読み物
最終更新日:2020年10月20日
絵・写真・文:いろや商店の編集室
れんさいプロジェクト:いろやのこと
【出産前 編】初パパ店長の子育て。はじめて赤ちゃんが家にやってくる。
こんにちは。いろや商店の店長のおおま(@iroyaonline)です。
ここ「いろやのこと」では、まったりマイペースにいろやのあらゆる側面のおはなしをお伝えしています。
今回は、私自身の子育てに少し触れることにしました。
今まであまり意識したことはないのですが、私自身の子育て経験・そこで感じたことや体験したこと。そういったところからきっと、このお店を運営するに至ったんだと思ってます。なので、赤ちゃん・こどもを育む専門店を運営するに至ったきっかけなどにも触れられると思っていて、私自身も書きながら思い出すという感じなので、あーー懐かしい!なんてこともあるかもしれません。でも、その中からお店の新しいアイデアも浮かんで来るんじゃないかと思っているんです。
そのようなわけで、ツラツラと書いていこうと思います。
はじめての子育てへこれから突入するパパには少しだけど、役立てるかもしれません。
あらかじめお伝えしておきますが、パパとして子育てに満点だったわけでは全くありません、どちらかというと「仕事が主役」できた人間でしたので、「こどもが主役」になるまでには時間がかかりました。
いろや商店の店長のおおま(@iroyaonline)です。
ご覧いただきましてありがとうございます。
育児・子育て苦手な店長が、こどもが主役で書いてますのでゆっくりご覧くださいませ〜。
出産前のパパ、初めての子育てに飛び込む
こどもとの暮らし。
あの頃は、全く考えもしないことでした。
一人マイペース、自分のしたいこともあって大忙し。
こどもが生まれるの私は、会社から独立をして個人での活動がとても忙しく、寝る間も削って仕事をする日々でした。
20歳の中盤頃に会社から独立をして、大手企業さんのWeb上でのプロモーションのお手伝い。Webデザイナー・プロデューサーとして、連日Webサイトをつくっていた頃です。海外サイトや、国内の書籍・専門誌、その頃はいろいろなメディアにも取り上げていただきまして、ある意味早すぎた一つの人生のピークであったかもしれません。(笑)
打ち合わせ・撮影・プログラミング&デザインと、人に会ったり手を動かしたりと、会社に勤めていた頃と違って、独立してからは全てを一人でしなければいけませんでした。でも、会社に勤めていた頃にはできなかったたくさんの経験もさせてもらい、大変な日々の中でも充実していました。
今、ここにたどり着く上では必要な第一歩です。
そして、30歳になるかならないかくらいの頃です。
我が家に赤ちゃんがやってきました!
奥さんとは、故郷の青森にいた20代前半の頃から一緒に過ごしてきて、こどもができるまでには10年くらい経ちました。
お互い色々したいこともあり、日々マイペースに暮らしてましたが、人生のタイミングというものでしょうか、ちょうど30歳になる頃に赤ちゃんがやってきました。突然のことでしたので、何から手をつけていけばいいのか正直なところ全くわかりません。ひとまず産婦人科に行こうと。そういうことで、すぐに動くことにしました。
ここからが店長のこどもとの暮らしのスタートです。まだこの頃は、赤ちゃん・こどもに関するお店をすることなど全く考えもしていませんでした。
はじめての産婦人科です。
その頃、雑誌や周りの話題の中では、自宅出産というのが流行りだしていた時期でした。
そういった新しい流行のキャッチはそれなりに早かったので、我が家もまずは自宅出産を考えることになります。
ですが、身体が丈夫ではない奥さんを心配していましたので、自宅出産は可能なのかなと…それによるリスクなども検討した結果、まずは教科書通りに産婦人科に行くことにしました。
行ったところは地域一つの産婦人科でしたので、人がいっぱい。入院の予約も残りあと1ベッドという滑り込みセーブなところでした。先生は休みなしで、往診・出産をしています。病院のすぐ近くに家があり、24時間体制でいつでも駆けつけられる場所にいるそうです。
夫婦で切り盛りしている産婦人科で、旦那さんが院長先生・奥さんが小児科の先生というゴールデンコンビだということを聞いて安心したのを覚えています。
産婦人科の先生をするというのは大変だなと…その頃感じました。出産の立会いまでしましたが、深夜をかけての出産に、院長先生はいつ寝てるんだろうか…?と心配しました。
ちなみに産婦人科では、出産までの流れを事細かにサポートしてくれました。(医院によって違うと思います)
ミルクのあげかた(我が家は母乳しか飲みたがらず、調乳は一切拒否の姿勢でした!なんてこったい!このことは、大きくなってから息子に伝えました。)、出産後のケアまで教えてくれるので、ママはとても安心したようです。ちなみに、パパも参加オッケーだったので、こどもがお腹にいたらどんなものか?などの体験もできました。でも、これらの産婦人科のイベントに参加するパパは出産夫婦全体の1割程度でした。イベントが開催される中で男性は私だけの参加の場合が多く、イクメンという言葉が登場して、パパの育児参加がこの頃から騒がれはじめてましたが、実際のところそれを直接見かけたり感じる機会は多くありませんでした。
産婦人科で用意してくれたプログラムを一つ一つ過ごしていくことで、産婦人科の方が敷いてくれたレールに沿っていけば家にこどもが来ても大丈夫な気がしました。
丁寧に対応してくださる産婦人科に恵まれたので、自宅出産はしないことにここで決めました。
出産前の頼りにならない旦那(私)、ママは大変なつわり
産婦人科が決まり、出産までの準備・体制も整いました。
何から何まで初めてなことばかりだったので、産婦人科が決まったのは何よりも安心材料になりました。自宅出産の場合は、いざという時にどこも受け入れてもらえないケースがあるのではないかとそれが不安でした。不安が多かった身としては、産婦人科にしていて良かったと感じています。そして、検診には毎回付き添っていたので、この頃のことはよく覚えています。
定期的に訪れる定期検診を受け、出産予定日が近づくにつれて産婦人科へ行く頻度も増えて来ます。
そして今は、出産前から性別がわかるそうで、聞けば教えてくれます。「我が家は生まれて来るまでの楽しみにします。」と、お伝えして聞かないことにしました。でも、検査の中で見るお腹の中の画像からは、男の子じゃないかな?と話してました。なんとなく、そうみえたのです…。
定期的に産婦人科へ検査に行く。
我が家の場合、ママは貧血気味だったりと検査ごとに引っかかっていたので、自宅出産にしなくてよかったな…と日々思いは強くなりました。出産では、どんなトラブルが起こるかわからないです。「【出産日 編】初パパ店長の子育て。妊婦健診の日々から、はじめて赤ちゃんの出産・無痛分娩に立ち会う」でも書いていますが、結果的に無痛分娩を選び、出産時も大変でした。直感で感じていた、設備と経験(もちろん先生の腕も大事)は大切じゃないなと…。実際、出産時にいろいろなトラブルが発生し、一般的な出産時間の倍はかかったので、母子ともに安全に家に戻って来られたことは何よりも良かったことでした。
妊娠がわかってから出産までの中で、大変だったのは「つわり」の時期です。
秋の初めの頃に妊娠がわかり、出産は真夏でした。
本来なら妊娠がわかったことで、こどもが家に来る準備をしたり、いろんな方々のところへ挨拶に行ったり、夫婦二人の時間がなくなるので二人で旅行へ行ったりという期間にすることが多いらしいのですが、我が家ではそんなことになりませんでした。
妊娠がわかった秋から春にかけてのほぼ4ヶ月〜5ヶ月くらい、ママはひたすらずーーっとつわりでベッドで寝込んでました。
とても大変な「つわり」だったのです。
この期間、何も食べられなくて、とにかく食べられる物を探すのに奔走しました。
一般的に言われるすっぱい食べ物やさっぱりした食べ物が良いと聞いたら試しました。中には、全然気にせず食べられるという人もいるそうですが、我が家の場合はまったく何も受け付けず、ただ毎日横になっては、朝から晩まで具合を悪そうにしているという日々でした。
最終的には、点滴にお世話になり、減り続ける体重にストップをかけるという毎日です。食べられるものを探す以前に、もっとはやくから点滴を受けるために連れていけばよかったと反省する日々でした。
結局最後にたどり着いたのは、冷凍の皮つきのフライドポテト(温める)と、カロリーメイト。そしてなぜか、近くの定食屋で作るカレーライス(のテイクアウト)でした。これらをうまくサイクルしながら食べていたので、奥さんの身体の中にいる頃の息子の栄養は、ほぼこの3つからとっていたと言っても過言ではありません…。苦笑
本来なら、本に載っていたような、お腹のこどものことを意識した食品を食べ、こどもが生まれて来るのをいまかと待つという…。ワクワク・ニコニコの妊娠生活!を夢見ていたのに、現実は毎日ベッドに具合悪そうにしている奥さんと、仕事に奔走するパパという大変な地獄絵図でした。
笑顔の芸能人が表紙を飾り、おしゃれな妊娠生活な本に載っているのはどこの家庭だろ?とこの頃よく思ったものです。
そのようなわけで、食事に気を使ったり、生まれて来るまでのこどもの栄養を考えた暮らし。といったことは一切考えられなかったのです。店長の場合、何よりも、母子の生命を維持することにやっとでした。
私はというと、仕事が何よりも忙しかったですし、こどもが生まれて来るということでさらに頑張る必要にも迫られていました。
家事をすると、仕事がたまり、奥さんの様子を見れば、打ち合わせに出られないと。そんな日々で仕事と育児の両立の大変さを味わうことになります。
その頃、妻の体調が悪いのでと言って打ち合わせに参加しなかったり、仕事の日程を変えたりとよくしましたが、それをよしとする環境ではありませんでした。妊婦ならまだしも、旦那まで仕事に影響が出るなんてありえないという感じでもあったのだと思います。そんなことで、世の中は残酷なもので次第に仕事は減っていきます。
この状況に危機感を感じてもいましたので、日中は仕事・お買い物、夜は家事と、ほとんど寝る時間なく動いていたのを覚えていますが、記憶が定かではないことも多いです。毎日が一生懸命でした…。苦笑
出産前のパパひとりで出産準備に悩む
月日は経ち、つわりが終わりかけた頃には、出産間近になっていました。
つわりが終わってひと段落と思っていたのもつかの間、今度はいつ出産体制に入るか(陣痛がくる)かわからないということで、外出に気を使う必要が出て来ます。
電車の人混みに入るのも心配でしたので、妊娠後出産までの間、まともに外に出て色々できたという記憶がありません。
そのようなことで、出産の準備も新米パパが担うことになりました。
でも、出産準備に何が必要なのか?もちろん、全くわかりません。そこで片っ端から本やインターネットの情報を探すことになります。
今、赤ちゃん・こどもを育む専門店の店長をしてますが、この頃の経験はとても役に立ってます。
新米パパなりにたくさんの出産の準備に関わり、必要なもの・不必要なものがわかったり、直接決めることも多かったからです。
私の場合、近くにショッピングモールがありましたので、ひとまずベビー用品が揃っている大型店に行きました。
そこには「出産準備品一覧」というのが用意されていましたので、何もわからない身として持ち帰って検討しました。以外に費用がかかるなと…こんなに揃えなきゃいけないのかと。本来ならば何も考えず一式購入すべきなのでしょうが、つい通帳を見て考え込んだのを覚えています。
他にも、有名な育児雑誌などにも色々載っていましたので、比較をしつつ記載されている通りに必要なものを全て揃えることにしました。実のところ結果的に半分も使わなかったんです….。
そこで!これは初パパにとって必要だった!用意しておいてて助かった!というものだけ抜粋してリストで載せておきます。
出産前のパパが感じた、出産準備品で本当にあって助かった!出産準備リスト
- ガーゼ&タオル&バスタオル
※ 色々な使い方ができるので、大・中・小と何枚あっても良いです。ガーゼは多めに用意しましょう - 肌着 5〜8枚ほど
※ 夏場に出産の場合は一日に数回着替えるので、これが一番多く必要です - 肌着の上に着るもの 1組
※ 用意は出産後でも大丈夫です。しばらく外出できませんので最初の外出用に1組あれば良くて、外出の時に気に入ったのを買えば良いです - ソックス 1組
※ 出産後でも大丈夫、外出用に1組あれば良いです(検診時程度)。家の中では裸足が一番です。 - 季節に応じて上着
※ 冬場に出産の場合は退院時からあった方が良いです - ベビーカー&チャイルドシート&おんぶ紐(1歳過ぎ頃までを考えて、長く使えるものが良いです)
- ラトル
※ 外出時必ず助かります - 哺乳瓶、哺乳瓶を洗うもの、哺乳瓶の消毒器、調乳ポット、ミルクケース
- おむつ
- 清浄綿(おしりふきや体拭きなど)
- 消毒スプレー(ウンチが飛び散ったりしたのを拭くため)
頼りにならない、不安いっぱいの新米パパでも、最低限出産前にこれらがあれば大丈夫です。
後は、出産後必要に迫られたら買い足すで大丈夫です。
ちなみに、お風呂用品はしばらくの間、洗面台や洗面器を用いてまして買ったものは一つも使いませんでした。
店長視点でいうと不要です。
そして、汚れるということもないので、石鹸なども何も使いませんでした。汗をお湯で流すということができれば良いです。我が家の息子は生まれてから、0歳の頃冬場にかけてアトピーが酷かったということもあって、今も石鹸は使わずお湯洗いのみです。そして夏場は、汗疹が一番心配(掻きこわしてしまうし)なので、予防策としても一日数回こまめにサッと汗を洗い流したり、タオルで体全体拭くことは注意しました。
外出時用の衣服用品は1セットだけはあった方が良いです。でも、たくさん揃える必要はないです。そんなに頻繁に外出できませんので、帰ったら洗うの繰り返しです。そうしている間に体が大きくなって次のサイズが必要になります。
出産前に色々揃えても着ないで終わることも多いです。
せいぜい、検診のときくらいしか外出はできません。(出産後のママの具合・体力の回復も時間がかかります)
でも、肌着だけはいくらあっても良かったです。毎日汗をかいたら着替え、お湯を浴びたら着替えの連続でしたので。
ミルク・オムツについては、個人差がございます。
100%調乳の方は定期的に必要になることなので、調乳用品はしっかり揃えた方が良いです。我が家は揃えましたが、息子は調乳一切拒否!の姿勢だったので、結果的に100%母乳で終わりました。お湯の準備をしたり、いつでもいける準備してましたけど、いつも空振りです…。
オムツ用は、最近のオムツはよくできているのでサイズのあったオムツがあればそれだけで大丈夫。オムツをとって、清浄綿でお尻を拭いて、一緒にくるんでポイっと。使い終わったオムツは、袋に入れてしまっておけるようにしておいた方が良いでしょう。外出先だと、捨て場所が用意されているケースが多いです。なので、オムツと清浄綿しか使いませんでした。
オムツはメーカーによってあうあわない(かぶれが酷くなる)があるので、色々使ってみてかぶれないものを探すことから始まると思います。ある程度かぶれるのは覚悟が必要です。定期的に変えて、清浄面で服の繰り返しで乗り切りました。
ちなみに我が家では、布おむつにもチャレンジをしています。
奥さん自身がミシンを使って縫い、準備万端にしたつもりが….大変でした。「布オムツを使った子育て」というのに憧れましたが、外出先・帰ってからの後始末など、することの多い育児の中でオムツ管理まで手が回らず、それどころではなくて、話し合いの末、市販のオムツに頼って体力を温存した方が良いという結果に落ち着きます。我が家ではそこで発生する環境負荷は他でなんとか補おうと、よく話したものです。
おやすみグッズについては、バスタオルを敷いてバスタオルをかけてました。(バスタオル大活躍!)
オーガニックコットンの柔らかいバスタオルだけでいきました。こども用の布団を用意したのはもう少し先のお話です。
しばらくは体も大きくないですし、洗ってすぐ乾かせるので、大人用のバスタオルを厚めに布団として敷くことにしました。ベビーベッドは寝返りを始める頃から使いましたので、出産前から用意して設置していると埃まみれになります。(我が家はそうなって掃除だけが大変でした)必要に迫られてからで大丈夫でしょう。
その他グッズとしては、ベビーカーは最初からあった方が良いです。
最初の外出に乗せた方がなによりも楽です。でも、少し大きくなるとベビーカーの移動に飽きて抱っこをして欲しがりますので、抱っこ紐は何処かのタイミングで用意された方が良いでしょう。
そして、手に持って遊べるおもちゃ・寝ている近くに置いておくおもちゃは出産前から用意してました。
このような感じで、一番お金がかかったのは「ベビーカー」でした。
それ以外にもベッドやら何やら色々準備しましたが、ほとんど使わずじまい。
出産の準備って、とってもお金がかかると言われるけれども、かけようとすればかかりますが、かかるのはベビーカーくらいであとはほとんど普段の生活のものから代用できるものばかりです。別に頑張って揃える必要はないなと思いました。
どうしても用意が必要になるのは、「服・オムツ・哺乳瓶くらい」でしょうか…。あまり気負わず、便利な時代なので必要に迫られたら買うで良いです。
こんな感じで、右も左もわからなかった新米パパである店長は、出産準備に奔走することになります。
すごい勢いでお金が出て行きました。ここへ記載されているもの以外でも、産婦人科に指示されたものなどあれば、用意しておくと良いと思います。
出産前のパパの出産までの道のり
そして、いよいよ出産当日を迎えます。
パパにできることはたくさんありますが、その中でもママの具合にもよりますが、ママの安心できる環境をつくること、あとは体力や力が必要な事は代わると良いでしょう。協力しないと1日の時間がいくらあっても足りないですし、それはこどもが大きくなるにつれてドンドン増えていきます。
ママは身体の変化もあって毎日が不安です。検診に行っても、こどもが元気でいるか…自分の体調も不安と、心配事が山のようにあります。少しでも楽な気分で過ごせるようにすることが大事です。
ちなみに私はこの大切な時期、仕事で奔走してました!上でも触れた通り、ダメな旦那の典型です。
そうなんです。あまり家のことの手伝いが出来ていなかったのです。具合悪い奥さんを見ながら、迫り来る納期、打ち合わせ、企画書の提出、そして長時間の外出。
「こどもが主役」とはいえず、「仕事が主役」でした。急な仕事が入れば外出、ごめんごめん…と奥さんによく言ってましたが、その頃は一生懸命で自分なりに出来ていると感じていました。でも改めて今振り返ると、もっとやれることがあったのではないか?そう感じることが多々あります。その反動からか、今は「こどもが主役」に振り切ってます。大変なあの時に気づき、変わっていたなら…といつもその頃のことを思い出します。
赤ちゃんが来る頃のパパは年齢的にも時期的にも、仕事盛りの方が多いと思います。
そんなタイミングで、急に仕事に穴を開けたり、一定期間ブランクができるような判断をするというのはとっても大変です。
世の中は、赤ちゃんができたらパパも子育てに参加!と言いますが、実際のところ大変です。
もちろん、育児のために主夫になる方、育児休暇を取る方といると思いますが、逆にそれがストレスになる人もいます。なので、仕事と育児のバランスは夫婦でよく話し合い、それぞれの家族にあった形を見つけるのが良いです。そういった柔軟な子育てができる社会システムが生まれたらと願います。
この時期は色々なことが並行して起こりますので、元気でいることが何よりも大切。
色々な子育ての形があって良い時代だと思います。心身ともに健康でいることが大切なので、無理をしないで過ごすというのがなによりも大切だと思ってます。
結婚しない、子供はいらないという様々な声を耳にしますが、店長は赤ちゃん・こどもがいると家の中も明るくなりますし、頑張ろう!という気持ちにしてくれます。
もちろん、経済的な負担は増えますが、経済的な豊かな暮らしを追いかけず、少しの良いものを長く丁寧に使い続け、家族元気に協力しあって仲良く暮らす。違った形の豊かな暮らしを見つけることができるはずです。
こどもがいる暮らしも良いものです。
そのようなわけで、「こどもが主役」で考えられた社会システムになれば、色々な問題も解決すると思っているので、当店は「こどもが主役」で活動することにしてます。結構長いこと書きましたね…。今度は、出産の頃について書こうと思います。