死体を土にかえす
生まれたら、いずれ死ぬときが来ます
死体を土にかえす仕事をしている一員「死出虫」、命のつながりをリアルに描き上げた科学絵本です。
しでむし(BURYING BEETLE)
2,200円(税込)
加算ポイント:20pt
商品コード: IROYA-00253
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商品の情報
サイズ:250 mm × - mm × 290 mm
重量:- g
材質:紙
外箱:無し
製造国:日本
出版社:偕成社
象年齢:小学校低学年頃〜
- 店長推奨対象年齢(遊び・成長・発達の視点から) -
とてもリアルに描かれた絵本。幼稚園・保育園頃から読み聞かせで楽しんでも良いです。大学生・高校生向けなど、大人の方にも人気があります。
ご確認ください
◇ 2009年4月に発行
◇ 36ページ
◇ 著者・挿絵:舘野鴻
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雑談・インタビュー
お知らせ
\ みんなの声(口コミ・レビュー) /
★★★★☆ ( 1 人 )
- ↓ みんなの声(口コミ・レビュー) ↓
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2019/12/30 とうた父さん ★★★★☆
リアルすぎて・・・
10才の息子はとても楽しそうに読んでいますが、虫が苦手なわたしたち夫婦にはちょっとキツイ内容でした。子供が楽しんでいるのでいいかと思っています。。。
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シデムシを通して「生と死の循環」を考える科学絵本
シデムシは、漢字で書くと「死出虫」。死体を食べに集まってくる虫です。
「しでむし(BURYING BEETLE)」は、アカネズミが死体となってシデムシの一生を描く一見地味な一冊です。アカネズミは、日本に住んでいれば至る所に生息している動物です。そして登場するシデムシは、ヨツボシモンシデムシです。
おはなしは、1匹のアカネズミの物語からスタートします。死んだアカネズミには、シデムシ以外にも虫が集まって来ます。シデムシは、死んだアカネズミを団子状にしながら、どんどん土の中へ埋めていきます。そしてきれいに埋まる頃に巣の完成。そこでシデムシは卵を産み、育て、大きな幼虫になるまで育てます。
お母さんシデムシから巣立った幼虫は、自分だけの小さな穴でさなぎへと成長し、地上に出る頃には親と同じ、ツヤツヤとした成虫になります。 孵化してから巣立ちまでは7日〜10日。成虫になって地上に出るまでは孵化から約1ヶ月。地表に出たシデムシは親と同じように死体を探して飛んでいきます。
昆虫の本というと「ファーブル昆虫記」がありますが、シデムシももちろん紹介されています。
原案から3年。著者の初めての絵本制作として完成にいたります。昆虫絵本では、有名な一冊です。1匹の昆虫の生態系を表現した、あらゆる点でリアルな科学絵本です。巻末には、生態・観察でわかったことなどが事細かに描かれています。絵本というよりも1匹の虫の図鑑としてこどもに限らず、大人の昆虫好きのコレクションにも入る一冊です。
著者は、舘野鴻
「しでむし(BURYING BEETLE)」の著者である舘野鴻は、1968年神奈川県横浜市生まれの絵本作家、生物画家。演劇、舞踏、音楽活動、報道カメラマン助手、生花店などで勤めながらの音楽活動、土木作業員、配送業の傍、現代美術に触れる。1996年神奈川県秦野市に転居し、本格的に生物画の世界に入り。そこからは「小さきいきもの」へ愛情を注ぎ、日夜山野を探し求め、絵本を描き続けています。
息子に教えてもらったマニアックでリアルな絵本
息子に、この絵本のことを教えてもらいました。
この後に出版される同じシリーズの絵本と同様に熱量のある一冊は、生き物に熱中している息子の心を射止めたのでしょう。
生き物が好きなこども・大人限らず、昆虫に興味のある老若男女一度は手に取りたい1冊です。
そしてこの絵本には「生と死の繋がり」という大きなテーマも描かれています。「生まれ、生き、食べられる、死ぬ。」野生動物のごく日常の一コマをリアルに描いています。私たち人間も、生まれたらいずれ死ぬときが来ます。野生動物の死体は動物の餌に、食べ残しやフンは土壌の養分となり、森を育て、さまざまな生き物の命を繋いでいきます。野生生物の死は、私たちの暮らしを支える大切な役割を果たしています。
本書にも書かれている通り、みんな関わり合いながら、繋がり合いなら、命を繋いでいます。
※ こちらに掲載している商品は、当店で取り扱っている一部のみとなっております。
当店では、定期的におもちゃ・絵本(選書)が届く「いろや商店くらぶ」を提供しています。
赤ちゃんの成長・発達に沿った遊び・学びのサポーターとして「絵本選書とおもちゃ・知育玩具の定期便・定期購読『いろや商店くらぶ』」のご利用も検討くださいませ。目標を決めて取り組むなど、通信教育のようなイメージで楽しんでいただくことも可能です。
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\ 人気・おすすめ製品を徹底比較! /
赤ちゃん・子供向けで人気・おすすめの製品を店長が徹底比較。
何を買ったらいいの?何がオススメ?どこに注意したらいいの?という購入で悩みがちな素材・デザイン・メーカー(国内製・海外製)などの視点にあわせて、当店で取り扱っていないモノも含めた様々な製品も取り上げながら専門家の視点で丁寧に解説しています。
赤ちゃん・子供向け用品選びに悩んだら参考にしてください。
(※ 絶賛!随時更新追加中です)