読み物
最終更新日:2022年6月5日
絵・写真・文:いろや商店の編集室
れんさいプロジェクト:赤ちゃん・こどもを育む環境づくり
どんどん増えるおもちゃにサヨナラ。これで困らない!おもちゃの増やし方
どんどん増えるおもちゃから解放される
おもちゃの安心な増やし方
減らすために、おもちゃを増やす。
おもちゃを増やすことを制限すれば、お金もかからないし、自分で考える力がついて、こどもの創造性も豊かになるから一石二鳥じゃないかな?と考えてる人も多いと思います。おもちゃがなくてもきっと困らないし、すぐに捨てるなら安く済ませたい...と。便利なWebサービスもあるから買ったらすぐリユース・売れればエコだから良いよね...と。
でも実は、減らしただけでは解決にならないのです。リユースしやすくなったからどんどん買って、どんどん手放していくというのも、こどもとの大切な思い出がどこかへ行ってしまいますし、エコではないです。解決策はとってもシンプル。おもちゃを減らすために増やすこと。
矛盾しているようだけど、このふたつは繋がっているので、少しだけ考え方を変えてみてください。
いろや商店の店長のおおま(@iroyaonline)です。
ご覧いただきましてありがとうございます。
育児・子育て苦手な店長が、こどもが主役で書いてますのでゆっくりご覧くださいませ〜。
おもちゃが増え続けて困る!
『シンプルライフ・持たない暮らし』など、できる限り物を所持せず、すっきりとシンプルな暮らしに憧れる人が多くなっています。
でも、こどもが居るとそうも言っていられないというのが現実です。物を多く持ちたくないという目指すスッキリとしたライフスタイルとは逆行するように、こどもとの思い出の品や、こどもが遊ぶおもちゃはこどもの成長に合わせてどんどん増え続けます。そんなことからか、増え続けるおもちゃをなんとかしたい。という相談を、おもちゃの販売をしている店長に聞くのもどうかと思いますが…(笑)、よく質問されるのでお客様の声に応えることにしました。
おもちゃを売る側の店長としては「おもちゃを買って欲しいです。」というのが正直な心の声ですが、意味なく買って欲しいというわけではありません。せっかく買うなら、考えて買って欲しいと思っているのです。
おもちゃに限らず処分したい物が増えるというのは、環境への負荷も懸念されますのでできる限り減らしたいというのも本音です。「サステナブルな社会。子供と『SDGs』おもちゃ・絵本・図鑑で遊びながら簡単に学ぶ」でも書いていますが、当店もSDGsは意識しています。そして、「絵本選書とおもちゃ・知育玩具の定期便・定期購読『いろや商店くらぶ』」では、一人一人にあった『遊び道具・遊び方』をお届けする定期便を提供しています。ポイント交換による引き取り保証も実施しています。通信教育のようなイメージで楽しんでいただくことも可能です。
ここでは「おもちゃが増え続けて困る!」という難題に正面から向かい合うことにしました。
減らすという選択肢が一番早いのですが、そんな簡単なことじゃないですよね、子供の夢や希望を壊す、そんな気がしてしまいます。
では、どうしたらいいのでしょうか?さぁ、考えてみよう。🤔
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・お誕生日向けのギフト代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
思い出の詰まったおもちゃを減らすのはとっても大変
思い出の詰まったおもちゃを減らすのはとっても大変です。
たとえば、傷んだ肌着や使えなくなった機械、切れた電球など普段の暮らしで発生する消耗製品の処分は簡単です。
でも、おもちゃの場合は違います。赤ちゃんの頃から大切に使っていた『思い出のおもちゃ』。こどもが初めて笑った時に持っていたおもちゃ。旅行先で泣きながら欲しいと言ったおもちゃ。落とした後に何故か我が家に戻ってきたおもちゃ。我が家にもそのような思い出のぎっしり詰まったおもちゃがたくさんありまして、減らせない理由はいくらでも出てきます。
大きくなって、もう使わないとわかっているおもちゃでも、買った時や過ごした時に、おもちゃを使いながら起こったことなど捨てられない理由を考え出したら処分するなんて選択できない。そういうおもちゃがたくさんあります。困りましたね….。これは、おもちゃに限らず、幼稚園・保育園・小学校に入り、こどもが成長するに従ってどんどん増えます。
学校で頑張ったテストや、学校の授業・長期休暇の宿題で作った工作なども同じように減らすのがとても難しいです。
みんな同じように思っています。おもちゃに限らず、『赤ちゃんの頃の物・子供との思い出の品』は減らすのはとっても難しいんです。
『おもちゃを減らしたい!』という相談で聞いた話も、よくよくお客様の声に耳をすまして聞くと、実は対象はおもちゃに限らない場合が多いです。おもちゃを減らすのももちろん大変だけど、こどもとの思い出の品の処分は本当に大変です。そんなわけで店長は、減らすことを考えるよりも、増やし方を考えて変えるべきだと伝えています。
シンプルな暮らしは、物を暮らしへ取り入れるところからスタートします。
ゴミとして処分するのは、最終手段です。
シンプルに減らすことができれば良いですが、難しいです。
ということで、『増やし方を改善することで、増え続けることを幾分変えることができるのではないか?』と店長は考えて、さっそく実践することにしてみました。このページで書いていることは、店長自身が試した軌跡でもあります。😳
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・お誕生日向けのギフト代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
どんどん増えるおもちゃの購入方法から考える
おもちゃの増える量・スピードは、こどもの成長と共に変わります。
赤ちゃんが生まれた頃は「出産祝い」で、親族や知り合いの方からたくさんのおもちゃをいただきます。正直なところ、これはなかなか捨てられません。いただいた方が急に遊びにきた時に、もう手放していた…。なんてことになったら、申し訳ない気持ちでいっぱいになるので、なんだかんだと取っておく場合が多いです。気に入った出産祝いがもらえた場合はいいけれども、そうじゃない場合はもっと大変です。送り返すというわけにいきませんからね…。(苦笑)
そして「せっかく買ったおもちゃで遊ばない!これでカンペキ?こどもに無理なく遊でもらう方法です」でも書いていますが、せっかくのおもちゃで遊ばない・・・ということもあります。
お祝いの品に限って言えば、「出産祝い」に限りません。
「【0歳のプレゼント】赤ちゃんの行事とおすすめのおもちゃ・絵本の選び方」でも触れていますが「初節句・七五三・誕生日・クリスマス・ハロウィン・子供の日・ひな祭り・入園・入学・卒園etc…」と、こどもに関わるお祝い事はとても多いです。
その都度おもちゃが届くとあっという間に増えて行きます。おもちゃって、不要なんじゃない?と考えることもあると思います。「赤ちゃんにおもちゃって必要ない?与えない?子育てを助けるおもちゃの必要性」では、おもちゃが必要か・不要かについて書いています。
また、赤ちゃんの成長に伴っておもちゃは自然と増えて来ます。
成長・発達に伴って、できることも多くなりますので、つい何かができるたびに次から次へと遊べるおもちゃを買ってしまうのです。
そうして気づくとたくさんのおもちゃが家にある。とてもよくわかります。そのような理由から、おもちゃのレンタルを利用するという選択肢もあります。メリット・デメリットはありますが、一度は検討してみたことはあるのではないでしょうか?「買う?借りる?失敗しない!おもちゃレンタル・購入のメリット・デメリット」では、購入とレンタルで比較しています。自分にあった方を選ぶでも良いかと思います。
こどもの成長に合わせて、環境や行動範囲が変わって行くというのが、おもちゃが増える大きな原因です。
こどもは成長と共に、たくさんの情報に触れるようになります。目に留まったもの、周りの友達から聞いたおはなし、見せてもらったお友達の持っているもの、好奇心に導かれるままに、あれが欲しい・これが欲しいと、意思を主張できるようになればなるほど、どんどん増えていきます。
実はこの好奇心や欲求はとても大切なことです。「自ら学ぶ子へ!こどもの『好奇心・探求心・探究心』を育むおもちゃ・絵本・図鑑」でも触れています。こどもにとって、自身のしたいこと、こうありたいという主張の表れなので、親としてはそれを実現して経験できる環境を作るというのは大きな役目でもあり、楽しみでもあります。そしておもちゃは、こどもの自発的行動を促してくる遊びの道具です。
おもちゃが増えるからと、こどもの遊びを制限してしまうと、せっかく芽生えてきた自発的な行動を止めてしまうかもしれません。
それはとても残念なことです。おもちゃの果たす役割については「こどもの『自発的・主体性を育む遊び』のサポートをするおもちゃが人気な理由」で詳しく書いていますので、あわせてご覧ください。
まずそこでしてはいけないのは、一方的に無視したり・我慢させたりして、こどもの意思主張を抑え込むことです。色々な物事に興味を持つのは、こどもの成長の一部だと捉えてください。高いお金がかかるとか、とても大変なことだとか、こども自身にはわかりません。「家庭で『幼児教育』5育を意識しておもちゃ・絵本・図鑑で遊び学ぶ」でも書いていますが、こどもの成長・発達を支える環境を作るのは親の大切な役目です。
今自分がしたいこと!が実現できるものだ!と主張していると捉えてください。
おもちゃの増やし方を考える。
購入するとか、レンタルするとか、今やいろいろな方法がありますが、そこから整理してみても良いですね
でもそれぞれにはメリット・デメリットがありますのでそこには注意が必要です。ただ、大切にしたいのはおもちゃを増やしたくないからと、子供の好奇心や好きなこと・やりたいことなどを抑制してしまうことです。
物が増えてしまっても、子供の将来に繋がるならと、ある程度諦めてしまうことも時には大事だと店長は感じています。👧👦
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・お誕生日向けのギフト代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
こどもの欲しい!に親として向き合うこと
まずはじめに、こどもの好奇心や欲求にパパ・ママや周りの大人が振り回されてしまうと、悪い循環に陥ります。
実は不要なおもちゃが増える原因はここにあります。
- こどもが欲しがっていて可愛いから
- 周りで流行っているから
- こどものご機嫌をとるため
- 買うと勉強するようになるから
- ご褒美に買う約束をしたから
- こどもと衝突するのが面倒だから
- 欲しいものを買ったほうが楽だから
おもちゃが増え続ける理由は、こどもだけではなくて『親』が原因である場合もあります。
心当たりありませんか?おもちゃが増えるきっかけは、いたるところにあります。
こどもは好奇心でおもちゃを欲しがります。でも、とっても飽きやすいです。
一過性の主張なのか、こどもの成長につながる本質的に欲しがっているものなのか、見極める力が親にも必要です。
こどものしたい!を実現するときの主張のエネルギーはとても激しいです。一つ一つの主張に全て向き合っていたら、いくら体力のあるパパ・ママでもヘトヘトになります。だからと言って、衝突を避けてこどもの言った通りに欲しいものをなんでも与えていては、意思を押し通せば、欲しいものはなんでも手に入ると勘違いしてしまいます。
こどもが欲しい!とどう向き合うか?は、親として大切なところです。
これについては「『子育てとお金』こどもとの時間に欲しいモノ(desire)と本当に必要なモノ(needs)の違い」でも少し触れています。
こどもの欲しい!に向き合わず楽だからと、何にでも応えてしまうと、こどもは自分の欲しいものは主張すればなんでも手に入るものと覚えて成長していきます。
そのまま大人になったら大変ですね?「自分の欲しいものが手に入らないことはある。」一番身近な存在の”パパ・ママと話し合うことで手に入る”と、コミュニケーションをとって自分の主張を実現して行く力をつけるというのは、大人になってからも大切な力になります。こどもの欲しい!とどう向き合って行くかは、子育ての中でもとても重要なことです。
そして、新しいおもちゃがどうしても欲しいとこどもが駄々をこねた場合は、遊び方を工夫してみることをおすすめします。
こどもの遊び方が創造的になってくれば、いままで使っていたおもちゃでの遊び方も大きく変わります。そして、おもちゃの存在価値もそれとともに変化していきます。例えば「子供とお金を使わない遊び!賢く工夫して遊ぶ(家・外・素材いろいろ)」のようにお金をかけないように工夫して遊ぶこともできます。
おもちゃは、こどもの遊びをサポートする道具です。おもちゃがあることで遊び方が制限されるのではなく、おもちゃがあるからこそ遊び方が広がるのです。こどもがおもちゃを欲しがったときは、今一度今あるおもちゃの遊び方を一緒に考え直すことから始めてみてください。
遊び方がわからない場合は「もぅ悩まない!遊び方がわからなくても大丈夫、こどもと向き合った遊び方」で遊びかたについて詳しく書いています。店長も最初戸惑いました・・・。
子供の欲しい!というエネルギーに向き合うのってとても大変です。
そして、いろいろな遊びにチャレンジしたい!という思いはとても大事なことです。そんな時に必要になるのは、親子でコミュニケーションをとって話し合うということです。面倒臭いことでもありますが、家でできる大切な幼児教育の一つです。
よく考えて物を手に入れることを小さい頃から教えることができます。💰
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・お誕生日向けのギフト代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
おもちゃを暮らしの中に取り入れて物を大切にする
最近はリビングにこども部屋のスペースを持ってくる家が多くなりました。これについては「リビングの中に子供部屋で片付けいらず!木のおもちゃ・絵本をおしゃれに飾るインテリア」でも書いています。
パパ・ママにとっても、こどもが目の届く範囲でいつも遊んでいる様子が見えるし、こどもにとってもいつもママ・パパがいてくれるのは安心です。こども部屋を用意したけれども、こどもがほとんどリビングに居るという場合、おもちゃは必然的にリビングに集まってきます。そして多くは片付けられませんので、リビングがおもちゃで散らかることになります。
ママ・パパにしてみたら、目指していたインテリア・ライフスタイルからどんどん遠くなっていき、おもちゃを片付ける箱をどうするか、おもちゃをしまう棚をどうするか、こどもにおもちゃを片付けてもらうためにはどうするかという課題解決に日々明け暮れるようになります。
でも実は、このリビングでこどもが遊ぶという時期は、おもちゃを暮らしに取り入れるチャンスです。
散らかると困るようなおもちゃが家にあるとしたら、それは処分しても良いおもちゃです。
こどもが遊んだままにしておいても、ストレスを感じないデザイン性の高い物を揃えること。
おもちゃを暮らしに取り入れて増やして行く場合の重要なポイントです。
また、リビングにこども部屋を持ってくると必然的にスペースが小さくなりますので置けるものの量も減りますので、自ずと厳選して物を家に連れてくるように変わっていきます。ある程度制限がある方が、良いアイデアというのは浮かぶものです。限られたスペースで楽しく遊ぶというのも、おもちゃを増やさない方法の一つになります。
最近は、リビングと子供部屋を一緒にしている方も増えてきました。
小さくシンプルに暮らすというのは、店長も大好きです。無駄なおもちゃは増やさないためには、子供の遊ぶスペース・おもちゃの置くスペースをある程度制限してしまうというのも一つです。『この箱の中に入る分だけ!』これは実際に店長の家で実践していたことでもあります。🏡
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・お誕生日向けのギフト代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
捨てないおもちゃのあるシンプルな暮らし
家族の日々の暮らしの中で、ストレスなく増えて行くおもちゃは、減らしたいという欲求から解放してくれます。
減らしたいという気持ちになるのは、今目指しているライフスタイルにあっていない、もしくは今の暮らしに不必要と心の中で思っているからです。でも、おもちゃが暮らしの中に入り、日々のインテリアの一部になれば大きく変わります。
捨てる必要のないおもちゃを増やして行くためには、しっかりと考えて、数ある中から選んで購入するという買う側の意思が必要です。
想像してみてください。
買った後に待っている減らすストレスより、よく考えて買うという方が気持ち楽ではないですか?
購入するにお金がかかり、減らすにもお金も時間もかかってしまいます。店長は、『子供に必要な、とっておきのおもちゃを少しずつ増やしてこどもとの暮らしの中に取り込んでください。』とお伝えしています。
そして一つ一つのおもちゃをいつまでも、長く使って欲しいと思っています。これが、シンプルな暮らしへ行くための最短の道だと店長はお伝えしています。購入する製品もですが、回数も重要です。これは、「おもちゃを買う頻度!ひとつのおもちゃを工夫して長く使い、物を大切にする心を育む」でも書いています。
買うおもちゃを制限するのではなく、一つのおもちゃで様々な遊びをし、長く使うことで、購入する頻度を下げるということです。
良いものを買うというのは、買い換える頻度を減らすということにもつながります。
「安物買いの銭失い」というのがありますが、おもちゃにおいてもとても当てはまります。良い製品は、長く使い続けられるようにできています。一つのおもちゃで一つの役割しかしない製品ではなく、二つ・三つと遊び方を変えても楽しめるものです。こういう製品は、とてもシンプルな作りをしています。というのも、複雑な製品だと遊びの要素を足しづらいからです。*が付いていることで、*の遊びに向かない。なんてことが起こってしまいます。
シンプルな製品に遊びの要素を付け足せば、今まで使っていたおもちゃも新しい製品へと生まれ変わります。🆕
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・お誕生日向けのギフト代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
こどものお祝いで貰ったおもちゃの処分はどうしたらいい?
ここまでは、パパ・ママがおもちゃをどうやって増やすか、減らすかについて触れてきました。
自分たちで買ったものなら処分は簡単です。こどもと話をしながら少しずつゴミに出したり、次に使いたい方へ譲ったりとしていくことで減らしていくことができます。一番多いのは、保育園や幼稚園で仲がよかったママ友、パパ友に下の子が出来たなどでお下がりとしてあげるケースが多いでしょう。でも、不思議なものであげると自分たちのところでこどもが生まれたりもあります。
そして回り回ってまた自分のところにあげたおもちゃが返ってくる。すぐに壊れず長く使えるおもちゃの場合、こういったことが起こります。
そのため、どうしてもという場合に限って処分するようにし、できる限り遊び方を工夫しておもちゃを増やさないということをおすすめしています。
でも、上でも触れた通りでこどものお祝いイベントは生まれてからたくさんあります。
周りにたくさんの親族がいれば、あっという間におもちゃは集まってきます。イベントごとに限らず、お爺ちゃん・お婆ちゃんの家へ遊びに行くたびにどこかへ行き、買ってもらうという方もいるでしょう。このように、親族や知り合いから貰い、おもちゃが増えていくというのも忘れてはいけません。そしてこの貰い物が一番頭を悩ませます。
当店でご紹介している通りにプレゼントを贈る前にパパ・ママに一度聞いていれば、その後も使えるおもちゃになりますが、そうではないことも多々あります。今流行っていてテレビで見たから買ってきたとか、子供ならみんな欲しがると思ってといった、悪気はないのはわかっていてももらうと迷惑なことありますよね….。
こういった場合は、一定期間過ぎたら他の物と同じように、知り合いにあげたり、処分したりで構いません。
何故かというと、お祝いで大切なのは『気持ち』だからです。
でも『お祝いの気持ちは捨てないこと!』
いただいた方にお礼を言い、使わなくなったということで知り合いにお渡ししたり、処分した旨を聞かれたら伝えてあげましょう。
贈り物の想いはしっかりと受け取り、それに対しては丁寧に感謝の意を伝えること。『物』は必ずいつか使わなくなります。『物』ではなく『想い』を大切にしっかり受け取れば大丈夫です。そして、おもちゃを受け取ったら、相手には消える物(例えば茶菓子のような)でお返しすると良いです。この時も、ありがとうの気持ちを丁寧に伝えることが大切です。
お互いの想いが通じれば、いただいたものを処分したことでギスギスするようなことにはなりません。
ちなみに、『子供の思い出の品・作った品』の処分はとても大変です。
全てを取っておくことができればいいけれども、それは正直なところ難しいです。かといって、保管スペースを借りたり、レンタル倉庫を借りるのもなんだか違う気がしますよね。そういうことで、写真に撮って残すということをおすすめします。今なら綺麗に撮れますので、思い残すことなく写真を全方面から撮ってそして処分する。子供が作ったもの、描いたもの、捨てるに惜しい・・・そんな時は一つ一つ写真におさめましょう。いつも持ち歩けば見たいときに見れますし、見る時は大きな画面で思い出に浸ることも可能です。
このページが、おもちゃが増えて悩んでいる人に役に立てば幸いです。(苦笑)
この下には、店長による「まとめ(あとがき)」を簡単に書いてます。
増えていくおもちゃの解決策を!と、このページを開いた方もいると思います。あくまでも店長が実践したことをまとめていますので、参考程度に取り入れられるところは取り入れて見てくださいませ。
もし、何か聞きたいことがあったら、当店の『いろや商店くらぶ』も検討してみてください。お子様の成長・発達に沿った遊びをサポートする身近な存在として、いつでもドシドシ!ご相談をお受けしております。📨
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
- いろや商店がはじめての方へ
- 遊びに出会う!定期便『いろや商店くらぶ』
- 出産祝い・お誕生日向けのギフト代行サービスについて
- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
あとがき
おもちゃを捨てるというのは、とっても大変なことです。
数あるこどもとの思い出のあるおもちゃを捨てるか、捨てる理由を見つけ出し処分するという選択をするのは不可能に近いです。なので、おもちゃを減らすというのではなくて、必要に応じてだけ増やして行くという、増やし方を考えるべきだと伝えています。そして、増やすおもちゃはしっかりと考えて暮らしに取り入れるようにしてください。
そのためには、少し値段が高かったり、手の届かないものだったとしても、処分をする手間、それらを考えるストレスに比べれば大きな問題ではありません。長く使えて、目指しているライフスタイルにあったおもちゃを常に考えながら増やしていけば、増えるおもちゃのストレスから解放されるはずです。
こどもとの暮らしを考え「こどもが主役で選択されたおもちゃ」の想いは、こどもにしっかりと届きます。
そのおもちゃは、こどもにとって大切な宝物になります。