読み物
最終更新日:2023年7月8日
絵・写真・文:いろや商店の編集室
れんさいプロジェクト:赤ちゃん・こどもを育む環境づくり
【2歳】成長・発達に沿ったおもちゃ・絵本・図鑑と遊び
心も身体もグッと成長!2歳児と遊び学ぶ
成長に沿ったおもちゃ(知育玩具)・絵本・図鑑と遊び
2歳児との遊びにとって、おもちゃ・絵本・図鑑はどのような存在なのでしょうか?
2歳児になると他者との関わりが増えるようになります。パパ・ママを真似する見立て遊び・つもり遊びが見られるようになり、お友達との遊びも増えますが、それにともなって衝突も出てくるようになります。ちょっとしたことなら、自分で!という意識も出て来ますので、パパ・ママがしようとしていたことが思い通りにいかずストレスを感じたり、こども自身も自分のしたいようにうまくいかず癇癪を起こしたりしはじめます。
体を使った運動遊びも活発になりますので、心配することもとても増えて来ますが、遊びという面では様々なことに向き合って行ける頃にもなっていきます。そういった点からも成長・発達に沿った遊び方やおもちゃの選び方も気になる頃です。そこでここでは、2歳児の成長・発達に沿った、こどもが喜ぶという視点で、おもちゃ・絵本・図鑑を取り上げていきます。
こどもと遊ぶこと。このページを読むことで、これから先も続く子供との遊びについても少し考えていくきっかけになればと思っています。そのようなわけで、長くなりますが、赤ちゃん・こどもを育む専門店として、丁寧に書いていきます。
いろや商店の店長のおおま(@iroyaonline)です。
ご覧いただきましてありがとうございます。
育児・子育て苦手な店長が、こどもが主役で書いてますのでゆっくりご覧くださいませ〜。
2歳児の成長・発達に沿ったおもちゃ(知育玩具)・絵本・図鑑と遊び
まずはじめに、2歳児の成長と発達における遊びを読む前に「【0歳・赤ちゃん】成長・発達に沿ったおもちゃ・絵本と遊び」を読むことをおすすめします(毎回書くと長くなりますのでこちらにまとめています)。0歳児のページでは、赤ちゃん・子供にとっての『成長』と『発達』の違いなどについても触れました。そして、当店で大切にしているおもちゃ・絵本・図鑑を選ぶ視点についても触れています。その前提の上で『2歳児の成長・発達に沿ったおもちゃ(知育玩具)・絵本・図鑑と遊び』を書いていきます。
そして、1歳児についても「【1歳】成長・発達に沿ったおもちゃ・絵本・図鑑と遊び」で触れています。この機会に改めて1歳児について振り返ると、子供の成長・発達を実感できますので、そちらも合わせてご覧くださいませ。
0歳児・1歳児のページでも書きましたが、子供と過ごす中で大切なことは「Attachment(アタッチメント):心理学における愛着」だと書きました。これは、2歳児の頃も変わりません。特に2歳になると、身体も心もとても成長しますので、自分の意見・考えを行動や態度で示すようになります。言葉もよく発するようになりますが、それでも自分の気持ちを正確に言語化できるわけではないので、すぐに態度としてあらわれ、これは「工夫して遊び学ぶ力を育む!幼児期のおもちゃ選びに大切なこと教えます」でも書いていますが、「イヤイヤ期・反抗期」としてあらわれます。パパ・ママがどんな風に向き合ってくれるか、子供は自分に本気で向いてくれているかを感じ取りますので、大変な日々ですが、スマホ片手にではなく、子供の伝えたいことに全身でしっかり向き合うことが大切になります。
2歳児になると、生きるエネルギーを全身から発しているかのように常に動いています。
1歳の一人歩きからの外遊びが生活の一部となっていれば外遊びにもなれ、室内での活動も活発になります。
特に顕著なのは支えなどなくてもトントンと、障害物を自分の力でこえていくところです。ジャンプもし、片足で立つようなそぶりもします。自分で自分の身体を使って思い通りに動ける楽しみを感じながら成長していきますので、1歳児のところでは「一人歩き」と「外遊び」が成長の上で大きな変化でしたが、2歳児になると全身運動ではさらに出来ることも増え、運動能力が目に見えて成長していることを実感できます。また、体力もついて来ますので、天気が悪い日でもしっかりと身体を動かして運動し・遊び(体力を削り!)お昼寝をするという、1日の生活サイクルをさらにしっかりとしたものにしていくことも大切になります。ここで「知育玩具」という言葉を知る方もいるかもしれません。そこで、正しく知育玩具を理解したい場合は「人気・おすすめ『知育玩具』おもちゃ選びの専門家が徹底解説!」をご覧ください。人気の製品などを取り上げながら解説しています。
また、パパ・ママの真似やお友達のしている様子を観察して自分も参加しようとしたりと、1歳児の後半から出てくる社会性がさらに豊かになって来ます。1歳頃の「見立て遊び」にはじまり、パパ・ママのつもりとなった「つもり遊び」が2歳頃にはみられます。そしてこれは、お医者さん・先生・お店やさんなどの「ごっこ遊び」へとつながっていきます。「こどもの成長を感じる『ごっこ遊び』と『つもり遊び・見立て遊び』の違い。」ではさらに詳しく解説しています。
目の前にないものをイメージする力もつくため、男の子であれば家にあるダンボール・積み木や、空き箱がトラックや自動車・汽車になりますし、女の子であればテーブルに見立ててのせて遊んだりもします。身近にあるものを使って、子供のイメージの世界を一緒に楽しみ、育んでいくのが2歳です。
そういったところから2歳頃から本格的に「幼児教育」について意識する方もいるでしょう。当店では赤ちゃん・子供の遊びの環境づくりは自宅でできる幼児教育だと考えています。これについては「家庭で『幼児教育』5育を意識しておもちゃ・絵本・図鑑で遊び学ぶ」で丁寧に触れています。
ちなみに、成長・発達の分野で取り上げられることの多い「ピアジェの発達段階」でいうと、2歳児は「感覚運動段階(感覚運動期)」と「前操作段階(前操作期)」の変化する時期です。
0歳〜2歳までは「感覚運動段階(感覚運動期)」と言って、繰り返しの運動・遊びの中で、自分自身の存在を確かめ、いないいないばぁ遊びのように、消える・永続しているといった存在予測ができるようになり、目の前にあるものの抽象的な認識が発達する頃と言われています。それが、次の段階(2歳〜7歳頃まで)となる「前操作段階(前操作期)」では物事を自分のイメージで動かす・区別することができるようになる時期となります。目の前で起こったことをイメージで捉えてシンボル化して理解していく。これは、見立て遊び・つもり遊びとしてあらわれます。
いわゆる「ごっこ遊び」は、子供の成長・発達に沿った遊びということです。
「ピアジェの発達段階」については、以下の資料でさらに詳しくご覧いただけます。
当店では、成長・発達に沿った遊び・おもちゃを選び、こどもが主役で寄り添って過ごすことが幼少期の大切だと考えています。と言っても成長・発達には個人差がありますので、子供一人一人と向き合いながら、その子にあったおもちゃ・絵本・図鑑を見つけることがとても重要です。そういった点を大切に考え丁寧に解説していきますので、一つの参考としてこのページを捉えてください(個人差はとてもあります)。
また、外遊びが頻繁になる1歳以降は身近な自然との触れ合いも大切にしてください。自然の中で遊ぶことを通して、身近な暮らしにある環境を知ることは、自然環境との繋がりを感じ、生きるに必要なことを知るという点で大切なことだと考えています。当店ではこれを「環境教育」と言っています。「環境教育」については「子供の『環境教育』自然・生き物を大切にする心を育むおもちゃ・絵本・図鑑」で書いていますので、詳しくはそちらをご覧ください。
また、このページは『2歳児の赤ちゃんの成長・発達に沿ったおもちゃ(知育玩具)・絵本』について触れていますが、2歳で一般的に人気の高いおもちゃ・知育玩具については「【2歳】人気の知育玩具・おもちゃ選び専門家がおすすめを徹底比較解説!」でも書いていますので、それぞれ参考にご覧くださいませ。
『おもちゃ(知育玩具)・絵本』は、赤ちゃん・子供の遊びで活躍する道具です。
そして、2歳児にとっての遊び道具は、成長・発達に沿ったものにするべきだと当店では考えています。このページが、2歳児向けの正しい『おもちゃ(知育玩具)・絵本』選びと、遊びの参考になれば嬉しいです。
当店では、メーカー推奨対象年齢と店長による推奨対象年齢を分けて記載しています。これは、メーカー側で考えるのと、遊ぶ側で考えた時の年齢に若干の違いがあるためです。店長としては(安全に楽しく)遊ぶ視点で推奨対象年齢を捉えています。📚
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・ギフト(プレゼント)代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
2歳0ヶ月(生後24ヶ月)のおもちゃ(知育玩具)・絵本・図鑑と遊び
2歳0ヶ月は、幼児期です。
1年前は一人歩きをするかどうか・・・と言っていた頃なので、あの頃の心配・不安はどこへやら?といった具合で元気いっぱいに動き回る姿がみられます。日常生活で必要なことも、ジブンデ!と言ってしっちゃかめっちゃかに散らかすことは日常茶飯事なので、大怪獣が家の中を暴れる日々が続きます。できないことに何度もチャレンジして一つ一つ出来るようになっていくのですが、「ついつい、出来ないならしなくていい!」とか「早くして!」と言ってしまいそうになります。
そうすると、なおさらうまく出来るものもできなくなってしまいますので、パパ・ママにとってもできないことをできるようになるまでは、待つ。という辛抱強さを要求されます。
待つということが苦手な人にとってはとてもしんどいと思いますが、これも子供の成長への一歩です。
少しでも気持ちにゆとりを持てるように、パパ・ママ自身の環境づくりも大切にしてください。幼児期のおもちゃについては「工夫して遊び学ぶ力を育む!幼児期のおもちゃ選びに大切なこと教えます」で書いていますので、そちらも参考にご覧ください。絵本については「幼児期に絵本・図鑑が大切な理由!年齢別でこどもの成長にあわせた選び方を教えます」で書いています。
そして、本格的に遊びに集中する月齢に入ってくいきます。
0歳・1歳の頃以上に、2歳に入ると月齢で出来ることの個人差が出てきますので、一応に月ごとに分けて書いていきますが、参考程度と捉えてください。
そして、生後24ヶ月ということは!2回目の誕生日ですね。
1年前を振り返り育児・子育ての変化も感じることになるでしょう。1歳の頃も同じことを書きましたが、やっぱり節目を通して子供の成長をとても感じることになります。1歳の誕生日の頃とは違った視点でお祝いプレゼントを選び、子供の出来ること・遊びの変化を意識することにもなるかと思います。
1歳の後半頃から、言葉の数も増えてきた頃で2歳から2歳半頃は「言葉の爆発期」とも言われます。文字や言葉に関するお祝いプレゼントを意識する方も多いはずです。日本語に限らず英語に取り組む方もいるでしょう。生活のリズムもできてくる頃ですので、おもちゃ・絵本の組み合わせで、いろいろな言葉に触れられる環境づくりをおすすめします。「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『ひらがな・カタカナ・漢字』おもちゃを徹底比較」では、日本語(ひらがな・カタカナ・漢字)で使われる言葉・文字に関するおもちゃ・知育玩具を比較・解説しています。おもちゃを使いながら楽しく学んでみてください。また、「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『英語・アルファベット』おもちゃを徹底比較」では、英語・アルファベットのおもちゃ・知育玩具を比較・解説していますので、遊びながら身につける遊びの道具としてご覧くださいませ。例えば等では、ベビーカーにつけて楽しめる「リングカード・ひらがな・ABC・わえい」や、「あいうえおつみき」は人気の高いおもちゃです。
ちなみにこの頃の遊びは、1歳の後半頃から大きくは変化しません。
「お絵かき(色遊び)・造形遊び・感覚・感触遊び」と、5感を使って楽しめる遊びは、材料・素材などを工夫し、変化させて遊ぶことが多くなりますので、新しい遊びを取り入れるというよりも同じ遊びの中での子供の成長・発達を通しての遊びの変化を感じてみてください。
いずれの遊びもしたことのない人は、以下を参考にしてみてください。
歩行の安定から、走ったり、飛び降りたり、ぶら下がったりという行動もよく見られるようになります。お友達と激突したりもよく見受けられ、外遊びは活発になりますので、熱中症や怪我に注意して毎日の暮らしの中にどんどん取り入れたいところです。
2歳になると、迷子の危険性も出てきますので注意してください。外遊びでの注意点や持ち物については「こどもと楽しい外遊び!赤ちゃんとおもちゃを持っての公園デビュー!注意点やおすすめの持ち物」でも書いていますので、参考にご覧くださいませ。
1歳後半から2歳前半(満2歳〜2歳3ヶ月頃)にかけて、言葉の表現(表現語)はとても豊かになります。パパ・ママの言葉をかなりよく理解し始めますので、言葉遣いには注意しながら過ごしたいものです。そういったところからも、この頃は『文字・言葉』に関するおもちゃ・知育玩具を揃えることに意欲的になりやすい時期です。親子で言葉を上手に使ってのコミュニケーション道具として、文字の描かれたおもちゃ・知育玩具はおすすめとなります。遊びながら言葉を日々学び、遊びの中でそれを実践していく姿が見られるようになります。🧒👦
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2歳1ヶ月(生後25ヶ月)のおもちゃ(知育玩具)・絵本・図鑑と遊び
2歳1ヶ月は、幼児期です。
型はめ遊びで、なかなか上手に図形にはめられなかった子も、三角形の隙間には三角の形をした物を入れ、四角形には四角の形をした物を入れるといった具合に、図形の形をしっかりと捉えて遊べるようになってきます。人気の型はめおもちゃについては「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『型はめパズル』を徹底比較」で比較・解説していますので参考にご覧くださいませ。たとえば、以下の「フォルムラウンダー」は、色・形を合わせるトレーニングに適したおもちゃの一つです。
また、積み木もしっかりと積み上げられるようになり「家・汽車」など、何かに見立てて形作るようになりますので、日々の遊びの中で大活躍します。多くの積み木は対象年齢が1・2歳頃からとなるのは、子供が遊んでいるという様子がわかりやすくはっきりと見えてくるからです。積み木のおもちゃは、子供の成長・発達を理解する上でとてもわかりやすい様々な遊びの中で活躍するシンプルなおもちゃです。積み木については「隠れた秘密!赤ちゃんのおもちゃで『積み木』が長く使われ、必要とされる理由を教えます」で書いていますので、詳しくはそちらをご覧ください。また、積み木遊びについては「意外と知らない積み木の遊び方。0歳〜小学生まで親子で考えて長く楽しめます」で年齢に応じた遊び方を解説していますので、あわせてご覧くださいませ。この先ごっこ遊びの中や、組み立て遊びの中でも活躍することの多い積み木なので、20個程度のパーツが手元にあるように揃えておくことをおすすめいたします。なお当店では、カラフルな積み木としては「ブロックスファンタジー」「ブロックスプリズムセット」など、少し変化の富んだ積み木セットの人気があります。
人気の積み木から基尺での違いなど「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『積み木』を徹底比較」では『積み木』の製品についてありとあらゆる比較をしてまとめています。積み木を購入する場合の選び方・違い・良い積み木に必要なポイントなども余すことなく書いていますので参考にしてみてください。
そして、2歳児と言ったら真似っ子の年齢と言われるように、見立て遊び・つもり遊びが遊びの中で活発に見られるようになります。男の子であれば、床の上を積み木が走っていき床に傷がたくさんつきますし、女の子であれば積み木をお野菜など見立ててのおままごとらしい遊びが見受けられるようになってきます。1歳の頃にも触れていますが、まだ用意していなければ、そろそろおままごと遊びのおもちゃを用意し始める準備です。
この頃から3歳へ向けてごっこ遊びは毎日の日課となっていきます。まずは手始めにおままごとセットを少し揃えてみてください。人気のおままごと製品については「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『おままごとセット』おもちゃを徹底比較」で比較・解説しています。そして、おままごと遊びがどんどん活発になったらキッチンセット(キッチン台など)のおもちゃも用意して、さらに豊かなおままごと遊びへと向かえるようにしましょう。人気のキッチンセットおもちゃについては「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『キッチンセット』おもちゃを徹底比較」で比較・解説していますので、参考にご覧くださいませ。
このように2歳に入ると、他者を自分の世界に取り組む「真似っこ」がとても活発になります。
今日はパパの真似をしたと思ったら、翌日は小児科の先生など、身近に見た人の真似などを通して、少しずつ自分自身の世界を広げていきます。でも、基本的に自分が中心で相手は人形・ぬいぐるみです。そして正しい世界(大人が知っている役目)ではないことが多いです。見ていて笑ってしまいそうな光景に出くわすことも多いですが、こどもが素直に感じた世界だと思ってそっと見守ってください。
以下は当店で人気のあるぬいぐるみです。ハンドメイドで人気がありますので、この機会に子供の遊び相手に考えて見てください。親ができることは、子供の興味を持った対象のごっこ遊びの道具を揃えて、子供の世界をどんどん広げていくことです。またこの時に、絵本も一緒に揃えると、真似する対象が増えますので、ごっこ遊びの道具とそのごっこ遊びが対象となった絵本をセットで揃えることをおすすめいたします。
そしてパパ・ママに対して何か料理をしてくれたり、作ってくれた時は、こどもの世界の中に一緒に入ってください。このラーメンはパパのお気に入りの味だね、どんな作り方をしたの?といった感じで、一緒に楽しむことでごっこ遊びの楽しさをこどもは実感し、親子のスキンシップにもつながります。
最初の対象は人形・ぬいぐるみなどが相手ですが、次第にパパ・ママ・お友達と他人を交えての遊びに発展していきます。「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『レジ・工具・ごっこ遊び』おもちゃを徹底比較」では、人気のごっこ遊びのおもちゃを比較・解説しています。いままで気づかなかったごっこ遊びもあるかもしれませんので、ごっこ遊びが見られたら、参考にご覧くださいませ。そして、人形遊びで活躍する「ドールハウス」を揃えても良い頃です。子供の人形遊びを豊かにするアイテムとして「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『ドールハウス』おもちゃを徹底比較」を参考に考えてみてくださいませ。
ちなみに、つもり遊び・見立て遊びの対象は人間だけではありません。
例えば犬や鳥になり走り回ったり、床にゴロゴロして芋虫になったりと、体全体を使って遊ぶこともつもり遊びに含まれますので、大変な育児・子育ての日々ですがこどもの遊んでいる様子に心癒されるという場面もあります。
一緒になって床にゴロゴロして遊ぶというのも、おすすめです。
2歳の遊びで活発に見られ始めるのは、「真似っこ」です。
親としてはあまり気にもとめないかもしれませんが「真似っこ」の遊びには少しずつ変化・発展があります。最終的にはごっこ遊びへとたどり着くのですがそれまでに少しずつ心の変化も見て取れるようになります。遊んでいる姿がとにかく可愛いですので、この頃の遊びとして目一杯楽しめる環境を作ることをおすすめします。🍳
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2歳2ヶ月(生後26ヶ月)のおもちゃ(知育玩具)・絵本・図鑑と遊び
2歳2ヶ月は、幼児期です。
上でも触れましたが、2歳は「言葉」をとても話す時期に入ってきます。
この頃には「二語文」を話すようになります。つまり「ママ来て!」「パパ来た!」といった感じのことです。そのため、身の回りの物の名前をなんでも知りたそうにします。あれは何?これは何?と質問責めにしてくるのは、話せる言葉が増えることにも関係があります。
そのため、遊びの中でも意識的に、いろいろな物の名称、言葉を使って遊ぶことをおすすめします。
こう言った時に、絵本はとても役に立ちます。絵本のページをめくりながら、家にあるものであれば一緒に指差したり、実際に持ってくるなどすれば、言葉と物が一緒に紐付いて行きます。
以下で紹介する「ことば図鑑」のように、たくさんの言葉が載っている絵本は一冊用意していくことをおすすめします。
そして、赤ちゃん言葉で話しているパパ・ママがいたら、この頃からは正確で丁寧な言葉遣いをするようにしましょう。一番身近なパパ・ママの真似から入りますし、そこで覚えることは多いからです。そういった点から、日本語と同じように、英語に触れる環境づくりも考えてみてください。
またこの頃になると、誰が見てもハッキリとした好みも出てくるようになります。
青が好き、丸い形が好きのように、自分のお気に入りと言えるものが親からも見て取れるようになります。イヤだ!それじゃない!こっち!とこだわりを強く主張して、駄々をこねることも見られます。遊んでいる最中でも、積み木であれば、自分の好きな色の積み木を揃えたり。これには食べ物などの好みにもあらわれてきます。丁寧に積み上げていく子、大雑把に積んですぐ崩してしまう子など、同じ月齢の子が揃うと、ここでは書ききれないくらいの違いが見えてきます。パパ・ママにとっては「なんでよもー!」という気持ちになることはとてもあります。育児・子育てって大変ですよね。(苦笑)
でも、これらは子供の個性ですので、一つ一つ子供の好き・嫌いに目や耳を傾けて、これからの子供の成長の大切な要素として覚えておくといいですね。子供の個性を伸ばし育むことを当店では『才育』と言っています。これについては「こどもの個性・才能を伸ばす!『才育』におすすめのおもちゃ・絵本・図鑑」でも書いていますので、参考にご覧くださいませ。
そして、手・指先を使った遊びは成長・発達を理解する上でとてもわかりやすい変化です。これについては「握るからつまむへ!乳幼児期に『指先や手を使った遊び』を育むおもちゃが大切な理由」でも触れています。この頃の特徴として「利き手」が決まりだします。
この時に活躍するおもちゃ・知育玩具で人気が高いのは「利き手」「反利き手」を連動させて使うことが必要となる、『紐通し』のおもちゃです。
『紐通し・ペグさし・棒通し・ハンマートイ』などは、1歳後半の指先を使った遊びで活躍するおもちゃですので、1歳半頃から用意しておくとよいでしょう。この通して楽しむ遊びの発達の流れについては「通して遊ぶ『紐通し』おもちゃが知育で人気な理由」で丁寧に解説していますので、紐通しのおもちゃの遊び始めのタイミングを理解する上でも、ご覧くださいませ。そして紐通しのおもちゃは「【見る力】目と手の協応・追視を育む遊びとおもちゃが大切な理由」でも触れていますが、目と手の協応を育むおもちゃとしても人気が高いです。たとえば以下の製品は、紐通しのおもちゃの遊び始めとして取り上げられることも多い、パズル的な遊び方も楽しめる長くペグさし遊びのできる製品です。他にも「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『紐通し・ペグさし・棒通し・ハンマートイ』おもちゃを徹底比較」では、紐通しをはじめ、手・指先を使って通して遊ぶおもちゃ・知育玩具を徹底的に比較していますので参考にご覧ください。
また、指先に力を加えて集中力も求められるドミノや指先に力を加えてひねる動作の求められるコマ・ネジ(ネジ回し)玩具も、手・指先を使っての遊びの道具として活躍します。まだ遊んだことがなければ、「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『ドミノ』おもちゃを徹底比較」「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『コマ(独楽)』おもちゃを徹底比較」を参考に揃えることもおすすめいたします。たとえば「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『ネジ』おもちゃを徹底比較」では、ネジを使って遊べる様々なおもちゃを取り上げています。手・指先の運動玩具から、組み立て遊びで活躍するものまで比較・解説していますので、参考にご覧くださいませ。なお、手・指を使った遊びとしては「粘土・砂・水・どろんこ遊び」などは手作りでも楽しめるのでおすすめです。
ちなみにコマと同様に、回転させて楽しめるおもちゃに歯車・ギアのおもちゃがあります。これについては「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『歯車・ギア』おもちゃを徹底比較」で丁寧に解説していますので、あわせてご覧ください。なお、指先での微細な運動が見られるようになったらすぐにお箸の練習を取り組む方が多いですが、2歳頃はまだ指先を使ってできることに個人差がありますので、無理に取り組むことはせず、スプーン・フォークを使っての食事でも問題ありません。箸を使ってものを掴む操作(&正しい箸の持ち方・使い方が出来る)は、大人でも上手にすることができないように難易度が高いことです。
自分のイメージに合わせて指先に力を加えるなどができるようになってからが望ましいですので、「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『お箸練習』おもちゃを徹底比較」では、2歳頃から使えるトレーニング箸などについても取り上げていますが、無理にいそいで取り組みはせず、じっくりと子供の成長・発達のペースで向き合うことをおすすめします。
2歳前半(満2歳〜2歳3ヶ月頃)にかけては、言葉・単語がたくさん描かれている絵本(図鑑のような絵本)を揃えることをおすすめします。どんどん覚えていきます。また、自分の主張を通そうとして、癇癪をおこしたり。自分でやらないと気が済まなくて、パパ・ママが代わりにすると大泣きするといったことも見られるようになります。「もーはやくして!」なんて言いたくもなりますが、この一つ一つが子供にとっての成長・発達の変化です。忍耐強くというのは書けば簡単で、するのが本当に大変ですが、温かく見守っていきましょう。👦👧
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2歳3ヶ月(生後27ヶ月)のおもちゃ(知育玩具)・絵本・図鑑と遊び
2歳3ヶ月は、幼児期です。
この頃の成長・発達に沿った人気の乗り物のおもちゃに「ストライダー」があります。
外遊びで活躍する自分の足で蹴って前に進める、自転車のような形をした乗り物です。
乗り物のおもちゃは、他にもたくさんありますが、自分の足で進むことができる2輪車ということもあり、今後成長した時の自転車で過ごすことも考えて始める方も多いです。ちなみに、乗り物のおもちゃについては「車・汽車・飛行機」もあります。
外遊びのアイテムについては「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『外遊び(公園・庭・ベランダ)』おもちゃ・遊具を徹底比較」で触れていますので、参考にご覧ください。そして、乗って楽しめる物から、手に持って楽しめる物まで「車」の形をしたおもちゃについて「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『車・トラック・バス・工事車両』おもちゃを徹底比較」では網羅して比較・解説しています。
汽車・電車についても同様に「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『汽車・電車』おもちゃを徹底比較」では乗れるおもちゃも合わせて比較していますので、参考にご覧ください。そして、「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『ヘリコプター・飛行機』おもちゃを徹底比較」では、飛行機・ヘリコプターのおもちゃ以外にも紙飛行機についても比較・解説しています。折り紙遊びの一環にチャレンジすることもおすすめします。
上でも触れましたが、2歳に入っての外遊びは毎日の日課となります。
1歳頃の遊びでは砂場遊びなどが中心になりますが、活発に動き出す2歳にもなると、身体全体を使ったおもちゃ・遊具があるとお昼寝も充実しますし、生活リズムも順調に出来上がります。
そういった点からも、室内遊び・戸外(屋外)遊びを充実させることで、遊びの幅は広がって行きます。屋外遊びでは体全体を使える遊び。例えば、小さなカラーコーンがあるだけでも様々な遊びができます。コーンの周りを走ったり、ボールをぶつけて遊ぶなど、外での遊びを工夫することも考えてみてください。
不安定な足場でバランス感覚育んだり、下り坂を走って転がったり、転んでは起き上がり、新しいことにチャレンジしては泣く、小さな勇者ですので、その冒険を支えるのもパパ・ママ、身近な大人の役割となります。
「ケンケンパ」は、片足にジャンプと難しい運動です。外遊びの時にぜひチャレンジしてみてください。またこの頃になると「ボールを上手で投げる」「ボールを蹴る」といった、野球・サッカーの簡単な基本動作もできるようになりますので、外遊びではボールを使っての遊びも楽しくなります。といっても、スポーツとして楽しむのは幼稚園・保育園頃になりますので、成長・発達段階の一環としてボールを使って遊ぶこともおすすめいたします。こういった流れから「輪投げ」で遊ぶのも、2歳頃から本格化してきます。輪投げは、空間認知を育むによい遊びです。まだ最初は遠く離れては難しいですので、近い距離から投げ入れて少しずつ離していってみてください。「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『輪投げ』おもちゃを徹底比較」では、人気の製品を取り上げていますので参考にご覧くださいませ。また、体を使って楽しむ遊びの中に楽器玩具を取り入れると、踊って歌ってと楽しめます。楽器玩具は0歳の頃から揃える方も多いですが、何歳からでも手にとって楽しめるおもちゃです。体を使って音を楽しむおもちゃとして「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『楽器』おもちゃを徹底比較」を参考に楽器玩具も考えてみてください。
0歳から、室内遊びの道具(おもちゃ)はずいぶん揃ってきますが、外遊びの道具(おもちゃ)は、1歳半以降から揃い始まりますので遊びの中で不足することも多くあります。子供の成長・発達をみながら、外遊びの用品もできるだけ長く使えるものを選んで増やしてみてください。
そして、外遊びでたくさん汗をかいた後は「お風呂遊び」で楽しんで屋外・室内で遊び尽くすこともおすすめです。
水が苦手な子も多いですが、お風呂が楽しい場所と思えるように外遊びとあわせて、充実したお風呂時間をつくってみてください。「お風呂遊び」の道具は、夏場の水遊びの道具としても活躍してくれます。お風呂だけで使うということはせず水遊びの道具としても頭に入れながら遊ぶと長く使い続けることができますので、おすすめです。「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『お風呂・水遊び』おもちゃを徹底比較」ではお風呂(バストイ)・水遊びで楽しめる人気のおもちゃを比較・解説していますのであわせてご覧くださいませ。
2歳前半(満2歳〜2歳3ヶ月頃)にかけては、ちょっと危険なチャレンジをし出す子も見られるようになります。たとえば坂道を走ってみたり、細い道の上を歩こうとしたり。パパ・ママとしては気が気じゃなく手で支えようとしますが、自分で出来る!と手を振りほどき落ちる・・・なんてことが多いですので、着替えは多めに持っていくことをおすすめします。(苦笑)
このように、外遊びでの活発な活動が見られる頃ですので、体を使って楽しめるおもちゃ・知育玩具をそろえてみてください。⛲️
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2歳4ヶ月(生後28ヶ月)のおもちゃ(知育玩具)・絵本・図鑑と遊び
2歳4ヶ月は、幼児期です。
ここまでくると室内遊び・戸外(屋外)遊びと遊ぶための道具も充実して、日々遊ぶ姿をみる中で成長・発達を実感する頃です。そして、子供自身が自分の身の回りのことで出来ることも増えるので、外出時の支度から外出先での過ごし方も楽になります。そういった点から、遊び場も、身近な庭・公園などの場所から遠方へ遊びのフィールドも増え「海・川・山」などの自然環境へ足を運ぶことも多くなることでしょう。海で過ごす時に活躍するアイテムについては「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『海遊び(磯・砂浜・海水浴・防波堤)』おもちゃ・グッズを徹底比較」で人気の製品を比較・解説していますので参考にご覧くださいませ。
探索活動をして見つけたものを掴んでは、パパ・ママをびっくりさせてたりもしてくれますが、昆虫を見つけると、怖がって泣いたり、逃げ出す子もいますが、いろいろな生き物に接する機会が増えるにつれて、自分で掴んだり持ってみたりとする姿も見受けられます。これらについては「こどもが自然の中で遊ぶことで育まれる力、おもちゃ・絵本・図鑑でたくさん遊び学ぶ!」でも触れています。
遠方へ出かけるときはまだ持ち物の多い月齢ですが、それでも0歳・1歳頃に比べればずいぶんましになります。
遊び場所の変化一つとっても、子供の成長・発達を実感できます。色々な生き物に触れて楽しむというのは、上でも触れましたが「環境教育」にとても良いことです。お気に入りの生き物がいたら、ぬいぐるみと一緒にお散歩しても良いでしょう。「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『動物』おもちゃを徹底比較」「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『魚・釣り』おもちゃを徹底比較」では、様々な人気の動物のおもちゃ・ぬいぐるみを比較・解説していますので、お気に入りの動物のぬいぐるみもきっと見つかるはずです。動物園・水族館へ足を運ぶ機会も出るかもしれませんのでその時に持っていっても良いでしょう。また「こどもと楽しむ『自然科学・動植物・生物』をテーマにした人気の絵本・図鑑・児童書・仕掛け絵本」では、絵本・図鑑についても触れていますのであわせてご覧くださいませ。
2歳児になると、「自我の目覚めの時期」と1歳児の時に書きましたが、2歳半に近づくと、自己主張がとても強くなってきます。「ピアジェの発達段階」でも触れていますが、世界は自分を中心に回っていると考えていますので、お互い自分が!自分が!と、お友達と衝突することも多いですし、パパ・ママに対しても自分の欲求が受け入れられないことがあると、言葉で表現することが難しいので、癇癪をおこすこともあります。興奮がどんどん膨れ上がり、大暴れするなど収集がつかない場合もあるため、パパ・ママにとっては、「イヤイヤ期・反抗期」としての魔の2歳児とも言われることがあります。
でも、この頃になると「理屈」を理解することはできるようになりますので、「◯◯をすると、◯◯◯になるから危ないんだよ」と説明すれば子供には伝わります。しばらくは、また同じことを繰り返してしまいますが、辛抱強くまた伝えるということが必要になります。育児・子育ては、ほんとうに辛抱の連続です。
子供の癇癪はコミュニケーションの手段なので、何がそうさせているのかを冷静に、しっかりと子供が主役で向き合えば、少しずつ言葉を覚える中で、言いたかったことを伝えられるようになってきます。言葉でしっかりと説明できるようになるにはまだまだ時間はかかりますが、それでも親子で一緒に向き合う中で子供との信頼関係が築けます。
突き放すのではなく、子供の目線で伝えたいことに向き合ってみてください。
2歳中頃にもなれば、遊ぶ場所は身近な公園ばかりではなくなることがほとんどです。
遠方へ外出する機会も増え、そこで出会う生き物との出会いから学ぶこともたくさんあります。当店では「環境教育」ということで、幼少期からの生き物との触れ合いはとても大切なことだと考えています。大好きな生き物が見つかったらそれに関わるおもちゃ(知育玩具)・絵本をそろえてみてください。モチーフとなった製品も含みます。🐟
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2歳5ヶ月(生後29ヶ月)のおもちゃ(知育玩具)・絵本・図鑑と遊び
2歳5ヶ月は、幼児期です。
0歳・1歳の遊びのフィールドは主に床でしたが、1歳後半から2歳中頃にもなると、しっかりと椅子に座り机(テーブル)に向かうことができるようになりますので「机上遊び」に取り組むことができるようになります。と言っても、落ち着かずにすぐに走り回る子もいますので、長い時間ずーっと座っているかというと、それには個人差があります。「叱りすぎないで!座って遊ぶ『机上遊び』で大切なこと・育まれること」でも書いていますが、大人しく座っているというよりも、イスに座り(机)テーブルに向かって何かをするという習慣をつけるという視点で、少しずつ慣れていくという程度がおすすめです。いきなり、完璧を求めても動いているのが大好きな年齢ですので、座って一つの遊びができれば、それで十分良しです。ロータイプのキッズチェアをこの頃から揃えようと考え始める方も多いです。「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『キッズチェア・ソファ』を徹底比較」では、幼児期〜児童期に活躍する人気の子供向けの椅子・ソファを比較・解説していますので、参考にご覧くださいませ。
この頃の月齢の「机上遊び」では、少しでも椅子に座っている時間が保たれるような、普段子供が好きで遊んでいる遊びを机の上に持ってくる程度の感覚で考えてください。たとえば、上で触れた「お絵かき」なんかも遊びの題材としてとても良いですし、「指先を使った遊び」も成長・発達という視点から合っています。
特に2歳中頃になると、手に力を入れてものを持ち続けられるようになりますし、ひっぱったり、ねじったりと、粘土などの素材の形状を変えても楽しめるようになります。他にも、ノブを回すようなひねった動きもできるようになりますので、机の上で遊べるおもちゃもサイズの小さいものでも可能となります。たとえばそういう視点からいうと、「ボタンかけ・紐通し(通す遊び)・揃えたりはめたりする遊び・簡単なパズル」などが成長・発達の視点からもおすすめとなります。また、つもり遊びでも、イスに座りながらテーブルにおままごとセットを出して遊ぶといったこともありますので、テーブルに置くタイプのキッチン台もおすすめです。紐通しのおもちゃについては上でも触れていますので、そちらを参考にしてください。そして、パズルについては「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『板パズル・ジグソーパズル』を徹底比較」で取り上げたジグソーパズルをはじめ、いろいろな種類がありますので「人気・おすすめ『パズル』おもちゃ選びの専門家が徹底解説!」を参考にしながら、お気に入りのパズルを選んでみてくださいませ。また、「机上遊び」におすすめのおもちゃに「マグタブ」というマグネット式のお絵かきボードがあります。当店でもとても人気があり、多方面で取り上げられることの多い製品です。持ち運びも便利ですので、机上遊びの道具として揃えても良いでしょう。「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『お絵かきボード』を徹底比較」ではお絵かきボードについて徹底的に比較・解説していますので、あわせてご覧くださいませ。また、お絵かきボードに似たようにペンを持って遊べるマグネットペンタイプのおもちゃとして迷路のおもちゃがあります。この頃楽しめるのは簡単なものですが、数や色で分けていくような製品もありますので、ペンのようなものを持って遊ぶおもちゃを考えている方は「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『迷路』おもちゃを徹底比較」も合わせてご覧くださいませ。
1歳の頃に一度チャレンジして挫折し、再度取り組む人も多い「机上遊び」ですがこの頃になれば1歳の頃と比較してだいぶ座ってくれるようになります。一緒に横に座って遊ぶところからスタートしても良いでしょう。手先が器用になりますので、通す遊び一つとっても随分と小さいサイズの製品で遊べるようになります。つい見落としがちなのがおもちゃのサイズです。中にはまだ口に入れてしまう子もいますので、危ない遊び方をする子には必ず注意する必要もあります。いくらジブンで!ダイジョウブ!と言っても危険なことはすぐにでもやめさせなければいけません。本当に手のかかる頃です。(苦笑)🏠
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2歳6ヶ月(生後30ヶ月)のおもちゃ(知育玩具)・絵本・図鑑と遊び
2歳6ヶ月は、幼児期です。
ついに、2歳半。いよいよ幼児期という表現にあった立派で活発な子供らしい姿になってきます。
自分でできることもたくさん増えて、一人でトイレに行ける子も増えてきます。が、これには個人差があります。例えばトイレで言えば、店長の息子も幼稚園に入ってからです。3歳以降まで一人で行けてません。そのような感じで、例えば「二語文」もまだ・・・みたいな子もいます。1歳6ヶ月から、3歳児まで検診は期間が空きますので、もし、成長・発達に対して気になることがあれば、かかりつけの小児科に受診することをおすすめします。
2歳も後半に入ると、つもり遊び・見立て遊びも本格的なごっこ遊びへと発展していきます。
例えば、お店やさんごっこ・ヒーローごっこ・学校(先生)ごっこなど、自分と人形・ぬいぐるみの関係に、お友達が増え、おもちゃを通して一緒にひとつの遊びをするようになってきます。ただ、この頃の月齢の子同士では、ごっこ遊びでのそれぞれの役割が明確には定まらないこともあるので、先生ばかりのごっこ遊びなど、見ている方は面白いですが、みんなが同じ役目をしたがって喧嘩になったりもします。集団での遊びについては「『集団遊び』で育まれる力・おもちゃの役割は?たくさんのお友達と考えて遊ぶ」で詳しく書いていますので、遊び方の変化としてあわせて目を通してみてください。遊び方はさらに、3歳・4歳と変わっていきますので、2歳以降はお友達との関わりを通しての成長・発達も感じられるようになります。
子供の世界は、子供同士でということで、親はそっと見守るということも増えます。そして、リアルなごっこ遊びが見られ始めてきたら、今まで見立て遊び・つもり遊びが見られたようなものを少しずつリアルなものへと変化させていくチャンスです。例えば、電話・スマホ・カメラのおもちゃについては「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『電話・スマホ』おもちゃを徹底比較」や「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『カメラ(キッズカメラ)』おもちゃを徹底比較」で人気製品を比較・解説していますが、見立て遊び・つもり遊びの頃は長方形の積み木でも良いですが、そろそろリアルを意識したものを揃えても良い頃となります。
ごっこ遊びでは、実体験と空想の世界が混ざり合って発展していきます。
そのためには豊かな実体験や、自由に発想できる環境、材料となる資料が必要です。例えば、身近な公園に行く毎日も季節が変われば景色は変わります。そしてそこで見つけたことは、そのままごっこ遊びに反映されます。
たまには普段行かないような場所へ足を伸ばして、新しい発見・ごっこ遊びのタネを見つけに行くというのも良いでしょう。わからないことなどは、親子で一緒にイベントへ参加するなどでより詳細な実体験もできます。
また、絵本や物語は、こどもの空想の世界を豊かに広げてくれます。
子供の遊びを考える中で、出かける先なども大きく変化してくる頃です。ごっこ遊びを通してパパ・ママも新しい発見のあることでしょう。絵本以外にも例えば動画・映画・アニメーションも、ごっこ遊びの題材となります。大好きな主人公を真似する姿もよく見られるようにもなっていきます。そのため「動画」についての向き合い方も考える必要に迫られる場面もあるでしょう。動画も遊びで活躍する道具です。子供とどのように動画・映像と付き合っていくか、単に垂れ流しで見せるのではなく、見せるのであればそれなりの目的意識を持って見せたいものです。そういう点からも、動画との付き合い方やおすすめの番組・チャンネルについて「子供におすすめ・人気『動画配信サービス』徹底比較解説!」では書いています。あわせてこのページからお申し込みをすると(初回に限り)無料期間の特典もありますので、申し込みの流れに沿って試してみてください。お気に入りの動画配信サービスがあれば、パパ・ママのちょっとした癒しの時間も生まれます。
そういう日々を過ごす中で、一人遊びで黙々と過ごす時間もとても長くなっていきます。一人遊びをさせるには順番がありますそれについては「自分で考える力!こどもの『一人遊び』を育むおもちゃ・絵本・図鑑」でも書いています。
2歳半頃にもなれば、走る速度もあがり、乗り物に乗って遊ぶなどとても活発な様子となります。
カバー写真は、椅子を車・電車に見立ててとにかく移動して歩いている2歳の息子です。(苦笑)何かを道具にして自分のしたいことを再現する力がとても豊かになりますので、その時に活躍する道具を揃えておくと良いですし、なければカバー写真のように家にあるものを使って再現しようとしてしまいます。(苦笑)何が子供にヒットするかわからないので、遊びの道具については子供のことをよく観察して決めるようにしてください。また、積み木遊びでも相手を見て自分も同じようにすることにチャレンジします。パパ・ママが簡単な積み木構成を作り、子供がそれを真似しながら同じものが作れるようにしてあげれば、少しずつ積み木遊びも豊かになっていきます。🚲
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2歳7ヶ月(生後31ヶ月)のおもちゃ(知育玩具)・絵本・図鑑と遊び
2歳7ヶ月は、幼児期です。
この頃になるとハサミを使って遊べるようになりますので、工作遊び・製作遊びで豊かに楽しめる月齢になります。まだ危なっかしい様子が見受けられるため、パパ・ママが一緒について遊ぶようにしてください。
上で触れた「机上遊び」を参考に椅子に座って机に向かってするのが一番に良いです。よくわからない不思議な作品をたくさん作ってくれますので、どんどん部屋に飾っていくと賑やかになっていきます。全部残しておくと家の中が大変なことになりますので、写真に撮って残しておくなど、子供の作ったものとのうまい付き合い方を考える時期にもなります。
また、簡単な問いかけに言葉で返すことができるようになります。
2歳児は「言葉の爆発期」とも書いたように、話せる言葉が増えるとともに、コミュニケーションの手段としても少しずつ形作られていきます。「イヤイヤ期・反抗期」のある2歳児ですが、少しずつ言葉を通してのやりとりを重ねる中で、お互いの意思疎通ができてくる感覚をつかめてきます。パパ・ママにとっては、ちょっと気持ち的にも楽になりますね。
少しずつ大人へ向けての階段をのぼっているかのように、使える言葉も増えていきますので、親子で新しい言葉を使ったり触れたりとすることにも意欲的になれる時です。そんな時に絵本はとても活躍しますので、この頃から家の中に絵本が増えることも多くなります。
室内遊び・戸外(屋外)遊びではからだ全体をつかって遊び、寝るときは新しい言葉の出てくる絵本を少しずつ読み重ねていく中で、心も体も、成長・発達に沿った遊びにつながっていきます。室内遊びについては「赤ちゃん・子供と『室内遊び』のアイデアからおもちゃ・絵本の活用方法まで」でも書いていますので、参考にご覧くださいませ。
ちなみにこの頃になれば、今まで使っていたおもちゃのステップアップをはかっても良い頃になります。
たとえば積み木の数を増やしてみたり、基尺をベースに小さめのサイズに変更する。持っていない色や形のパーツを増やしてみるなど、動物や建物など、加工されたごっこ遊びでも活躍しそうな製品を増やすというのも良いです。
以下の製品は車のおもちゃや汽車・電車のおもちゃと遊ばれることの多い街を作って楽しめるパーツの含まれた人気の積み木セットです。当店で扱っている道路のマットと組み合わせて大きな街を作っていく時に適しています。
また、なんでも意欲的に取り組んでいきますので、ブロックなどを始める頃にもちょうどよく、子供の遊びを通して少し先(3歳・4歳頃)までを見越して、長く使い続けられるおもちゃを意識的に選ぶということをおすすめいたします。
ここでぶつかるのが「ブロック」と「積み木」の違いです。当店では、積み木は0歳からブロックは2歳頃からとお伝えしています。その理由については「どっち?『ブロック』と『積み木』の違いを丁寧に解説します」で書いていますので、「ブロック」と「積み木」の違いがわからない方も含めてあわせてごらんくださいませ。「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『ブロック』おもちゃを徹底比較」ではレゴ以外の人気のブロックについても比較・解説しています。たとえば当店ではブロック遊具として「コネクトリンクス」を扱っていますが、手・指先に力を加えて遊ぶ道具としてもおすすめです。
ここまで「積み木」で遊んでいた道具の中に、いつ「ブロック」を加えるか。そのタイミングになるのが2歳〜4歳頃です。
積み木よりもつなげやすいように作られているのがブロックですのでその特性を理解して、子供の手・指先の運動を見ながら揃えてみてください。積み木からブロックに切り替わるというよりも、しばらくは両方一緒に使って楽しみます。それぞれ特性に応じて遊び方で子供自身が遊び分けていくので、用意した後どのように使って楽しむかはそっとしておき子供主導で任せてあげましょう。少しずつ一人遊びが充実してきます。👦👧
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2歳8ヶ月(生後32ヶ月)のおもちゃ(知育玩具)・絵本・図鑑と遊び
2歳8ヶ月は、幼児期です。
この頃になると、色と色の名前を明確に分けて認識できるようになってきます。
青ボールを指差して「青!」と、色と言葉が合致しますので、お絵かき・色遊びはさらに楽しくなってきます。そのため、ここまでお絵描きや、クレヨンを使っての遊びをしてこなかった方は、このタイミングを機にクレヨンを揃えて遊んでみてください。ちなみに、なんでクレヨンが良いかというと、ブロックやスティックなど、太めにできているため、まだ持ち方の安定しない乳幼児期の子供にとって、安定して描きやすいというのがあります。描く先が折れにくく、描きたいイメージを描きやすいというのは、色鉛筆・筆などとの大きな違いです。
クレヨンの選び方については「こどもは絵の天才!初めてのお絵かきには安心なクレヨンを。使いはじめ・失敗しない選び方まで」を参考にしてください。人気のクレヨンについては「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『クレヨン』を徹底比較」で比較・解説しています。また、クレヨンと一緒に粘土(ねんど)を揃える方も多いです。人気の粘土については「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『粘土(ねんど)』を徹底比較」で比較・解説していますので、あわせてご覧くださいませ。
そして、色の認識に合わせて、丸をしっかり書けるようになり、大きさの区別もできるようになります。
そして、顔らしい描写もできるようになりますので、具体的な絵の形が見えてくるのはこの頃です。今までは好きなように描き、好きなように塗っていた色遊びの中で少しずつキャラクターが生まれ始め、目的を持って絵を描いているというのがパパ・ママにとっても目に見えてわかりやすくなってきます。
ただ、ここまでの色遊び・お絵かきの自由な表現は忘れず、好きなように描くということは大事にしたいところです。
色彩豊かな絵本や、色について学べるようなおもちゃ・絵本を通して、色を使っての遊びをどんどん豊かにしてみてください。色に対しての豊かさがわかれば、自然の中にある複雑で多様な色の美しさも感じられるようになります。色彩感覚・色彩認知を育むことについては「色を覚える・学ぶ!おもちゃ・絵本で遊びながら子供の色彩感覚・色彩認知を育む」でも丁寧に書いていますので、興味のある方はあわせてご覧ください。
外遊びの時にも、これは何色かな?などと話しながら歩けば、身近にある色の豊かさを感じられます。以下は、当店で人気の高い色彩感覚を育む絵本です。色は様々な製品で楽しむことができますが、色合わせ(絵合わせ)や、積み木・パズルなど、色同士を揃えたり、組み合わせたりする色そのものを楽しむ製品はおすすめとなります。上でも触れた「色遊び」もあわせて楽しんでくださいませ。他にも、当店では以下フィンガーペイントの人気があります。2歳後半・3歳頃から楽しめますので、子供の様子をみながら取り組んでみてくださいませ。とても楽しい気持ちの良い遊びです。
1歳から2歳後半にかけて、お絵かきでの描く絵が変化してくることに気づくと思います。
0・1歳頃はそれほど多くの色数がなくても画材を使って描くのは楽しいですが、2歳に入ってからは色数がたくさんあるとそれだけ子供のイメージは広がります。できれば色数の多いクレヨンを揃えたいものです。これはクレヨンに限らず、積み木などのおもちゃにも言えることです。バリエーションが多いとそれだけ、イメージしての遊びの幅も広がります。少し余白を持っておもちゃ(知育玩具)・絵本を揃えたいところです。また、お絵かき以外でも、工作・製作遊び・粘土遊びも豊かになりますので、3歳へ向けて「作り出す遊び!」に取り組んでみてください。🖍
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2歳9ヶ月(生後33ヶ月)のおもちゃ(知育玩具)・絵本・図鑑と遊び
2歳9ヶ月は、幼児期です。
この頃になると、いよいよゲーム性のある遊びができるようになります。と言っても、勝ち・負けというのを意識して競い合うということは難しいですので、一つのルールに則って進んでいく遊びに向き合うことができると捉えてください。
自分の好きなように進行し、好きな時に遊びが終わるということではなく、スタートがあり、順番があって、終わりがある。という遊び方ができるようになるのは、この頃です。
手作りの簡単なゲームでも楽しめますので、サイコロを一つ買って、順番に絵をめくって揃える「神経衰弱」なんかはおすすめです。これは「メモリーゲーム」とも言われます。揃えた枚数を競うではなく、そろった絵を見て一緒に喜ぶ。
一緒ものを見つけられた!という楽しさを一緒に味わう中で、ルールの中での楽しみも理解できるようになっていきます。
「ゲーム性のある遊び」については「こどもの根気や集中力を養い社会性を育む、ルールのある遊び・ゲームが人気の理由」でもさらに詳しく書いていますので、ご覧くださいませ。絵を合わせて楽しめる絵合わせパズル・カード・ゲームや、メモリーゲームなど、揃えて楽しいおもちゃは「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『絵合わせ・メモリーゲーム』おもちゃを徹底比較」で比較・解説していますので、この機会に一つ揃えてみてください。例えば、以下の6面体パズルはインテリアとしても人気のある絵合わせの木のおもちゃ(パズル)です。「Baby piece(ベビーピース)」はいろいろな遊び方に変化するパーティーゲームに大活躍してくれる木のおもちゃです。
また、簡単な絵探しをして、絵本の中にある何かを探す遊び「さがし絵本」もおすすめです。
たとえば、以下のようにたくさんの絵柄の中から、特定の絵を見つける絵本です。読み聞かせではなく遊んで楽しい絵本です。ただ「さがし絵本」はそれなりに根気が求められますので、子供によってはちょっとまだ早いな・・・と感じる子も多いです。本格的に楽しむのは3・4歳頃からになりますので、早めに揃えるという感じで向き合ってみてくださいませ。
そして、2歳も後半に差し掛かってくると、絵本の内容・文章量も増えてきます。
1Pに書かれている文字量も5行〜10行程度と、読み聞かせの時に全ページ読むには少ししんどいな・・と思う、パパ・ママもいるはずです。ただ、文字量がそのまま子供の好きな絵本に直結するわけではないので、読みやすく気に入った絵本を揃えるで構いません。例えば、月齢の対象が1歳の絵本でも、まだ読んだことのない絵本であれば子供は喜んで楽しみますし、その絵本から得られることも必ずあります。
絵本では一応に月齢が描かれていますが、2歳前半と後半では、ここまでを読んでも分かる通りで、出来ることが随分と変わります。特に2歳児は言葉を喋りだしたと思ったら、後半では簡単な会話ができるようになるなど、びっくりするような成長をしていきます。
そのため、子供の好きなことや興味のあること、好きな色、身近な関心事など、月齢以外のことも参考に絵本を選ぶことをおすすめいたします。生きるエネルギーと成長の喜びにあふれた絵本として、2歳児の絵本でだいたいどこにでも出てくる定番といえばエリック・カールの「はらぺこあおむし」です。当店でも扱っていますが、当店では英語にも触れられるバイリンガル版を扱っています。
ゲーム性のある、決まり事のある遊びに少しずつ取り組んでいけます。
今まではしっちゃかめっちゃかだった遊びも一定のルールに沿って進められるようになりますので、お友達も交えて楽しめるようにもなります。おもちゃの使い方も少しゲーム性を加えて楽しむと、今までと違った活躍をしますので、パパ・ママの工夫でちょっとルールを作って新しい遊び方を考え出して遊んで欲しいです。0歳・1歳頃に楽しんでいたおもちゃを引っ張り出してくるのもおすすめです。
そして、一人で読んで楽しむというには早い絵本は多いですが、それでも1歳頃までとは違い絵本をつかって過ごす時間は増えてきます。
簡単な繰り返しの場面の多かった絵本も少しずつストーリーが生まれ始め、ちょっと長い絵本も楽しめるようになります。絵本を揃え出すタイミングが2歳の後半頃からです。この頃から絵本の楽しさに目覚める人も多いです。📚
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2歳10ヶ月(生後34ヶ月)のおもちゃ(知育玩具)・絵本・図鑑と遊び
2歳10ヶ月は、幼児期です。
ここまでくると一人でできることも随分増えますね。
一人で椅子に座って絵本を読んだり、黙々と粘土遊びをしたりもできます。といっても、鼻水を垂らしながら走り回る子もいますので、この辺りは個性だと思ってある程度割り切ってください。成長・発達の視点でなんだか気になるな・・・と感じたら、小児科へ相談することをおすすめします。
また、親子で外出するときも随分と楽になり、大変だった育児・子育てもちょっと一息といった月齢に入ってきます。ベビーカーも卒業し、一緒に手を繋いで遊びに出かけるということもできるようになりますので、日々の暮らし方も随分楽になりますね。ベビーカー・抱っこ紐での外出が大変だった日々が本当に懐かしく感じ、困っている人を見れば率先して助けられるようにもなります。一度あの大変さを経験すると、ベビーカー・抱っこ紐で出かける人を助けたいと思ってしまう人は店長以外にもいるかもしれません。
ちなみにこの頃は成長に個人差がありますので、3歳を対象とした遊び・おもちゃなどに手をつけても良い頃です。
例えばブロックや積み木などの製品は対象年齢が3歳であっても、手にとって遊べますし、ちょっと背伸びをして4歳頃の製品で遊んでも新しい発見があって楽しく遊べます。例えば、以下「組み立てクーゲルバーン」は3歳頃からの人気製品ですが、組み立てて遊べるおもちゃとしてとても人気のある製品です。組み立てて遊ぶおもちゃが人気な理由については「ピタゴラ!?ビー玉転がし・組み立ておもちゃが人気な理由と子供の育まれる力」で触れています。また、「組み立てクーゲルバーン」は、玉転がしのおもちゃとも言われ、同じように人気の製品が他にもあります。将棋の藤井さんが、幼少期に遊んだということでも取り上げられました。各製品の違いなどは「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『玉転がし・玉の道・玉落とし』おもちゃを徹底比較」で比較・解説していますので、参考にご覧くださいませ。それぞれのおもちゃの特性や、遊ぶことで学べることを理解して過ごせば、ちょっと背伸びして体験できることも増えるでしょう。
絵本で言えば、たとえば「うたがみえるきこえるよ」のように文字のない絵本からは、新しい発見を得られたりもします。絵本は、対象年齢があるようでない本ですので、親子で一緒にただながめることもおすすめいたします。
特に、3歳以降は「自立」への意欲がとても高まりますので、生活全般のできることはさらに増えます。
そしてごっこ遊びも、遊びからさらにリアルへと変化していきますので、おままごと遊びであれば、その後の家事・お手伝いに移行できるような流れを作ってあげれば、パパ・ママも暮らしが楽になりますし、苦手な食べ物があれば遊びの中で触れる機会を増やすなど「食育(親子で遊びながら食事・食べ物を学ぶ『食育』で当店人気のおもちゃ・絵本・図鑑)」にも意識的に取り組んでも良い時です。
そういう点でも、3歳に近づいてきたこの頃は、今までのおもちゃを一旦全部出してきて、使わないだろうもの、今後も長く使いそうなものなどを整理するに良い時期です。
例えばラトルなんかは、製品の特性によっては今後使わない可能性も出てきますし、ベビーカー・ベッドメリーなどは、今後の暮らしの全般で使わないと思われる製品になる方も多いはずです。
逆に今後の子供部屋のことも考えてモビールの飾る位置を変えたりなどもお勧めしたいところです。0歳児の頃から人気のあるモビールですが、何歳になっても楽しめます。「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『モビール・ベッドメリー』を徹底比較」では人気のモビールについて触れていますので合わせてご覧くださいませ。
子供の成長とともに、暮らし方そのものが変化していく頃ですので、今一度おもちゃをメンテナンスするなどして、長く使えるようにしてもらえればと思います。
3歳が目の前に迫り、子供との遊びもだいぶ形になってくる頃です。少しだけ背伸びしたおもちゃ・知育玩具を用意してみることもこの頃からおすすめいたします。特に上の子がいる場合は遊びの進行が早いですので、一緒に遊べる製品として組み立てて楽しめるおもちゃを揃えるのはおすすめです。子供の遊ぶスペースについても考える機会が増えると思いますので、当店では「モビール」おすすめしたいです。
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2歳11ヶ月(生後35ヶ月)のおもちゃ(知育玩具)・絵本・図鑑と遊び
2歳11ヶ月は、幼児期です。
ついに2歳も最後の月齢です。もうすぐで3歳になります。
この頃にもなれば、1・2・3と、数を一緒に指差しながら数えることができますので、数字に触れられるおもちゃ・知育玩具を揃えて、一緒に遊ぶこともおすすめいたします。例えば当店では、以下のパズルのような数字を並べて楽しめる木のおもちゃは人気があります。年齢が上がるにつれて少しずつ数えられる数も増えていきますので、言葉と一緒に数・数字に触れることも意識しながら過ごせば、日常の中で自然と言葉・数字をぐんぐん習得していくことができます。まずは、0〜10の数字です。
ただ大事にしたいのは、数えられなくても、言葉も話せなくても、そこは出来る・出来ないは考えないということです。今は勉強をするよりも、親子で過ごし、ふれあい、スキンシップを重ねる中で信頼関係を築くのがとても大切な時ですので、日々の生活の中で触れる程度として向き合ってください。「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『算数(数字・図形・計算)』おもちゃを徹底比較」では、数・数字に関する人気のおもちゃ・知育玩具を比較・解説していますので参考にご覧くださいませ。そして、『算数(数字・図形・計算)』おもちゃと一緒に時計・時間について学べるおもちゃを手にする方も多いです。「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『知育時計・時計玩具・時計絵本』を徹底比較」では、時計玩具・時計絵本についても触れていますので、あわせてご覧くださいませ。
さぁ「幼児教育だ!」と、鼻息荒く頑張る方も多いですが、当店では、冒頭でも書いている通り、幼少期は長い人生の中で生きる力の基盤となる、失敗しても大丈夫。何かあっても大丈夫という安心の基盤となるスキンシップが大切な時期だと考えています。出来る・出来ないに神経質にならず、成長・発達の視点で気になることがあればかかりつけの小児科に相談するなどで、こどもが主役で過ごしてください。何かあった時に助けてもらえる人がいるという安心感は、この先の人生のチャレンジしたり失敗したりする時の力になります。
それは、遊びの中から学ぶことができることです。
そして、3歳になると「受動」から「能動」へと変わっていく時期に入ります。
いままではあらゆることをパパ・ママの手を借りて過ごしていたことも、自分一人で決め・動き・たまには失敗してもくじけずにまた頑張る。一人で生きていく最初の一歩がスタートします。
と言っても、手がかかるのは変わりません。失敗ばかりの連続ですので、それらを支え、たくさんの失敗をさせ、大きく元気に過ごせるようにするのがパパ・ママのできることへと変わっていきます。
おもちゃの選び方も、単に月齢にあったものを与えるというのではなく、子供の成長・発達をみながら、少し背伸びさせたり、逆にできないことをフォローするような月齢の低い1歳頃のおもちゃ・知育玩具を用意するなどしながら、一緒に遊びの中でたくましく成長していくということをおすすめします。
あくまでもここで書いているのは、一般的な参考ですので個人差があります。3歳へ向けて、何を与えどのように遊びと向き合うのかこのページを一つの参考に考えてもらえたらと思います。なお、『きょうだい』での遊びについて知りたい方もいると思いますので、それについては「きょうだい・2人以上の子供と遊ぶ!おもちゃ・絵本・図鑑の揃え方・使い方」で書いていますので参考にご覧くださいませ。
最後に、当店では一人一人にあった『遊び道具・遊び方』をお届けする定期便を提供しています。興味のある方は「絵本選書とおもちゃ・知育玩具の定期便・定期購読『いろや商店くらぶ』」をご覧くださいませ。
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お申し込みの際に「備考欄」へ『2歳のページを見ました』と入力してお申し込みください。どちらのプランでも構いません。
2回目(2ヶ月目)発送の際に、クオカード(1,000円分)を同封いたします。
この機会に「いろや商店くらぶ」のご利用を、検討くださいませ。
※ 備考に記載されていない方は、対象となりませんのでご注意ください。
この下には、店長による「まとめ(あとがき)」を簡単に書いてます。
ここまで読むと2歳児の子供の成長・発達に沿った、遊びと遊びの中で活躍する「おもちゃ(知育玩具)・絵本」についての理解が深まるはずです。もし、何か聞きたいことがあったら、当店の『いろや商店くらぶ』も検討してみてください。お子様の成長・発達に沿った遊びをサポートする身近な存在として、いつでもドシドシ!ご相談をお受けしております。📨
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あとがき
ここでは、徹底的に2歳児との遊びについて1ヶ月区切りで書いていきました。
それぞれの月齢の成長を追いながら、遊び方・おもちゃ・絵本・図鑑について書いています。
なんと言っても、大きな変化といえば、言葉をどんどん話すようになることです。しばらくは、癇癪との付き合いにはなりますが、少しずつ言葉が出てくるようになるにつれて、言葉でコミュニケーションがとれるようになってきます。
そういう点でいうと、2歳児とは親子のコミュニケーションがとても大事になる年齢と言っても良いでしょう。また、身体的な部分でいうと、走ることがとても安定し、階段の上り下りもスムーズにできるようになります。上でも紹介した通りで「ストライダー・三輪車」などの乗り物のおもちゃも活躍します。
また、生活面でいうと「トイレトレーニング」で悩むことの多い時期でもあります。0歳・1歳の頃とは違った悩みを抱えることも多いですので、しんどい時はかかりつけの小児科に相談することをおすすめします。
ここで書いた通り、2歳児のできるようになることを参考に、成長・発達に沿ったおもちゃを揃えていけばこどもの成長を実感できますし、3歳以降の自立へ向けての力となります。
おもちゃの使い方はこども主体で楽しんでください。本来の使い方とは変わっても、月齢からはみ出しても、その子なりの遊びの道具として楽しむことができます。外遊び・室内遊びそして、自然の中でのふれあいと、できることが多くなる2歳児と過ごす毎日の中で必ず買うおもちゃ・絵本・図鑑を選ぶ参考になればいいなと思います。