読み物
最終更新日:2022年10月30日
絵・写真・文:いろや商店の編集室
れんさいプロジェクト:赤ちゃん・こどもを育む環境づくり
こどもの『自発的・主体性を育む遊び』のサポートをするおもちゃが人気な理由
こどもの『自発的・主体性を育む遊び』のサポートをするおもちゃ
おもちゃは、こどもの遊び方を広げる道具です。
おもちゃの使い方や関わり方一つで、こどもにとってのおもちゃの役割は大きく変わります。
当店で扱っているおもちゃは、単に娯楽として楽しむだけのものではなく、こどもの成長や未来に繋がるおもちゃを扱っています。こどもが、自分の力で考えて行動し、時には失敗をするときもあるけれども、それも経験の一つ。自分の興味・好奇心に向かってぶつかり、乗り越え成長し、進んでいく姿を応援するのを制止するのではなく温かく見守るのは親の大切な役目だと考えています。そしてその日々の積み重ねは、こども自身の生きていく力になると考えています。おもちゃはそれらをサポートしてくれます。
こどもが自ら遊びに興味を持ち、自分から動こうとする環境づくりは親がすべき大切なことの一つです。こどもの興味・関心に合わせたおもちゃの選択から、安心・安全な状況で遊びに没頭することができるように過ごせるように考えること。
「こどもが主役」で、こどもが遊ぶ道具であるおもちゃや、過ごす環境をよく考えていけば、おのずとこどもが、自分から進んで行動を起こすようになります。そこで今回は、『自発的・主体性を育む』おもちゃに求められることを少しずつ掘り下げていきます。
いろや商店の店長のおおま(@iroyaonline)です。
ご覧いただきましてありがとうございます。
育児・子育て苦手な店長が、こどもが主役で書いてますのでゆっくりご覧くださいませ〜。
こどもが「自発的・主体的」に学び遊ぶ
子供は、おもちゃがなくても、楽しく遊ぶことができます。
そして子供は、自分が興味あるもの・面白そうだと感じるものには自然と意欲的に関わろうとします。そして、そこでの経験を学習して成長していきます。これは「赤ちゃん・こどもが『遊びながら学ぶ』最高の楽しい道具・教材がおもちゃ・絵本・図鑑」でも書いています。
例えば、足元に落ちている落ち葉を拾って、近くを流れている川に流したり、落ち葉に穴を開けてお面にしてみたり。石を並べて何かの形を作ったかと思えば、蹴って散らかしたり。砂がそこにあれば山を作って遊びますし、まったく何もない原っぱに行ってもグルグルと走り回ったりで楽しく過ごします。家の中でも椅子を並べて秘密基地をつくったり、食器や野菜を取り出してきておままごと遊びをしたり。
別におもちゃがなくても、楽しく遊びます。
それらの行動を見ていると、別におもちゃがなくても良いのでは?
身近なものを上手に使うことでこどもが楽しいなら、おもちゃは買わなくていいんじゃない?
と、思いそうです。これについては「赤ちゃんにおもちゃって必要ない?与えない?子育てを助けるおもちゃの必要性」でも書いています。
確かに、おもちゃがなくても、身近なもので遊ぶことはできます。
でも、世界中でおもちゃが長い歴史の中で使い続けられているには理由があります。それは、上手におもちゃを選び使うことで、子供の発達の道筋に沿った遊びを経験し、自分で自分を楽しませる力をつけていくことのできる存在だからです。
例えば、『石遊び(石遊び!散歩で拾った石を使った遊びは1歳から楽しめます)』を例にします。
指先でゴロゴロと室内で遊んでいた行動が外へと移り、目の前にあった石ころを見つけてきて、石ころを道路の上で転がしたり、家の中では、木と木をぶつけて遊ぶ先に「見立て遊び(こどもの成長を感じる『ごっこ遊び』と『つもり遊び・見立て遊び』の違い。)」があります。そしていつしか、石ころで遊んでいたものが電車へと変わり。木だったものが恐竜・動物の形をしたおもちゃへと変化していきます。
乳児期は積み木や石でも見立てる上では楽しいでしょう。でも、乳児期を過ぎて、幼児期・児童期に入れば、見立て遊びはごっこ遊びへと変化していきます。その頃にもなれば、石や木などを使っての遊びから、子供のイメージを具体的な形でサポートする本物に近いおもちゃが必要な時期に差し掛かります。この時期に、リアルな恐竜のおもちゃや動物のおもちゃを用意するのです。
このように、子供の成長の道筋に沿って、必要なおもちゃ(遊び道具)は変化していきます。
子供の成長や発達に応じて「自発的・主体的」な遊びをサポートしていくのがおもちゃ(遊びの道具)の役目です。子供の成長・発達について大事なことは、0歳児のページ「【0歳・赤ちゃん】成長・発達に沿ったおもちゃ・絵本と遊び」で丁寧に書いていますので、目を通してみてください。自発的・主体性を持った遊びをするには、成長・発達に沿って遊び尽くすことがとても大切になります。
子供には「自発的・主体的」に遊んで欲しいと考えるパパ・ママは多いですが、遊び方が「自発的・主体的」につながる遊びになっているでしょうか?そして遊びの道具も揃っていますか?そこでまずは、子供の遊びの環境づくりを考えていきたいです。📝
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・お誕生日向けのギフト代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
『自発的・主体性を育む』おもちゃ選びで大切なこと
『自発的・主体性を育む』おもちゃ選び!難しそうですね?その前に、おもちゃと一言で表しても様々なものが混在しています。
たとえば、子供の発達を支援するように考えられた製品もあれば、子供の好奇心を刺激した大人の都合で作られた、大人が主役なおもちゃ、手作りで作ったおもちゃもあります。上でも触れた通り、子供は自分が興味のあるもの、面白そうだと思うものには自然と意欲的に関わり、それらを使って活動してみよう(遊ぼう)とします。これについては「自ら学ぶ子へ!こどもの『好奇心・探求心・探究心』を育むおもちゃ・絵本・図鑑」でも触れています。
まだ分別のつかない年齢の時は、目の前に出されたものには何でも強い関心を示します。いつもテレビをみていればそこにうつされている内容に強く興味・関心を抱くのはごく自然なことです。なので、子供の好奇心を子供の発達や成長の道筋に沿うようにうまく支えてあげないと、強い刺激を受けてただ遊ぶだけの受け身な遊び方に終始時間を費やすことになります。「自発的・主体的」の対義語のように「受動的・能動的」な遊びも言われます。でも、受動的・能動的な遊びも決して悪い遊びではありません。これは「受動的な遊び・能動的な遊び!こどもの成長に必要な遊びを子育てから考える」で触れています。たとえば、映画・アニメをはじめとした動画は、受動的な遊びですが、付き合い方を間違わなければ、ごっこ遊びの題材となり、英語を学ぶ教材ともなり、ファンタジーの世界を楽しみ、言葉を学ぶにとても良い環境を作ることができます。これについては「子供におすすめ・人気『動画配信サービス』徹底比較解説!」でも書いていますので、動画との付き合い方についても考えている方は参考にご覧くださいませ。
まず、おもちゃ選びで大事になる要素の一つに素材がありますが、全て『木製』がいいというわけではありません。
『木のおもちゃ』については「人気・おすすめ『木のおもちゃ』おもちゃ選びの専門家が徹底解説!」で書いています。まず、おもちゃの素材・加工で大切なのは、子供の遊びたい遊び方に適している素材・加工であるということです。固すぎたり、柔らかすぎると、遊び本来の目的に沿わない場合があります。積んで高くしたいのにうまく重ならないような変形しやすい素材であったり、足に落とすと怪我をしそうな重さというのは論外です。おもちゃに大切な要素として、安全で、子供の遊びたい遊びを実現できることはとても大切です。
例えば、プラスチック製の物で置いて遊ぶおもちゃは、軽すぎて風で簡単に倒れてしまったりもします。ぶつけあわせた時に割れてしまうようなものも合っていません。例えば恐竜や動物・車のおもちゃは激しく遊ぶので、簡単に足が取れてしまったり、つぶれてしまうたびに買い替えるのは、よくありません。環境への負荷もありますし、何よりもお金がもったいないです。布製のおもちゃはメンテナンスが大変ですが、新生児期から用意しておくといつも一緒にいるお友達のような存在として楽しめます。『布製のおもちゃ』については「フワフワ柔らか!赤ちゃんが喜ぶ『布おもちゃ』洗い方・出産祝いで人気の理由を教えます」でも書いています。
このように、素材・加工一つでも注意が必要です。
デザインでいうと、おもちゃのサイズは、子供の身体に合ったものが良いです。
あまりに大き過ぎると怪我の原因になりますし、小さ過ぎると誤飲などにもつながります。子供が手に持っても落とさない程度のもの。大きければ両手で持つことのできるサイズなら大丈夫です。そして、子供の創造性を育むためにおもちゃが主張し過ぎない、シンプルなものが良いです。これは「色を覚える・学ぶ!おもちゃ・絵本で遊びながら子供の色彩感覚・色彩認知を育む」でも触れていますが、子供の色彩認知などの力を発見することにもつながります。
当店でキャラクター玩具を扱っていないのには、こういう理由にあります。『自発的・主体性を育む』には、子供の感性次第で様々に遊び方を工夫して楽しめるおもちゃが良いです。大人では想像のつかないような遊びを見つけ出せるのが、子供の素晴らしいところなので、大人にとって何のことなのかわからないようなものでも良いのです。そんな遊びの中から、得意なこと(強いところ)・苦手なこと(弱いところ)などの発見にもつながります。
キャラクターが載っているものは、そのキャラクターのブームが過ぎると遊ばなくなります。また、遊び方が限定されるものや、特定の用途にしか使えないようなおもちゃもすぐに飽きてしまいます。
デザイン面で大切になるのは、おもちゃによって遊びが制限されないことです。
おもちゃを使っての遊びは、それを用いることで遊びの可能性が無限に広がる道具であることが大切です。そして、子供の発達に応じて、遊び方が発展しやすいかどうかも大事です。
遊び方が自在にできるおもちゃほど、自身の創造力で『自発的・主体的』に遊ぶようになります。
最近では、このようなおもちゃのことを『知育玩具』と言うようにもなりましたが、正しく知育玩具を理解していない人も多いようです。この機会に「人気・おすすめ『知育玩具』おもちゃ選びの専門家が徹底解説!」を参考に知育玩具を正しく理解してみてください。
『自発的・主体性を育む』おもちゃ選びはそれほど難しくありません。
ただ気をつけておくべきことはそれなりにあります。ここに書いていることを参考に、選んでみてくださいませ。
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『自発的・主体性を育む』環境づくり
おもちゃと共に大切になるのは、子供の遊ぶ環境です。
そこには、お父さん・お母さんの存在も含まれます。おもちゃがあれば、すべての子供が『自発的・主体的』に行動する子になるのなら簡単です。そのおもちゃを買えば良いからです。でもそうはなりません。
おもちゃでの遊びを支える環境づくりは、おもちゃ選びと同じくらい大切です。
子供が『自発的・主体的』に遊びに取り組むためには、一方的に遊びをさせたり・遊び方を強要したりでは育まれません。一緒にいることの多いお父さん・お母さんも一緒になって寄り添いながら、子供の遊びを膨らませていくことが大切になります。これは『一人遊び(自分で考える力!こどもの『一人遊び』を育むおもちゃ・絵本・図鑑)』のページでも触れました。パパ・ママとの遊びは、子供にとって一番身近な「生き方のモデル」です。パパ・ママのつもりになって遊ぶ「つもり遊び」から、ごっこ遊びは発展していきます。そして、おままごと遊び(とっても楽しいおままごと遊びは、女の子・男の子も大好きなごっこ遊びの定番)でも、最初はふだん家でしているパパ・ママの真似事から始まります。
遊ぶ子供を側で見ているだけはなくて、大人自身も一緒に遊びの当事者になり、楽しんでいる姿を見せることも大切です。もし、遊び方に悩んだら「もぅ悩まない!遊び方がわからなくても大丈夫、こどもと向き合った遊び方」をご覧ください。
そのためには、おもちゃを与えるだけではなく、おもわず遊びたくなるような、自分で新しい遊びが発見できそうな、子供の好奇心や興味を広げるような場所に連れていったり、家の中にそういった環境を作り出すことが必要になります。
これが、当店でいう「赤ちゃん・子供を育む暮らし」です。
そして、遊びに没頭できること。
その時の気分や状況に合わせておもちゃを変え、遊び方を変え、遊ぶ場所も変える。
例えば、動物園に行った後に動物のおもちゃを使ってリアルに遊んでも楽しいです。これは「リアルな動物のおもちゃで遊ぶ!動物園で出会った大好きな動物にもっと詳しくなる遊び方」「恐竜遊びで知育?恐竜おもちゃで遊び学ぶ!リアルな恐竜時代を再現」でも書いています。また、好きなおもちゃを組み合わせて楽しめるような空間を作るのもその一つです。以下の道路マットは、子供部屋(リビングで楽しめるなど)のインテリアの一つとして人気のあるアイテムです。
そしてそれらに対応できるだけのおもちゃの選択肢は、広いのが望ましいです。
子供の興味・関心を見ながら、一つ一つ丁寧におもちゃを揃えていきます。その中から、熱中していくものを少しずつ見つけ、子供の大好きなモノを見つけていきます。
子供が小さい頃のおもちゃ選びは大切です。そして、そのおもちゃを生かすための環境づくりも親ができる大切なことです。
子供のことをよく見て、おもちゃも環境も親がしっかりと用意することで、子供が『自発的・主体性を育む』環境が構築されます。
子供におもちゃ・知育玩具を与えるのは、とても簡単なことです。
でも、少し立ち止まって考えて用意するだけで大きく違います。赤ちゃん・子供の成長・発達に沿って、パパ・ママが『自発的・主体的』に遊べるようにサポートしてあげてください。👧👦
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『自発的・主体性を育む』おもちゃ
おもちゃは、子供が『自発的・主体的』に活動することをサポートしてくれます。
例えば『構成遊び(『構成遊び』は揃える・組み立てる・壊す遊び!当店人気のおもちゃの理由も教えます)』で活躍する、幼少期に遊ぶ有名なおもちゃ『積み木』ひとつをとっても、子供が100人いれば、遊び方も100通りあります。もちろん月齢によってのできることの変化はありますが、遊び方としては積む・並べる以外にも、色を塗ったり、削ったり、くっ付けたりも含めると自由です。これについては「意外と知らない積み木の遊び方。0歳〜小学生まで親子で考えて長く楽しめます」でも書いています。
なお、幼少期に遊ぶことが多いとされる『積み木』については「隠れた秘密!赤ちゃんのおもちゃで『積み木』が長く使われ、必要とされる理由を教えます」で詳しく解説していますので、あわせてご覧くださいませ。
子供が自分で創意工夫することで遊びに発展できるおもちゃは、子供の『自発的・主体性』を育みます。
たとえば、上でも触れましたが『積み木』や『ブロック』なども有名なところです。ちなみに、ブロックについてはその違いを知っていますでしょうか?もし分からない場合は「どっち?『ブロック』と『積み木』の違いを丁寧に解説します」をご覧ください。当店ではできれば積み木で遊びつくしてからブロックは手にとって欲しいとお伝えしています。ちなみに、人気の積み木については「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『積み木』を徹底比較」で、ブロックについては「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『ブロック』おもちゃを徹底比較」で比較・解説していますので、あわせてご覧くださいませ。
また、「ピタゴラ遊び(ピタゴラ!?ビー玉転がし・組み立ておもちゃが人気な理由と子供の育まれる力)」で代表されるように、自分でコースを作って遊べるおもちゃがあります。
当店でいうと以下「組み立てクーゲルバーン」がそれにあたります。夢中になって遊ぶ積み木も追加することで楽しめる人気の高いおもちゃです。似たような製品についても「ピタゴラ!?ビー玉転がし・組み立ておもちゃが人気な理由と子供の育まれる力」では比較・解説しています。最初から完成されているのではなく、自分の力で組み立て、完成させた後にそれを使って楽しめる製品は「ジブンデ!」を後押しします。こういった遊びは、プログラミングを学ぶ上での基礎にもなります。「【幼児期】おもちゃ・絵本で『プログラミング学習』自宅で遊んで学ぶ活用方法を教えます」では、幼児期のプログラミング学習についても触れています。
ここで紹介した以外にも「クレヨン」は自分自身のイメージを形にする時に活躍する道具です。クレヨンは「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『クレヨン』を徹底比較」で比較・解説していますので、家で使う用として無ければ参考に一つは用意しておくことをおすすめいたします。
子供が欲しいおもちゃを購入すれば、自発的・主体的に遊ぶようになると考える方も多いですが、衝動的に欲しい!と言うことも多く、結果的にすぐ飽きてしうということは多いです。これについては「どんどん増えるおもちゃにサヨナラ。これで困らない!おもちゃの増やし方」でも触れています。そういったことから、子供が遊ぶおもちゃは、身近にいる大人が考えて選んでください。
お父さん・お母さんはもちろん、お爺ちゃん・お婆ちゃん・叔父さん・叔母さんもです。
なぜかというと、その子にとって本当に必要なおもちゃは、その子の中にしかないからです。そして、本人も気づいていないことも多くあります。それはまだまだ知らないことが多いからです。確かに世の中にはたくさんのおもちゃが存在しています。おもちゃでの遊びは、子供のその後の将来へとつながっていきます。みんながみんな同じおもちゃで遊ぶわけではありません。お兄ちゃんやお姉ちゃんがいれば、月齢よりもちょっと大人びたおもちゃで遊ぶ子もいるでしょう。
そういう子には、普段触れることのないような新しい世界が体験できるようなおもちゃが刺激的で楽しいこともあります。どんどん遊びがステップアップしていくと、大人も考えつかないような遊びへと広がっていきます。それを見ていくのは本当に楽しいです。遊ばれるおもちゃも嬉しいことと思います。
何から手をつけたらいいかわからない!という方がいたら、店長に質問してください。または、このページに掲載されている製品の中でピンときたものから手をつけてみることをおすすめいたします。
子供が、自発的・主体的に遊ぶようになるには、自発的・主体的に遊んで楽しい!と感じることが一番に大切です。そして、自発的・主体的に遊んだ時、遊びが自分自身の力で完成させられることも大切です。子供自信が自分でイメージしたものが出来上がる達成感を大切にしてみてください。
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- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
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こどもの「自分でしたい!出来る!」を温かく見守る
子供の『自発的・主体性』を育むのに、お父さん・お母さんの遊びへの参加が大切であることは、上でも少し触れました。
そして遊びながら、その遊びが子供にとってどんな意味があるのか、どんな生活経験につながるのか、をよく観察して理解することは、おもちゃを選んでいく上で大切になります。室内遊びについては「赤ちゃん・子供と『室内遊び』のアイデアからおもちゃ・絵本の活用方法まで」で様々な遊びについて触れていますので、参考にもしてみてください。
そこからは、子供が今したいと感じていること・必要な次のおもちゃへのヒントが隠れています。
今子供が夢中になっている遊びの発展形を親が示してみても良いでしょう。子供と同じ目線に立って、子供の遊びのイメージを共有すると、子供の心の動きや行動の理解につながります。子供は、お父さん・お母さんが自分のことを理解してもらえているとわかると、とても安心します。
そしてそれは自信へと変わり、さらに意欲的に遊びに取り組めるようになります。
おもちゃをただ与えて、見ているだけと、見守るは意味が違います。
子供が悩んだりうまくいかない時には自分でできるようにヒントを出したり、フォローしたり、失敗した時・うまくいかなくて癇癪を起こした時もすぐに代わって親が解決するのではなく、応援して本人が解決して乗り越えられるように支えたり。子供自身の失敗や、うまくできないことも一緒になって取り組むことは大変なことです。
自分で生きる力をつけるために必要な見守りの仕方で、これが子育てだと当店では考えています。そしてこれは家庭で出来る『幼児教育(家庭で『幼児教育』5育を意識しておもちゃ・絵本・図鑑で遊び学ぶ)』です。自分のしたいを、自発的に取り組み、自分の力で実現できる力は、生きていく時の大きな力になります。
当店では一人一人にあった『遊び道具・遊び方』をお届けする定期便を提供しています。何を購入したら良いか?と悩んで結論の出なかった方は「絵本選書とおもちゃ・知育玩具の定期便・定期購読『いろや商店くらぶ』」のご利用も検討くださいませ。目標を決めて取り組むなど、通信教育のようなイメージで楽しんでいただくことも可能です。
この下には、店長による「まとめ(あとがき)」を簡単に書いてます。
赤ちゃん・子供の成長・発達を意識しながら、子供の「ジブンデ!」を支える形で一緒に遊んでいくのがとても大切です。その時に使う道具がおもちゃです。
もし、何か聞きたいことがあったら、当店の『いろや商店くらぶ』も検討してみてください。お子様の成長・発達に沿った遊びをサポートする身近な存在として、いつでもドシドシ!ご相談をお受けしております。自分で遊びを考えて楽しめるように出来るといいですね。🤗
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あとがき
おもちゃを選ぶときは、大人の目線ではなくて、こどもの目線で選ぶことが大切になります。
そして、おもちゃを選ぶといっても、こどもの成長を考えると選び方・使い方は全く変わります。
こどもの『自発的・主体的』な行動を育むには、おもちゃ以外にもお父さん・お母さんといった身近な大人も大事な環境要素です。何気なくただ見ていると気づかないこどもの遊びの中に、個々の個性や成長が見えてきます。それらをしっかり観察してサポートするのは、親として大切な役目となります。その遊びの中から、こどもにとってほんとうに必要なおもちゃが見えてきます。
大人にとっては何が面白いのかわからなくてもいいのです。そのおもちゃで遊ぶことで、こどもにどんな意味があるのか、生活経験につながるのかを考えて、目的を持って選ぶこと。おもちゃは、こどもの可能性を広げるための遊びの道具です。
こどもの視野を狭めるのではなく、広げるために、その時その時にあったおもちゃをしっかり選ぶこと。
そして、おもちゃを使った遊びも、大人主導ではなくて、こども主導で、常にこどもが主役で取り組めば、自然とこども自身の持っている『自発的・主体的』に動くことの幅を広げてくれることにつながります。こどもが主体的に遊びを行い、失敗し、経験できるような環境を作るのは、子育ての中での親に必要なことの一つだと考えています。