読み物
最終更新日:2022年10月21日
絵・写真・文:いろや商店の編集室
れんさいプロジェクト:赤ちゃん・こどもを育む環境づくり
こどもが自然の中で遊ぶことで育まれる力、おもちゃ・絵本・図鑑でたくさん遊び学ぶ!
おもちゃと絵本・図鑑を上手に使う
こどもが自然の中で遊ぶことで育まれる力
虫や魚、動物、また花や木、草など植物など自然体験をすることで大切なことをたくさん学ぶことが出来ます。
店長がこどもだった頃と違い今はとても情報量の多い便利な時代です。リアルに近い擬似的な体験ができるゲームなども出てきたことで、自然に関する本を読んだり、インターネットで調べたり、テレビや映画・ゲームなどを通して擬似的に自然体験が可能になりつつありますが、実際に自然の中に足を踏み入れ、カラダ全体で体験するのと、擬似での自然体験ではまだまだ経験できることは違います。例えば、季節によって変わる風の匂い・気温や湿度。耳を澄ました時の森の動植物のざわめき、風の強さによる遊び方の変化、前日の天候による自然環境の変化など、これらは室内から飛び出し自然の中に足を踏み込むことではじめて体験することができます。
こどもと一緒に自然の中で遊ぶことで育まれる力はたくさんあります。自然の中で遊ぶ際におもちゃを一緒に持っていき、自然環境を生かした遊びをすることで、室内遊びと違った面白い外遊びができるようになります。また、親子で一緒に自然の中で遊ぶ前や後に、絵本や図鑑を読んで知識を増やしていくことで、身近な自然環境の豊かさに驚くこともたくさんあるでしょう。そこで今回は、おもちゃ・絵本・図鑑を生かしつつ、こどもが自然の中で遊ぶことで育まれることについて書いていきたいと思います。
いろや商店の店長のおおま(@iroyaonline)です。
ご覧いただきましてありがとうございます。
育児・子育て苦手な店長が、こどもが主役で書いてますのでゆっくりご覧くださいませ〜。
自然の中で遊び学ぶ
店長は、後ろは山・前は海という自然に囲まれた中で過ごしました。
子供の頃は、自然の中を走り回る毎日でした。その頃の経験は今も仕事に結びついています。
春になれば山菜採りをするため早朝の3時頃には起き、親の車に連れられ里山の中へ一歩一歩と入っていきます。その時の草の匂い、山にいる動物の声などは今も耳に残っています。昼前に帰ってきたら採ってきた山菜の下ごしらえを手伝います。そして、夜は山菜料理を食べる。
季節によって山の景色は変わります。匂いも、そこで見かける植物も変わります。春は花が咲き乱れる時期なので数日経つだけで景色が変わります。同じ場所でも季節が変われば景色が変わる。いつも行っていた場所へ季節を変えていくだけでも楽しい遊びです。身近にそういう場所があれば、自然は身近になります。
でも、身近な場所に海・山がなくても自然を楽しむことはたくさんできます。玄関を一歩出ればそこは、アウトドアの世界です。これは「1歳児と散歩で外遊び!家の前をただ歩くだけでも新鮮で楽しい遊びになります」でも触れています。少し視点を変えて、身近な自然に目を向けるに散歩はとてもおすすめな遊びの一つです。
なお、子供との春の楽しみ方については「『春・春休み』に親子で学び遊んで楽しい!人気のおもちゃ・絵本・図鑑」で触れていますので、あわせて参考にご覧くださいませ。また、山・森での遊びについては「親子で『山』の生き物に触れ『森・木』を大切にする心を育む!当店人気のおもちゃ・絵本・図鑑」でも書いています。
雨の多い日の続く梅雨の日は、緑がとても美しいです。
夏になれば海の中へ潜り、モリで突いて採った貝などをその場で焼いて食べました。
海水浴場で泳いだり、磯場で釣りをしたり。夏は海遊びの毎日でした。自然環境と一言でいっても、海と山ではまったく体験できることが違います。例えば、海水と淡水では生きている動物が違います。子供にしてみれば同じ水なのに不思議でたまりません。
植物も、海と山たくさんの人が暮らす平野・盆地では違う。山へ行くのか、海へ行くのか、身近な散歩でいつもと違う道を歩いてみるのか、それだけで体験できる自然は変わります。その変化は、自然の変化を感じるきっかけになります。
子供との梅雨・夏の楽しみ方については「『梅雨』嫌い?『梅雨』の長雨を楽しく遊び過ごす!おもちゃ・絵本・図鑑」「さぁ夏休み!こどもと『暑い夏』を楽しく有意義に!人気のおもちゃ・絵本・図鑑」でも触れていますので、あわせて参考にご覧くださいませ。
また、海での遊びについては「将来は『海』の科学者へ!海の生き物を学び大好きになる、人気のおもちゃ・絵本・図鑑」でも書いています。
秋になれば、青々としていた山も紅葉し、身近な公園も季節が変わり植物の色が変化することで景色がガラリと変わります。
花をみる機会も少なくなり、変わりに足元に目を移せば木の実をたくさん見つけることができます。春・夏との大きな違いを感じるのは秋だからこその体験です。例えば「落ち葉・木の実で遊ぶ!子供と簡単な作品づくりで新しい発見に出会う」のような遊びでも楽しめる時期です。少しずつ外の気温も下がり、太陽が昇る時間も短くなります。冬が近づいているような風の匂いがして、秋が来たな…と季節の巡りを感じるのが秋です。
春から夏にかけてたくさんみかけ、聞こえていた虫の鳴き声も少しずつ小さく、消えて行くのに気づくでしょう。季節の変化をとても感じるのが秋だと店長は思ってます。子供との秋の楽しみ方については「室内遊び・外遊びの『秋』!どちらも楽しい親子で遊ぶ!当店人気のおもちゃ・絵本・図鑑」でも触れていますので、あわせて参考にご覧くださいませ。
そして四季の最後となる冬は、スキーです。店長は雪国で育ちました。
学校の裏には大きな山が出来上がり、体育の授業はスキーへと変わります。田んぼだった景色は、真っ白で平坦な景色が続くようになります。植物に目が止まることはほとんどなく、寒さを耐え忍ぶ日々です。冬は自然の厳しさを痛感しますが、そんな寒さの中でも見かける鳥もあります。寒く厳しい自然の中で過ごす動物たちを見ると、生き物の不思議を感じます。こんなに寒いのに外で過ごす動物。どうなっているんだろう?と、動物に興味を持つきっかけになりますね。子供との冬の楽しみ方については「寒い日も子供と『冬』が楽しい!学び遊んで過ごす当店人気のおもちゃ・絵本・図鑑」でも触れていますので、あわせて参考にご覧くださいませ。
店長は、自然の中で多くのことを学び成長しました。
あらゆる自然環境が好きですし、動物も植物も大好きです。
仕事をする上での色使いは自然の中の色から感じ学ぶことが多かったです。これは色遊び「わー、きれい!こどもと色遊び。自宅で美しい色の変化を親子で楽しむ遊びをしよう」でも書いています。
身の回りの自然に足を運ぶと、不思議だなーと思うことが必ず見つかります。それに気づき、学び、知識にする。
自然で遊ぶ中で、学ぶという行動に気づいていきます。厳しい自然環境に足を踏み入れるとわからないことばかりです。自然の中で遊ぶことで自分自身のわからないことに気づかされます。こどもと一緒に自然の中に入り遊ぶことからは、わからないことに気づき、それを学び知識にするということを伝えられます。
自然の中での遊びは、季節に応じて変化していきます。
春・夏・秋・冬、そして場所が違うだけで全然違いますので、遊び場所に迷ったら、目的を決めずに足を運ぶなどもおすすめです。🚃
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・お誕生日向けのギフト代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
自然の中におもちゃを持ち出して遊ぶこと
おもちゃ・知育玩具は、赤ちゃん・子供の遊びを広げる道具です。
自然の中で遊ぶ時に、普段遊んでいるおもちゃ・知育玩具を持ち出していけば違った視点でおもちゃの使い方は見えてきます。
たとえば海へ遊びに行くときに持っていく遊び道具といえば「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『海遊び(磯・砂浜・海水浴・防波堤)』おもちゃ・グッズを徹底比較」「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『外遊び(公園・庭・ベランダ)』おもちゃ・遊具を徹底比較」でも人気のグッズについて比較・解説していますが、釣りの道具や磯遊び・砂浜遊び・公園で普段使っている道具を持って行くのが普通でしょうが、家で遊んでいる車のおもちゃや動物おもちゃを持っていき遊んでみるのもおすすめします。
普段、家の中でしか遊んでいないようなおもちゃなら、なおさら持って行くと楽しいです。
山・川へ遊びに行く時も、動物のフィギュアを持っていけば、リアルな遊びが体験できます。店長は小さなイカダを作ってその上におもちゃを乗せて川下りをした記憶があります。もしかしたら、川によっては流されていってしまうかもしれません…。でも、それも自然環境での経験です。
軽いおもちゃだと川に流されるんだな、川の勢いってすごいんだな…と、いつも自分が使っているものが目の前で普段と違う動きをするとこどもはとても楽しいです。動物おもちゃを使っての遊びについては「リアルな動物のおもちゃで遊ぶ!動物園で出会った大好きな動物にもっと詳しくなる遊び方」でも触れています。「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『動物』おもちゃを徹底比較」「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『魚・釣り』おもちゃを徹底比較」では『動物(陸上生物・海洋生物など)』をモチーフにした製品についてありとあらゆる比較をしてまとめていますので、あわせてご覧くださいませ。
また、「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『車・トラック・バス・工事車両』おもちゃを徹底比較」・「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『汽車・電車』おもちゃを徹底比較」では、それぞれ人気の車・汽車のおもちゃを余すところなく比較・解説しています。
親としては、持っていってはダメ!無くしたらもったいない!などと言いたい気持ちになるでしょうが、子供にとっては「どうなるんだろう?」が先に来ます。これは元々持っている『好奇心・探求心・探究心(自ら学ぶ子へ!こどもの『好奇心・探求心・探究心』を育むおもちゃ・絵本・図鑑)』の表れです。親としては、子供の遊び方の先に何が起こるかわかっているので、ついつい止めてしまいそうになりますが、そのまま遊ばせることも大切です。「自発的・主体的」に遊ぶ力を育むには、子供の自分で試してみるということに蓋をしないようにすることです。失敗も全て子供自身の体験になり、その後の成功の糧になります。おもちゃ・知育玩具が『自発的・主体性を育む遊び』の道具として活躍する理由については「こどもの『自発的・主体性を育む遊び』のサポートをするおもちゃが人気な理由」で丁寧に解説しています。
普段遊んでいるおもちゃを、自然環境の中に持ち出すことで、新しい発見に出会えます。是非、試してみてください。
当店ではおもちゃはボロボロになるまで遊び尽くしてほしいと書いています。それは、遊びの中でおもちゃが消耗して行くのは、おもちゃ本来の遊び方だからです。
ということで、自然の中で遊ぶ時は、外で生きている動物などのおもちゃを持って行くことをお勧めいたします。
「外 + おもちゃ = リアル」となり楽しい遊びがどんどん出てくるはずです。子供の発想に任せて遊ぶための道具がおもちゃです。なくすことも気にせずガシガシと遊んでみてください。例えば、恐竜おもちゃも同じように楽しむことができます。これについては「恐竜遊びで知育?恐竜おもちゃで遊び学ぶ!リアルな恐竜時代を再現」で実際に遊んでいる様子を書いています。また、人気の製品については「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『恐竜』おもちゃを徹底比較」に全て載せています。
自然の中におもちゃを持ち出して、ボロボロになるまで遊び尽くしてください。
おもちゃとしては何よりもそれが一番嬉しいことです。子供に遊び尽くされてこそ、おもちゃ・知育玩具は輝きます。👦👧
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・お誕生日向けのギフト代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
自然環境について絵本・図鑑で学べること
自然の中で遊ぶと、上にも触れた通り知らなかった何かに必ず毎回出会います。
同じ場所に行ったとしても季節が変われば見える景色は変わる。そこでみたことを帰ってから調べると、今まで知らなかったことを学ぶきっかけになります。そしてまた行きたい!に変わります。その時に絵本や図鑑は大活躍してくれます。絵本や図鑑をただ読んで知識を頭に詰め込むより、実際に経験したことを調べる方が子供は面白く学んで行きます。
現実に見たよくわからない昆虫や植物。その見た目や動きだけでも子供にとっては衝撃です。そのなにものかわからなかった生き物たちのことがわかることで、夏にいる虫なんだな…とか、5月にちょうど咲く花なんだぁ…といった新しい知識が増えて行きます。そういう時に子供用のカメラがあると、家に帰ってから図鑑を広げてその日にみたものを見比べることもできますし、スクラップブックを作っても良いです。「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『カメラ(キッズカメラ)』おもちゃを徹底比較」では防水機能のあるものなど子供向けのカメラを取り上げていますので、観察する力を補佐する遊びの道具として、キッズカメラを用意することもおすすめです。知ること、学ぶことの楽しさに気づけば、自然と図鑑を欲しがるようになります。はじめての図鑑選びについては「赤ちゃん・こども目線で『はじめての図鑑選び』をわかりやすく丁寧に解説します」で書いていますので、参考にご覧ください。当店で人気のある絵本に「自然のとびら」があります。図鑑のような絵本ですので、最初に手に取る図鑑としておすすめです。
また、「こどもと楽しむ『自然科学・動植物・生物』をテーマにした人気の絵本・図鑑・児童書・仕掛け絵本」では、生き物に関する絵本・図鑑などを取り上げていますので、あわせてご覧くださいませ。
当店で人気のある絵本に「日本の川シリーズ(以下は「たまがわ」です)」があります。
自然の中で遊びに行った時に目の前でみた景色の中には、途中通ったあの川はなんていう川なのかな?もしかしていつも飲んでる水はあの川から来てるの?と、普段の暮らしと自然環境が結びついていることにも目を向けるようになっていきます。これは「川・水の生き物を知り『川』で遊び『水』の大切さを学ぶおもちゃ・絵本・図鑑」でも書いています。
自然環境と触れ合えば、必ず日々の暮らしに結びついて来ます。
自然の中で遊び自然環境に関する知識をつければ、普段の暮らしを大切にする心が育まれます。
もし、絵本・図鑑では見られないようなことを知りたいと思ったら、ドキュメンタリーなどの動画を見る環境づくりも考えてください。「子供におすすめ・人気『動画配信サービス』徹底比較解説!」では、動画との付き合い方にも触れながら、子供向けに限定しておすすめの動画配信サービスの比較もしてみました。実際に店長も使ってますが、生き物などはYouTubeでも映像を見ることはできますが、本物を見るならドキュメンタリーなど本格的な映像を見ることをおすすめいたします。実際に目の前で動いている生き物、なかなか見られない自然現象などは映像の中だからこそじっくりと観察することができます。子供向けの動画というと、すぐにアニメ・漫画となりますが、世界中の本物を知るという視点でも考えてみてくださいませ。
自然環境について学べる絵本・図鑑、生き物に関する絵本・図鑑はたくさんありますが、まずは子供自身が興味・関心を持ったところから揃えることをおすすめします。当店では特に生き物に関する製品が多くなっていますので、参考にくまなくご覧くださいませ。お気に入りの一冊が見つかると嬉しいです。📚 そして、動画も一緒に考えてみてください。🎥
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・お誕生日向けのギフト代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
自然の中での遊びから育まれる力
自然の中で遊び、実際に見て触って感じることは、圧倒的な価値のある体験となります。
自らの五感(視覚・聴覚・味覚・触覚・嗅覚)を使って感じることで、こどもは感動し、発見し、新しい疑問を持つ。子供の探究心を刺激することで、幼少期の子供の心は豊かに成長します。これは「色を覚える・学ぶ!おもちゃ・絵本で遊びながら子供の色彩感覚・色彩認知を育む」や「こどもの『感触遊び・感覚遊び』はインクルーシブに楽しめる五感を使った遊び」でも書きました。そして、自然に関わることで、限られた自然を大事にしなければいけない心も育てば、それは自然に限らず人やモノなど、あらゆるものを大切にしようという心にも繋がります。これを当店では『環境教育』と書いています。環境教育について「子供の『環境教育』自然・生き物を大切にする心を育むおもちゃ・絵本・図鑑」でさらに詳しく書いています。
まず、自然の中での遊びからは良好な親子関係を育みます。
都会に住んでいると日常では自然に接する機会があまりないと考えている人もいますが、それは間違いです。都会であってもよく見ると自然はまだまだ身の回りにあるのです。例えば朝日や夕焼けを見たり、星空を鑑賞したり。公園に生えている草木でもいいのです。週末にキャンプへ行くのも素晴らしい自然体験ですが、五感を使う自然体験はそこらにあります。そして大切なのは親子で一緒に楽しむこと。その時におもちゃがあれば、遊びの手助けをしてくれます。自然に興味を持った子供と一緒に遊ぶつもりで時間を共有すると、今後の親子関係も大変良好なものになります。自然体験の共有をぜひ継続しましょう。
ちなみに、自然の中で遊ぶときは、マニュアルや決まりなどは特にありません。
自分たちで考え、準備をし、自然と触れ合うことが大切です。特にキャンプなどをする場合は、テントを張ったり料理をしたりするときは周りと協力をしながら行う必要があります。大人が子供たちに「君はこれ、あなたはこれをお願いね」と役割を与え、「わからなかったりできないことがあったりしたら声をかけてね」とひと言フォローしてあげることで、自分たちで考えながら作業を進めることもできます。
キャンプでなくても自然の中で遊ぶことは、周りとの協力は不可欠です。どうやって遊びを展開していくのか、どんな道具を使うのか、話し合いながら遊びを進めていく力が身につきます。周りの友達や大人と役割を決め、仕事を分担して作業をすることでみんなで協力する大切さなども知るきっかけとなるでしょう。
また、自然の中で遊ぶことは、どんな遊びでもスムーズに物事が進むことばかりではありません。
突然雨が降ってきたり風で道具が飛ばされたりと、思いがけないアクシデントに見舞われることもあるでしょう。持ってくるはずだった道具を忘れてきてしまったということもよくある話です。もしこういったアクシデントやトラブルが起こってしまったら、大人がてきぱきと解決策を見出すのではなく、「こんなときはどうしたらいいかな?」とこども自身に考えさせる時間を与えてみましょう。「どうしようか」と話し合うことで考えるちからを養い、アクシデントが起こってしまった時にもあわてずに正しい判断ができるようになります。
実際に自然の中でアクシデントを経験することで、思わぬアクシデントが起こってしまうことがあるという経験をすることができます。
また、ひとつの解決策を試して失敗することもいい経験です。
トラブル回避力や問題解決力をつけることができます。こういったことは、親からの指摘の厳しい学校生活ではなかなか教えてもらえないことです。少しでもトラブルになることを避けるような教育が中心となりますので、トラブルに対しての対応力をつけるということでも、少し無理をしてみるというのも親子だからこそできることです。当店ではこういう自宅でこそできる学びが幼児教育だと考えています。幼児教育については「家庭で『幼児教育』5育を意識しておもちゃ・絵本・図鑑で遊び学ぶ」で書いています。
自然の中で遊ぶことで一番学べるのは、サバイバル力です。
学校では、なかなか突発的に何かを解決しなければいけないような状況に陥ることはまずありません。命の危機を感じることもありませんし、危険にさらされることもまずありません。でも、自然の中に入ると何が起こるかわかりません。自然の中で過ごすことは、生きる力をつけることにつながります。🌲
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・お誕生日向けのギフト代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
こどもが自然と触れ合う中で気づくこと
自然は時に人間を恐怖に晒します。
台風や地震、遭難事故、大雪による孤立集落の発生などです。そのたびに人は自然の怖さを知り、心を痛め、教訓を得て、安全に生きるための知恵として自然からたくさんのことを学びます。こどもにとっても、自然体験が多ければ多いほど、この感覚をはっきりと持てるようになります。ニュースの映像で見ただけではわからないことがたくさんあります。
家族で遊びに行った先が被災地になることもあるでしょう。自然の中で遊んだ経験があれば、自然災害の被害に遭った地域や住民の苦労が想像できることは人として大切な要素です。こういったことも、自然と触れ合う中から得られる肝要な要素です。
いつか必ず自分の身に降り注ぐ災害への危機意識、安全への配慮といった気持ちを育てます。突発的な大きな自然現象を目の当たりにすることで、自然に興味・関心を持つきっかけにもなります。これは「将来の夢は学者!『空』を飛ぶ生き物や自然現象を学び遊ぶ人気のおもちゃ・絵本・図鑑」でも書きました。
自然の中では、目の前にあるものを上手に使えばなんでも楽しく遊ぶおもちゃになることにも気づくでしょう。
たとえば「石遊び!散歩で拾った石を使った遊びは1歳から楽しめます」では目の前にある石も遊びの道具になるということを書いています。何かなければ遊べない。ではなくて、遊びは作り出すものです。これは成長した時の生きる力に変わります。自身で考え出した遊びをさらに拡張して行く道具がおもちゃなのです。それに気がつけば、さらにクリエイティブな遊びを生み出して行く力に変わります。自然の中で過ごす中で、必要なものは自分で作り出すことができることにも気づけます。それは『SDGs』へとつながっていきます。なお当店では、定期的におもちゃ・絵本(選書)が届く「いろや商店くらぶ」を提供しています。赤ちゃんの成長・発達に沿った遊び・学びのサポーターとして「絵本選書とおもちゃ・知育玩具の定期便・定期購読『いろや商店くらぶ』」のご利用も検討くださいませ。目標を決めて取り組むなど、通信教育のようなイメージで楽しんでいただくことも可能です。
この下には、店長による「まとめ(あとがき)」を簡単に書いてます。
ここでは自然の中で遊びながら学ぶということについて書きました。
もし、何か聞きたいことがあったら、当店の『いろや商店くらぶ』も検討してみてください。お子様の成長・発達に沿った遊びをサポートする身近な存在として、いつでもドシドシ!ご相談をお受けしております。一人でも多くの子が『自然環境・生き物』を大切にする心が育まれると、豊かな自然環境が持続していくと思いますので、嬉しいです!👏
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・お誕生日向けのギフト代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
あとがき
自然の中に足をのばせば虫や魚、野生動物などに出会うこともあるでしょう。また花や木、草など植物も周りにはたくさんあります。これらは私たちと同じ命を持っているものです。自然の中で遊ぶことは自然の中にもたくさんの命が存在していることを知ります。むやみに植物を採ってはいけないことや、生き物を殺してはいけないことを自ら体験し、自分以外の命への関心や大切にする気持ちをはぐくみます。実際に虫を捕まえる体験はおすすめです。強く握れば死んでしまいますし、弱いと逃げてしまいます。その加減を知ることで生き物への興味や関心を持つことができるようになります。
そして、都会育ちのこどもには自然体験ができないと考えがちですが、そんなことはありません。身の回りの小さな自然でも構いませんので、たくさんの生物に触れさせたり自然の不思議を実際に体験させてあげてください。家のキッチンにも、小さな自然は広がっていたりするものです。幼少期のこどもの五感を刺激する活動は、好奇心旺盛な心の豊かな子に育てるために大切なこと。休暇には大自然の中で、思いっきり全身を使って遊べば身体の成長も促せて一石二鳥です。
そしてその時におもちゃを持ち出してさらに普段とは違った遊びを生み出してみてください。
絵本や図鑑で見かけた生き物に実際に出会えるのは自然の中で遊ぶ楽しさの一つです。