読み物
最終更新日:2022年6月6日
絵・写真・文:いろや商店の編集室
れんさいプロジェクト:赤ちゃん・こどもを育む環境づくり
せっかく買ったおもちゃで遊ばない!これでカンペキ?こどもに無理なく遊でもらう方法です
買ったおもちゃで遊ばない!
こどもが無理なく遊んでくれる方法を教えます
こどもが産まれるまで、そして産まれてから、パパやママは愛する我が子の笑顔が見たかったり発育を促したかったりと様々な観点からおもちゃを選びます。最近では知育玩具と呼ばれる物をはじめ、体を動かすおもちゃ、昔懐かしい遊びのできる玩具などその種類は多岐に渡り、どのおもちゃを買ったらいいのか迷ってしまうパパ・ママも多いのではないでしょうか。しかも、悩みに悩んで選んだおもちゃにこどもが全く見向きもしなかった時の悲しさ、虚しさ、悔しさは、経験した親にしか分からないものです。そうです、店長もその一人です。
今回は店長自身の経験をもとに、おもちゃで遊んでくれない時の対処法をご紹介いたします。
大切なのはこどもが主役で、パパ・ママも焦らないことです。

いろや商店の店長のおおま(@iroyaonline)です。
ご覧いただきましてありがとうございます。
育児・子育て苦手な店長が、こどもが主役で書いてますのでゆっくりご覧くださいませ〜。

おもちゃで遊ばない!どこに問題が!?
目の前にあるせっかく買ったおもちゃで全然遊んでくれない我が子をみると、まずは疑ってしまいますよね『買ったおもちゃのことを・・・。』
店長もまずは疑いました。買ったものが悪かったんじゃないか?って。でも、結果的に使われることが多かったです。それらについて書いていきます。
赤ちゃんが生まれると、ついついその可愛らしい姿や気持ちの高鳴りに、ここぞとばかりにおもちゃを買ってしまいます。自分が使うものではないので、その時おもちゃを買う時の判断は「おしゃれ・可愛い・面白そう!」といった感じが多いです。それに、0歳の頃は「【0歳のプレゼント】赤ちゃんの行事とおすすめのおもちゃ・絵本の選び方」にも書いている通りでお祝い事も多いので、お祝があるたびにまわりからたくさんのおもちゃをいただいたり、ママ友やパパ友など、お知り合い・お友達からは、大きくなった子が使っていたオサガリをもらうことも多く、赤ちゃんが生まれた家庭には色々なおもちゃが自然と集まってきます。
それらを一つ一つ赤ちゃんへ手渡しても、完全無視!あれ?こんなに可愛いおもちゃのに、なんで遊ばないんだろう?と思う場面に出くわします。もらったおもちゃを赤ちゃんへ渡してもポイっとされると、いただいた物なのに、なんだかいたたまれない気持ちになり、申し訳ない。そんな時もあります。
プレゼントをいただいた知人が遊びに来た時は、そのおもちゃを使って目の前で遊んで欲しい…。親心です。
そして、子供が成長し幼稚園・保育園を卒業する年頃にもなると、子供自身のできることも多くなり、親子でのコミュニケーションも少しずつ取れるようになるため、一緒に遊ぶママ・パパにとってとても楽しい時期にもなります。子供と一緒に居られる時間も子育ての中で一番長い時期です。
この頃は、子供との遊びをイメージして、おもちゃや絵本をどんどん買ってしまいがちになります。よし!買ったおもちゃで一緒に遊ぼう!と、子供に話しかけても、全然興味を示さなかったり。逆に、自分の気に入っているおもちゃの方ばかりを差し出してきたりということも多くなってきます。親の視点と子供の視点で、今欲しい!今楽しい!は成長につれてどんどん変わっていきます。
さらに小学生も中・高学年ともなれば、親が買ったおもちゃや絵本には興味を示さず、友達と遊びに行ってしまうなんてこともあります。寂しい現実ですね…。(苦笑)
でも、これらの現実は買った物・もらった物に問題があるわけではないのです。
実は子供が遊ばないにも理由があります。

せっかく買ったのに遊ばない。
あんなにも、お店にいた時は遊んでいたのに、家に帰ったら遊ばない・・・。
あるあるです。(苦笑)
店長も同じことで悩みましたので。🙄
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
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- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・お誕生日向けのギフト代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
子供がおもちゃで遊ばない理由
子供にも、おもちゃで遊ばない理由があります。
いくら親が一生懸命頑張って選び、パパやママが頑張って働いたお金で買った!と言ったところで、子供自身が必要と思わなければ遊びません。そりゃそうですよね・・・。(苦笑)これは、友人などからもらった物も一緒です。どんなに素敵なおもちゃでも、もらったからといって子供がそれを使いたい!と思うかは別問題です。
だからこそ、おもちゃを贈るときは、贈る側もよく考えることが大切なんです。
では、子供がおもちゃで遊ばない理由には、どんなことがあるのでしょうか?
店長の周りの子育て中の人、当店で購入した人に少しお聞きしてみました。
- 新生児期の赤ちゃん:生まれて間もない
- 乳児期の赤ちゃん:遊びのイメージがつかない
- 乳児期の赤ちゃん:対象年齢にあっていなかった
- 乳児期の赤ちゃん:視覚的に興味がない
- 幼児期(幼稚園・保育園頃):他の場所で遊んだことがあった
- 幼児期(幼稚園・保育園頃):持っているものに似ている
- 幼児期(幼稚園・保育園頃):今夢中になっているものがある
- 幼児期(幼稚園・保育園頃):面白そうに感じない
- 児童期(小学生頃):今欲しいと思っていたものじゃない
- 児童期(小学生頃):好みじゃない・かっこ悪い
- 児童期(小学生頃):めんどくさい
以上が、遊ばない理由で出て来たお父さん・お母さんの答えの一部です。
子供の成長に従って、自己主張が出て来るのが回答からでもわかりますね。
こどもの成長に従ってどんどん自分の世界・好みが出て来るので、親の主観ではなくて『こどもが主役』の視点でのおもちゃ選びがとても大切になるというのをここからみても読み取れます。でもチョット待ちましょう。
だからといって、買ったおもちゃ・もらったおもちゃで遊ばないとは限りません。
この後ではさらに、それらについて触れていきます。

店長も、お客様へ聞いてみることにしました。
その様子などを通して、各月齢の子が抱いたであろうおもちゃ・知育玩具に対しての印象をまとめています。📝
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- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
生後すぐの赤ちゃんとの遊び
少しだけ赤ちゃんとの遊びについて触れることにしました。
買ったおもちゃで遊ばない理由の一つとして、赤ちゃん・こどもの成長・発達としての理由も挙げられます。
初めての子育てで分からないことばかりですが、子供と一緒に過ごす時間はかけがえのないとても幸せな時間です。「子供と一緒に○○な遊びをしたい!」や「○○できるようになれば…。」など、一緒に笑顔で遊ぶ未来を想像するだけでワクワクしてきます。でも身体的にまだまだ成長途中の生まれてすぐの赤ちゃんと、どんな遊びを楽しんだらいいかイマイチ分からないという方も多いです。
例えば、新生児期の過ぎた生後一ヶ月(乳児期)のおすすめの遊び方!
生後一ヶ月くらいの赤ちゃんは、まだほとんど眠って過ごしていることが多いので、起きている少しの時間を利用して一緒に遊ぶ時間を設けましょう。この時期におすすめの遊びは、ボディマッサージでスキンシップを取るという遊びです。
まだまだ生後一ヶ月くらいの赤ちゃんは目が見えにくいので、おもちゃなどを使って遊ぶことはできません。
おもちゃで遊ぶよりも、肌のぬくもりを感じさせながら、安心して赤ちゃんが遊べるように手を握ったりお腹をマッサージしたりしながら声掛けをするなどでスキンシップをとることがオススメです。親子のコミュニケーションで、ボディマッサージはとても良いので、この時期からしっかりと触れ合う時間を設けるようにしましょう。
残念ながら、この頃はまだおもちゃでは遊びません。ちなみに、いつからおもちゃで遊ぶの?と聞かれることも多いので「赤ちゃんにおもちゃって必要ない?与えない?子育てを助けるおもちゃの必要性」では、おもちゃの遊びはじめや、おもちゃの必要性について書いています。
そして、生後二ヶ月(乳児期)のおすすめの遊び方!
次に生後二ヶ月のおすすめの遊び方は、『ガラガラ・にぎにぎ』などのおもちゃを利用した遊びです。
ついにここで、おもちゃの登場です!この頃になると、少しずつ目も見え始めぼんやりとした視界が広がります。音がする方向を向いたり、実際に手につかんだりして口でくわえ、それが何なのかを確認する赤ちゃんもいます。ガラガラと音がするおもちゃで、「○○ちゃん!」「○○くん!」と名前を呼んであげたり声掛けをしながら一緒にスキンシップをとるのがおすすめです。
この頃は『音のなるおもちゃ(ラトル)』がおすすめです。
あまり凝ったおもちゃを渡しても、何をしたら良いかわからなそうにしますが、音が出るだけで喜びます。ラトル・ガラガラ・にぎにぎについては「おしゃれなラトル(がらがら)はファーストトイに大人気!新生児の赤ちゃんのプレゼントに人気な理由」「いつから?赤ちゃんに『にぎにぎ』のおもちゃが人気・おすすめの理由」で詳しく触れています。また、人気の製品についても「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『ラトル・がらがら・にぎにぎ』を徹底比較」で丁寧に比較していますので、参考にご覧くださいませ。
引き続いて、生後三ヶ月(乳児期)のおすすめの遊び方!
生後三ヶ月のおすすめの遊び方は、カラフルなおもちゃを動かした遊びや、首がすわってくるようになるのでそれの練習も兼ねた遊びです。だいぶ目も見えるようになり、カラフルな色のおもちゃを目で追うようになります。あわせて、カラフルなおもちゃに音が付いていると、赤ちゃんはそのおもちゃに興味津津です。
この頃は、『カラフルな色のおもちゃ』で思いっきり遊んであげるようにしましょう。
首が少しずつすわってくるようになるので、少しずつ体を動かす練習も兼ねた遊びでうつ伏せにさせ、スキンシップを取る遊びもできるようになります。
以上のように、生後すぐの赤ちゃんには『音のなるおもちゃ』がおすすめです。
もし買ったおもちゃで音が鳴らない場合は、生後すぐはまだ早いです。
でも、赤ちゃんがもう少し成長してくればそれも変わります。このように、赤ちゃん・こどもの成長・発達と遊びは密接に関係があります。ここで紹介した0歳児については「【0歳・赤ちゃん】成長・発達に沿ったおもちゃ・絵本と遊び」でさらに詳しく解説しています。
ここでは、主に0歳の頃の成長・発達に沿った遊びについて簡単に触れましたが、1歳〜3歳もできることに応じて遊び方は変わります。それらについては、以下それぞれのページで書いていますので、参考にご覧ください。月齢に応じてできることと、遊びの道具となるおもちゃがあっていないと、子供はそもそも手に持ったおもちゃを存分に生かすことができません。
子供は遊びの天才ではありますが、まだまだ成長・発達が未熟な頃は、極力シンプルな遊びの道具を用意するようにしてください。そして、はたから見ると遊んでいるという風に見られないかもしれませんが、子供は楽しいと感じている場合もあります。親が思う面白そうに感じる姿と、子供が楽しいと表現する仕方には違いがある場合もありますので、遊ばないからといって楽しくないと決めつけてしまわないようにしてくださいね。

当店は、赤ちゃん・こどもの成長・発達に沿ったおもちゃ・絵本・図鑑を扱うお店です。
子供の遊びも、心身の成長・発達が関係していますので、気持ちゆったりと向き合ってみてください。😊
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まずは一緒に『おもちゃ・知育玩具』を使って、楽しそうに遊んでみる
赤ちゃん(新生児期・乳児期)の頃を過ぎ、少しばかり成長した幼児期以降にもなると、おもちゃで遊ばない場面はもっと増えてきます。
子供は買ってきたばかりの見たこともないおもちゃは、はじめは物珍しくて箱から出すものの、遊ぶ楽しみが理解できず遊んでくれないことがあります。例えば、『ブロックや積み木』など、積み上げてほしいけど全くやってくれない、そんな時は一番身近な親がやってみせましょう。積み木を高く積み上げて派手に壊してみたり、ブロックでお城や車を作ってあげるとそれだけで「なんだなんだ?」と子供は寄ってきます。
又、同じくらいの月齢の子や少し年上の子がそのおもちゃで遊んでいる様子を見せるのもかなり効果があります。
同じ子供目線だからこそ、大人には分からない独特な遊び方を共有できるのかもしれません。
兄弟や姉妹のいる下の子はこういった点でも、おもちゃで遊ばない!ということはあまりありません。
必ず上の子が一度は遊ぶ(なかには、先に奪って遊び喧嘩!みたいなことがあるほど)ので、それを見て遊び方・楽しみ方を学びます。遊んでいる本人(兄弟・姉妹)が楽しそうにしていると、楽しい遊びなんだ!と感じ遊びはじめてくれます。
なんといっても、おもちゃで遊ばない理由の一つとしては、楽しさが理解できないことにもあります。
例えば難易度の高いパズルや、少し複雑なゲーム要素の多いおもちゃは『難しい・めんどくさい』と思うと、その後からそのおもちゃは、おもちゃ箱の底へと行ってしまいます。子供は常に『面白い』と感じるものを好みますし、その好みもどんどんと移ろいで行きます。そのため今日遊ばなかったとしても、明日遊ぶということもあります。
ひょんなことで、今まで奥底にあったおもちゃの遊び方に目覚めだしてくる。これも、あるあるな現象です。
また、おもちゃの不思議なところは、一人で遊ぶのと、複数人で遊ぶのとでは使い方が変わる点です。
親子・お友達など、みんなで一緒に遊ぶ中から、今まで遊ばなかったおもちゃの楽しみ方を見つけ出すことも多いです。それを機に、改めて引っ張り出して遊び出すということも多々あります。
そして、一人黙々と『一人遊び(自分で考える力!こどもの『一人遊び』を育むおもちゃ・絵本・図鑑)』をするという姿に、子供の成長を感じる日もきます。
そのため、買ったおもちゃ・もらったおもちゃをもらったその時に遊ばないからといってすぐ諦めたり、手放したりは早いです。新しい遊び方を発見したり、楽しみ方を発見するというのは、子供のクリエイティブな発想につながります。
子供の成長の一つとして、いつか使うだろう選択肢の一つとして、おもちゃを捉えてみてください。
そのためにも、流行のものではなく、いつでも楽しめる、いつまでも長く使えるおもちゃを当店ではおすすめしています。おもちゃに限らず、遊び方に困ったら「もぅ悩まない!遊び方がわからなくても大丈夫、こどもと向き合った遊び方」のページもご覧ください。

『楽しく遊んで見せること』最初はおもちゃの特徴や、楽しさを遊んで見せて引き出してあげることです。
一度楽しさを覚えれば、その後からは自分自身で遊びを工夫していきます。一人遊びで活躍する!と書かれているおもちゃであってもそうです。いきなり一人で黙々と遊ぶのは、小学校も高学年頃からです。
それまでは最初は一緒に遊ぶというのを大事にしてあげてくださいね。👦👧
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おもちゃを隠すことで目新しさとメリハリをつけてみる
これは暮らしの中での一つのアイデアですが、子供は新しい物がとても好きです。
好奇心旺盛で、好みも移ろいやすく、昨日まで好きだったものが、明日には変わっているなんて日常茶飯事です。
例えばおむつの段ボールケースや段ボールによく入っているエアキャップなど、捨てようと隠して置いている物でも、ひっぱりだして勝手に遊ぶような時があります。
子供は『面白そう!なんだか不思議!』という物を見つければ、それをおもちゃ化します。逆に、親が遊んでほしいと考えて、テーブルの上や目の前など、これ見よがしに目立つところに置いておいたおもちゃには一切触らない、そんなこともよくあります。この原理を利用して、遊んでほしいおもちゃを常に見えるところに置くのではなく、しまっておくことをオススメします。メリハリをつけて本当に遊んでほしいときだけそのおもちゃを出すと、こどもは物珍しさから飛びついてくれることでしょう。
ただし、これが効果的なのも新生児期・乳児期・幼児期の初期までです。
幼児期後期(幼稚園・保育園の年長)・児童期(小学生)の頃にもなると、隠した程度では真新しさを感じることはありません。そのような時は、おもちゃを分解したり、色を変えたり、別の形にしてしまうことをお勧めします。おもちゃは遊びの中で活用されてこそ生きるものです。くっつけてしまったり、他のおもちゃと結合させてしまっても良いのです。
おもちゃは、子供の遊びの幅を広げる道具です。これは「こどもの『自発的・主体性を育む遊び』のサポートをするおもちゃが人気な理由」で詳しく触れています。壊れしまっても、原型がわからなくなっても、子供が楽しく遊べればそれが良いのです。
子供が遊んでくれない!と悩むことは消えます。

おもちゃの形を変えてしまう。
いっそうのこと、違う形にしてしまうのです。その過程が楽しいということもあります。例えば、幼稚園・保育園児なら一緒に色を塗ったり、加工したりで楽しむと汽車・車の木のおもちゃは生まれ変わったりします。お気に入りの色で塗ってあげただけで大切な一台になったりします。加工するというのが楽しいのです。子供が何を楽しいと思うかは変化していきますので、常に同じものをずーっと楽しんでくれるわけではないというのは覚えておくと良いでしょう。📝
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おもちゃで遊ぶ子供の成長発達・好みは人それぞれ
親は子供に対して、ある程度の希望的観測を持って、おもちゃを買い与えます。
このおもちゃで遊んでほしいな、同じ年代のあの子が上手に遊んでいたから我が子も使いこなせるはず、このおもちゃで遊んでくれたら親が楽できるかも、おしゃれな女の子になって欲しいな…。など、それぞれ親の思惑というものがあります。
しかし、子供は年齢や月齢によって、そしてなにより一人一人の個性によって、好きなおもちゃは違います。女の子はおままごとや着せ替え人形をしてほしいと思っても、外で身体を動かすことが好きな女の子だっています。パズルや文字を覚えたりの知育玩具をはりきって買ったものの、本人は外で昆虫採集に明け暮れることに夢中だったり。
買ったり・もらったりその時は、はまってくれなかったおもちゃたちもいつかははまってくれる時が必ずきます。発達は人それぞれ、興味をもつ順序も人それぞれ、「焦らずにジッと待つ」ということは親にとって何より重要な子育ての要素の一つかもしれません。
また、子供の成長に従って本人の好みは変化し、主張はどんどん強くなります。
自立の一つの表現の形です。お母さんはピンクが好きだけど、私は青が好き。パパは緑だけど、僕は黄色!緑は嫌い!(笑)みたいに、親の好みがこどもの好みと同じとは限りません。親が好きなのを嫌い!と、反抗する子もいます。小学生も中・高学年になって使われないケースでとても多いのが、もらった物や買った物での好みの違いです。
いくら高価なおもちゃでも、子供にとって価値を感じられなければ必要なおもちゃになりません。
小さい頃は、機能的に子供が面白い!
と感じれば遊んでくれたおもちゃも、子供が大きく成長するに従って、子供のことを考えて用意しないとそれこそ遊ばないで終わってしまうこともあります。子供の好き嫌いをはじめ、普段の生活や日々楽しいと思っていることに耳を傾けて、今こどもが楽しいと思っていることに繋がるおもちゃを渡せばかならずや遊んでくれます。
そのためにも、子供とコミュニケーションをよくとり、一緒に遊んだり、お話をしたりというのはとても大切なことです。
そんな親子でのスキンシップの中から、遊ばなくなったおもちゃでも、本人の楽しいに一緒に加えて楽しめる遊び方を伝えることで、使わなかったおもちゃの息を吹き返させることができるのも、親ができることの一つです。
「おもちゃを買う頻度!ひとつのおもちゃを工夫して長く使い、物を大切にする心を育む」でも触れていますが、おもちゃを長く大切に使うことは、おもちゃが丈夫で長く使えるような機能を備えていることもとても大切ですが、遊び方も関係しています。
ひとつのおもちゃで色々な遊び方を工夫して考える力は、子供が自分自身を楽しませる力を育んでくれます。
その力は大きくなった時の生きて行く力になります。「家庭で『幼児教育』5育を意識しておもちゃ・絵本・図鑑で遊び学ぶ」でも書いていますが、これが幼児教育だと当店では考えています。
改めて、成長・発達や遊びの視点から、おもちゃを選ぼうと考えたら「人気・おすすめ『知育玩具』おもちゃ選びの専門家が徹底解説!」を参考にご覧くださいませ。また、当店では一人一人にあった『遊び道具・遊び方』をお届けする定期便を提供しています。何を購入したら良いか?と悩んで結論の出なかった方は「絵本選書とおもちゃ・知育玩具の定期便・定期購読『いろや商店くらぶ』」のご利用も検討くださいませ。目標を決めて取り組むなど、通信教育のようなイメージで楽しんでいただくことも可能です。

この下には、店長による「まとめ(あとがき)」を簡単に書いてます。
ここまで読んで、遊んでくれなかったおもちゃの復活のさせ方、少しは手応え感じられましたか?それとも、ん〜ちょっと違う!と感じられましたか?
もし、何か聞きたいことがあったら、当店の『いろや商店くらぶ』も検討してみてください。お子様の成長・発達に沿った遊びをサポートする身近な存在として、いつでもドシドシ!ご相談をお受けしております。大切にしたいのは、子供が主役で考えることです。🤗
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あとがき
ただおもちゃを渡したからといって遊んでくれるわけではありません。
おもちゃは親が楽をするアイテムでもなければ、親のエゴで買い与えるものでもありません。こどもが心身ともに楽しんだり、健全な発達を手助けしてくれるそんなアイテムなのです。時にはお手本を見せる、時にはメリハリをつける、時には待つ、決して親目線ではなくこども目線でおもちゃと関わっていきたいものですね。
こども目線で日々接していれば、使わなくなったおもちゃの新たな使い方も見えてきます。
遊び方もマニュアル通りではなくてもいいのです。おもちゃは自由に考え、自由に遊べるようにつくられています。
改めてこの機会に、家の中で奥深くに転がっているおもちゃがあれば、引っ張り出してこどもと遊び方を考えてもいいでしょう。いつまでも長く使えるおもちゃがあれば、遊び方一つでいつまでも楽しみ続けることができます。
おもちゃで遊びを考えることはクリエイティブの原点だと考えています。
色々な遊び方を創造し、おもちゃの可能性を広げられるのはこども自身です。
そして、まわりの大人も一緒になって『こどもが主役』でいっしょにおもちゃで遊んでくださいね。