読み物
最終更新日:2022年6月27日
絵・写真・文:いろや商店の編集室
れんさいプロジェクト:赤ちゃん・こどもを育む環境づくり
人気・おすすめ『木のおもちゃ』おもちゃ選びの専門家が徹底解説!
『木のおもちゃ』が人気な理由
つい選んでしまう人気の秘密、選び方まで丁寧に解説します
当店でも『木のおもちゃ』はたくさん扱っていて人気があります。
赤ちゃんや子供が触れるおもちゃは、安全で安心できるものをと考えている人は多いです。
特になんでも口に入れてしまう赤ちゃんには、体へ負担となる成分の含まれるおもちゃはできる限り与えたくありません。
実際に店長のところへも『木のおもちゃ』でおすすめの出産祝いをお願いします!と、相談される方が多くいらっしゃいます。ではなぜ、『木のおもちゃ』は人気があるのでしょうか?また『木のおもちゃ』と一言でいっても、様々なおもちゃが存在しますので、何が適しているのでしょうか?人気でおすすめの『木のおもちゃ』が欲しい!と思っても、それがなんなのか?わからないという人が多いですし、木のおもちゃと知育玩具が一緒になっている方もいます。とりあえず『木のおもちゃ』を買っておけば間違いないと考える人もいますし、木の風合いが可愛らしいので、デザインそのもので選ぶという方もいます。
そこでここでは色々な楽しみ方で『木のおもちゃ』を丁寧に解説して行きます。
読み終わった頃には、『木のおもちゃ』の素晴らしさはもちろん、注意するべき点も理解した上で、自分にあった木のおもちゃを選ぶことができるはずです。何より、自然素材の木製玩具は、ぬくもりを感じるおもちゃがいいと考えるお母さん、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃんのさいしょのおもちゃのギフトに選ぶことも増えてきていまして、木で作られた木製の玩具はいつも人気です。このページが『木のおもちゃ』を選ぶときの参考になれば幸いです。
いろや商店の店長のおおま(@iroyaonline)です。
ご覧いただきましてありがとうございます。
育児・子育て苦手な店長が、こどもが主役で書いてますのでゆっくりご覧くださいませ〜。
『木のおもちゃ』が人気な理由
赤ちゃん・子供のおもちゃ選びで大切にしていることの一つに、自然素材で作られているおもちゃや木製玩具を選択する人が増えているのは、知育や木育が活発になって来たからだけではありません。
木製の家具やインテリア雑貨などは大人が触れても、とても気持ちがリラックスして落ち着くと思いますが、赤ちゃん・こどもにとってもそれは同じで、木製の玩具には安心感を覚えます。
これは、「親子で『山』の生き物に触れ『森・木』を大切にする心を育む!当店人気のおもちゃ・絵本・図鑑」のページでも触れていますが、日本の国土の70パーセントが森林に覆われているということで、むかしから自然と共存し、木との長い付き合いから育まれて来たことからとも言えるでしょう。
なにより日本は、草で出来た畳で暮らす文化を持っていて、土の床や和紙のドア、自然の素材をふんだんに使った暮らしづくりをしてきたという歴史があります。見た目にも、触った感じでも木製の玩具は優しい印象があり、木の香りや玩具が出す音も自然の中にある音なので、自然とどこか心地よいと感じます。
木との付き合いは、古くからの日本の風土や暮らしの中で、私たちの中に刻み込まれています。
また、『木のおもちゃ』といっても、素材・木の種類によって、音も肌触りも、匂いも、重さも全然違います。
たとえば、スギの木と、コナラの木の違い分かりますか?ドングリが落ちていた時にどのどんぐりがどの木から落ちてきたのか分かりますか?こどもと散歩をして立ち止まった時目に止まった大きな木。この木は何の木だろう?と、子供に質問されること、パパやママなら一度は必ずあります。木の違いが分からないと、夏になってこどもと虫を捕まえに森へ入っても、カブトムシが捕まえられません。お父さんならカッコイイところをみせる絶好の機会です。森へ入っていくらスギの木の周りを探していてもカブトムシは集まってきません。捕まえたい昆虫が、森の中ならどこにでもいるわけではないんです。
このように、大人にとっても、こどもと一緒に『木のおもちゃ』に触れるのは木が身近な存在となる、とてもいい体験です。そしてこどもを通して、木の種類を知る絶好の機会となります。
木のおもちゃは、使うほど味わいも出てきて、使わなくなってもインテリアとして部屋に思い出として飾ることも出来ますので、毎日の遊びの中で使うことで、少しずつ変形し加工し、メンテナンスをすることでものを大事にする心も育まれます。
いろいろなことを吸収する赤ちゃんやこどもの時期に、『木のおもちゃ』で遊ぶことは、室内で自然に触れるもっとも身近なアウトドア(自然)体験となります。
『木のおもちゃ』に限らず、わたしたちは『木』と長く暮らしを共にしてきました。
『木』が身近にあると、心地よいと自然に感じられます。『木のおもちゃ』が人気な理由はとてもシンプルです。私たちの日々の暮らしに『木』が深く刻まれているからに他なりません。
また、情操面で言うと「気持ちが落ち着く」「やさしさが感じられる」「温もりを感じる」などがあり、特性で言えば「湿気を吸収してくれる」「木の香りが良い」「熱の伝導率が低い」など、機能面での心地よさもあります。
例えば、冷たさであれば冬の寒い日に触ってみるととてもわかりやすいです。熱の伝導性が低いため他の素材と比べても冷たさを急に強く感じません。赤ちゃんの頃は急に体が冷えると言うのは避けたいですので、そう言う点でも『木のおもちゃ』が良いとも言えますね。
このように、機能面や情操面でも心地よさと言う点で『木のおもちゃ』は選ばれます。なお、実際に研究された情報もありますので、以下のそれぞれのページもお時間があれば参考にご覧ください。赤ちゃんが心地よく感じる理由についても、科学的に理解することができます。
店長的には、いい匂いだ〜とか、肌触りがいいとか、五感で感じることも大切だと思います。これは赤ちゃん・子供向け製品に限ったことではなくて、シンプルに自分の直感を信じて『木のおもちゃがいいな』そう感じることも大切。直感も大事ですよね(ザックリしてますが・・・(苦笑))。🌲
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・お誕生日向けのギフト代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
『木のおもちゃ』を購入するときに注意すること・悪い点・お手入れ方法
『木のおもちゃ』を箱から出すことを想像してみてください。
箱から開けたとき・おもちゃを鼻に近づけた時の匂い、無塗装・白木のおもちゃはとても良いものです。ただ、何においても『木のおもちゃ』が良いというわけではありません。良い点もあれば、悪い点もあります。『木のおもちゃ』と言うと良い点ばかりが目につきますが、実際に当店ではたくさんの木のおもちゃを扱っていますので、悪い点というのももちろんたくさん知っていて、実際に見かけることがあります。
そういった点も含めて、『木のおもちゃ』を購入するときに注意することや悪い点についても丁寧に紹介します。
まず悪い点については、以下の通りです。
簡単に『悪い点』に絞って一覧としました。
- 定期的なメンテナンスが必要
- 匂いが変化する
- カビが生えやすい
- 加工が雑だと怪我の元になる
- 値段が高い
- サイズに比例して重くなる
- 素人の木工製品もある
- 一つ一つが変わる(木目など)
- 傷がつきやすい
このように並べると『木のおもちゃ』と言っても、良いことばかりではないことが理解できるでしょう。
ですが、なかには受け取り方次第というものもあります。例えば、匂いが変化するという点も、木製品ならどれも同じだよね!といえば・・・、まぁそうですし、定期的にメンテナンスが必要ということも、長く使い続けるためには必要なことでもありますので、悪い点とは一概にも言えません。
また、一つ一つの木目が違うという点は、製品の個性と考えれば同じ製品がないというのは、どれを取ってもきっちりと同じ!という工業製品とは違います。これら一つ一つの悪い点と言われることも注意をする中で、長く使い続けられるというのは『木のおもちゃ』です。
そこでここでは『木のおもちゃ』を購入するときに注意することにも触れます。
まず一番に『木のおもちゃ』を購入するときに気をつけることは、木工加工の技術です。一つだけ加工が雑になるということは基本的にありませんので、どこで作っているのか、木工所の技術が確かかを出来上がりの製品から確認してください。一般的に販売されている製品では見かけることも少なくなりましたが、道端などで販売冴えている木のおもちゃ製品の場合、やすりがけが中途半端になっていると、表面が毛羽立ってしまっていたりもします。少しでも尖っている部分や出ている部分があれば、そこからけがにつながりますので、加工が丁寧であることは何よりも重視すべきことです。
あわせて、曲線が製品の中にどれくらい取り入れられているか、その加工方法にも注目してください。木の板をつなぎ合わせたり、四角形の木の塊のみで構成されたおもちゃは、それほど難しい加工技術を必要とされません。といっても、四角形だから簡単に作れるということでもありません。積み木のページでも触れていますが「面取り」されているかでも変わってきますので、角の加工についてもしっかりと確認するということも必要です。当店では木になるそういうポイントも重点的に商品紹介の写真で撮影しています。
なにより、木製品の加工で曲線を作るのはとても大変ですので、曲線が美しい製品が作れる木工所から生み出される製品は確かな製品であることが多いです。
とりあえず『木のおもちゃ』だからなんでも良いというのではなく、『木のおもちゃ』においても良し悪しがあるということを忘れてはいけません。
また、木のおもちゃは使う材質で特性がとても変わります。安い木のおもちゃには理由があり、高い木のおもちゃには理由があります。木そのもので材料費は大きく変わりますので、木のおもちゃを手に取るときはなんの木で作られているのかにも必ず注意してみるようにしてください。木のおもちゃは高いというイメージがありますが、それは素材(材質)にもこだわっている場合が多いからです。そういう点からも、当店では様々な製品の徹底比較をしているのですが素材の違いについても必ず触れるようにしています。
そして、メンテナンスについても触れましたので、あわせて木のおもちゃのお手入れの方法についても書いておきます。
プラスチック製のおもちゃであれば、水やお湯でゆすいだり、煮沸消毒ができるので、あまり気を使わず簡単にお手入れできますが、『木のおもちゃ』の場合はそうはいかないものです。木のおもちゃは、水やお湯でゆすいだり、煮沸消毒すると中まで水分が染み込んでしまいます。水分が染み込んでしまった木のおもちゃはなかなか乾かすまでに時間がかかります。それ以前に、木のおもちゃには湿気や水分は一番の大敵と言えます。せっかく洗ったおもちゃでも、逆に菌の繁殖やカビが発生する原因となってしまいます。なので木のおもちゃを水で洗ったり煮沸消毒することはできませんので注意してください。
では、水洗いや、煮沸消毒ができないのならどうやってお手入れすればよいのでしょうか?
まず、一つ目としては「乾いた布でふき取る」です。
基本として、木のおもちゃを購入した際、注意書きに書いてあるのがこの『乾いた布でふき取る』方法です。簡単に時間もかからず、ほこりや汚れが取れます。こまめに拭いてあげるのが清潔に保つポイントです。
そして、二つ目としては「陰干しをする」です。
赤ちゃんは、おもちゃを口に入れて感触を確かめます。その際によだれがつくことも良くある事です。木のおもちゃがよだれなどで湿ってしまった場合は、乾いた布でよだれを拭き取った後、乾くまでしっかりと陰干ししてください。もし汚れがひどい場合は、お湯で濡らした布を固くしぼり拭き取ってから乾かしてください。なぜ直射日光ではなく陰干しなのかというと、木のおもちゃは直接日光に当たると、ひび割れの原因になってしまうからです。なので必ず、陰干しするよう注意してください。
最後に、三つ目となりますが「紙やすりで削る」です。
無垢材のおもちゃは使っているうちに、手垢などで黒ずんできてしまうことがあります。考え方によっては、良い風合いになってきたと言えるのです。しかし、気になる場合は布でふき取るだけでは落ちないので、紙やすり(サンドペーパー)で削る必要があります。紙やすり少し削るだけでもすごく綺麗になります。紙やすりには目の荒いものから細かいものまでたくさんあります。その中でも、子供が口に入れたりするものですから目の細かいものがオススメです。紙やすり番号でいうと320〜400がちょうどいいです。ホームセンターなどで簡単に手に入れられますので、何かのついでに購入しておくと良いでしょう。
加工が雑であれば、いっそのこと自分でヤスリがけをして綺麗にするというのができるのも木のおもちゃです。自分で加工して変化させていけるというのは、他の素材にはできない木のおもちゃならではの楽しみ方とも言えます。
ちなみに一番に聞かれるのは「消毒方法」です。
木のおもちゃは、アルコールの消毒をつかうとものによって木材の変質や変色がみられる場合があります。どうしても、という場合はおもちゃ用専用の、洗浄消毒スプレーを布につけ固く絞ったもので軽く拭いて、しっかりと陰干ししてください。これも、ホームセンターで手に入りますので、紙やすり(サンドペーパー)と一緒に購入することをおすすめします。
木のおもちゃは、確かにメンテナンスが大変です。
正直めんどくさがりな店長は放置しておけるプラスチック製のおもちゃが楽に感じたんですが、赤ちゃん・子供が使う製品となるとちょっと気持ちが変わります。木のおもちゃをメンテナンスする時間は育児・子育て(店長はとても苦手)の中での小さな休憩時間となることもあります。製品の傷み方で子供の成長も感じられますしね。😊
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・お誕生日向けのギフト代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
『木のおもちゃ』が赤ちゃんのおもちゃに選ばれる理由
木のおもちゃは、おもちゃ・知育玩具の中でも人気です。
その中でも特に赤ちゃんに向けて購入するケースがとても多いです。その理由として3つのポイントがありますので、それぞれに分けて丁寧に解説します。子供向けの木のおもちゃがたくさんある中で、赤ちゃん向けが多い理由もこれで理解できるでしょう。
まず一つ目は『安心・安全の自然素材』です。
あえて書くことでもないかな・・・と思いますが、やっぱりこれは外せませんので書くことにしました。というのも木のおもちゃ全てにこれが当てはまるわけではないからです。実は、口に入れても安心・安全といえるにも条件があります。例えば、木のおもちゃとされていても、ラッカー塗装など塗料の塗っている製品、これは一概に口に入れても安心・安全とは言えません。
製品が傷みづらく、メンテナンスが楽になるというのはありますが、その反面木そのものと赤ちゃんの間に塗料という壁ができることになります。そういった点からいうと、赤ちゃん向けのおもちゃとして一番に安心・安全なのは、無塗装・白木の木のおもちゃです。特に生後6ヶ月頃からは、歯固めを使う時期に入りなんでもおもちゃを噛む時期となりますので、歯型がついてはしましますが、木そのものを削り、塗料も何もついていない製品がもっとも安心です。ただその分、傷みやすいというのが欠点としてあります。
ただ、赤ちゃんも新生児期を過ぎ、乳児期を越え、幼児期となる1歳以降ともなると少し話は変わってきます。様々な色の変化を楽しむことも遊びの一部となってきますので、安全な塗料のついた製品もおすすめと言えます。
その時の購入の目安としては、例えば「CEマーク」のような品質検査に合格しているもの選ぶということです。色のついた製品・塗料が塗られた製品の場合は必ずこういったマークを確認するようにしましょう。
何よりも、赤ちゃんに与えるおもちゃに求められることは、安心・安全ということが一つあると言えます。そういう点でいうと、自然素材そのものから生み出された無塗装・白木の木のおもちゃは、最も赤ちゃんが手にするに相応しいおもちゃとなります。これが一つ目の理由です。
二つ目は『柔らかな素材』です。
プラスチック・金属などと違って、木製の製品は持った時の手触りが違います。上でも触れましたが熱の伝導率が他の素材と比較しても低いですので、冷たくて持つことが難しいという風にはさほどなりません。せっかくなので身近な製品でも見比べてみてください。木目の描かれたプラスチック製の製品と、木の製品ではパッと持った時の冷たさの印象が全然違います。
このように、直接触れ握った時の質感一つとっても、木のおもちゃは選ばれます。なんとなく心地よいと感じるにもそれなりの理由があります。
また、乳歯が生える頃になると歯固めを探す人も増えてきます。木のおもちゃは、この頃の歯固めの役割も担ってくれます。木と言っても材質に応じて硬さが違いますが、いわゆるラトルと呼ばれる製品は赤ちゃんの頃にとても遊ばれる製品の代表格です。この製品に使われる木材は比較的柔らかい木を使うことが一般的となっています。
そのため、より赤ちゃんが手にするに考えられた素材選びをされた製品が多いというのも木のおもちゃが選ばれる理由の一つとしてあります。ちなみに、柔らかな素材という点でいうと、「布のおもちゃ」があります。これも赤ちゃんの頃にとても人気があります。どちらかというと女の子のおもちゃでしょう?と思う人もいるかもしれませんが、そんなことありません。
布製品については「フワフワ柔らか!赤ちゃんが喜ぶ『布おもちゃ』洗い方・出産祝いで人気の理由を教えます」で詳しく解説していますので、そちらも合わせてご覧くださいませ。
三つ目は『プレゼントに選びやすい』です。
赤ちゃんの頃におもちゃを手に入れるタイミングはたくさんあります。
これは「【0歳のプレゼント】赤ちゃんの行事とおすすめのおもちゃ・絵本の選び方」でも書いている通りで、0歳の時期は本当にお祝いイベントがたくさんあります。
そんな中で手にするおもちゃの中で圧倒的に多くなるのは『木のおもちゃ』です。なぜならば、赤ちゃん向けの製品の中でも、お祝いの贈り物として一番選びやすいというのが一つ言えます。
なによりも、木のおもちゃは値段が高いため、頻繁には買えない製品です。だからこそ、お祝いプレゼントに最も選ばれる製品ともなります。贈られた側も木のおもちゃであれば、丁寧なお祝い品をいただいた気持ちになれます。
そういった点からも、結果的に木のおもちゃが赤ちゃんのおもちゃで選ばれることが多く、手にすることが多くなるのです。
『木のおもちゃ』をお祝いプレゼントに贈れば、基本的に失敗することはありません。唯一あるとすれば被ってしまうことでしょうか。これについては「これで安心!出産祝いでかぶらない方法。当店人気のおもちゃ・絵本・図鑑より」でも触れています。
当店で人気の出産祝い・赤ちゃんへのお祝いプレゼントについては、以下で「おもちゃ・知育玩具・モビール」と、「絵本」それぞれに分けてランキング形式で紹介しています。もし、出産祝いをお探しならご覧ください。
木のおもちゃは、紙やプラスチックの製品と比較すると値段は割高になってしまいますが、紙に比べると強度がしっかりしていて長持ち。特にパズルのようなおもちゃはガチャガチャと並べ替えるので、紙だとカドがヨレヨレになりがちです。それに口に入れたらドロドロになったりで大変。何回も買い直すなんて勿体無いです。
ですが、木製の場合そんなことにはならないので、適当に遊ばせても長く使うことができます。また、プラスチック製の場合はその軽さから赤ちゃんが投げてしまうこともあります。
木のおもちゃは、材質の性質からある程度の重さがあるため投げても遠くまで飛んで行きません。持った時の重さがあるというのも、赤ちゃんにとっての重要な要素の一つです。
そして、木のおもちゃというと、イコールで知育玩具と考えられる方もいますが、それは正しいようで間違っています。確かに赤ちゃん向けの製品では木の製品が多くため、成長・発達を意識して作られている製品が多くなります。そう言った点からも、知育玩具と呼ばれる製品の中では木製玩具が多くなります。
なお、知育玩具については「人気・おすすめ『知育玩具』おもちゃ選びの専門家が徹底解説!」で丁寧に解説していますので、そちらも合わせてご覧くださいませ。
木のおもちゃの中でも、白木(無塗装)の製品は赤ちゃんの無垢なイメージと重なるのか出産祝いにとても人気があります。なにより新築の家に足を踏み入れた時も言えるように木のいい匂いって良いですよね。シンプルに『新しい・新鮮』です。
正直なところ、深い意味はなく直感で買ってる人も多いですよね(苦笑)。🙄
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・お誕生日向けのギフト代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
口に入れる・手・指先をで遊ぶ『木のおもちゃ』
木のおもちゃで人気の製品の一つに、手・指先を使って遊ぶ製品があります。
手・指先を使っての遊びについては「握るからつまむへ!乳幼児期に『指先や手を使った遊び』を育むおもちゃが大切な理由」でも触れていますが、特に木のおもちゃが多く人気があります。そのため、木のおもちゃの選び方の一つとして、手・指先を使って遊ぶおもちゃという視点に少し触れていきます。
赤ちゃんに木のおもちゃが選ばれる理由でも書いた通りで、木のおもちゃは赤ちゃんが遊ぶおもちゃにとても多いです。
結果的に、赤ちゃんの成長・発達を意識した製品が多くなります。0歳児の頃については「【0歳・赤ちゃん】成長・発達に沿ったおもちゃ・絵本と遊び」でも書いていますが、赤ちゃんの遊びといえば、手・指先を使っての遊びが多くなります。
もちろん室内で体全体を使っての遊びもありますが、それも0歳も後半です。それまでは、手に持ったものを使って遊び楽しむということが多くなります。
そういった点から、0歳児の頃は手に持ち握ることができるおもちゃの人気があります。例えば「いつから?赤ちゃんに『にぎにぎ』のおもちゃが人気・おすすめの理由」でも書いていますが「にぎにぎ」についてもよく聞くことが多いでしょう。このように、赤ちゃんの頃は手に持って遊び楽しむという時間がとても多いですので、木のおもちゃを選ぶ時の一つの基準として、手・指先を使って遊ぶおもちゃを選ぶことをおすすめいたします。
なお、手・指先を使って遊ぶといってもいろいろな遊び方があります。
例えば、握って遊ぶおもちゃで言えば「ラトル」がそれにあたりますし、ハイハイや一人歩きを始めだす頃によく遊ぶ、引っ張る動作で遊ぶおもちゃでいえば「プルトイ」になります。また「プッシュトイ」は自分の力で押して楽しむおもちゃです。
これらは、0歳〜1歳頃を中心に遊ぶおもちゃで、中でも木製で作られたおもちゃは人気があります。
手・指先を使って遊べる木製のおもちゃで、0歳児の赤ちゃんの頃から1歳・2歳頃に向けて楽しめる製品はここまで紹介した以外の製品もあります。
たとえば、ペグさし・紐通し・パズルなど、誰もが一度は耳にしたことがあるかもしれません。もちろん積み木も外せません。
積み木は改めて、この先でも紹介しますので、ここでは積み木以外でおすすめの赤ちゃん人気のおもちゃを簡単に紹介しました。なお、パズルについては幾分種類がありますので「人気・おすすめ『パズル』おもちゃ選びの専門家が徹底解説!」を読んでから考えることをおすすめいたします。
特に月齢の小さい頃は、手にしたものをなんでも口に入れます。
柔らかいし、自然素材だし、なにより安全だしということで、木のおもちゃを選ぶ人は多いです。店長が聞いた感じではこの理由が一番多い気がします。その中(木のおもちゃ)で遊び方に応じて選ぶというのがいいですね。素材も大事だけど遊び方はもっと大事。👶
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・お誕生日向けのギフト代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
音を楽しむ『木のおもちゃ』
さて、ここまで読むと『木のおもちゃ』は赤ちゃん向けの製品ばかりな気がしてくるでしょう。
でもそんなことはありません。例えば、音を楽しむ製品「楽器」の多くは木製です。楽器のおもちゃは、0歳児の赤ちゃんの頃から楽しまれるおもちゃです。
少し先を見据えての木のおもちゃを考えるなら、音で楽しむ木のおもちゃということで楽器のおもちゃをおすすめいたします。
また楽器のおもちゃも、タンバリンや鈴や笛などたくさんの種類はありますが、赤ちゃん・子供に人気なのは木琴です。
木琴には鍵盤がいくつかあります。それぞれの鍵盤で音程が違います。赤ちゃん・子供は音の違いに敏感に反応します。たとえば笛にも音程はありますが、吹き方によって音を変えるのは赤ちゃんには難しいです。木琴は叩く場所を変えるだけで、簡単に音を変えることができます。
そして、叩く強さによっても音は変化します。弱く叩くと優しく小さい音になりますが、強く叩くと大きな音になります。音程の変化や、叩いて出る音の強弱を体験することができるため簡単に遊べます。
楽器のおもちゃは、自分で能動的に遊ぶことができます。
自分で好きなように音を出すことができますし、息の入れ方や楽器の振り方によって音も変わります。その微妙な音の違いが楽しいのです。音を楽しむというのが、楽器の楽しみ方です。例えば、ボタンを押したら電子音・メロディーが流れるようなおもちゃでは体験できないことです。微妙な音の違いを体験することで、音の変化の違いを学ぶことができます。
ちなみに、木製品の楽しみ方の一つに、木の素材の違いによる音の違いがあります。
これは、音が出るように加工されたり、ミュージックが流れるおもちゃとは違います。木の素材そのものが持っている特性上で音が変化するのです。材質そのものが楽器となると考えても良いでしょう。
なので、楽器のおもちゃの中でも木のおもちゃでは、無塗装・白木の楽器のおもちゃもあります。
出産祝いというよりも、1歳頃の誕生日のお祝いプレゼントとして選ばれることも多いですので、木のおもちゃの選択肢の一つとして考えてみてください。
なお、人気の楽器のおもちゃについては「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『楽器』おもちゃを徹底比較」で徹底的に比較・解説しています。
当店で扱っている製品含めて丁寧にまとめていますので、木の音を楽しむという視点で、楽器のおもちゃを考えてみてください。
木の製品が良い点に『音』があります。自然の中に吸い込まれるというか、耳が安らぐというか、機械音とは違う気持ち良さがあります。木のおもちゃの中でも楽器のおもちゃは一つは用意してほしい製品。🎹
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・お誕生日向けのギフト代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
良い匂い・素材・質感・木目を楽しむ『木のおもちゃ』
木のおもちゃを選ぶときに大切にしてほしいことに、「匂い・素材・質感・木目」があります。
この中で「匂いの良さ」について、この場でお届けすることが難しい・・・ので、素材・質感・木目について重点的に触れたいと思います。ちなみに、木の匂いですぐ頭に浮かぶのは店長は、ヒバの木です。青森ヒバは有名でもありますからね。
ヒノキなんかも、お風呂で遊ぶおもちゃの素材としては人気があります。
たとえば、以下の製品はそれにあたります。
木のおもちゃは、木そのものを楽しむということがまずは一番大事にしたいポイントです。
それには、触った時の違いでもある「質感」があります。重さ・硬さ・触った時の木の感覚は、木のおもちゃならではの楽しみともいえるでしょう。この木の質感をもっともわかりやすく感じられる木のおもちゃがあります。
それは「積み木」です。
木のおもちゃをはじめてこどものプレゼントにと考えた時、多くの人は積み木がパッと出てきます。
何よりもシンプルなおもちゃで、木の塊のみで構成されたおもちゃですので、木そのものの特性が最も出やすいおもちゃとも言えます。また「積み木」というように、木を積んで遊ぶという、遊び方もとてもシンプルなものです。
なお、積み木が愛される理由については「隠れた秘密!赤ちゃんのおもちゃで『積み木』が長く使われ、必要とされる理由を教えます」でも書いています。
当店でも木製の積み木は扱っていて、円柱、四角形を中心としたスタンダードな積み木から、少しお洒落な丸い形をした積み木や、色彩に特徴を持たせた積み木まで、メーカー毎に工夫を凝らし、それぞれの想いや、使って学んでほしい考え方から積み木は作られています。積み木で大切にしたいことにも触れていますので、積み木についてはそちらをご覧ください。
しつこいですかね・・・。(苦笑)
木のおもちゃって、本当にいい匂いがするんです。出産祝いというとやっぱり『積み木!』でも、実際のところは積み木以外の製品もよく選ばれています。当店に限って言えば以下の各ランキングページを見てみてください。『木のおもちゃ』と言ってもいろんな製品があることを理解できるはずです。
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・お誕生日向けのギフト代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
『木のおもちゃ』と自然素材の遊び道具
今や、あらゆる遊び方の玩具で木製製品は作り出されています。
木を加工して何かを創り出すという歴史は古くから存在し、木を加工することで私たち人間は世界中で生きることができるようになりました。
プラスチック工業製品の方が歴史ははるかに浅いです。家の中に木の製品がたくさん増えてくると、家の中はどんどん自然で溢れてきます。でも、木のおもちゃは少しだけ重さがあって、価格もそれなりにします。しっかりメンテナンスをしないと、カビが生えたりもします。
でも、「持続可能な社会へ!こどもと環境問題・自然破壊をおもちゃ・絵本・図鑑を通して考えるお店」でも書いていますが、自然を身近に感じ、自然を大切にする心を育むことはもちろん、長く使い物を大切にする心を育むのはこどもの幼少期にこそ教えたいことです。
「サステナブルな社会。子供と『SDGs』おもちゃ・絵本・図鑑で遊びながら簡単に学ぶ」でも触れている通り、大量生産大量消費ではなくて、一つのものを大切に長く使うことは自然を大切にすることにつながります。木を感じ、自然を感じてみてください。
また、赤ちゃんの頃は、「こどもと楽しい外遊び!赤ちゃんとおもちゃを持っての公園デビュー!注意点やおすすめの持ち物」でも触れていますが、山や川、森の中に連れ出すにはまだまだ危険なこともたくさんあって難しいです。
山の中をベビーカーで歩くのは見かけないです。でも、木のおもちゃなら家にいながらアウトドアの体験ができます。
赤ちゃんが大きくなって外に飛び出して遊べるようになった時、自然素材の玩具で経験・体験した思い出は、自然体験の中での力になります。
「この木のおもちゃで遊んだ!積み木って、こんなに大きな木からできてたんだ!」と、少しだけ大きくなったこどもにとっても、さらに小さかった赤ちゃんの頃に触れたおもちゃでの思い出はつながっていきます。
赤ちゃんの頃の自然体験は、このようにして作り出すことができます。
木のおもちゃの中には、以下積み木のような木を切り出しただけの物から、手作りものもなど、おもしろい商品がたくさんあります。
木のおもちゃで遊ぶことを通して、自然との触れ合いが増えることから、自然を大切にする心も自然と育まれると考えています。そして少しだけ大きくなったら、木のおもちゃを持ち出して少しずつ外に遊びに出かけましょう。外にある自然と触れ合うことで家にある木のおもちゃの新しい楽しみ方を再発見することにも繋がります。
森の中に入れば、そこに落ちている木はおもちゃに変わってきますので、家に持ち帰って、家にある木製玩具と組み合わせるととても楽しいです。
当店では、自然と人との共存・共生を大切に考えているお店です。まだおもちゃを手にしていなければ、はじめてのおもちゃ選びでは、自然の素材を意識して考えてみてください。こどもが成長していく日々の中で、自然素材を使った玩具で過ごす経験は、地球上にいる生き物に興味・関心をもつきっかけになります。
最後に、当店では一人一人にあった『遊び道具・遊び方』をお届けする定期便を提供しています。木製のおもちゃで何を購入したら良いか?と悩んで結論の出なかった方は「絵本選書とおもちゃ・知育玩具の定期便・定期購読『いろや商店くらぶ』」のご利用も検討くださいませ。目標を決めて取り組むなど、通信教育のようなイメージで楽しんでいただくことも可能です。木のおもちゃを中心にお届けすることが多いです。
この下には、店長による「まとめ(あとがき)」を簡単に書いてます。
ここまで読んで『木のおもちゃ』の素晴らしさ理解できましたか?でも、確かにデメリットもありますから悩むところでもありますよね。
もし、何か聞きたいことがあったら、当店の『いろや商店くらぶ』も検討してみてください。お子様の成長・発達に沿った遊びをサポートする身近な存在として、いつでもドシドシ!ご相談をお受けしております。お気に入りの『木のおもちゃ』に出会えますように。👏
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・お誕生日向けのギフト代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
あとがき
ここでは『木のおもちゃ』について徹底的に書きました。
知育玩具・木育というキーワードと共に、木のおもちゃは人気があります。
木のおもちゃを選ぶなら、木そのものの特性を最大限生かしたおもちゃを選ぶことをおすすめします。
また、木のおもちゃは扱いが大変な製品でもありますので、一緒にメンテナンス方法についても簡単に載せておきました。木のおもちゃを購入したときのためにも一応に頭に入れておいてください。
木のぬくもりや優しさは自然体験に繋がります。
そして、口に入れたり、舐めたりする赤ちゃんの頃は出来る限り自然な素材に触れさせたいです。
少し高いお買い物になるのは悩みどころですけど、一つは木のおもちゃ手にしてほしいと当店では考えています。もし、木のおもちゃ選びに悩んだら、店長まで質問してくださいませ。おもちゃ選びの専門家として丁寧にご返信いたします。
このページが『木のおもちゃ』を選ぶ時の参考になれば幸いです。