読み物
最終更新日:2022年6月3日
絵・写真・文:いろや商店の編集室
れんさいプロジェクト:赤ちゃん・こどもと遊び学ぶ
園児でも簡単!笹竹が無くても『七夕(笹の節句)』の短冊を親子で一緒につくって星に願いを
簡単!親子で楽しむ笹の節句
旧暦7月7日の夜は七夕(一年間の重要な節句をあらわす五節句のひとつ)1年に1回の節句です。
新暦では、8月の上旬。暦の上では秋が目の前といった頃合いです。七夕は、笹竹に短冊を飾ってお祝いをする日です。男の子・女の子関係なくお祝いをする日で『棚機(たなばた)』とも呼ばれる通り、昔は女子が裁縫の上達などを祈ったことからとも言われています。まさに、織姫ですね!
1年に1回のお祝いということで、こどもと一緒に短冊を作ってお祝いをすれば成長した時の思い出にもなります。今回は笹竹がなくても、手作りの短冊を親子で作って楽しむ遊び。園児でも簡単いつくることができます。息子が5歳の頃につくった短冊も紹介しながら、こどもと一緒の七夕の短冊作りをご紹介します。1年に1回の節句を親子で楽しんでください。出来上がった短冊を毎年出してくれば、作った頃の話で盛り上がる七夕になることでしょう。どこまでこだわるかは自由です。
いろや商店の店長のおおま(@iroyaonline)です。
ご覧いただきましてありがとうございます。
育児・子育て苦手な店長が、こどもが主役で書いてますのでゆっくりご覧くださいませ〜。
手づくりの短冊の材料
- 糸
- 画用紙
- 鉛筆・クレヨンなど
- ハサミ(切る場合)
- フォトフレーム(入れて飾る場合)
今回は、子供と一緒に家にある画用紙で短冊を作り、願い事を書いて絵本にはさんでいます。
七夕は「棚機(たなばた)」とも呼ばれ、昔は女子が織物などの上達を願って短冊を作ったとも言われていますので、何か欲しいものを書くよりも、自分自身がどうなりたいか、芸などのスキルの上達について書くと良いそうです。
今回は鉛筆を使って願い事を書きましたが、以下の紙用フィンガーペイントのような絵の具で塗ってもいいし、絵を描いたり、お話を書いたり、短冊には親子で一緒に好きなことをかきましょう。
色を塗ったりするときは、日本の伝統色を参考に色を塗っていけば、五大節句(七草・桃・端午・七夕・菊)について少し興味を持つかもしれません。七夕(しちせき)とも言われます。
昔ながらの伝統を感じることで、日本の伝統色・日本の伝統の美しさに感動することでしょう。
小さい年齢の子の場合は、願い事を書かずに好き勝手絵を描くかもしれませんが気にせずそのまま好きなように描かせましょう。
手作りの『短冊』です。
子供と一緒に楽しく作るというのが何もよりも一番大切なことです。ペンや筆を使うのが難しければフィンガーペイントのように指を使っても良いです。🎋
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- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。
短冊の作り方
- 画用紙を用意します
- 画用紙に願い事を書きます。
- 画用紙に小さな穴を開けて糸を通します。
- 絵本にはさんだり、フォトフレームに飾ります。なんと簡単、完成です!
サイズは作りたいサイズに合わせて自由にしてください。
とっても大きな短冊を作ってみても良いですよ!適当なサイズに画用紙を切って、好きなものを描くで構いません。
※ 作り方がなんだかよくわからない!と思ったらメール・コメントでも良いですのでご相談くださいませ。
少し厚手の紙を用意して、願いを込めて描く!
何か上達したいことを描くのがとてもいいです。無心に、なんでも好きに描くが大事です。🌌
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親子で一緒に手作りで作る短冊・七夕飾りの楽しみ方
子供と一緒に、お話をしながら簡単に世界にひとつだけの手作りの短冊がつくれます。
短冊をつくることも大事だけれども、それよりもこどもと一緒にお話をしたり、将来のことや今こうなりたいな!と思っていることを話しながら、つくるのがとても大事です。
短冊作りを通して親子でコミュニケーションをして、お父さん・お母さんが今考えていること、願っていることをこどもに話して聞かせたり。こどもの今感じている素直なことを聞き出したり出来るのも、短冊作りの楽しいひと時です。
そして、こどもが成長した後の七夕の日には、作った頃の思い出話をすれば、年々こどもの成長を感じることにもなります。
短冊にかけた願い事は叶ったかな?
七夕というイベントをきっかけに、簡単な手作りにチャレンジするのも良いと思います。
手を動かすのが苦手な子でも、簡単で気楽にできるのが良いですので、頑張りすぎずに一緒に楽しみながらすることから何かを掴むかもしれません。何より日々忙しいパパ・ママにとっては子供との大切なスキンシップの時間にもなるはずです。💫
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七夕の思い出
おうちで笹の葉を用意するのが難しいので、画用紙などで短冊をつくり、願い事を書いて絵本にはさんでいました。
以下、当店でも扱っているエリック・カールの「おほしさまをかいて!」にはさんでいました。
七夕が終わったあとも、ずっとはさんでいました。
写真は、息子が5歳頃一緒につくった短冊です。
額に入れてもすてきだと思い、今年はそうしてみたら、いつも願い事がみられて思いが強くなり、すごく素晴らしい気持ちがしました。
最後に、当店では一人一人にあった『遊び道具・遊び方』をお届けする定期便を提供しています。どうやって遊んだら良いか?何を購入したら良いか?と悩んで結論の出なかった方は「絵本選書とおもちゃ・知育玩具の定期便・定期購読『いろや商店くらぶ』」のご利用も検討くださいませ。目標を決めて取り組むなど、通信教育のようなイメージで楽しんでいただくことも可能です。
この下には、店長による「まとめ(あとがき)」を簡単に書いてます。
七夕の日だからこそ楽しめる手作りでの短冊の作り方から、遊び方まで書いてみました。とても簡単ですし、1年に1回の行事なので親子のスキンシップの時間に取り組んでみてください!
もし、何か聞きたいことがあったら、当店の『いろや商店くらぶ』も検討してみてください。お子様の成長・発達に沿った遊びをサポートする身近な存在として、いつでもドシドシ!ご相談をお受けしております。子供と楽しい七夕となりますように。👏
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あとがき
5大節句の一つ、笹の節句でもある七夕。
笹竹に短冊を飾って願い事をするようになったのは江戸時代からです。手習いごとをする人や、寺子屋で学ぶ子が増えたことから、星に上達を願うようになったそうです。
七夕飾りは、七夕の夜のためだけのものなので、本来は川に流して清めるものですが、当店では短冊を大切な星といっしょにいつまでもいてほしいという想いから、星が描かれている本と一緒にとっておいています。
こどもが成長したころに、短冊にかけた願い事が叶うかを忘れた頃に絵本を開いて思い出す。そんなこともあるかもしれませんね。こどもと一緒に七夕の夜をお祝いするということを大切に、飾りつけなどもしできなくても気にせずできる範囲でしてほしいと当店では考えています。