読み物
最終更新日:2022年10月21日
絵・写真・文:いろや商店の編集室
れんさいプロジェクト:赤ちゃん・こどもを育む環境づくり
はじめての絵本!新生児期に絵本は必要?いつからがいいの?赤ちゃんとの楽しみ方
新生児期に絵本は必要?
はじめての絵本はいつから楽しんだら良いのでしょうか
生まれて間もない生後0ヶ月の頃の赤ちゃんは、新生児期と呼ばれます。
この頃は、自分で絵本を読んだりは出来ません。首は座っておらず、周りのこともまだハッキリと見えていないのに、自分で絵本を読んだりできないことは想像しやすいかと思います。これは、おもちゃも同じです。
そして新生児期のパパ・ママは新しい生活の変化になれるのに必死です。それに、絵本を今まで一度も手にしたことがないという人も中にはいるかもしれません。(店長はそうでした)どのような絵本があるのかそもそもわからないのに、新生児期に良い絵本についてわかるはずないですよね。絵本は絵のついた本。赤ちゃんから大人まで老若男女が楽しめる本です。
そこで今回は、はじめて絵本を買う人にもわかりやすく丁寧に書くことにしました。絵本の使い方・遊び方次第で、絵本との付き合い方は大きく変わります。
当店は、赤ちゃん・こどもを育む専門店として、おもちゃ・絵本を中心に取り揃えている小さなお店です。赤ちゃんは新生児期のままで長い期間いるわけではありません。そこからさらに、乳児期・幼児期・児童期へと成長していく生まれたばかりの新生児期の赤ちゃんと、育児・子育てで悩むことの多くなるパパ・ママにとって良い絵本に出会えれるきっかけにこのページがなると嬉しいです。
写真は、店長の息子が新生児期の時に出た虹を撮影したものです。

いろや商店の店長のおおま(@iroyaonline)です。
ご覧いただきましてありがとうございます。
育児・子育て苦手な店長が、こどもが主役で書いてますのでゆっくりご覧くださいませ〜。

生後0ヶ月!絵本は必要?不要?
赤ちゃんの生後0ヶ月の期間を新生児期と呼びますが、この頃の赤ちゃんについては、以下のページ「あっという間!新生児期の赤ちゃんの心もカラダも喜ぶオシャレなおもちゃを教えます」でも書いている通りで、おもちゃですらまだ遊ぶのに早く、絵本に関して言えば、自身で読むことはもちろん、内容を理解することも難しい月齢となります。
そのため「必要か、不要か」という質問に関しては、「絶対に必要なものではありません!」とおこたえしています。でも、店長は息子へ0ヶ月から絵本を読んでました。なので「買わない方が良いか?」という質問に対しては、「買うのをおすすめします」とこたえてます。それについては、この先で触れていきます。ちなみに、0歳の赤ちゃんの成長・発達に沿った遊びとそこで活躍するおもちゃ(知育玩具)・絵本については「【0歳・赤ちゃん】成長・発達に沿ったおもちゃ・絵本と遊び」でも触れています。そちらも参考にご覧くださいませ。
新生児期の赤ちゃんとの生活では、おもちゃで遊んだり、絵本の読み聞かせをゆったりする。という出産雑誌で読んだような思い描く理想とは違い、いつ来るか分からないオムツ交換のタイミング・授乳をはじめ、想像していないことも多々起こり、子供のいなかった夫婦二人の頃とはガラリと生活が変わります。慌ただしく、いくら時間があっても足りない。寝る時間の確保が最優先。そんな感じです。
里帰り出産をしていたり、親と同居している(いつも来てくれる)、第2子などであれば気持ち的にも経験的にもおもちゃや絵本のことを考える余裕はあるかもしれませんが、第一子(親・親族が身近にいない)の場合は毎日発生する育児、そして家事に手一杯で、気づいたらあっという間に新生児期が終わっている。
というケースが多いと思います。
そのため、絵本について言えば、絶対に必要なものではありません。
抱っこしたり、歌を歌ったり、それだけで新生児期の赤ちゃんとのコミュニケーション・スキンシップとしては十分です。絵本はそれらをサポートする道具ですので、落ち着いた頃に用意するで問題ありません。
もちろん、気に入った絵本があれば新生児期でも購入してみてください。あわせて、おもちゃは必要なの?と聞かれることが多々ありますので、それについては「赤ちゃんにおもちゃって必要ない?与えない?子育てを助けるおもちゃの必要性」で触れています。絵本とセットでご覧くださいませ。
また、色彩感覚を育むことを目的に絵本を考えている方もいると思いますが、「色を覚える・学ぶ!おもちゃ・絵本で遊びながら子供の色彩感覚・色彩認知を育む」でも触れている通りで「色覚」がはっきりとしてくるのは生後4ヶ月頃ですので、新生児期の頃はカラフルな絵の本を見てもそれを思う存分楽しむには至りません。「色」についても興味のある方は、あわせてご覧くださいませ。

『絵本』は生まれたらすぐにあった方がいいですか?
と、店長に相談されることがあります。毎回同じ回答をすることが多いので、ここに書くことにしました。参考になれば幸いです。📚
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・お誕生日向けのギフト代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
赤ちゃんとはじめての絵本はいつからが良い?どんな本がいい?
対象年齢が0歳から絵本はあります。
ただ0歳といっても、0ヶ月〜12ヶ月では赤ちゃんの成長度合い(できること)も全然違います。これは、月ごとに分けて書いている「【0歳・赤ちゃん】成長・発達に沿ったおもちゃ・絵本と遊び」を読んでいただければわかります。そして、新生児期については上でも触れた通りです。0歳が対象年齢とした絵本は当店でも扱っていますが、言葉の音の響きや、手振り・身ぶりを交えて遊びながら親子のスキンシップがはかれるような絵本が多くなります。また、布製の絵本・木製の絵本など”絵だけ”が描かれた本のように作られたおもちゃも種類はそれほど多くありませんが存在します。
そして、0歳(0ヶ月〜12ヶ月)を対象とした絵本には、「いないいないばぁ」のような遊びができる絵本や、「ざぁざぁざぁ・コロコロ・ブーブー」と繰り返される擬音語・擬声語・擬態語が中心の絵本(オノマトペ絵本とも呼ばれます)、はじまりから終わりまでが起承転結で進み小さなストーリーになっているもの(1歳間近の頃)、指差し遊びでちょっとだけ遊べるような絵(イラスト)が大きく描かれたシンプルで簡単な絵本などがあります。
いずれも大切にされている点は、パパ・ママが声を出して読むことで楽しめるようになっているなど、親子のスキンシップをサポートするような内容・構成で、赤ちゃん自身が一人で読んで楽しむ形にはなっていません。絵本を通して赤ちゃんはお父さん・お母さんから愛情を感じ、パパ・ママにとっては赤ちゃんとのスキンシップのきっかけになったり、親と子の関わり方に気づいたり、親子二人で楽しむきっかけになる道具にもなります。これはおもちゃも同じです。
一緒に声を出したり、顔や手を動かしたりしてスキンシップをはかることで楽しい!と思う絵本が0歳の場合はほとんどです。絵本は、親子で楽しい!を共有できる素晴らしい物です。
以上から、はじめての絵本は0歳からがおすすめしたいものです。赤ちゃんにとっても、パパ・ママにとってもです。
でも、乳児期から用意するでも十分ですので、パパ・ママに心の余裕ができたタイミングで構いません。
そして、赤ちゃんは成長するにつれては何でも触りたいし口に入れたい。手当たり次第舐めたり、紙があればぐちゃぐちゃにしてみたり、やぶったりという時期がやって来ます。それも赤ちゃんの成長の一つです。絵本は読ませたいけどせっかく買った絵本をぐちゃぐちゃにされたくない。そのような理由から0歳が対象年齢となっている絵本の多くは少し厚手になっていて、丈夫なボードブックになっていることが多くあります。多少よだれがついてもよれよれにならず、拭き取る事ができるからです。
赤ちゃんはまだ手先が器用ではないので、幼児期・児童期に読むような絵本だと、めくる時にうまくめくれずやぶったりしてしまいやすいです。
ですが、破れてしまっても、店長はテープで補強したりして読み聞かせをしてました。あまり気にされないようであれば、気に入った本を用意するでも大丈夫です。なのでこの辺りは、購入する際の一つの参考として捉える程度で大丈夫です。例えば、以下「赤ちゃんにおくる絵本3冊セット」は0歳の赤ちゃん向けの絵本をセットでまとめた当店で出産祝いなどでも人気のある絵本セットです。シンプルで最初に手に取りやすい絵本となっています。

『絵本』といっても、赤ちゃん・子供に向けて細かな工夫がされています。
床に置いて開いて”みる”というのが0歳児の赤ちゃんの絵本を使って遊びでは基本となります。もしくは赤ちゃんを膝に座らせながら、パパ・ママがページを次へ次へとすすめることになりますので、サイズ的にも小さめに作られているものがほとんどです。📗
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絵本で赤ちゃんが育まれること
こどもの絵本で育まれる力については「絵本で家族・親子のコミュニケーション。大好きなこどもと、大好きな絵本のある暮らし」で書いています。そこでここでは、赤ちゃんの時期(0歳児期:新生児期〜乳児期)に絞って書くことにしました。
生まれたばかりの赤ちゃんは、絵本を自分で読むことはできません。そのため、絵本に求められることも変わりますし、絵本で育まれることも変わって来ます。
まず0歳児の赤ちゃんの頃は、絵本を舐めたり、触ってゴロゴロしたり、と読むというよりもおもちゃのように遊びはじめるところからスタートします。その後、パパ・ママが読んであげることでこれは読むものなんだな!ということを覚えていきます。
そして、絵本を赤ちゃんに読んでいる最中はパパ・ママは他のことができません。絵本と赤ちゃんとパパ・ママだけの時間になります。そういったところから、絵本では親子の絆が育まれます。絵本を通して、赤ちゃんに向きあうこと。赤ちゃんはパパ・ママに読んでもらうことで安心感・信頼感を確かなものにしていきます。
赤ちゃんと何をして遊んだらいいのかわからない!と店長に相談を寄せられる方がいますが、絵本を読むだけでも子供との遊びになります。
保育園や幼稚園・小学校でも読み聞かせの時間があります。
その理由としては、読み聞かせをする大人とそれを聞く子供、読むときの内容や時間の長さ(量と質)は、安心感と信頼関係を築く一つの要素だからです。そういったところから、仕事で忙しいパパ・ママも、小さい頃から絵本の読み聞かせはすることをおすすめいたします。小さな絆をコツコツと、積み重ねていけば親子の強い絆は自然と育まれます。
そして、パパ・ママからの安心・信頼感を感じることを通して赤ちゃんの自己肯定感は育まれます。
赤ちゃんの頃は、健やかに伸び伸びと心も体も成長することを支えるのが親の務めです。
そしてとりわけ、親と子の信頼関係の構築、愛情の体験はとても大切なことです。いつまでも続くこれらの基盤を作るのに、絵本はもちろん、おもちゃでの遊びは役立ちます。育児・子育てが苦手な店長も、絵本の読み聞かせはいつもしていました。絵本を通して赤ちゃんと触れ合うことは、誰にでもできる育児・子育ての一歩です。

赤ちゃん・子供との『絵本』の時間は、単に本を読んでストーリーや物語を共有して楽しむということだけではありません。『絵本』の時間を通して、スキンシップ・コミュニケーションを行うふれあいの時間です。パパ・ママの声の読んでいる声に耳を傾けて安心感・信頼感を確かなものにしていきます。なので、読み聞かせの動画を見たり、テープを流したりよりも、パパ・ママ自身が読むのが良いです。あくまでも絵本はその時の道具でしかありません。📘
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新生児期に読みたい絵本
新生児期の赤ちゃんに読みたい絵本は、パパ・ママが好きな絵本を読んでくださいとお伝えしています。
なぜなら、新生児期の赤ちゃんはまだ一緒に絵本を読んで遊ぶというのは難しく、できるようになるのも新生児期が終わり、乳児期に入る1ヶ月以降からです。
ほとんどの時間は寝て過ごす新生児期なので、赤ちゃんの横にゴロンと一緒に横になって、気に入った本を声に出して読むことです。そうすることで、パパ・ママの声を赤ちゃんに聞かせ、いつも身近にいることを伝えることができます。
そして、自分自身で楽しい絵本を読むとその時間だけは気分転換にもなり、少し気持ち的にも楽になります。慌ただしい育児の中でのちょっと一息と感じることもあるでしょう。
新生児期は、あらゆることで赤ちゃんのために動く毎日です。
その中で自分の時間はもちろん、自分のしなければいけないことへの時間を確保することは難しく、それらをストレスに感じることもあるでしょう。店長はそうでした。そして、その生活に慣れることに必死です。いっぱいいっぱいの精神状態の中、これも子供のために!と、新生児期の赤ちゃんのためにと知育絵本を読む必要はありません。
子供は読んでいるパパ・ママの様子を敏感に察知します。なので、もしそういった本を考えていたなら、それらは赤ちゃんがもう少し大きくなり、パパ・ママも育児・子育てに慣れ始めてからで大丈夫です。知育絵本に手をつけるのは、言葉数が劇的に増える2歳頃かでも良いくらいです。0歳・1歳の頃は、それよりもスキンシップやコミュニケーションの手段として絵本を使ってください。これは「【0歳・赤ちゃん】成長・発達に沿ったおもちゃ・絵本と遊び」でも書いていることです。
まずは、パパ・ママが落ち着いた気持ちで赤ちゃんと接することが大切です。
そして絵本は新生児期の大変なパパ・ママにちょっとした休息をくれます。確かに声に出して読むと喉は疲れますが、楽しい物語を読んでいる時間は、とてもいい気分転換になります。自分が楽しいと思える絵本を探して、試してみてください。
ちなみに、児童書を買うと自分の首を絞めることになります。読めども読めども章が終わらない….。なんてことも物語によってはあるので、文字が多めの絵本をおすすめいたします。

赤ちゃん・子供ができたら、すぐに絵本を用意して読まなければいけない。なんてことはありません。
別に無理に読まなくても赤ちゃんとのスキンシップの方法はたくさんあります。例えば子守唄を歌ったり、少し話しかけてみたり、そういうのでも良いのです。ただ絵本は赤ちゃんの横で声を出しながらお話をするきっかけになります。それに、少し大きくなれば一緒に楽しむこともできるようになります。躍起になって0歳児向けの絵本を買わなくても大丈夫です。ただ、0歳の頃から楽しめる絵本はたくさんありますので、以下の出産祝いのランキングなども参考にしながら選んでみてくださいませ。📚
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絵本の対象年齢は守った方がいいの?
絵本の対象年齢については、赤ちゃん・子供の成長や発達と密接に関係があります。
上でも触れた通りで、0歳の頃に求められる絵本と、幼児期・児童期の絵本に求められることは変わります。0歳の頃は舐めたり破ったりしますし、絵本の中身よりも絵本そのものの形や質感に興味を示し、おもちゃなどと同じように扱うことも多いです。そういう点から、厚紙で作られていたり、水をはじくような加工がなされていることもあります。
また、絵本に求められる表現も、0歳児が対象年齢となっているものは、パパ・ママが一緒になって身ぶり手振りで遊ぶようなものが中心です。描かれているのも見開きで1つのキャラクターなど、余白も広くシンプルな作りとなっています。その後1歳頃が対象の絵本ともなれば、起承転結があり、少しずつ話に一つの物語性が出て来ます。そして、2歳頃から身の回りの不思議について少しずつ理解を深められるような絵本が増え、3歳頃から物語にも深さが出てくるようになります(ファンタジーの世界が理解できるようになってきます)。4歳、5歳と進むにつれてページ数が増え世界観も広がっていきます。このように、年齢に応じた内容の変化も対象年齢では変わって来ます。
また、絵本の文章については「ひらがな・カタカナ・漢字(フリガナ)・英語」それぞれでの表し方に応じて読める・読めないが出て来ます。そいった点から対象年齢というのが設定されています。
当店では、各本のメーカー・出版社が指定している対象年齢とあわせて、店長の推奨対象年齢も記載しています。何歳からどのように読むと良いのか?いろいろな視点で対象年齢は見えてきます。
では、対象年齢以外の絵本は読ませない方が良いのでしょうか?
対象年齢については標準的な赤ちゃん・子供の発達・成長のモデルを元に本を出す側が決めたものです。そのため、絵本を選び購入する際、最終的に決めるのは親で良いと当店では考えています。中身を少し読み、文字表現の流れを見て、子供が一人で読めるか、子供が不快に感じない表現であるか、そして何よりも親子で楽しめるかという観点で選べば大丈夫です。
読めない文字があってもそれがきっかけで読めるように頑張るかもしれません。パパ・ママが読み聞かせをする中で言葉の音から漢字を理解でいることも多々あります。そういう意味でいうと、ちょっと上の対象年齢の絵本を読むというのもひとつの購入方法です。
ちなみに店長は、「ロッタちゃんとじてんしゃ」を0歳の息子に読んでいました。
ここまででも触れた通りで絵本は一人で読んでも楽しい本ですが、子供が小さい頃は親子のコミュニケーションの道具となるものです。
赤ちゃん・子供自身がまだ読めなくても、親が読んであげることで子供自身の世界は広がります。そして、毎日の寝かしつけでは、パパ・ママ自身が読みたいと思った絵本を読むのも悪いことではありません。読む側は自然と楽しんで読めますし、楽しく読んでくれているというのを子供は声のトーンや表情から感じ取ります。
いやいや読んでいる姿を見せるのと、楽しく読んでいる姿を見せるのと、どちらが良いか考えたらわかりますよね。
そういった点でいうと、子供が遊ぶ絵本と、寝かしつけに読む本など、様々な視点で絵本を揃えることをお勧めいたします。様々な絵本に触れる中で本を読むことが生活の中で自然なことになって来ます。実はこれがきっかけで、一番どハマりするのは意外と、パパ・ママの方だったりるするのはよくある話です。そして子供自身も、実は対象年齢に沿っていない絵本に大好きな本を見いだすことが多いです。上であげた「ロッタちゃんとじてんしゃ」の対象年齢は、何がピタリとハマるかは読んでみないとわからないものです。
また絵本には、様々な種類のものがあります。たとえばわかりやすいので行くと「とびだす絵本 おもちゃばこ」のような、しかけのある『しかけ絵本』は、もう少し大きくなれば一緒に楽しめるようになる遊んで楽しい絵本です。「当店人気!おすすめの遊べる絵本!しかけ絵本・飛び出す絵本は体験型の絵本」で詳しく解説しています。他にも、以下「オーケストラ(世界の町で楽団員をさがそう!)」のような、幼稚園・保育園頃になると人気の高い「さがし絵本」というのがあります。これについては「見つける・探す!こどもが大好きな『絵探し絵本』は、親子で一緒に夢中になって楽しむ遊べる本」で書いていますので、参考にご覧くださいませ。
他にも以下当店で人気の「とけい絵本」「6つの色(こどもの色彩感覚を育てる絵本シリーズ1)」のようなトレーニングにつながる絵本や、物語で楽しめる絵本「詩・創作絵本・物語絵本(ストーリー絵本)」・当店では特に扱いの多い自然科学や知識につながる「科学絵本・知識絵本・絵の図鑑(学ぶ絵本)」は、読むだけに限らず遊んでも楽しい遊びの道具の一つです。いろいろな視点で絵本を見つけてみてくださいませ。自然科学の絵本については「こどもと楽しむ『自然科学・動植物・生物』をテーマにした人気の絵本・図鑑・児童書・仕掛け絵本」でも触れています。
ということで、絵本については対象年齢は守る・守らないということではなく、子供の成長から設定されていると認識してください。当店では、選書をしています。店長が読み、あらすじから簡単なレビューを1冊ごとに商品ページに掲載しています。どの絵本・図鑑・児童書も赤ちゃん・子供に手に取って欲しいと思っているものばかりです。
写真では必ず見開きを紹介していますので、その中からピンと来たものを手に取って子供との絵本の時間を過ごしてみてください。
当店では、絵本の定期購読として利用する方も多い、選書が人気の定期的におもちゃ・絵本(選書)が届く「いろや商店くらぶ」を提供しています。赤ちゃんの成長・発達に沿った遊び・学びのサポーターとして「絵本選書とおもちゃ・知育玩具の定期便・定期購読『いろや商店くらぶ』」のご利用も検討くださいませ。目標・テーマなどを決めて取り組むなど、通信教育のようなイメージで楽しんでいただくことも可能です。

この下には、店長による「まとめ(あとがき)」を簡単に書いてます。
当店では遊びの道具の一つとして「絵本」をおすすめしています。
もし、何か聞きたいことがあったら、当店の『いろや商店くらぶ』も検討してみてください。お子様の成長・発達に沿った遊びをサポートする身近な存在として、いつでもドシドシ!ご相談をお受けしております。親子で楽しい時間が増えますように。👏
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・お誕生日向けのギフト代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
あとがき
ここでは、新生児期に限定しての絵本との付き合い方について触れました。
新生児期は、おもちゃのページでも書いた通りで、パパ・ママにとって新しい生活に慣れるのが必死な時期です。まずは、自分たちの育児・子育てのペースをつかみ、落ち着いて過ごせる暮らしを作ることが最優先です。絵本を一緒に読むといっても、こどもが絵本を使って遊べるようになるのは、新生児期を過ぎた頃です。そこで、絵本を読む時間は育児・子育てのちょっとした休憩という気持ちですごしてみてください。
パパ・ママがリラックスした状態で絵本を読めば、赤ちゃんにもそれが伝わり、安心感を覚えます。
そして新生児期に読んだ絵本は、こどもが成長するにつれて思い出になります。いつまでも家にあり、家族にとっての大切な一冊となります。こどもが大きくなった時に自分で読む時がきっとくるでしょう。そういう姿を見ると、こどもの成長を実感します。新生児期は育児・子育ての始まりです、これから長く続く道のりということを考えて無理せず揃えて欲しいです。