読み物
最終更新日:2025年1月15日
絵・写真・文:いろや商店の編集室
れんさいプロジェクト:赤ちゃん・こどもを育む環境づくり
【1歳】成長・発達に沿ったおもちゃ・絵本・図鑑と遊び
お誕生日おめでとう!1歳児と遊び学ぶ
成長に沿ったおもちゃ(知育玩具)・絵本・図鑑と遊び
1歳児との遊びにとって、おもちゃ・絵本・図鑑はどのような存在なのでしょうか?
1歳児の大きな変化は、一人歩きと成長に伴っての外遊びにあります。一人歩きが始まり離乳食が終わる頃(個人差があります)、だいたい1歳前後で乳児期は終わり、幼児期と呼ばれる期間へと入ります。
ここでは、1歳児の成長・発達に沿った遊びと、遊びを豊かにするおもちゃ・絵本・図鑑を丁寧に書いていきます。
1歳以降では公園やお庭などでの外遊びが始まりますし、室内遊びも0歳の頃とは大きく変わります。何と言っても一人で歩き出しますので、家の中のいたるところがこどもの遊び場へと必然的に変わります。こどもの視点から家の中をみまわして、注意することも多くなるでしょう。そのため0歳の後半から感じ始めていた、こどもの遊びの環境づくりをとても考える頃です。
また、1歳になると指を使った細かな遊び(微細運動・微細遊び)ができるようになるため、成長・発達に沿った遊び方やおもちゃの選び方も気になる頃です。そこでここでは、1歳児の成長・発達に沿った、こどもが喜ぶという視点で、おもちゃ・絵本・図鑑を取り上げていきます。
こどもと遊ぶこと。このページを読むことで、これから先も続く子供との遊びについても少し考えていくきっかけになればと思っています。そのようなわけで、長くなりますが、赤ちゃん・こどもを育む専門店として、丁寧に書いていきます。
いろや商店の店長のおおま(@iroyaonline)です。
ご覧いただきましてありがとうございます。
育児・子育て苦手な店長が、こどもが主役で書いてますのでゆっくりご覧くださいませ〜。
1歳児の成長・発達に沿ったおもちゃ(知育玩具)・絵本・図鑑と遊び
まずはじめに、1歳児の成長と発達における遊びを読む前に「【0歳・赤ちゃん】成長・発達に沿ったおもちゃ・絵本と遊び」を読むことをおすすめします(毎回書くと長くなりますのでこちらにまとめています)。0歳児のページでは、赤ちゃん・子供にとっての『成長』と『発達』の違いなどについても触れました。そして、当店で大切にしているおもちゃ・絵本・図鑑を選ぶ視点についても触れています。その前提の上で『1歳児の成長・発達に沿ったおもちゃ(知育玩具)・絵本・図鑑と遊び』を書いていきます。
1歳児ということで触れ忘れてはいけないのは、何においても一つの節目になるということです。はじめてのお誕生日!1歳(満12ヶ月)の誕生日は盛大に祝う家が多いことでしょう。0ヶ月〜11ヶ月の出産後からの1年間軌跡を感じる日にもなります。
0歳児の頃の赤ちゃんで大切にすべきことは、「Attachment(アタッチメント):心理学における愛着」だと書きました。
パパ・ママや身近な大人とのスキンシップを通して、安心だ・安全だという「安心感の輪」を作ることです。
この安心・安全であるという安心感は、この後広がっていく新しい世界(社会性)を理解したり、飛び込んでチャレンジする時の基盤となります。何か大変なことがあっても、いつも安心・安全のパパ・ママがいてくれる、失敗しても安心できる戻る場所があることは、乳幼児期の子供にとても大切なことです。これから先、新しいことにチャレンジするときの基盤となります。
1歳児になると、遊びはさらに豊かになります。
例えば指先を使った細かな遊び(微細遊び・微細運動)ができるようになりますので、小さなブロックを重ねたり、並べたり、揃えたり、穴に入れたりなど、おもちゃを使ってできることはたくさん増えます。0歳児の頃から使っていたラトル・型はめ・プルトイ・プッシュトイ・積み木・ルーピングなどの出番はますます増え、遊び方も成長・発達に応じて変化していくので、一緒に過ごすパパ・ママも面白と感じる場面につい写真に撮るなんてことも出てきます。
また、外へ出て遊ぶ「外遊び」も本格化してきますので、お庭遊び・公園デビュー・砂場遊びなど、0歳児の頃にはしなかったような外での遊びの機会も増えます。おもちゃにかかわらず、何がいいのか?と悩む方も多いでしょう。ここで「知育玩具」という言葉を知る方もいるかもしれません。そこで、正しく知育玩具を理解したい場合は「人気・おすすめ『知育玩具』おもちゃ選びの専門家が徹底解説!」をご覧ください。人気の製品などを取り上げながら解説しています。
そして、0歳の頃は育児・子育てで精一杯と感じていたパパ・ママの中には、1歳を機に教育について考える方も多いかもしれません。書店などで目にする「幼児教育・学資保険・習い事・お受験」など、子供の成長や将来を考えて早めに行動する方も多いです。店長もこの頃「モンテッソーリ教育・シュタイナー教育」などの本をとてもよくみかけました。
今でも耳にしますよね。それぞれの教育をベースにした園・学校は国内外多く存在します。
以下参考資料は、それらの違いを比較したわかりやすい内容となっていますが、その中でもそれぞれの違いをうまく表現されている一文は以下の部分です。
モンテッソーリ園では動物が人の言葉を話したり、人間が空を飛んだりするファンタジーを推奨しません。
一方でシュタイナー園では、ファンタジーはこどもの想像力を育てる教材として尊重されます。
絵本だけでなく人形劇やオペレッタなどで演じることもあります。また、幼児期の感覚教育においても、感覚遊びをする玩具や活動を積極的に取り入れるモンテッソーリ園に対して、シュタイナー園では強い刺激を避けて、淡い色彩、自然素材、菜食、木製のおもちゃ、形作られていない物に囲まれた穏やかな環境の中で、こどもの感覚をゆっくり育もうとする。
という違いがあります。– モンテッソーリ・シュタイナー教育の幼稚園、それぞれの保育者の役割と保育態度の比較を通して
当店は赤ちゃん・こどもを育む専門店として、0歳児のページでも書いていますが過去からの教育論や、赤ちゃん・こどもの成長・発達などに沿った遊びや学び・必要となる道具をお届けしていますが、その中でもっとも大切にしていることは「いろやの物語」でも書いていますが、優れた成績より優しい子を育むということです。
成長・発達に沿った遊び・おもちゃ選びとはどういうことかと言うと、身体のできることに合わせた、成長段階に沿った遊びに適したおもちゃの選び方の一つです。他にも「色を覚える・学ぶ!おもちゃ・絵本で遊びながら子供の色彩感覚・色彩認知を育む」で触れていますが、子供の認知を理解することなどを目的としたおもちゃ選びもそうです。また、自然の中で遊ぶことを通して、身近な暮らしにある環境を知ることは、自然環境との繋がりを感じ、生きるに必要なことを知るという点で大切なことだと考えています。当店ではこれを「環境教育」と言っています。「環境教育」については「子供の『環境教育』自然・生き物を大切にする心を育むおもちゃ・絵本・図鑑」で書いていますので、詳しくはそちらをご覧ください。
わたしたち人間は、ほかの生物をいただくことで命をつなぐ存在です。他の生物なしにはいきて行くことはできません。
そういった点からも、1歳児は室内遊びに限らず外遊びも楽しむことを大切に考え丁寧に解説していきます。このように、当店では赤ちゃん・子供の遊びの環境づくりは自宅でできる幼児教育だと考えています。これについては「家庭で『幼児教育』5育を意識しておもちゃ・絵本・図鑑で遊び学ぶ」で丁寧に触れています。
また、このページは『1歳児の赤ちゃんの成長・発達に沿ったおもちゃ(知育玩具)・絵本』について触れていますが、1歳で一般的に人気の高いおもちゃ・知育玩具については「【1歳】人気の知育玩具・おもちゃ選び専門家がおすすめを徹底比較解説!」でも書いていますので、それぞれ参考にご覧くださいませ。
『おもちゃ(知育玩具)・絵本』は、赤ちゃん・子供の遊びで活躍する道具です。
そして、1歳児にとっての遊び道具は、成長・発達に沿ったものにするべきだと当店では考えています。このページが、1歳児向けの正しい『おもちゃ(知育玩具)・絵本』選びと、遊びの参考になれば嬉しいです。
当店では、メーカー推奨対象年齢と店長による推奨対象年齢を分けて記載しています。これは、メーカー側で考えるのと、遊ぶ側で考えた時の年齢に若干の違いがあるためです。店長としては(安全に楽しく)遊ぶ視点で推奨対象年齢を捉えています。📚
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・お誕生日向けのギフト代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
1歳0ヶ月(生後12ヶ月)のおもちゃ(知育玩具)・絵本・図鑑と遊び
1歳0ヶ月は、乳児期から幼児期に変わります。
一人歩きを始める子もいますが、一般的には一人歩きの始まりは1歳2〜3ヶ月(2・3歩以上歩く)となっていますので、この頃はまだつかまり立ち・伝い歩きという子も多いです。そして、離乳食が完了する子もいますが、終わらない子もいます。そのため、0歳児の時にも書いているとおりで乳児期から幼児期に入る月齢ですが、生後11ヶ月目とあまり変わらないという個人差があります。店長の息子は一人歩きが随分遅かったので、この頃はまだまだハイハイをしていた頃です。つかまり立ち・伝い歩きが始まり、数日後には一人歩きに移行してしまったので、つかまり立ち・伝い歩きの期間を楽しむほど日数がありませんでした。このように、一般的に言われる成長・発達については個人差がとてもあります。不安になったら、健診で通っている小児科などへ相談してみてください。
なんといっても生後12ヶ月目(満一歳)ということで、はじめての誕生日が行われます!
0ヶ月からここまで育児・子育てにと走ってきたパパ・ママにしてみたら、感慨深い日になるかと思います。出産前からここまでのことを振り返って、言いたいこともあるけど頑張ったお互いを励まし合う。そんなことができる日にもなりますが、いかがでしょうか?
なお、幼児期のおもちゃについては「工夫して遊び学ぶ力を育む!幼児期のおもちゃ選びに大切なこと教えます」で書いていますので、そちらも参考にご覧ください。絵本については「幼児期に絵本・図鑑が大切な理由!年齢別でこどもの成長にあわせた選び方を教えます」で書いています。
1歳を過ぎる頃になると、0歳11ヶ月の部分でも書いていますが、絵本で遊ぶ頻度が上がってきます。
行動できる範囲も広がるので、身の回りの物や人が対象となったお話はとてもおすすめです。ご飯を食べたり、お風呂に入ったり、ゆっくりとお休みしたり。書店に行けば見かけると思いますが「おやすみの絵本」は出版数がとても多いです。何と言っても、毎日あることですからね。この頃までに1冊もなければそろそろ揃えておきたい本の一つです。寝る前やお布団で一緒に読む、お月様を眺めながら一緒に読む。
いろいろな楽しみ方のできるのは、おやすみの絵本の素敵なところです。絵本は、読み聞かせ以外にもいろいろな遊びの楽しめる遊びの道具です。「絵本で家族・親子のコミュニケーション。大好きなこどもと、大好きな絵本のある暮らし」では、親子で楽しむ絵本について書いていますので、あわせてご覧くださいませ。
また、室内で遊ぶ場合は、家の中のあらゆるものが子供にとっての遊び道具に変わります。
0歳児のページでも書いた通りで、ハイハイが始まった頃から用意していれば、プルトイ・プッシュトイを使って家中を動き回るという光景も見られますが、周りへの注意力が散漫なので、ぶつかったり・引っかかったり、という室内での怪我に注意してください。
自分で動きたい!知りたい!探し回りたい!という月齢でもあるので、一人で座っておもちゃでじーっと遊んでいるというのは期待しないでください。手に持ったおもちゃを放り投げてあっちへこっちへと移動して動きます。
そして、疲れた頃にはお昼寝。体を動かして遊ぶことが多くなってきますので、外遊びを始める準備だと思って過ごしても良いでしょう。この頃の月齢におすすめのおもちゃは「プルトイ・プッシュトイ」です。プルトイが人気な理由については「なんで人気?プルトイは遊び方が自由で、引っ張ると動く赤ちゃんにおすすめのおもちゃ」でも書いています。プルトイは生き物をモチーフにした製品が多いです。当店でも以下の製品は人気があります。「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『プルトイ』おもちゃを徹底比較」では、人気のプルトイを目一杯比較・解説しています。この中からお気に入りが見つかるはずです。
車・汽車がモチーフになった物や、押しボタンタイプのスクイーズ玩具などをはじめ、押して楽しむプッシュトイについては「押して遊ぶ!プッシュトイは、赤ちゃんの好奇心を刺激する人気のおもちゃ」で詳しく説明しています。以下の「クラクションカー」は、当店でも人気の高い製品です。
ベビーカーで一緒に持ち歩いたり、この先ごっこ遊びなどでも活躍しますので小学生になるまでも楽しめます。スクイーズ玩具や、いたずら好きな子に人気なボタンなどをモチーフにしたおもちゃについては「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『押しボタン・スイッチ・コンセント』おもちゃを徹底比較」でも取り上げていますし、上でも触れたように部屋にあるもので遊ぼうとし始めますので、室内に鍵のついた取っ手があれば「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『鍵(カギ)』おもちゃを徹底比較」や、リモコンをモチーフにしたおもちゃ「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『リモコン』おもちゃを徹底比較」や、電話・スマートフォン・カメラをモチーフにしたおもちゃ「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『電話・スマホ』おもちゃを徹底比較」や「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『カメラ(キッズカメラ)』おもちゃを徹底比較」なども参考に、安全に過ごせる遊びの環境づくりが必要になります。
そして、1歳に入ると、そろそろ外遊びの準備です。
パパ・ママのお買い物に付き合って、ベビーカーに乗ったり抱っこ紐で外に出ることと、公園・外で遊ぶのは違いますので、外遊びで過ごす時は「こどもと楽しい外遊び!赤ちゃんとおもちゃを持っての公園デビュー!注意点やおすすめの持ち物」のページを参考に、気温・日差しの強さなどに注意してください。また「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『外遊び(公園・庭・ベランダ)』おもちゃ・遊具を徹底比較」では外遊びで活躍するアイテムについても場所別で比較・解説していますので、あわせてご覧くださいませ。
また、水遊びはいきなり始めると水が怖くなってしまうこともありますので、少しずつお風呂で一緒に過ごす中で慣れていくのがおすすめです。お風呂での水遊びは、生後6ヶ月頃から始められます。中にはスイミングスクールに早くから通い出す子もいますが、多くはお家のお風呂からが水遊びのスタートとなるでしょう。水遊びについては「水が嫌い・苦手・怖がる!おもちゃ・絵本を使った遊びで楽しく克服」で触れていますので、そちらを参考にしてみてください。当店では、以下のお風呂セットがとても人気があります。また、他にも「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『お風呂・水遊び』おもちゃを徹底比較」では人気のお風呂・水遊びのおもちゃを比較・解説していますので、この中から選んでお気に入りを見つけてみてください。
生後12ヶ月目(満一歳)の頃は、0歳の10ヶ月・11ヶ月頃からの遊びが続いたようになります。その頃に揃えたおもちゃ・知育玩具・絵本があれば、そのまま使って楽しむことができますので、こちらのページと合わせて0歳のページも参考に読むことをおすすめいたします。成長・発達に沿った流れで言うと、一人歩きが個人差で見られるようになります。それによって、遊び方も個々に違いが出て来ます。書籍などでも1歳前半と後半など2つに区分ける場合もありますので、ここでは月ごとに区切っていますが、前後の月も読みながら参考にしてください。できれば1年間のあらすじを辿るように、全部読んで欲しいところです。👦👧
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1歳1ヶ月(生後13ヶ月)のおもちゃ(知育玩具)・絵本・図鑑と遊び
1歳1ヶ月は、幼児期です。
指先を使っての遊びもとても上手になります。『指先や手を使った遊び』については「握るからつまむへ!乳幼児期に『指先や手を使った遊び』を育むおもちゃが大切な理由」でも解説しています。
ラトル(がらがら)で遊んでいた頃が懐かしくなり、ラトル(がらがら)が部屋のインテリアなどに変わる頃です。
見た目からも、赤ちゃんというよりも子供らしくなり、これから活発に動き回る姿が想像できるようになります。1歳0ヶ月でも触れましたが絵本が活躍する頃です。「色・形・音」そして、絵本を使った体を使った動きを合わせて、絵本を読みながら一緒にジャンプしたり、色を指差したり、リズムに合わせて体を動かす。遊びと学びが少しずつ形になってくる頃です。
この頃までに感覚遊び・感触遊びをしていない場合は「こどもの『感触遊び・感覚遊び』はインクルーシブに楽しめる五感を使った遊び」を参考に、おすすめします。
手・指先の動きでいうと「つまむ」という動作が、上手になってくる頃で、親指と人差し指でつまむという動作は、ちょうど1歳過ぎくらいにできる成長・発達の一つの節目です。これに最も適したおもちゃ・知育玩具があります。「型はめパズル・ルーピング」です。当店では、以下のようなノブ付きの型はめパズルがありますが、とても人気があります。型はめパズルについてはポットン遊びのできるボックスタイプと、ノブなどの付いた平面タイプの2種類がありますが、これについては「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『型はめパズル』を徹底比較」で丁寧に比較・解説としています。「ポットン落とし」については「落とす遊び!『ポットン落とし』はいつから?おもちゃの役割と知育で人気の秘密」で丁寧に解説していますので、興味のある方はご覧ください。
他にも、「人気・おすすめ『パズル』おもちゃ選びの専門家が徹底解説!」では、パズル全般について書いていますので、あわせてご覧くださいませ。例えば「キーボックス」では回すという動作もありますので、知育玩具としてロングセラーの人気製品の一つでもあります。
また、「目と手の協応」を育むおもちゃということで0歳の頃から揃えている方も多い「ルーピング・ビーズコースター」もこの頃から用意する方も多いです。ビーズをつまみ、レールに沿って動かすことを求められるので、0歳〜2歳頃までよく遊ばれます(ただ、お子さんにより興味を持つタイミングはまちまちです)。「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『ルーピング』おもちゃを徹底比較」では、簡単なものから難しいものまで人気製品を比較・解説していますので、合わせてご覧くださいませ。また「いらない?いつから?『ルーピング・ビーズコースター』おもちゃが知育で人気な理由」では遊びの流れや育まれる点についても触れています。
他にも「つまむ」ことができるようになると、以下の製品のような遊びも楽しめます。
たとえば、以下のような上から下に落ちていくおもちゃ(スロープトイ)は「追視」と「探索」の両方を楽しめるおもちゃで、人気があります。落として遊ぶおもちゃは、子供にとても人気がありますのでおすすめです。一つは用意しておくと良いでしょう。ビー玉が使われている製品は、口に入れると心配なので、下記のような車などのおもちゃが転がっていく製品がおすすめです。「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『玉転がし・玉の道・玉落とし』おもちゃを徹底比較」では、さまざまな人気のスロープトイも比較・解説していますので参考にご覧くださいませ。なお追視については「【見る力】目と手の協応・追視を育む遊びとおもちゃが大切な理由」で丁寧に書いていますので、あわせてご覧くださいませ。
また、1歳前後から手遊びで楽しむのもおすすめです。
歌を歌いながら、手を合わせたり、顔を隠したり、こどもはパパ・ママのする姿を真似して一緒に手を動かします。0歳児のところでも、「繰り返し遊び」として、以下「かくれんぼ」や「いないいないばあ」の絵本が人気だと書きました。これに歌・音楽を混ぜて手の動きを組み合わせます。
手遊びは、体を使った遊びなので、新しくおもちゃなどの道具を用意する必要もありませんし、音楽さえあればどこでもすぐに始められる遊びです。家の中での遊びに是非取り入れてみてください。
さて、ルドルフ・シュタイナーは次のように述べています。
子どもは感覚器官であり、眩しさや音を伴う外の世界に耐えられないために、十分に眠らなければなりません。
眩しい太陽の光が入り込んでくるならば、目を閉じなければならないように、子どもは感覚器官であるゆえに環境に対して閉じこもらなければならないのであり、十分に眠らなければならないのです。
なぜならば、子どもは環境に向き合っているのならば、それを観察しなければならないのであり、心のなかで話していなければならないからです– ルドルフ・シュタイナーの幼児教育に関する一考察
と記されています。
子供は睡眠が大事というのは、こういった考え方もあります。よく遊び、よく休む。そして遊ぶときには体の感覚を存分に生かして体験する。遊びと体験を通して、赤ちゃん・こどもは成長・発達していきます。
これが乳幼児期の遊びではとても大切なことです。
1歳前半(満1歳〜1歳3ヶ月頃)になると「つまむ」という動作が安定します。
親指と人差し指を使って、つまむという動作ができるようになると、遊びの幅は広がります。例えば「型はめ」のような0歳の頃には遊ばなかったおもちゃ・知育玩具でよく遊ばれるようになりますし、他にも「つまんで別の場所に持って行き入れる・落とす」といった遊び方も行えるようになります。これで人気のある製品は「クネクネバーン」のような上から下に落とすおもちゃです。👆
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1歳2ヶ月(生後14ヶ月)のおもちゃ(知育玩具)・絵本・図鑑と遊び
1歳2ヶ月は、幼児期です。
この頃になると一人歩きを始める子がとても多くなります。
このページを読まれた方の中にも、子供がちょうど一人歩きを始めたので、1歳の子とのこれからの遊びやおもちゃ・絵本・図鑑をどうしようか?と考えて開いた方もいるかと思います。
一人歩きが活発になる頃ですが、運動能力の発達という点でいうと「指先の扱い方」もとても成長します。
室内で遊ぶ場合は、0歳の頃は振って口に入れたりと積み木をラトルのように遊んでいた子も、同じ形を並べたり、積んで遊ぶようになっていきます。いわゆる「構成遊び」です。構成遊びについては「『構成遊び』は揃える・組み立てる・壊す遊び!当店人気のおもちゃの理由も教えます」で丁寧に解説しています。
積み木は0歳から楽しめるおもちゃなので、0歳の頃から用意してほしいおもちゃの一つですが、本格的に積み木らしく積んで遊び出すのは1歳過ぎ頃からです。それまでは手に持った積み木をぶつけて遊ぶなどになります。
いつも活発に動いていたのに珍しいくらい黙々と積み木に向かって遊ぶ姿に驚くかもしれません。だからと言って、一人放っておいてパパ・ママが子供のそばを離れて好きなことをする・目を離すというのは避けるようにしましょう。一緒に遊ばなくても近くにいることが子供にとっては安心・安全を感じますし、小さなことができた時は一緒に驚き喜ぶ。子供と一緒に遊ぶというと難しいことと思いがちですが、一緒に楽しみ一緒に喜ぶ、これが子供との遊びの基本形です。
1歳前後頃から、自分のしたい!をどんどん形にしていきますので、同じ色の積み木を揃えたり、重ねて崩れることを楽しんで遊びます。そういった点でも、出産祝いでは白木(無塗装)の積み木をもらうことが多いと思いますが、出来れば色のついている積み木も揃えてください。積み木で育まれる点などについては「隠れた秘密!赤ちゃんのおもちゃで『積み木』が長く使われ、必要とされる理由を教えます」で書いていますので、詳しくはそちらをご覧ください。また、積み木遊びについては「意外と知らない積み木の遊び方。0歳〜小学生まで親子で考えて長く楽しめます」で年齢に応じた遊び方を解説しています。そして、カラフルな積み木としては「ベビーブロック・ディスカバリー」「ベビーブロック・バラエティ」などの人気があります。1歳の頃はそれほどたくさんの量がなくても大丈夫です。
人気の積み木から基尺での違いなど「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『積み木』を徹底比較」では『積み木』の製品についてありとあらゆる比較をしてまとめています。積み木を購入する場合の選び方・違い・良い積み木に必要なポイントなども余すことなく書いていますので参考にしてみてください。
そして、外遊びというと、公園などの遊び場へ行くということに意識を向ける方も多いですが、家から出て少し散歩をすることも外遊びの一つです。一人歩きを始めたら親子で手を取り合って家の前を少し歩く。とても簡単な外遊びの一つです。家の前に生えている雑草、庭に植えている植物、ベランダの鉢など、外に出れば室内とは違った物に触れられますので、外遊びをし始めた子供にとっては一歩、自分の足で歩くだけで刺激的な日々となります。
生活のリズムの中に『室内遊び・お昼寝・外遊び』を組み合わせて、1日の生活リズムを作り、楽しく穏やかに過ごしてほしいと考えてます。1歳2ヶ月の頃は、リズムのある毎日を過ごす準備期間といっても良いでしょう。
パパ・ママにとっても生活リズムを正す良い機会です。
1歳前半(満1歳〜1歳3ヶ月頃)は、室内遊び・外遊びともに、豊かになってきます。
一人歩きが見られれば、本格的な外遊びのスタートになりますし、室内でも注意することが増えます。そして、手・指先を使った遊びもとても豊かになります。いよいよ出産祝いなどでもらうことの多い「積み木」が活躍する前触れが見られるようになる頃ですので、子供の遊ぶ環境を一つ一つ作っていくに良い時期にもなります。前後の月も読みながら参考にして見てくださいませ。📗
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1歳3ヶ月(生後15ヶ月)のおもちゃ(知育玩具)・絵本・図鑑と遊び
1歳3ヶ月は、幼児期です。
この頃から「食育」を意識する方が増えてきます。理由は、離乳食が終わることが多いからです。
「親子で遊びながら食事・食べ物を学ぶ『食育』で当店人気のおもちゃ・絵本・図鑑」のページでも書いていますが、食育は出産前からはじめられることですが、子供が食事をするようになることがきっかけで意識し始めるという方がとても多いです。店長も本格的に意識し始めたのは「持続可能な社会へ!こどもと環境問題・自然破壊をおもちゃ・絵本・図鑑を通して考えるお店」でも書いていますが、息子のアトピーからです。しっかりと遊び学ぶためには、元気な体があってこそ。離乳食が終わる1歳3ヶ月頃は、その基盤となる食事を見つめ直すスタートにちょうど良い頃です。
そのため、食べ物や食べ方に関わるような絵本、食べ物がモチーフになったおもちゃなどを上手に使って過ごすことをおすすめいたします。
また最近では、料理のセミナーや教室もたくさんありますので、自宅でできることであれば、パパ・ママも学ぶきっかけとなる時期にもなります。例えば、「ちいさなくだものえほん」「ちいさなやさいえほん」は、出産祝いでも人気のある絵本です。お野菜・果物が主人公の可愛らしい絵本です。そして「『英語でもよめる』はらぺこあおむし」はエリック・カールの絵本の中でも人気のベストセラーの2ヶ国語版です。食育にもつながる絵本ですので、1冊は家に用意しておきたいです。
また、離乳食が終わるとベビーチェアなど使っていた方もテーブルを外す頃になります。この頃、ベビーチェアの買い替えを考える方が多いです。「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『ベビーチェア』を徹底比較」では、様々なベビーチェア(ハイチェア・ローチェア・テーブルチェア)を比較していますので、赤ちゃん・子供向けの椅子の購入を考えていた方は参考にご覧くださいませ。
そして、0歳児のページでも書いている通りで乳児期の後半から、パパ・ママのすることを模倣するようになります。
パパ・ママが食べている姿に自分も興味を示して、離乳食用の食べ物ではなくて普通の食事を食べたそうにする子・手を突っ込む子もいますし、ハシやお皿など、日常生活で使っている道具を自分でも使いたいというアピールもしはじめます。おままごと遊びにつながる、つもり遊び・見立て遊びが活発になりますので、遊びを通して、食事の大切さを学んでいける頃にもなります。『ごっこ遊び』と『つもり遊び・見立て遊び』の違いについては「こどもの成長を感じる『ごっこ遊び』と『つもり遊び・見立て遊び』の違い。」を参考にご覧くださいませ。
また、0歳児のページでも書きましたが、「ありがとう」という言葉を添えて、やりとりを楽しむようにしてください。こういったやり取りを通して、物を使って人と交流する楽しさを学びます。「ありがとう」「どうも」「ちょうだい」と、人との交流の基盤ともなる遊びができる頃になりますので、積極的におもちゃを使って取り組んでみてください。また、当店で人気のある以下の絵本「ありがとうのえほん」も一緒に読み聞かせで楽しむこともおすすめします。
寝ること、食べること、そして遊ぶこと。
1歳3ヶ月の頃は「食事・食育」を重点的に意識して過ごされると良いです。
これは、当店で考える5育(知育・才育・徳育・体育・食育)の中でいう「体育」です。
そして離乳食が終わり、外遊びがスタート。
家での遊びも豊かになって、言葉も少しずつ成長していきます。
ついつい大人と同じようなコミュニケーションをできるような錯覚をしてしまいそうになりますが、まだまだ自分の意思の伝え方は未熟です。「床に横になってダダをこねる」という姿も見られますので、子供の様子を観察しながら、子供の意思をできる限り尊重して、自分のしたい!自分でやりたい!を自分の力で少しでもできるようにちょっとだけ先回りをして、サポートすることが大切です。
なんでもパパ・ママが先回りしてやってしまうと、子供の自分で失敗する機会を奪ってしまうことになります。
時間がかかるかもしれませんが、自分で出来るようになることを大切に、食事も遊びも、一つ一つ向き合ってみてください。育児・子育ては大変ですよね。店長はとても苦手でしたので、おもちゃ・絵本に助けられながら過ごしました。
1歳前半(満1歳〜1歳3ヶ月頃)は、室内遊び・外遊びともに、豊かになってきます。
一人歩きが見られれば、本格的な外遊びのスタートになりますし、室内でも注意することが増えます。そして、手・指先を使った遊びもとても豊かになります。いよいよ出産祝いなどでもらうことの多い「積み木」が活躍する前触れが見られるようになる頃ですので、子供の遊ぶ環境を一つ一つ作っていくに良い時期にもなります。前後の月も読みながら参考にして見てくださいませ。📗
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1歳4ヶ月(生後16ヶ月)のおもちゃ(知育玩具)・絵本・図鑑と遊び
1歳4ヶ月は、幼児期です。
この頃から自分の行きたいところへ一人で歩いていけるようになります。歩行は安定し、障害物を避けて歩けるようになる子もいます。ということで、室内・戸外と、探索活動がさらに活発になります。行動範囲がどんどん広がるので、子供の活動している様子を見ているだけで楽しい時期です。お爺ちゃん・お婆ちゃん・お友達など、こどもの成長記録を楽しみにしている身近な人に向けて(ダラダラと)毎日遊んでいる様子の動画を撮って送るだけでも、喜ばれるのでおすすめで、変化があって面白い時期です。
ネタになるような行動も絶対見られます。
1歳4ヶ月頃になると、数ある絵本の中でお気に入りの一冊というのが出てきます。
そのため、絵本は0歳〜2歳くらいまでが対象年齢となる一定の冊数(10冊程度)を揃えておくのが良いです。絵本のしまっている場所も覚えていますので、いつも閉まっている場所に自分から取りに行って、読んでほしいと絵本を持ってきます。
パパ・ママは飽きるかもしれませんが、何回同じ絵本を読んでも子供は喜びます…。(苦笑)繰り返しの遊び・繰り返される遊びは大好きです。1冊の絵本に穴があくほど楽しむ時期に突入です。(実際に破ったりしますのでボロボロになりテープで止めるようにもなります)いつも同じページで笑い、楽しむ。ほかの絵本にしない?と言っても、イヤダイヤダとされることでしょう。
見つけて指をさして遊べる絵本は、この頃の子供は大好きな絵本です。りんごはどれかな?うさぎさんはどこのページにいたかな?などとお話をしながら、自分の記憶を思い返しながら、絵本を開いて探して行く。
絵本を使った1歳児との遊びです。絵本であれば、様々な絵のある絵本を。例えば、以下のような絵本は様々な生き物・キャラクタが出てきますし、今後図鑑としても楽しめるので当店でも人気のあっておすすめの本です。
他にも、たくさんの中から見つけて遊ぶにとても良いおもちゃに、「リングカード」があります。
0歳のベビーカー向けグッズとしても取り上げていますが、遊びながら学ぶ道具としても人気があります。0歳の頃に「あいうえお・どうぶつ」を揃えたなら、少しステップアップして、「ABC・わえい・おやこ」あたりもおすすめです。当店では全製品揃っています。
子供の成長・発達に沿った遊び等視点でいうと、1歳4ヶ月頃になると、物と名前が一致しだす頃でもありますので、たくさんの絵の中から対象物を見つける遊びはとてもおすすめです。
また、室内遊びでは人形・ぬいぐるみがあると、パパ・ママがしていることを見立てて遊ぶ様子が見られることもあります。
自分ですらご飯を食べさせてもらっているのに、ご飯を食べさせる真似をしたり、人形をトントンと寝かしつける格好をしたりと、可愛らしくて笑ってしまうような光景も見られます。
1歳4ヶ月ともなると、1年前を思い出せないくらい成長します。
遊びを通して子供の変化をとても感じる頃なので、子供の遊んでいる姿を見ながら、今目の前でしている遊びの発展形となるようなおもちゃをぜひ見つけてください。例えば、人形と一緒によく遊んでいる子であれば、対象年齢が少し上でもままごと遊びのおもちゃを探すなどです。以下の製品は当店で人気の高い手作りのぬいぐるみです。出産祝い・1歳の誕生日でも人気があります。「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『おままごとセット』おもちゃを徹底比較」・「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『ドールハウス』おもちゃを徹底比較」では、人気のおままごとセット・ドールハウスを比較・解説していますので、参考にご覧ください。本格的に揃えるのは、2・3歳以降ですが、今から揃えておいても使わないということはないです。
1歳中期(1歳4ヶ月〜1歳6ヶ月頃)は、直立2足歩行が安定し始め、障害物を避けて歩くなど外遊びしやすくなります。また、上で紹介した「積み木」も積んで遊ぶ様子が見られるようになりますので、積み木を揃えたくなる意欲も高まるはずです。また、一番は対象物と言葉が一致し始めますので、色々なものを見て指差しながら一緒に当てていく遊びはとても楽しいです。よし!と幼児教育教材など揃え始める方もいますが、おもちゃで十分代用できますので、このページを参考に揃えてみてくださいませ。👟
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・お誕生日向けのギフト代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
1歳5ヶ月(生後17ヶ月)のおもちゃ(知育玩具)・絵本・図鑑と遊び
1歳5ヶ月は、幼児期です。
この頃になると、ボールを相手に向かって投げて遊べるようになります。
0歳児の頃は来たボールに反応したり、追いかけたりとしていたのに、自分でボールを掴んで相手に投げる。実はこれ、大きな身体的な成長なんです。そのためこの頃は、ボールの形をしたラトルが遊びの道具として再び活躍します。特に布製のボールの形をしたラトルなら、家の中のどこにぶつかっても気にならないです。
注意する点としては、ベビーカーに乗っている時に持たせると投げてしまうことです。外出時は大変なことになりますので、外に行くときはボール型のおもちゃは片付けておくことをおすすめいたします。(苦笑)
もしくは、当店で人気のある以下の製品「SEボール」なら紐などをくくりつけておけばベビーカーでも楽しむことができます。外したりつけたり、手・指先の細かな動きでも楽しめる人気の製品です。ボール型の楽しめるおもちゃは「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『ラトル・がらがら・にぎにぎ』を徹底比較」でも比較・解説していますので、合わせてご覧くださいませ。
また、1歳4ヶ月でも触れましたが、模倣しての遊びがどんどん豊かになります。
人形に食べる真似をさせていたのも、パパ・ママに食べさせようとするなど、遊びも少しずつ発展していきます。
パパ・ママ以外の言葉を発することが増えてきますので、おままごと遊びの中で、意図的に簡単な言葉をかけるなどすれば、子供との言葉のやり取りを楽しめますし、子供の言葉のレパートリーも自然と増えていきます。
簡単な言葉を覚えるなら、絵本がいちばんのオススメになります。
この頃は身近な暮らしのものが載っている、ことば図鑑のような絵本は、指差しをしたり、ままごとの中で登場させるなどで大活躍してくれます。知ることが増えるにつれて言葉の数も増えていきますので、積極的にこどもの興味・関心があるものを手にとって一緒に遊んでみてください。どんどんと絵本が増えていく頃です。以下の絵本は、当店で人気の高いことばがたくさん描かれた絵本です。
そして、外遊びも盛んになってくる頃です。
公園の砂場など、子供達が集まる場所で遊ぶ際に多くなることといえば、他人のおもちゃを奪って泣かせたり、逆にちょっと年上の子に奪われて泣いたりです。泣いたり、しょんぼりして落ち込んでいたり。近くで同じような経験をしている子がいれば、顔を覗き込んでヨシヨシとする姿も見られます。可愛いです。
少しずつ社会性が見え始めてきますので、毎日の生活の中に外遊びをどんどん取り入れて欲しい頃です。
なお、外遊びで持って行くおもちゃには、必ず名前を書くようにしましょう。落ちているおもちゃもどこかの誰かが置いて遊びに行ってしまったものかもしれないので、こどもが遊びたそうにしていたなら、パパ・ママ同士で声を掛け合って、「こどもにお友達から借りましょうね」といって使うようにしましょう。
そうすることで、自分で持ってきたもの以外はお友達などに聞いてから借りるということを覚えます。
また、言葉と物が一致しだすと、語学の教育をと考える方がとても増えます。
2歳頃になるとさらに増えるのですが、そういった方のために、言葉に関する製品についても少し取り上げておきます。主にこの頃は「ひらがな・アルファベット」が中心に描かれた製品の人気が高いです。そして、絵本でも物語として学んでいけるものはとても人気があります。たとえば以下の絵本「『英語でもよめる』月ようびはなにたべる?」は歌って踊っての楽しめるバイリンガル絵本です。まだこの頃は「単語」が中心ですので、できる限り簡単なものがおすすめとなります。それぞれのおもちゃについては「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『ひらがな・カタカナ・漢字』おもちゃを徹底比較」「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『英語・アルファベット』おもちゃを徹底比較」を参考にご覧くださいませ。そして『幼児英語教育』については「自宅で楽しい『幼児英語教育』親子で遊びながら英語を学び身につける」でも触れています。
1歳中期(1歳4ヶ月〜1歳6ヶ月頃)は、感情表現がとても豊かになりますし、対象物を指差して「ワンワン」などと声に出していうようにもなります。関心があるものは教えてくれますし、とても活発になりますので、注意することもとても多いです。外遊びも室内遊びも遊び方に幅が出てきますので、よく言葉に出しながらコミュニケーションすることをおすすめします。そしてその時の遊びの道具に、「おもちゃ(知育玩具)・絵本」はとても役に立ちます。親子のコミュニケーションの道具として揃えてみてください。✏️
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1歳6ヶ月(生後18ヶ月)のおもちゃ(知育玩具)・絵本・図鑑と遊び
1歳6ヶ月は、幼児期です。
ついに1歳半ですね、ここまでくるともう赤ちゃんというよりも、見た目からも子供らしくなります。
乳幼児健診もありますので、一つの節目と感じることも多いでしょう。
子供自身の行動力・運動能力もとても成長・発達していますので、赤ちゃんとの暮らしから、これから続く子供との暮らしに変化してくる頃です。小さいなお祝いをするのもおすすめです。
1歳6ヶ月頃になると、名前を呼ばれると自分のことだとはっきりわかります。
おすすめの遊びは、土・砂・石・水・木の葉や虫などの自然物に触れて、家と外を目一杯楽しむ遊びです。なかには、外での遊びにも慣れ始める頃ですので、遊びに行く場所の距離も少しのばして、普段よりも大きな公園に行くなどもおすすめです。特に、晴天の日などは広い公園で子供と一緒にゴロゴロと転がっているだけで気持ちのいいものです。
芝生が敷かれている公園であれば、子供が転んでも怪我をせずに遊ばせておけるということも多いですので、1歳6ヶ月頃は少し大きめの公園に遊びに行くということをおすすめします。郊外の少し大きめの公園へ行くと生き物との触れ合えるコーナーがあるなど、普段身近では見ることの少ない生き物を見ることもできます。色々な生き物に触れて楽しむというのは、上でも触れましたが「環境教育」にとても良いことです。お気に入りの生き物がいたら、ぬいぐるみと一緒にお散歩しても良いでしょう。「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『動物』おもちゃを徹底比較」「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『魚・釣り』おもちゃを徹底比較」では、様々な人気の動物のおもちゃ・ぬいぐるみを比較・解説していますので、お気に入りの動物のぬいぐるみもきっと見つかるはずです。動物園・水族館へ足を運ぶ機会も出るかもしれませんのでその時に持っていっても良いでしょう。
そして、子供が大好きなのは、音のなるおもちゃを使った遊びです。
乳児期の赤ちゃんが自分で振って遊んでいたラトルが、新生児の頃のようにパパ・ママに使い手が再び変わって、今度は一緒に踊って楽しむ時に活躍します。ラトルや楽器玩具を手に持って、パンパンとパパ・ママが手を叩いて音を鳴らして遊びながら、子供が踊る。
立ち上がった状態でバタバタと踊る様子を見ると、新生児の頃との子供との遊び方の変化に、ちょっと感慨深い気持ちになると思います。人気の楽器玩具については「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『楽器』おもちゃを徹底比較」で丁寧に(かなり長いですが)楽器ごとに比較・解説していますので、参考にご覧くださいませ。
指先の動きでも、「つまむ・ちぎる・たたく・握る」から、「押す・転がす・引っ張る」など、全身を使って物を扱うことができるようになりますので、体全体を使って楽しむ遊びを親子でしながら、スキンシップを重ねて、より一層の親子の絆を深めることができます。室内遊びでは、新聞紙やダンボールを使っての遊びも楽しいですので、以下のページを参考にしながら少し工夫して遊んで見てください。実際に1歳の子と遊んでいる様子で紹介しています。「赤ちゃん・子供と『室内遊び』のアイデアからおもちゃ・絵本の活用方法まで」では、様々な室内遊びについて書いていますので、参考にして見てくださいませ。
1歳中期(1歳4ヶ月〜1歳6ヶ月頃)は、『歩行』が楽しい時です。
そして、一人歩きが始まり外遊びが増えるにつれて少しずつ外出の頻度も上がり行く場所も増えて行く頃です。機会があれば、色々な生き物に触れる機会をつくり、そこで出会った生き物を帰ってから絵本で楽しんだりしてみてください。小さい頃からの「環境教育」です。また、散歩に出た時は「道草」も大事にして身の回りの発見も楽しんでみてくださいませ。🌱
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1歳7ヶ月(生後19ヶ月)のおもちゃ(知育玩具)・絵本・図鑑と遊び
1歳7ヶ月は、幼児期です。
この頃になると、パパ・ママなど身近な大人に対しての子供の応対はとても豊かになります。
公園での「ありがとう」のやりとりができるようになったり、何事も待てなかったのが少しだけ待ってくれるようになったり。歩き方もしっかりとしてくるので、ヨタヨタと転びそうで不安だった日々にもさようならといった感じになります。
店長の息子もこの頃になると一人歩きを始め、ぐんぐん外遊びをするようになりました。少し高いところから転倒して頭を打ちつけ、病院に駆け込んだりもしました。外遊びも活発になるので、室内・戸外と、ハラハラドキドキとする場面に出くわすことも多いでしょう。
そして、1歳7ヶ月頃になると、自分のおもちゃから、他人のおもちゃ・他の子達の遊んでいる姿に関心を寄せるようになります。これは「傍観遊び」というものです。子供の遊びの発展については「『集団遊び』で育まれる力・おもちゃの役割は?たくさんのお友達と考えて遊ぶ」で書いていますので参考にご覧くださいませ。外で遊ぶ時間も日に日にのびて行きますので、外遊びをするときは簡単に食べられるおやつなどは用意した方が良いです。公園への道のりも一人で歩いて行くようにもなってきますが、帰りは寝てしまいベビーカーで過ごすということも多いでしょう。(苦笑)
これが、幼稚園・保育園まで続いていきます。
この頃から、幼児期に相応しいような遊び方・子供とのやりとりが増えてきます。
外での遊び、室内での遊び、パパ・ママもお友達と過ごすことも増えてきて、他人との触れ合いも増えてくる頃です。この頃から、衣服を自分で着脱しようとしますので、少しずつサポートしながら自分でできるようにしてあげましょう。手の動きでいうと、スプーンを上手に使うようにもなりますし、積み木での遊び方もさらに豊かになっていきます。
少しずつこどもが成長するにつれて積み木を積む高さも大きくなります。
1つが2つ、そして3つと積み木が重なって行くのはこどもの成長とともにです。この頃、積み木にしようかブロックにしようかと悩まれる方は多いです。店長にも相談が寄せられます。そもそもに、積み木とブロックの違いは理解していますか?「どっち?『ブロック』と『積み木』の違いを丁寧に解説します」では、積み木とブロックの違いを丁寧に解説しています。当店では、ブロックは2歳頃からとしています。その理由についても触れていますので、ご覧くださいませ。なお少し先駆けて揃えたいなという方は、「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『ブロック』おもちゃを徹底比較」でレゴ以外のブロックも取り上げながら比較・解説していますので参考にしてみてくださいませ。たとえば当店ではブロック遊具として「コネクトリンクス」を扱っていますが、月齢的には1歳から楽しめるおもちゃです。手・指先に力を加えて遊ぶ道具としてもおすすめです。
おもちゃでいうと、さらに細かな指先の動きをすることができるようになるので、この頃から「紐通しおもちゃ」への取り組みを考える方も増えてきます。でも、1歳でも後半頃から取り組むことをおすすめします。新生児期の頃は、まだ手の平をグーッと握っていることが多く、指先を使う動きはほとんどできません。そしてだんだん成長し乳児期に入ると、ラトル(がらがら)などがつかめるようになる、ボールを投げるようになる、そしてスプーンなどを握るようになるなど、指全体を使うようになります。しかし指の一本一本を意識して動かすことはまだ難しいです。
紐通しの遊びは、指一本を意識して遊ぶおもちゃです。長ければ4歳〜5歳頃まで活躍するおもちゃの一つですが、最初は、以下製品のような「ペグさし・棒通し」のように積み木感覚・型はめ感覚で遊べる太いものから慣れていき、少しずつ細くして紐が通せるようにして行くのが遊び方のステップです。これについては「通して遊ぶ『紐通し』おもちゃが知育で人気な理由」でも丁寧に書いています。「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『紐通し・ペグさし・棒通し・ハンマートイ』おもちゃを徹底比較」では、通して遊ぶおもちゃを一通りまとめて比較・解説していますので、あわせてご覧くださいませ。他にも、指先を使って遊ぶ玩具にネジ(ネジ回し)のおもちゃもあります。「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『ネジ』おもちゃを徹底比較」では、ネジを使って遊べる様々なおもちゃを取り上げています。手・指先の運動玩具から、組み立て遊びで活躍するものまで比較・解説していますので、参考にご覧くださいませ。
1歳後期(1歳7ヶ月頃)は、指先を使った細微な遊びが出来るようになってきますので、購入するおもちゃ・知育玩具もパーツなどが小さくなっていきがちです。いきなりブロックを揃える方もいますができれば最初は積み木にしてください。遊び方がそもそも違いますので、注意が必要です。また「紐通し」おもちゃもとても人気がありますが、これも『通して遊ぶ』おもちゃ・知育玩具の中で難易度が高いおもちゃです。最初はペグさし・棒通しなど簡単なものから手にするようにしてみてくださいませ。📝
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1歳8ヶ月(生後20ヶ月)のおもちゃ(知育玩具)・絵本・図鑑と遊び
1歳8ヶ月は、幼児期です。
1歳も後半もう少しで2歳が見えてきましたね。
言葉の数も少しずつ増えて、小麦粉など家にある素材を利用して、感触遊び・感覚遊びをする方も多い頃です。手の動き・指先の動きはまだ不安定なので水をこぼしたり、遊んでいたモノをあたり一面にばらまいたりもしますが、それも子供の発達の通過点です。パパ・ママが何か手伝おうとしたら「いやだ!」気に入らなかったら、癇癪を起こすなどありますが、子供の自分で!のあらわれですので、遊びながら一緒に子供を見守る、ついつい手を伸ばしたり、声をかけたりしてしまいそうにもなりますが、ここから先、子供が自分でできるようになるためには、親にとっても忍耐が必要な頃でもあります。(苦笑)ただ、少し指先の運動ができる遊びに変化を加えたい、少し頑張らせてみたいという方にはコマを使った遊びもおすすめします。力を加えることで回転が安定するので、最初は難しいですが、それはパパ・ママが見せてあげてください。「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『コマ(独楽)』おもちゃを徹底比較」では月齢に応じた人気のコマのおもちゃを取り上げています。そしてコマと同様に、回転させて楽しめるおもちゃに歯車・ギアのおもちゃがあります。これについては「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『歯車・ギア』おもちゃを徹底比較」で丁寧に解説していますので、あわせてご覧くださいませ。
この頃になると、公園で頻繁に会うお友達と追いかけっこのような遊びをするようになります。
歩くというよりも、走り出すに近いような姿もみられますが、まだスピードに乗って動き回ることは難しいので、2歳・3歳の子供を追いかけようとして転ぶということもあります。外遊びも慣れてくると、パパ・ママもついつい気が緩んで、子供の目を離しがちになりますが、この頃からさらに動きは活発になりますので、外遊びの時はこどもから目を離してはいけません。公園へ遊びに行ったら、スマホを出すのは思い出の写真を撮るくらいで、あとはこどもから絶対に目を離さず過ごすようにしてくださいね。
そして図鑑がここで、ついに登場です。
新生児期・乳児期での本といえば絵本が中心ですが、幼児期(1歳)にはいると図鑑を少しずつ意識しても良い頃になります。本格的に図鑑を揃えるのは「赤ちゃん・こども目線で『はじめての図鑑選び』をわかりやすく丁寧に解説します」でも書いている通りで、もう少し先3歳〜4歳頃が最適ですが、それでも毎日のように外に出かけることが多くなりますので、外遊びの道のりでみつけた生き物に興味を持ったところから、植物や昆虫の図鑑を手に取るというきっかけにもなります。ですが、この頃はまだ図鑑を見ながら生き物を覚えて行くということよりも、日常生活で増えて行くことの方が楽しいと思う子が多いですので、じっくり中身を噛み締めながら読むのは、パパ・ママということが多いです。それでも、家にあれば3歳近くから図鑑に興味を持ち始めて、ようやく子供が興味を持って読み始める。そんな姿が見られます。なので、指差し遊びなどの道具として図鑑を用意するのも良いです。
上でも紹介しましたが、言葉と物が一致しますので、一つ一つ見たものを図鑑を通して当てるゲーム感覚で楽しむのもおすすめとなります。ちょっと対象年齢に早くても図鑑が家にあれば、自然と子供が興味を示して読むようになります。
絵を見ながら当てる、形を合わせて当てるなど、少しずつゲーム感覚で一緒に楽しめるような製品があると、家族みんなで楽しめるようになります。これらの製品を『絵合わせ』とも言います。絵を合わせて楽しむ遊びとしては、神経衰弱のようなゲーム性のある遊びもありますので「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『絵合わせ・メモリーゲーム』おもちゃを徹底比較」ではそれらも含めて比較・解説しています。絵・色・形を合わせて遊ぶというのは、この頃から楽しめる遊びです。一つ揃えておくと人が集まった時にも活躍しますので、おすすめです。例えば、絵柄を合わせるおもちゃとして以下のような製品は当店で人気があります。生き物が好きな子にはおすすめです!他にも、「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『板パズル・ジグソーパズル』を徹底比較」で取り上げた10ピース以下のジグソーパズルも遊びはじめられますので、それぞれ見比べながら考えてみてくださいませ。
1歳後期(1歳8ヶ月頃)は、お友達と遊ぶことも少しずつ増え(傍観遊び・平行遊び)が見られるようになり、手・指先での遊びも豊かになってきます。積み木も上下(積む遊び)に左右(横に並べる)遊びも見られるようになりますが、まだそれほどたくさんの数は扱えませんので、急いで”量”を揃える必要はありません。また、しゃがんだり、前かがみになったりと、姿勢も豊かになりますので、一緒に散歩して楽しむだけでもとても楽しい時期です。そして、家族で一緒に楽しめるものや、外遊びで出会ったものとの関係が深まるような絵本・図鑑の用意をおすすめします。ここから2歳に向けてさらに表情豊かになっていきますので、育児・子育ての面では大変なことも増えますが、成長・発達の一環として向き合ってくださいませ。頑張りすぎずです!👦👧
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1歳9ヶ月(生後21ヶ月)のおもちゃ(知育玩具)・絵本・図鑑と遊び
1歳9ヶ月は、幼児期です。
1歳後半に入ると、遊びながらストーリーを考えてその時の場面を想像したりイメージできるようになります。
そして、積み木を自動車や汽車に見立てて遊ぶなど、本格的な見立て遊びが始まります。また、その遊びにもストーリー性が出てきます。黙々と、自分なりの意思を持って一人で遊ぶ姿も見られますが、これは、見立て遊びだけに限らず、積み木を使った遊び、型はめ・紐通し・ペグさしなどでも同じようなことが見られます。パパ・ママがこうしたらいいんじゃない?といっても、耳を傾けずに一人で一生懸命に型はめをする姿に子供の成長を感じることでしょう。一人で遊んでいる時は、そっとしてあげてください。一人遊びについては「自分で考える力!こどもの『一人遊び』を育むおもちゃ・絵本・図鑑」でも書いていますので参考にご覧くださいませ。
集中力がないと悩むパパ・ママがいますが、興味がないだけで、興味のあることには抜群の集中力を見せる場合もあります。例えばゲームとかそうではないですか?(苦笑)
そして、1歳9ヶ月頃からの遊びは、今まで使ってきたおもちゃ・知育玩具の遊び方が発展してくる時期です。
積み木は車や電車に変わり、ラトルもおままごと遊びの道具になったりと、本来のおもちゃの遊び方とは違った遊びに使われることも多くなります。だからといって、パパ・ママは遊び方を正すような必要はありません。子供なりに工夫して自分で考え、自分のイメージに沿った遊びをしようと頑張っているのです。この日々の積み重ねが、自立へと繋がっていきます。遊びの工夫は、創造力・想像力を育んでくれます。おもちゃ・絵本などは遊びの道具ですので、本来の使い方なんていうのはあってないようなものです。子供自身に任せて使わせてあげてください。こういった点から、積み木・ブロックなど、遊びのパーツとなるような製品を手にすることも多くなる時期です。そして、車・汽車・電車・飛行機のおもちゃにおいても子供の遊び方を見ながら、0歳の頃のおもちゃよりも少しリアルでそれらしい製品を手にすることも増えてくるでしょう。「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『車・トラック・バス・工事車両』おもちゃを徹底比較」「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『汽車・電車』おもちゃを徹底比較」「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『ヘリコプター・飛行機』おもちゃを徹底比較」では、それぞれ人気の製品を比較・解説していますので、このタイミングで検討してみてくださいませ。
各ページでは、乗り物(乗って楽しめるおもちゃ)おもちゃについても触れていますので、外遊びの道具の一つに検討してもよいでしょう。
パパ・ママは、できた物事を十分に受け止めて温かく応じ、安心感や信頼感をもてるようにしましょう。
パパ・ママと一緒に喜びを共感、認めてもらうことで、子供の意欲や自信は育まれます。知育玩具を与えておけば、機能発達が促されると思っている方が多いですが、最後に大事になるのはパパ・ママとのスキンシップです。一緒に考えて楽しむ中で、少しずつ子供は一人で考え遊ぶようになっていきます。
これは「もぅ悩まない!遊び方がわからなくても大丈夫、こどもと向き合った遊び方」でも触れています。
できたことを一緒に喜んだり、新しい形にチャレンジして成功したことを褒められて喜ぶ、満足感・達成感は、能動的に遊んで行くときの基盤となります。
1歳後期(1歳9ヶ月頃)は、子供の一人遊びが見られ始める頃にもなります。(個人差がとてもあります)
そのため、手元にあるおもちゃ・知育玩具を改めて整理して使わなくなったものと買い足すものなど少し整理が必要となります。ただ、使わなくなったものも、この後のおままごと遊びやごっこ遊び・組み立て(組み合わせ)遊びの中で再び復活しますので、処分するのはまだ早いです。そして、お片づけに取り組める頃ですのでおもちゃ箱や片付け箱を用意して出したりしまったりということにも取り組んでみてください。少しずつ遊びの時間の形ができ始めますので、小さい自立が見られる頃でもあります。👧👦
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1歳10ヶ月(生後22ヶ月)のおもちゃ(知育玩具)・絵本・図鑑と遊び
1歳10ヶ月は、幼児期です。
この頃になると、日常生活における動作が随分とできるようになります。
『机上遊び』に取り組むことを考える頃にもなると思いますが、なかなかに難しいと思います。机上遊びについては「叱りすぎないで!座って遊ぶ『机上遊び』で大切なこと・育まれること」で書いていますので参考にして見てください。
例えば、遊んでいたおもちゃをパパ・ママが伝えた場所に持って行ったり、指示した場所にあるおもちゃ・絵本を持ってきたり。ですが、こだわりも出てきて自分の想い通りにいかなくて泣いたり・癇癪を起こしたりする様子も見られます。外遊びから帰ってきたあとに自分のカバンをフックに引っ掛けたり、スプーンを使って食事ができるようになったりなど、日々の遊びと生活が重なってきます。もう赤ちゃんじゃない!立派な”小さな大人が誕生”です。
しばらくは大怪獣ですけれども。上でも触れましたが「おもちゃ箱・片付け箱」など用意して、生活の中で出してきてしまうところまでが遊びということを何度も何度も繰り返しながら覚えていけるようにします。決してすぐ、一回ではできません!(苦笑)
紙に何かを描くという遊びは、0歳の頃から楽しむことができますので、0歳児の頃から始めていればその変化が見えてきます。いままではクレヨンを渡しても、ただザザーーットなぐりぬりだった色ぬり遊びも、円を描いたり、線と円を混ぜたりと、意図を持って少し形になるようなものを描き始めるようになります。キャンパス全体を自由に使って好きに描いていく。粘土を使って遊びはじめられるなど、造形遊び(親子でつくる喜び!『造形遊び』は失敗も成功もない自由な発想・表現を楽しむ遊び)の初歩的なことができるようになってきます。
自分でできる動きで新しいものを描くことができるのは、大きな成長です。アートですね。ちなみに、ぜひ取り組んで欲しい遊びに『色遊び』があります。色遊びについては「わー、きれい!こどもと色遊び。自宅で美しい色の変化を親子で楽しむ遊びをしよう」で書いていますので参考にしてみてください。そして、クレヨン・粘土については「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『クレヨン』を徹底比較」「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『粘土(ねんど)』を徹底比較」で人気のクレヨン・粘土を丁寧に比較・解説しています。これから幼稚園・保育園・小学校と付き合うクレヨン・粘土ですが、これを機にしっかり理解しておくと良いかと思います。
また最近では、外出時に持ち歩いたり、家族のメモ用として人気の高い製品に「お絵かきボード」があります。できれば小さい頃は色々な色で楽しんで欲しいので、クレヨンなどの画材を使っての遊びをおすすめしたいのですが、外出時は大変です。お絵かきが好きな子には、「お絵かきボード」がとても人気がありますので「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『お絵かきボード』を徹底比較」を参考に選んでみてくださいませ。子供から大人まで人気の電子版のお絵かきボードについても触れています。
成長・発達の視点でいうと、当店で扱っているマグネット式のお絵かき道具「マグタブ」はとても人気のある製品です。集中力を育むおもちゃ・知育玩具として取り上げられることも多いです。当店では「大・小」と全てのサイズを取り揃えております。
外遊びでは、滑り台で遊ぶ姿が見られるようになります。
最初はパパ・ママの膝に乗って滑り、面白さに味を占めたら自分で!自分で!となります。といっても、幼稚園・保育園の子が遊ぶような滑り台ではなくて、低く緩やかな滑り台です。身近な公園にはなくても大きな公園に行くとありますので、見つけたら是非チャレンジしてみてください。
日常生活の充実に、活発になる外遊び、そしておもちゃを使っての遊びも、手・指を使った複雑な遊びができるようになりますので、おもちゃの種類もぐっと増えてしまう時期だと思います。ただ、子供のことを考えると、成長・発達に沿ったおもちゃが揃えられると充実した遊びにつながりますので良いことです。
遊ぶ時間はたっぷりありますので、一つ一つ子供の成長を見つめながら、その時期にあったおもちゃを一つずつ大切に揃えて行ってみてください。
おもちゃ・知育玩具選びに悩んだら、成長・発達に沿ったおもちゃ・知育玩具・絵本選びの専門家の店長までご質問くださいませ。なお、人気の木のおもちゃについては「人気・おすすめ『木のおもちゃ』おもちゃ選びの専門家が徹底解説!」でその人気の秘密やメンテナンスの仕方などについても触れています。
1歳後期(1歳10ヶ月頃)は、「机上遊び」に取り組みやすい時期です。
と言っても、難しいのが実際のところなのでうまくいかない前提で向き合ってください。机の上に子供が好きなものや集中しやすいものを並べて少しずつ椅子に座って机に向かうという意識づけができればそれで十分です。また当店では『色遊び・お絵かき』で楽しんで欲しい時期でもあります。子供の描く絵の変化が見られる頃でもありますので、子供の成長・発達を感じる遊びの一環で取り組んで見てください。🖍
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1歳11ヶ月(生後23ヶ月)のおもちゃ(知育玩具)・絵本・図鑑と遊び
1歳11ヶ月は、幼児期です。
ついに1歳も最後の月齢です。もうすぐ2歳になります。
どうですか?0歳の頃を思い出すともうとても大きな子供ですよね、赤ちゃんとはもう言えません。
服を着て、ご飯の時は一緒に並んで食事をする。一つ一つのできることはまだまだ未熟ですが、家の中での存在感が日に日に増してきますので、家の中はママと子供の空間になっている方も多いことでしょう。
さてと、パパの居場所ありますか?(苦笑)
1歳の後半、2歳前後から「自我の目覚めの時期」と言われます。
物事への興味が高まり、なんでも自分でやってみようとして、パパ・ママを慌てさせます。と思ったら甘えん坊なので、パパ・ママにはベッタリなので、ちょっとしんどいな・・・と、思う時もあるかと思います。育児・子育てが少し楽になったかと思えばまた大変になる。その繰り返しの日々です。(苦笑)
積み木もどんどん積み重ねていけるようになります。
試してみましょう。何個まで詰めましたか?10個を越えればとてもすごいことです!
ここまではシンプルだった積み木にも以下のような変化のある・少し個性のある積み木を揃えるなど、積み木本体に変化を加えて見ても良いでしょう。
また、ボールを使った遊びではついに蹴って遊びます。ボールを転がす、転がし返す、投げるそして、蹴る。ボールの使い方でも、子供の成長の変化を実感できます。
子供の成長・発達に沿った遊びという点でいうと、積み木の詰める数が増えるに従って少しずつ「数」を意識して声に出して遊ぶこともおすすめします。以下当店で人気のある数・数字に関する絵本のように絵本を使うでも良いです。1、2、3と、数字・数は生活の中にあふれていますが遊びの中でも意識的に触れていくことで、苦手意識を取り払うことができます。数・数字に関する人気のおもちゃ・知育玩具については「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『算数(数字・図形・計算)』おもちゃを徹底比較」で書いていますので、参考に考えてみてくださいませ。
2歳も近くなると、パパ・ママに限らず友達同士での遊び・楽しいことを共有するようになります。真似をしたり一緒に走り回ったり。自分の持ち物・お友達の持ち物と、自分・パパ・ママ・お友達と、知らない人。こういった人との関係性が生まれてきます。なかにはお友達と遊ぶことで、おもちゃの奪い合いなど発生してくる場面もありますが、大人へ向けての第一歩です。パパ・ママ同士でお話ししながら、子供目線で上手にその場を収めるということも必要になってきますので、パパ・ママにとっても親としての振る舞いを試される時期にもなってきます。
子供の成長を通して、親にしてもらう。店長はとてもそれを感じました。なお、『きょうだい』での遊びについて知りたい方もいると思いますので、それについては「きょうだい・2人以上の子供と遊ぶ!おもちゃ・絵本・図鑑の揃え方・使い方」で書いていますので参考にご覧くださいませ。
最後に、当店では一人一人にあった『遊び道具・遊び方』をお届けする定期便を提供しています。興味のある方は「絵本選書とおもちゃ・知育玩具の定期便・定期購読『いろや商店くらぶ』」をご覧くださいませ。
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2回目(2ヶ月目)発送の際に、クオカード(1,000円分)を同封いたします。
この機会に「いろや商店くらぶ」のご利用を、検討くださいませ。
※ 備考に記載されていない方は、対象となりませんのでご注意ください。
この下には、店長による「まとめ(あとがき)」を簡単に書いてます。
ここまで読むと1歳児の子供の成長・発達に沿った、遊びと遊びの中で活躍する「おもちゃ(知育玩具)・絵本」についての理解が深まるはずです。もし、何か聞きたいことがあったら、当店の『いろや商店くらぶ』も検討してみてください。お子様の成長・発達に沿った遊びをサポートする身近な存在として、いつでもドシドシ!ご相談をお受けしております。📨
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あとがき
ここでは、徹底的に1歳児との遊びについて1ヶ月区切りで書いていきました。
それぞれの月齢の成長を追いながら、遊び方・おもちゃ・絵本・図鑑について書いています。
なんと言っても、大きな変化といえば一人歩きが始まり、外遊びをする頻度が上がることです。こどもの行動する範囲がグーンと広がりますので、日々の生活で気をつけることは多くなります。
また、絵本・図鑑を声に出して読みながら、手遊びや体を使った遊びなど、運動にもつながるような遊び方を取り入れると親子のスキンシップにもつながります。とくに、うたいながら体を動かしての遊びは、お金がかかりませんのでとてもお財布に優しい遊びと言えるでしょう!でも、1歳児のこどもは上でも触れている通りできることがとても増えます。
ここで書いた通り、1歳児のできるようになることを参考に、成長・発達に沿ったおもちゃを揃えていけばこどもの成長を実感できますし、こどもの自分でできるという満足感・達成感、そしてパパ・ママとの遊びは、能動的に活動する力を育み、自立へ向けての力となります。
おもちゃの使い方はこども主体で楽しんでください。本来の使い方とは変わっても、その子なりの遊びの道具として楽しむことができます。1歳児と過ごす毎日の中で必ず買うおもちゃ・絵本・図鑑を選ぶ参考になればいいなと思います。