、一緒に遊べるようなものがあれば上の子(姉)に率先してわたし、一緒に遊ぶように促せば、一緒に遊んでくれますので、上の子(姉)が興味のあるものを基準に、下の子も参加させるというところから始めると、スムーズに仲良く遊ぶ様子が見られるようにもなります。
ちなみに、当店のいろや商店くらぶ(サブスク)をご利用の方はきょうだいをお抱えの方が多いので、それぞれでお送りするものが毎回変わります。なので、ここに記載したことはあくまでも一つの例として参考としてくださいませ。
ここでは、『姉弟(きょうだい)』の遊び道具となるおもちゃ・絵本選びで大切にすることについて書きました。
姉弟の組み合わせでは、姉に負担のかかることが多いですし、親もそれを期待しがちなので、負担になりすぎていないか考えることも大切にしてくださいませ。
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兄妹(きょうだい)で遊ぶ!おすすめのおもちゃ・絵本の揃え方・使い方
ここでは、上の子(兄)と下の子(妹)という兄妹のケースでおすすめのおもちゃ・絵本について書いていきます。
兄妹の場合は、上の子(兄)が下の子(妹)の面倒を見てくれることが多いので、パパ・ママも育児・子育てに忙殺される日々の中で助けられることもあるはずです。今まで面倒ばかりかかっていたのも、下の子(妹)がいるだけでしっかりするというケースもありますので、下の子(妹)を守るという責任感みたいなものが自然とできるのかもしれませんね。
そういったところから、おもちゃ・絵本も奪い合いになるケースは少なく、兄が妹に譲ることがおおいですので、妹が兄を変えるという様子を見られることは多いです。こういう様子を見ると一人っ子の男の子がいる家では二人目がいるといいのかな・・・と考えることも多いと思いますが、女の子(妹)になるとは限りませんので、こればっかりは天のみぞ知るですね。
また、上の子(兄)が好きなものを下の子(妹)も楽しむという光景もよく見られるので、妹は身近で年齢の近めの男性が兄となりますし、兄の影響を受けることも多いので、とこの子が楽しむような遊びも気にすることなく、性別の垣根を超えてジェンダーレスに楽しめるようにもなります。
ただ、上の子(兄)が友達同士で遊ぶときは、なかなか下の子(妹)が参加することは難しいことも多いですので、年齢が上がるにつれて一緒に過ごすことは少なくなっていきますが、兄が妹を溺愛して一緒に過ごすということもありますので、これは姉弟同様個人差がとてもあります。兄がいる分、下の子(妹)は活発になる傾向がありますが、女の子向けの遊びを無理にさせずとも、本人が楽しいと感じることが大切なので、気にせず遊ばせることを大切にしてあげてください。
まず、上の子(兄)と下の子(妹)の年齢が離れている場合です。
離れている一つの目安としては、兄弟・姉妹・姉弟でも書いた通り4歳以上と考えてください。
4歳以上離れていると、下の子(妹)が幼稚園・保育園(幼児期)に入る頃は上の子(兄)は小学校(児童期)に入りますので、かなり遊び方も変わります。
● 下の子(妹)が乳児期で上の子(兄)が幼児期の兄妹。
同性(兄弟・姉妹)の場合は、上の子が使ったものを下の子も使い、お下がりのようにおもちゃ・絵本を楽しめますが、兄妹では、兄が使っていたものを、下の子(妹)がそのままお下がりで使うというケースは少ないので、下の子(妹)向けに新たに購入されることが多くなります。
そして、上の子(兄)は下の子(妹)を見てくれることが多いのですが、力加減がうまくないこともありますので、意図的ではないにしても遊んでいる最中に、下の子(妹)を泣かせてしまうこともありますが、上の子(兄)も意図的にしていないこともありますので、すぐに叱ることはせずによく話を聞いてあげることも大切です。どうしても、兄妹の場合は妹目線で兄に強く当たる傾向がありますが、兄であっても幼児期の子供であることをパパ・ママも忘れずに、上の子(兄)のサポートもしっかりするようにしてください。
公園で遊んだりと、活発に一緒に遊びまわることも多いので、外遊びではいつも上の子(兄)にくっついて遊ぶ様子が見られますが、同じような行動をしても、下の子(妹)には危険なこともありますが、上の子(兄)にはそれがわからない(判断できない)ことも多いですので、兄妹連れで公園に遊びに行くときは、目を離さないようにすることが大切になります。
● 下の子(妹)が幼児期で上の子(兄)が児童期の兄妹。
児童期にもなると、何が危険かというのも判断つくようになってくるので、上の子(兄)に下の子(妹)を任せても安全に遊べるようになってきますが、児童期の男の子の遊びは、ぶつかり合い・かけっこなど激しい遊びも増えますので、下の子(妹)が遊びに参加できないといったことも増えてきます。
上の子(兄)に完全に任せてしまうことも多いですが、下の子が幼児期の頃はパパ・ママも目を離さず、遊んでいる様子に気をつけることは大切にしてください。
上の子が習い事などが始めると、一緒に遊ぶケースは途端に少なくなりますが、それぞれが楽しい時間を過ごしていることが何よりも大切なので、無理に一緒にあそばせるようなことはしなくても、好きなことや目的な一緒になれば遊ぶ様子は見られます。例えば、好きなアニメやキャラクターが一緒になったり、ゲームなどで遊びたいタイミングが遺書になった時なんかは、自然と遊びますので、無理に一緒に遊ぶものを揃える必要はありません。
遊びたくなったタイミングが、必要なタイミングと捉えると良いでしょう。
最後に、年齢が近い子同士(3歳以下)兄妹の場合ですが、下の子(妹)が1歳で上の子(兄)が3歳頃では、成長・発達段階に大きな違いがあるので、上で書いたことを参考にしてください。年齢が近いと、公園などの外遊びでも、一緒に遊びまわることも可能なので、上の子(兄)の遊びに下の子(妹)も一緒になって遊べますので、パパ・ママとしては少し安心に遊ばせておくことができますが、それぞれ好きな遊びがはっきり分かれることも多いですので、そのときはそれぞれ好きなことで遊ばせておくという感じで大丈夫です。
また、上の子(兄)に下の子(妹)を見ておいて欲しいときは、「一緒に遊んでおいて」というよりも「下の子(妹)を見ていて」といった方が、上の子(兄)の判断で遊び方を変えたりで楽しみ責任感を育むことにもつながりますので、無理に一緒に遊ばせようとせずに二人で過ごしていて欲しいときはハッキリ伝えた方が良いです。
おもちゃ・絵本については、特に一緒に購入する必要はありませんが、姉弟でも触れた通りで、片方にばかり新しい製品を与えると、いい気はしませんので、それぞれに平等に用意することを大切にしてください。
そして、一緒に遊べるようなものがあれば上の子(兄)に率先してわたし、一緒に遊ぶように促せば、一緒に遊んでくれますので、上の子(兄)が興味のあるものを基準に、下の子も参加させるというところから始めると、スムーズに仲良く遊ぶ様子が見られるようにもなります。
ちなみに、当店のいろや商店くらぶ(サブスク)をご利用の方はきょうだいをお抱えの方が多いので、それぞれでお送りするものが毎回変わります。なので、ここに記載したことはあくまでも一つの例として参考としてくださいませ。
ここでは、『兄妹(きょうだい)』の遊び道具となるおもちゃ・絵本選びで大切にすることについて書きました。
下の子(妹)を守ろうと、兄らしい姿が見られるようになりますが、兄の方が力においても強いですので、揉めた時・喧嘩した時などすぐ力で解決させないよう注意させることも大切になります。
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きょうだいで取り合い(奪い合い)・喧嘩が起こったときの対処法
相談で寄せられることの多い問題「きょうだいでの取り合い(奪い合い)・喧嘩が起こったときの対処法」について、ここでは書くことにしました。上でも触れた通りで、取り合い(奪い合い)・喧嘩が起こる中で、どのように向き合うかがそれぞれの子の成長・発達に大切なことの一つでもあるので、パパ・ママとしてはできればして欲しくないということの方が多いと思いますが、ここでは「起こったときの対処法」ということで書いていくことにしました。
大切になるのは起こったときにどうするか?と、
今後起こらないようにはどうするか?です。
まずは、突発的にすぐに片方を叱ったり、責任を問うたりしないことです。
きょうだい(兄弟/姉妹/姉弟/兄妹)同士では、ほんの些細なことが原因で揉めることがたくさんあります。そもそもに、本人同士も何で起こったのかすらわからずもみくちゃになることもありますので、まずは少し落ち着かせて、一旦冷静にさせることが大切です。場合によっては、原因となるものを両方から親が取って、少し頭を冷やすように促すことも必要です。
一度、取り合い・喧嘩になると、冷静に判断できなくなりますので、一旦時間をおいてみてください。
たとえば、分配が原因のことであれば家庭内のルールを決めることをおすすめいたします。
この場合兄弟だけに限らず、パパ・ママも参加してみんなで守ることが大切です。片方ばかり優位に働かないように、公平にすることがとても大切です。そして、おもちゃ・絵本については、上でも触れましたが、ここそれぞれの所有物を把握させることと、共同で使うものを分けることです。必ずこれは自分の!というトラブルが発生するので、それぞれの子におもちゃ箱を用意して所有物をしっかりと分けることで、お互いのものを使う・管理する責任感が生まれます。このときですが、パパ・ママも一つ一緒に購入して持っておくことをおすすめします。きょうだい(兄弟/姉妹/姉弟/兄妹)以外に、パパ・ママも一緒に貸し借り・もののやり取りをすることで、自分が使いたいものを奪うのではなくて、相手から借りる、もしくは自分のものを相手に譲るという感覚を一緒に育んで行くことが可能です。
少しお金はかかりますが、きょうだい(兄弟/姉妹/姉弟/兄妹)のやり取りの間に入る存在として、何か購入するときはパパ・ママの分も手にするようにしてみてくださいませ。
ちなみに、「取り合い(奪い合い)・喧嘩が起こらないようにするにはどんなおもちゃがいいですか?」と聞かれることもありますが、どんなおもちゃ・絵本を渡しても、起こるときは起こります。これがあれば、喧嘩しません!奪い合いになりません!というのはないのですが、それぞれの関係性や正確・性質を理解することで、その関係性にあったおもちゃ・絵本を選ぶことは可能ですので、悩んだ方は是非「いろや商店くらぶ(絵本選書とおもちゃ・知育玩具の定期便・定期購読『いろや商店くらぶ』)」を検討してみてください。
それぞれのきょうだい(兄弟/姉妹/姉弟/兄妹)にあったおもちゃ・絵本をお選びいたします。
この下には、店長による「まとめ(あとがき)」を簡単に書いてます。
ここでは、『きょうだい・2人以上での遊びとそこで活躍するおもちゃ・絵本の揃え方・使い方』について徹底的に書きました。人気・おすすめの製品は各ページで書いていますので、参考にご覧くださいませ。
もし、何か聞きたいことがあったら、当店の『いろや商店くらぶ』も検討してみてください。お子様の成長・発達に沿った遊びをサポートする身近な存在として、いつでもドシドシ!ご相談をお受けしております。📩
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あとがき
ここでは、きょうだい・2人以上の子供と遊ぶときのおもちゃ・絵本・図鑑の揃え方・使い方について書いていきました。
なかでもきょうだい(兄弟/姉妹/姉弟/兄妹)で遊ぶときのことを中心に書いています。親としては、きょうだい(兄弟/姉妹/姉弟/兄妹)が仲良く遊んで欲しいと思いますが、こればっかりは正確・性質など個人差がありますし、一人一人の成長・発達の流れの中で、自己主張をしていくことも大切な時期ですので、その過程で衝突し合うことも、子供の成長・発達の流れの一つとしてとても大切になります。
きょうだい(兄弟/姉妹/姉弟/兄妹)がいるからこそ、経験できることもありますので、奪い合い・取り合い・喧嘩が怒らないようにすることも大切ですが、起こったとときにどう向き合うかが、次につながっていきますので、起こったときに一方的に叱ったり、すぐに仲良くなるようにさせるよりも、それぞれの子の立場や意見をお互いが理解できるように、ゆっくりと話し合い、次に繋がるようにすることが大切です。
ただ、幼児期の頃の子は、なかなか話したところで伝わらない。ということも多いですので、そういうときは、親が間に入って少し時間をあけたり、意識をそらすような努力も必要となります。
きょうだい(兄弟/姉妹/姉弟/兄妹)の関係については、研究でもまだまだわかってないことも多いので、このページが少しでもきょうだい(兄弟/姉妹/姉弟/兄妹)・2人以上での遊びの中で出てきた問題に対して役に立てば幸いです。