読み物
最終更新日:2025年3月29日
絵・写真・文:いろや商店の編集室
れんさいプロジェクト:赤ちゃん・こどもを育む環境づくり
こどもは絵の天才!初めてのお絵かきには安心なクレヨンを。使いはじめ・失敗しない選び方まで
使いはじめ・失敗しない選び方まで!
赤ちゃん・こどもとのお絵かきには安心・安全のクレヨンで
温かみのある太い線が描けるクレヨン。広く目いっぱい色を広げることのできるクレヨン。
こどもの小さな手でも持ちやすく、力強くダイナミックにお絵かきのできるクレヨンがあれば、紙に向かって自由に思いの丈をぶつけることにみんな夢中になれます。一見ぐちゃぐちゃに見える絵だって、立派な作品。赤ちゃんの月齢ごとに並べてみると、成長の記録にもなりますよね。
そして、こんなに素敵な作品はどこへ行っても手に入れることはできません。こどもの描いた絵を一つ一つ飾っていければ、こどもが主役な家が完成です。

いろや商店の店長のおおま(@iroyaonline)です。
ご覧いただきましてありがとうございます。
育児・子育て苦手な店長が、こどもが主役で書いてますのでゆっくりご覧くださいませ〜。

お絵かきはいつから?赤ちゃんでも大丈夫?クレヨンは何歳から使える?
0歳から絵に興味を持ちはじめ、1歳ぐらいからお絵かきに興味を持ちはじめることが多いです。
そして落書きなどをはじめるようになるのは、だいたい2歳から3歳頃になります。そして、3歳も後半に入ると、線・丸といったものから、顔的なモノを描けるようになってきます。これは『頭足人』ともいうのですが、頭から手・足が生えた絵を描き始めます。これについては「【3歳】成長・発達に沿ったおもちゃ・絵本・図鑑と遊び」で触れています。
クレヨンを使い出すと、最初は紙に色が着くだけで面白いものです。でも、次第に色の種類や紙に描かれた線の形など、形となるものを描くことに興味を示して楽しむようになります。初めてのお絵かきは、持ちやすく優しい色合いのクレヨンがぴったりです。万が一口にしてしまっても無害なクレヨンや、赤ちゃんの握りやすい形状のもの、そして折れにくいものなど、クレヨンには月齢や年齢に合わせた色々な種類のものがあります。これについては「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『クレヨン』を徹底比較」にてクレパス・パステル・クーピーなども加えて比較・解説していますので、すぐにでもクレヨンを見つけたい!という方はご覧ください。
ちなみに、いつからクレヨンを使わせれば良いかという決まりは特にありませんが、色覚が完成するのは生後4ヶ月頃と言われていますので、それ以降であれば0歳のうちからだって大丈夫です。これについては「【見る力】目と手の協応・追視を育む遊びとおもちゃが大切な理由」でも触れています。最初はクレヨンを握っているだけだっていいんです。ママがクレヨンを使って紙に絵を描いてあげれば、赤ちゃんは次第にこれは絵が描けるものなのだと学んでいきます。
また、赤ちゃんは何でも口に入れたり手に取ったものを舐めたりと、周りにいる大人たちはヒヤヒヤする場面もたくさんありますが、それらの遊びを通して様々な発達をしていきます。赤ちゃんにとっては、クレヨンは絵を描く時に使う物というルールはわかりませんので、他のおもちゃのように好きなように触れ・遊ばせてください。0歳児の成長・発達に沿った遊びやおもちゃなどについては「【0歳・赤ちゃん】成長・発達に沿ったおもちゃ・絵本と遊び」にて、解説しています。

『クレヨン』が画材で、絵を描くものと知っているのはパパ・ママ(大人の方)だけです。
赤ちゃん・子供は、手にしたものは他のおもちゃと同じように最初は使い始めます。次第に、その製品の特徴を理解して目的に沿った遊び方をするようになります。なので、0歳から触れさせても問題ありません。ただ口に必ず入れますので素材には十分に注意してください。
- 店長が解説!『クレヨン』の徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・お誕生日向けのギフト代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。

子育てにおけるクレヨンの必要性
はじめは色のことは気にせずにクレヨン1色だけを使って、ぐちゃぐちゃにお絵かきするだけですが、だんだん色を使い分けるようになり、意味のあるものを描こうとしたり、塗りつぶしてみたりと変化していきます。
自分なりに様々な工夫を凝らして、クレヨンを握って手をリズミカルに動かす作業から、手を自分の意思で動かす力をつけていきます。それと同時に、さまざまな色に触れることで色彩感覚も豊かになります。また子供の使う色や遊びの様子から、色の認識・識別力についても親として理解することにもつながります。これは「色を覚える・学ぶ!おもちゃ・絵本で遊びながら子供の色彩感覚・色彩認知を育む」でも触れました。
そして、クレヨンの中から、自分の好きな色を選んで、好きなように線を引いたり、塗りつぶしたりすることで創造性も育まれていきます。そのようなことで、クレヨンはこどもにとって、体や心を育むのにとっても役立ちます。
赤ちゃん・子供の手・指先の動きについては「握るからつまむへ!乳幼児期に『指先や手を使った遊び』を育むおもちゃが大切な理由」でさらに詳しく書いています。
また、絵を描くということは「自己表現ができるようになる」という事も意味します。
お絵かきをする際には必ずどの色を使おうか、どのような形を描こうか、というような自分のしたい事を考え表現するという事をしていきます。こどもが小さいうちは限られた言葉でしか会話をすることは出来ませんが、お絵かきはそんな言葉を使わなくても伝えたい気持ちも、絵として表現することができるので、こどもの創造、想像する力を育て「表現したい」「表現してみよう」という気持ちを作っていくのです。
そしてこれは、大人にも言えることです。
大人になるとクレヨンを使って何かをするという機会はぐっと減ります。でも、こどもと一緒にクレヨンを使ってパパ・ママもこどもと一緒に絵を描く中で、今まで気づかなかった新しい可能性。新しい自分を発見するかもしれません。大人になってから感じるクレヨンを使った遊びは、こどもの頃に感じた時とはまた違って見えるはずです。
そういった意味でも、子育てにおけるクレヨンはこどもだけではなく、パパやママも育んでくれるのです。たとえば、以下の製品は当店でとても人気の高い製品で、クレヨンと一緒に購入される方も多いです。子供と一緒に色を楽しむ。『芸術』の基本でもありますね。
なお、手の発達がまだまだ進んでいない赤ちゃんの頃から遊べるのもクレヨンの特徴です。
当店で扱っているクレヨンは、「ブロックタイプ」と「スティックタイプ」がありますが、「ブロックタイプ」は赤ちゃんでも持って楽しめるようになっています。絵の具遊びも・色鉛筆遊びも、赤ちゃんの頃からできる遊びではありますが、赤ちゃんの頃は筆を手に持ったり、鉛筆を持って何かを描いたりするのはとても難しいです。
年齢が少し上がっての絵の具遊びは、家の中ですると家中に絵の具が飛び散ったり、手がドロドロになったりで、家の中でさせるには心配になります。
その点クレヨンの場合は、部屋中に飛び散ったりする心配もありません。
当店では、クレヨン以外にも人気の高い「フィンガーペイント」も扱っています。1・2歳頃に楽しむなら、少し早いですがフィンガーペイントもおすすめします。

『クレヨン』を使うと、言葉ではない表現方法を得ることができるようになります。
自分でなんとなくイメージしたものを好きな色を用いて紙の上で表現するのです。もちろん、子供の成長・発達に従って使える言葉は増え、言葉で自分を表現することの方が多くなりますが、色・形といった絵で表現することを小さい頃から始められる画材の一つが『クレヨン』です。親子で一緒に新しい発見がたくさんあるはずです。🖍
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- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
失敗しないクレヨンの選び方
こどもが使うクレヨンで一番気をつけることは、体に無害な素材で作られているかどうかです。
赤ちゃんは手に取ったものを何でも口に入れてしまいます。店長の息子も見事に入れて噛み、歯形がよくついてました。そのため、できるだけ体に無害な素材のクレヨンを使用する方が良いです。
ちなみに当店で扱っているクレヨンはすべて、口に入れても安心な素材です。
クレヨンの選び方:赤ちゃんにとって安全な素材の物を選ぶ
一般的なクレヨンは「石油」や「人工顔料」などで作られているものが多く、口に入れてしまうと赤ちゃんの体にとって負担な成分を摂取することにつながる可能性があります。クレヨンを選ぶ際には、赤ちゃんが口に入れてしまっても大丈夫なように、赤ちゃんの体にとって無害な素材を使用して作られている製品を選びましょう。これはクレヨンにかかわらず、口に入れる全ての製品に言えることです。
そして、クレヨンに使われている染料も、自然素材のものであるかどうか確認しましょう。人体に無害の基準を満たした商品につけられている商品には「APマーク」がつけられているので、そのマークを基準にしてクレヨンを選ぶと間違いありません。

クレヨンの選び方:月齢に合わせた事故が起こらない形の物を選ぶ
クレヨンを選ぶ際にはクレヨンの形状も重要です。赤ちゃんの手や指はまだ発達していないため、細いクレヨンだとうまく掴むことができません。また、力加減が分からずに強く握りすぎてクレヨンが折れたり、潰れてしまったりすることがあります。そのため、まだ小さい時には、赤ちゃんの手でも掴むことが出来て折れにくい太いクレヨンを買ってあげて、クレヨンに慣れたり、こどもが大きくなってきたら細いクレヨンを買ってあげると良いでしょう。
また、クレヨンの形を選ぶ際に気を付けると良いことがもう一つあります。それはこどもが口に入れても事故になりにくい形の物を選ぶことです。クレヨンを買ってもらったばかりのこどもはクレヨンを口に入れてしまうことが多いです。そのため、最近では口に入れてしまった際の事故を防ぐために、穴があけられているクレヨンもあります。もし赤ちゃんが飲み込んでしまわないか心配なら気を付けてみると良いでしょう。
クレヨンの選び方:発色・色数はできる限り多めを選ぶ
こどもにクレヨンで絵を描かせると、太陽が赤ではなかったり、空がピンクだったりしますよね。変な覚え方をしているのではと心配になることがありますが、実は、そうではありません。それは、想像の世界のこと。それで良いのです。大人の想像力をはるかに超えているのです。自分で決めた世界を広げてクレヨンで、どんな所にも飛んでいけるのです。
そのために、できる限りたくさんの色で遊べるようにしてあげましょう。もしくは、混ぜ合うとこでいろいろな色が出てくるクレヨンにしましょう。こどもの想像力を形にすることのできる多彩な色はこどもの感性を刺激してくれます。
赤ちゃんの頃はまだ、上手に力を入れて絵を描くことができません。
筆圧が弱くても描きやすい、発色の良いものを選びましょう。なめらかな描き心地のクレヨンなら、線や点を楽しんで描くことができます。細いクレヨンよりも太いクレヨンの方が、太い線を描くことができるの絵を描きやすいです。また、太いクレヨンは、赤ちゃんがしっかりと握りやすいのも利点です。また、太いクレヨンの方が折れにくいものです。赤ちゃんは、クレヨンを投げたり落としたり乱暴に扱うので、細いクレヨンだと衝撃でボキボキと折れてしまう可能性があります。折れて短くなってしまったクレヨンは、誤飲してしまうと喉に詰まらせる危険も出てきます。発色が良くて太目の丈夫な折れにくいクレヨンを選びましょう。

失敗しない『クレヨン』の選び方です。
子供の手・指先の成長・発達に沿って、硬さ・太さを変えるようにしていきましょう。ここに書いていることを基準に見ていけば失敗することはないはずです。😊
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クレヨンを使ったお絵かき遊びで育まれる力
赤ちゃんの頃は、自分の意思で指先を動かすことは難しい動作です。
そのため、握ったりつまんだりしたクレヨンを上下左右へと自分の意思で自由に動かす必要があるお絵かき遊びは、指の動かし方や体の使い方を身に付けることに繋がります。
そして少し大きくなってくると、自分が想像したものを表現するための方法を考えたり、描こうとする対象物を注意深く観察するようになります。それらの行動を通して、自然と高い集中力を得るようになるのです。
何かを描くことがわかるようになれば、創り出すということにもトライしてくことができるようになります。たとえば『造形遊び(親子でつくる喜び!『造形遊び』は失敗も成功もない自由な発想・表現を楽しむ遊び)』は、イメージに沿った形を作り出していく遊びです。クレヨン遊びと一緒にはじめて見ても良いでしょう。
お絵描き遊びは、昔からこどもに人気がある遊びです。
こどもの絵は、自分を大きく書いたり、その他のものをとても小さく書いたりします。それは、自分主体で物事を考えている証拠です。こどもが自分主体で考える、それで良いのです。
空想の世界では誰でも自分中心です。のびのびと生活している証拠なのです。そして、形となる何かを描くことが駅なくても良いのです。たとえば「わー、きれい!こどもと色遊び。自宅で美しい色の変化を親子で楽しむ遊びをしよう」でも書いていますが、単純に色を楽しむということからも育まれることはたくさんあります。そして、一つ一つの表現を認め、好きなように表現していくことを理解することで、個性が育まれていきます。つまり、クレヨンを使ってのお絵かき遊びは個性を育むことにつながると言っても良いでしょう。

『クレヨン』は、自分の中から湧き出てきたイメージを形にする道具です。
パパ・ママが指示したものを描くことも遊び方の一つですが、自分で好き勝手描くというのもとても大事です。お題を与えてあとは好き勝手表現させる。『クレヨン遊び』で大事にして見てくださいませ。😉
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クレヨンで雨の日のお絵かきタイム
おうちで過ごす休日や、ちょっとした時間に楽しめるお絵かき。
そこで使うクレヨンは、こどもたちの必須玩具。今日は何を描こうかな?と一緒に考えるよりは、その場で思った色を手にとって、ぐるぐると腕を動かすという動作がとても大事です。
毎日空が晴れていればいいけれども、梅雨の時期や雨の多い台風の時期は外にいて遊ぶのは大変です。台風の時期なんかは、お出かけ先から帰って来られなくなったりしたらとっても大変ですので、そんな時は、お気に入りのクレヨンを使ってこどもと一緒に楽しめるお絵かきタイムがおすすめです。
親子団らんの時間にもつながりますし、パパ・ママも一緒にクレヨンを手にとって何かを描き始めれば新しい自分に出会うことができるかもしれません。
また、お絵かきした作品を季節ごとにお部屋に飾ったり、ちょっとした額縁にいれたり、インテリアとしても楽しめます。お絵かきをしている時間は、心がほっとして、休まる時間でもあります。家事の合間に「どんな絵描いたの?」と、話しかけておしゃべりも楽しめます。たとえば、以下のような遊びに『クレヨン』はとても役に立ちます。
また、お爺ちゃん・お婆ちゃんにとっては、孫が遊びに来た時用に揃えておきたいものの一つです。
クレヨンがあれば天気が良くても悪くても室内遊びを一緒にすることがでいます。お孫さんが描いた絵を思い出に部屋に飾れば、温かい気持ちにもなります。「赤ちゃん・子供と『室内遊び』のアイデアからおもちゃ・絵本の活用方法まで」では様々な遊びを取り上げていますので、興味があればあわせてご覧くださいませ。
最後に、『クレヨン』は誕生日・入園・入学・卒園のプレゼントに選ばれることが多いです。
以下「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『クレヨン』を徹底比較」では、当店で扱っている『クレヨン』以外も含めながら、ありとあらゆる比較をしてまとめています。
『クレヨン』を購入する場合の選び方・違いから、購入タイミングなど余すことなく書いていますので、適当なおすすめ・比較サイトに騙されないよう、おもちゃの専門家として書いていますので、参考にご覧ください。
また、クレヨンで汚されると困るな・・・と感じた場合には、『お絵かきボード』があります。これについては「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『お絵かきボード』を徹底比較」で解説していますので、合わせてご覧ください。

この下には、店長による「まとめ(あとがき)」を簡単に書いてます。
『クレヨン』を購入するときに失敗しない方法から、赤ちゃん・子供とのクレヨン遊びまで触れてみました
もし、何か聞きたいことがあったら、当店の『いろや商店くらぶ』も検討してみてください。お子様の成長・発達に沿った遊びをサポートする身近な存在として、いつでもドシドシ!ご相談をお受けしております。お気に入りの『クレヨン』に出会えますように。👏
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あとがき
こどもは絵の天才です。
いつからクレヨンを使わせるか迷っていたら、0歳のうちからどんどんクレヨンで遊ばせてあげてください。
大人が思いつかないような想像豊かな絵を描いて、大人を驚かせてくれます。たくさん絵を描いて、想像豊かで知的好奇心に溢れたこどもに育ってくれるといいですね。赤ちゃんにとってクレヨンを使った自由なお絵かきはとても大切なことです。
そして、こどもの描いた絵はパパ・ママの大切な宝物になります。
描いた絵を部屋に飾れば、どんなに高いお金を出しても買うことのできない芸術作品に囲まれて毎日過ごすことができます。