読み物
最終更新日:2022年6月4日
絵・写真・文:いろや商店の編集室
れんさいプロジェクト:赤ちゃん・こどもと遊び学ぶ
暑い日・雨の日も『ベランダ遊び』家で楽しく遊び学ぶ子供との過ごし方
ベランダで遊び学ぶ!
親子で『ベランダ』を使った遊び方
天気がいいのは嬉しいけれど、日差しが強すぎて外遊びができない。という暑い夏の日。
雨が続いて外出が難しくてずーっと家の中で続く室内遊び。どちらも連日ともなるとしんどいです。庭がなくても、小さなベランダのついている家に住んでいるご家庭も多いですよね?そこで当店でおすすめしたい遊びがあります。『ベランダ遊び』です。
家の中にいると外遊びができなくて、室内遊びばかりと考えがちになりますが、ベランダを有効活用すれば外の空気に触れながら楽しむことができます。そして学べることもあります。アウトドアといえば山・森・海・川など家から離れた遠くの自然環境へ行くこと・キャンプすること!と思いがちですが、ドアを開けて一歩外に出るだけでアウトドアになります。そういう点でいうと、ベランダという空間は、家の中でアウトドア体験できる絶妙な空間だとも言えます。ベランピング(ベランダでキャンプ)という過ごし方が流行るのもわかりますね。
そのようなわけで今回は、広さに限界はありますがベランダを使った遊び『ベランダ遊び』について書くことにしました。広さの関係でできないことは多いですが、どう楽しむかは工夫・アイデア次第です。でも、上・下・お隣さんには配慮して過ごしてくださいね。狭い空間での遊びを工夫する中で、こどもの生きる力は育まれます。

いろや商店の店長のおおま(@iroyaonline)です。
ご覧いただきましてありがとうございます。
育児・子育て苦手な店長が、こどもが主役で書いてますのでゆっくりご覧くださいませ〜。

ベランダで天体観測・空を眺める
『ベランダ』は親子で簡単に・気軽に楽しめるアウトドア空間です。
と店長は思って遊んでいましたが、『ベランピング』という今では立派な用語まであるんですね。グランピングならぬ、ベランピングです。ベランダでキャンプをするということです。冒頭でも触れた通りで、夏の暑い日・梅雨・秋雨時期の雨が降り続く日など、赤ちゃん・子供を連れて公園へ遊びに行きたいところだけど、外遊びには厳しい条件の日があります。
そんな時に、家の中を見回して見つけた遊び空間が『ベランダ』です。
ベランダを有効に活用して親子で遊ぶことができれば、家の中での遊びの選択肢はグッと増えます。
ベランダでキャンプはここでは置いておいて、まずベランダでの遊びですぐ思いつく遊びといえば『天体観測』です。梅雨の時期はちょっと難しいですが、夏の日の夜のベランダ遊びにはもってこいです。たしかに山や海での天体観測は、空気が澄んでいて、空が近くて、迫力があって肉眼で眺めているだけでも星が綺麗で楽しいですが、家からでも夜の空は楽しめます。特に月の絵本を片手に、月の綺麗な日はベランダに出て空を見上げてみてください。夏になると流星群の話題がニュースでも取り上げらますよね。
ベランダ遊びのきっかけに天体観測はおすすめです。ちなみに日中でも、空を眺めるのは楽しいです。
「エッ!?空?」と思うかもしれませんが、流れていく雲の形をこどもと一緒に指さして遊ぶのはベランダからできる遊びです。たとえば以下の絵本「ちいさなくも」は「雲」が題材となった絵本です。これは赤ちゃんとも一緒に楽しめる遊びです。あの雲はウサギさんみたいだ・・とか、あの雲はリンゴみたいで美味しそう、、、など、空を見上げて遊ぶ。一緒に絵本を読んでもいいですね。
そして、天気の悪い日にベランダに出て空を見上げてみても欲しいです。雷が鳴り響く空、雨が降っている空、天気のいい空に限らず様々な表情を見せてくれます。学校では習うことのできない時間をかけての自然観察です。
ベランダから、子供と一緒にゆっくりと空を眺めてみるのはまず試してほしいベランダ遊びの一つです。空・自然現象については「将来の夢は学者!『空』を飛ぶ生き物や自然現象を学び遊ぶ当店人気のおもちゃ・絵本・図鑑」でも書いています。

ここでは『ベランダ遊び』について、一つ一つ事例も紹介しながら書いていきます。
ベランダでの遊びは気をつけることも多いです。そのため、このページをしっかり読んで注意して遊ぶようにしてくださいませ。☁️
- 店長が解説!いろんなおもちゃの徹底比較
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- ※ 店長による徹底比較では、他店製品も含んでおります。

ベランダでシャボン玉・水遊び
次に、『ベランダ遊び』の定番といえば空気で膨らませた小さめのビニールプールを使っての水遊びです。
これは店長も小さい時に遊んだ記憶があります。室内だと水浸しになる危険もあるので、ベランダや庭で遊ぶのがおすすめな遊び道具で、ほんの少しだけ水を張った状態で、赤ちゃんを入れて楽しむということにも適しているので、0歳の頃から用意したい外遊び道具の一つです。赤ちゃんに使うときは親は絶対目を離してはいけません。
あくまでも暑い夏の日などに、楽しむ遊びの一つです。
そして子供の成長に合わせて入れる水の量を調整し、幼稚園・保育園に入る頃ならお友達も交えて水遊びで使われます。水遊びについては「水が嫌い・苦手・怖がる!おもちゃ・絵本を使った遊びで楽しく克服」でも書いていますので、あわせてご覧くださいませ。ちなみに、幼稚園・保育園・小学生くらいになれば、お風呂に水を張って遊ぶということでも楽しめます。お風呂場は遊び場です。これは「赤ちゃん・子供と『お風呂遊び』のアイデアからおもちゃ・絵本の活用方法まで」でも書いています。
ビニールプールを使っての遊びは、今ではとても手に入れやすいのでおすすめの遊び方です。雨の日でも、寒くなければ楽しく遊ぶことができます。店長の場合は、家になかったので友達の家にこれを目的に遊びにいった記憶があります・・・。(苦笑)
お風呂遊び・水遊びで活躍するおもちゃについては「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『お風呂・水遊び』おもちゃを徹底比較」で比較・解説していますので、参考にご覧くださいませ。
そして、公園でも楽しめる遊びにシャボン玉遊びがあります。
手作りのシャボン玉を用意してもいいし、市販のシャボン玉でも楽しめます。
特に風のある日なら、ベランダからシャボン玉がどこまで飛んでいくのか試して遊ぶのはとても楽しいです。
マンションから飛んでいくシャボン玉を写真に撮ればとても綺麗な写真が撮れますので、試してみてください。シャボン玉遊びのコツは、子供一人にさせるのではなくて、パパ・ママも一緒になって楽しむことです。
シャボン玉遊びは、子供以上に大人が夢中になって遊んでしまう雨の日でも楽しめる遊びです。
ちなみに当店では水鉄砲の遊びはおすすめしていません。武器的なものを連想するおもちゃ・遊び方は一切扱わないと決めているためです。よくシャボン玉を水鉄砲で打つ遊びをすることもありますが、何かを攻撃するという遊びを覚え、それがエスカレートするとトラブルの原因にもなります。必ず水鉄砲を人に向けて使う遊びをするでしょう。子供は面白がって楽しみはしますが、そこに学びとして必要なことは多くないと当店では考えています。お友達とは他の遊び方でも楽しく過ごせますよね。このような理由から水鉄砲を使っての遊びは当店ではおすすめできない遊びと考えています。
ですが、最後に一言。
目一杯水遊びをしたいなら、雨の日に外で雨を浴びるのをオススメします。
ドロドロになってこれでもかと土の上に転がる子供の姿を見るとセーセーしますし、みている親もなんだかスッキリした気持ちになります。大人になってからすることはまずないですし、写真を撮れば一生の思い出になります。雨の日の泥遊び、一度は試してみてください。自然に泥がある日ですからね。
水を使った遊びは室内では難しいので、屋外での遊びにどうしてもなってしまうのですが、ベランダなら天気の悪い日や日差しが強く暑すぎるお昼時などはとくにおすすめです。最近では水の性質を理解できるようなおもしろグッズもいろいろ出ていますので、水を使った遊びはベランダ遊びの鉄板です。

ベランダを遊び場として活用するとき、水を使っての遊びがあります。
ただこれには注意点があり、ビニールプールの利用を許可していない場合があります。また、明確に書かれていない場合も、下の階への水漏れ。片付ける際、水をいっぺんに流すと許容量を超えた水が溢れて、隣戸に流れてしまう可能性があります。そういった点からは、のびのびと遊ばせたい場合は、公共のプールに行って遊ぶ方が良いです。ただ、シャボン玉遊びはできますので、高いところから遠くに飛ばす遊び。必ず割れますし、上で飛ばしても危険にはならないですのでおすすめです。なお、飛ばす遊びでも風船はダメです。☀️
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ベランダで生き物の飼育・観察
雨の日・夏の暑い日に限らず、ベランダでおすすめしたい遊びは、生き物の飼育・観察です。
ちなみに生き物の飼育・観察は赤ちゃんには難しい遊びなので、この遊びは幼稚園・保育園に入った3歳頃からの遊びです。
最初に始めたいのは、植物の飼育(鉢植え)です。観察日記をつけて絵を描くこともおすすめします。
結果的に自由研究をする基盤にもなりますし、生き物がどのようにして大きくなっていくのかを知るきっかけにもなります。そしてこの時にオススメしたいのは観賞用の植物ではなくて、食べられるものを栽培してください。
ベランダ遊びを通して「食育」につながります。食育については「親子で遊びながら食事・食べ物を学ぶ『食育』で当店人気のおもちゃ・絵本・図鑑」で丁寧に解していますのであわせてご覧くださいませ。
親子で一緒に生き物を育てることで、日々の会話の中身にも変化が出て来ます。
例えばお買い物に行った時の野菜に対しての視点、食事をする時の食べ残し・好き嫌い。
自分で一生懸命に育てた植物を家族みんなで食べる。育てるのが難しくても苦手な野菜があれば一緒に育てて見るのも良いですね。苗に名前をつけて毎日よんで水やりをすれば、愛着もでます。学校でもすることですが、親子で一緒に取り組むことに意義があります。これは、家で出来る「環境教育」です。環境教育というと、難しいことのように捉えることが多いですが、自宅で簡単に出来る学びでもあります。環境教育については「子供の『環境教育』自然・生き物を大切にする心を育むおもちゃ・絵本・図鑑」でも書いています。そして、生産する・消費する・破棄するの流れを知ることは『SDGs(サステナブルな社会。子供と『SDGs』おもちゃ・絵本・図鑑で遊びながら簡単に学ぶ)』へとつながっていきます。
植物に限らず、梅雨の時期ならカタツムリ・アリの飼育もオススメです。
生き物を飼うことで、命の大切さや、動物・植物とのつながりを感じられます。
パパ・ママにとっても改めて考えさせられることがきっと見つかるはずです。

ベランダで楽しめる遊びに、生き物の飼育・観察があります。
学べることがたくさんあります。この時、食べられるものを育ててください。収穫した後も一緒に料理をして楽しみます。毎日の変化を一緒に楽しむことです。あまりにもいっぺんにたくさん育てると大変ですので、慣れてきたら種類を増やすという感じがおすすめです。🍅
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ベランダで運動
まず、ベランダで運動をする場合は、マット・ダンボール・人工芝などの、柔らかな敷物を必ず用意してください。
赤ちゃんの外遊びにベランダを利用するのもとても良いのですが、公園などはしたが土・芝で柔らかいので転倒しても安心ですが、ベランダはコンクリートで作られていることが多いので、転倒をすると強く体を打ち付けてしまう危険があります。そのため、赤ちゃんとベランダで遊ぶ場合は、下を柔らかいもので覆ってからするようにしてください。
赤ちゃんとベランダで遊ぶとしたら、一人歩きの練習をする人が多いかと思います。パパ・ママが手を取って、少しずつ歩く。家の中でもできるけど、外の空気を浴びて歩くと、外遊びの第一歩として楽しめます。そういう点でも、少し敷物の用意は大変ですがベランダをマットで敷き詰めるのもおすすめです。
ちなみに、年齢が上がったらベランダでストレッチをしたり、軽く運動したりがオススメです。
ヨガ・体操・ストレッチは、走り回るようなこともありませんし、外の空気を吸いながらするととても気持ちのいいものです。
親子で一緒にマットの上に寝転がって、外の空気を吸いながら少し体を動かす。特に、スポーツを頑張っている子なら、ベランダは絶好の運動場所に変わります。球技は(外に飛び出す危険性もあるため)ダメですが、筋肉系のトレーニングはできます。工夫すればできることがたくさんあります。狭い中でできることを工夫すればベランダも小さな運動場になります。
ベランダでできる「体育」ですね。

ベランダは、小さな屋根付きの運動場に変わります。
といってもボールを使ったり何かが飛び出るような遊びは危険ですのでダメです。体を動かしたり、転がったり、広さに応じて楽しめます。室内にいるのと違って外の空気に触れられるというのが何よりも良いです。ゴロンと横になってストレッチをしながら親子で絵本を読むなんていうのもおすすめです。🤸♀️
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ベランダで実験・DIY
ベランダでしたいことの最後になりますが、ものづくりや、かがく遊びとなる実験!です。
これができるのも、3歳以降からとなります。
水遊びのところでも触れましたが、ベランダ遊びでは、汚れても大丈夫な遊びが適しています。家の中でするのはちょっと難しいこと。特に庭のない家なんかは、ベランダを上手に使って過ごすだけで暮らしの快適さが全然違います。
そういう点でいうと真っ先に思い浮かぶのはDIYです。赤ちゃんの頃の家具(カバー写真は息子が赤ちゃんの時に座っていた椅子で、今は人形の椅子になってます。)をリペアしたり、親子で一緒に子供のために家具を作ったり、簡単なおもちゃをつくってみるのも良いでしょう。他にも、日々の使っている家具のメンテナンス・色を変えたりといった日頃していないようなことを親子で一緒にするのにベランダは有効活用できます。室内だと、気になる匂いも外ですれば匂いを気にしなくても済みます。
おままごと遊びの道具を一緒に作ったり、ベランダを使っての遊びでは室内ではできないものづくりをすることができます。
ものづくりを楽しむ場所、ものづくりが楽しいと感じられるきっかけにもベランダでの遊びはなります。しまいには、親子でベランダから全然室内に戻ってこない。なんてことも起こります。(苦笑)「自ら学ぶ子へ!こどもの『好奇心・探求心・探究心』を育むおもちゃ・絵本・図鑑」でも書いていますが、子供の『好奇心・探求心・探究心』に応じて、楽しむ実験室・秘密基地のような場所としてベランダを使うこともおすすめします。
また、かがく遊びでもベランダは活躍します。
太陽の光を使った遊びや、水を変化させるようなキットなど、室内ではなく屋外だからこそできる遊びをベランダでするのもおすすめしたい遊びです。ベランダという屋外スペースを最大限使って、学校で教えてはもらえない新しい発見に気づけるのはベランダ遊びの醍醐味と言えます。
こういった遊びの中から学んだことは、生きていく時の力となります。
たとえば「夏も冬も楽しい!『氷遊び』感覚・感触を育み、状態の変化を学ぶ」のような、氷を使った遊びなんかは室内だと心配ですのでベランダを使って遊んでも良いでしょう。

ベランダは、小さな実験室・秘密基地にも変わります。
何かを作ったり、加工したりと、室内では気になるようなこともすることができますので、子供の『好奇心・探求心・探究心』を満たす場所として使うこともおすすめします。🔍
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『ベランダ遊び』で育まれること
ここまで『ベランダ遊び』で、できることについて書いて来ました。
ベランピングのように、ベランダでリラックスして過ごして楽しむというのも楽しい遊びですが、ここではベランダを使って遊びながら学ぶという視点で書いてみました。室内ではできない遊びをベランダですることで、暑さや雨が続く日で外遊びができない日でも長い時間を快適に楽しく過ごすことができます。
また、遊びながら学ぶことができるというのはとても素晴らしいことです。
特に当店では自然と人との共存・共生ということを大切にしていますので、ベランダを上手に使って生き物の飼育・観察はしてほしいと考えています。毎日水をやり様子を見て、絵を描く。毎日することができると、それは生活の一部となって習慣に変わります。生き物を飼育して観察するというのは、子供の生活習慣を意識させるという点でもおすすめの遊びです。
『ベランダ遊び』で育まれることの一つ目は、能動的に遊ぶ力です。
ベランダではそもそも遊びに役立つようなものはありませんし、普段から遊ぶという場所でもありません。そのため、受動的に遊ぶ方法はないので、能動的に考えて遊びを生み出す必要があります。
普段遊び慣れている公園・お庭、室内であれば遊びの道具も揃っていますし、すぐ遊び始めることもできますが、ベランダ遊びは遊びを自分たちで考えて行動を起こすことが求められます。遊ぶために用品を買いそろえたり、ホームセンターなどに出かける。そういったところから自ら自発的に動き遊ぶ力が育まれます。
『ベランダ遊び』で育まれることの二つ目は、工夫する力です。
ベランダは、公園や庭のように広くありません。走り回って遊ぶことはできないし、遊具だって置いて遊ぶことは難しい。決められた制限のある広さの中でできることを考えて楽しむというのは、こどもに限らず、パパ・ママにとっても工夫する力を育みます。ここにのせている遊び方はあくまでも一例ですので、「ベランダを使って遊びながら学ぶ」ということを意識して、親子オリジナルの遊びを作り出してほしいというのは、このページで伝えたいことです。
『ベランダ遊び』で育まれることの三つ目は、お片づけをする力です。
この後の注意点でも書くのですが、ベランダは緊急時に避難経路となります。マンションのバルコニーは、エントランスや廊下と同様共用部分にあたります。普段は、洗濯物を干すなど生活の一部の空間としても利用される場所になることも多いですが、そういった点からも、遊んだまま出しっぱなしにしたままですと、いざという時にすべきことができないとならないように、遊んだら必ず遊び道具を片付けることが大切です。
普段はベランダはすっきりとして、いざという時の安全確保が何よりも大切なスペースです。そういった点で、お片づけを習慣づけることにもつながります。これは、家庭でできる教育です。当店では、『幼児教育(家庭で『幼児教育』5育を意識しておもちゃ・絵本・図鑑で遊び学ぶ)』は家庭でできる学びだと考えています。
もし遊び方に悩んだら、「もぅ悩まない!遊び方がわからなくても大丈夫、こどもと向き合った遊び方」を参考にして、子供主導で過ごしてみてください。遊びを考えるってクリエイティブなことです。親が一方的に考えるのではなくて子供と一緒に考えて楽しい時間を過ごしてほしいと考えています。また、普段は室内でしていることをベランダでするのも気分転換で楽しいものです。小さい椅子を出して外でパズル遊びをするなど、それだけでも室内でするのと変わります。室内遊びについては「赤ちゃん・子供と『室内遊び』のアイデアからおもちゃ・絵本の活用方法まで」で書いていますので、あわせてご覧くださいませ。

ベランダ遊びでは、遊びを作り出すところから片付けるまでが遊びとなります。
何をするのか?を一緒になって考える。そして、終わったら片付けられること。親子で考えて過ごすにとてもいい場所です。🤔
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『ベランダ遊び』で注意すること
ベランダ遊びには、注意すべきことがたくさんあります。
簡単に以下に列挙しますので、ベランダで遊ぶ前に必ず読んでから遊び始めてください。
- 音楽を鳴らしたり、大きな声・楽器は避ける
- 施設の決められたルールは守る。(例:火・バーベキューはダメとか)
- 水漏れには十分注意する
- 虫さされに注意する
- 砂場・土などは敷かない(定期的な入れ替えをしないとカビが生えます・排水溝がふさがる原因になります)
- 赤ちゃん・子供を一人にしない
- 赤ちゃんと遊ぶときは足元が柔らかい環境づくり
- 終わったら片付ける
- 避難経路は塞がない
- ベランダから外に物などを投げない
- ベランダから身を乗り出さない
- ボール遊びはダメです(飛び出したら大惨事です)
- 転倒に気をつける(下はかたいので、赤ちゃんとの遊びでは注意してください)
- 鳥に餌を与えない(巣を作ってしまう場合があります)
公園や庭での遊びと違って、ベランダは自然環境とつながった場所ではないので、庭づくりと同じようにはなりません。
逆に一度やってみるとわかりますが、自然の循環のすごさもまた実感します。土がいつもふかふかで雑草が生える。新鮮な土があるってそれだけですごいことだというのは、庭づくり・ベランダでの花壇をそれぞれやってみたからこそ気づく点です。そして、排水溝など排水の設備もベランダにはありますので、それらを塞いでしまっては万が一の時、排水溝がつまり、水が溢れてきてしまう原因となります。そういったところからも、遊び終わったら全て片付けられるようにしてください。そもそもにベランダは、避難経路となっている場所ですので何も置いておかないようにしておくことが大切です。
また、近隣には十分配慮してのベランダ遊びが大切です。
周りからは見えないですが、大きな声を出したり、音楽を鳴らしたり、楽器を使ったりは避けて、ちょっと笑ったり程度にしましょう。静かに過ごしたい方もいますので、気をつけたい点です。
そして、ベランダといえども虫さされ対策は必要です。
高層マンションであれば別ですが、一般的にマンションならどこも公園・庭で遊ぶのと同じように対策が必要なので、ベランダだからと甘く見たらえらい目をみます。(苦笑)
そういった点から、遊ぶ時の心構えは、公園・庭遊びと一緒です。
『ベランダ遊び』では、公園・庭遊びよりも制限も注意することもとても多いです。
でも、室内で遊んでばかりよりも外の空気を浴びての工夫した遊びは大事にしたいものです。
特にここ最近の夏は日差しがとても強く、直射日光の下で遊ぶのはとても危険なので、ベランダ遊びを充実させていくことが楽しく夏を過ごすコツにもなります。注意することには気をつけながら、楽しいベランダ遊びで過ごしたいですね。
このページはベランダで気持ちよく(?)、ノートパソコンを開いて書いています。
以下「【専門家がおすすめ・選び方を解説】人気の『外遊び(公園・庭・ベランダ)』おもちゃ・遊具を徹底比較」では『公園・庭・ベランダ遊び』についてありとあらゆる比較をしてまとめています。ベランダ遊びのおもちゃ・遊具を購入する場合の選び方などを余すことなく書いていますので、適当なおすすめ・比較サイトに騙されないよう、おもちゃの専門家として書いていますので、参考にご覧ください。
最後に、当店では一人一人にあった『遊び道具・遊び方』をお届けする定期便を提供しています。どうやって遊んだら良いか?何を購入したら良いか?と悩んで結論の出なかった方は「絵本選書とおもちゃ・知育玩具の定期便・定期購読『いろや商店くらぶ』」のご利用も検討くださいませ。目標を決めて取り組むなど、通信教育のようなイメージで楽しんでいただくことも可能です。

この下には、店長による「まとめ(あとがき)」を簡単に書いてます。
『ベランダ遊び』について遊び方なども紹介しながら書きましたが、ここで載せたことはほんの一部です。
もし、何か聞きたいことがあったら、当店の『いろや商店くらぶ』も検討してみてください。お子様の成長・発達に沿った遊びをサポートする身近な存在として、いつでもドシドシ!ご相談をお受けしております。子供が主役でニコニコな楽しい時間を過ごせますように。👏
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あとがき
ベランダ遊びについてここでは書きました。
ベランダ遊びというと、ベランピングが大人気ですが、当店としては赤ちゃん・こどもと遊び学ぶという視点でオーソドックスな遊びを中心に取り上げることにしました。どこでも遊び学べます。
公園・庭と違って制限があり、注意することも多いのですが、室内ばかりの遊びと違って、外の空気を吸いながら、違った気持ちで過ごせるのは窓を一枚隔てて外に出ることで得られる面白さです。
ここに書いた遊びは一例なので、親子で頭をひねって遊び方を工夫して、注意する点だけは守って楽しいベランダ遊びを過ごしてほしいと考えています。そのきっかけにこのページがなればとても嬉しいです。
暑い日も、雨の日も、室内にこもりっきりにならず、外の空気を吸って心地よく穏やかに過ごしてくださいね。