最終更新日:2019年1月19日
偕成社(西川稔・秋重羊・小宮山いつか) × いろや商店の店長
雑談・インタビュー:絵本・おもちゃ・雑貨の生まれる場所
こどもの暮らしの中心は学校。「世界のともだち」の友達を訪ねて(1)
世界の子育て、国ごとのこどもの関わる文化や風習を通してこどもの暮らしを学ぶことは「こどもが主役」の店長にとって、必要な知識・経験だと考えています。そして「世界のともだち」は、これから世界へと羽ばたくこどもたちにとって、明日にもお友達になる年齢の近い子ばかり。この本を読むことで日本での暮らしとの違いに驚くことでしょう。
今回の編集者へのインタビューからは、本の中には出てこない取材の裏側・こぼれ話をお聞きすることもできてます。このインタビューをきっかけに、気になった国の本をこどもと一緒に読んでみてください。中にはパパやママが仕事などで行ったことのある国もあるかもしれません。こどもにとっても、少しだけ世界が近づくきっかけになることでしょう。
これから世界へ足を運び出す店長の行き先の1つに、この本に出てくる「こどもたちの家」という目的地が増えました。今回も、たくさんのお話ができて1ページにはおさまりきらなかったので、3回に分けてお届けいたします。
そうですね、もうティーンエイジャー!
店長:
こんにちは、よろしくお願いいたしま〜す。
西川:
編集者が取材を受けることってないものですから、緊張してるそうです…。笑
<ガサゴソ、ガサゴソ>
と、「モンゴルの主人公バタナー」の等身大(?)パネルをみんなで出してます。
これが結構大きくて、とてもよくできてるんです。写真を撮っておきました。
西川:
これ、等身大だよね?きっと。
秋重・小宮山:
いや….、ちょっと大きいかな〜。
店長:
おっきいですよね….。
西川:
実に愛くるしい表情でしょ?(笑)
<ガソゴソ、ガサゴソ>
と、過去の「世界の子どもたち」から、全3期にわたる「世界のともだち」を広げたりと、話しながらインタビューの準備に入りました。
店長:
マイペースに行きますので、飲み物など飲みながらゆっくりお話しして行きましょう。
(ということで、皆さんに飲み物を持って来ていただいたり、ゆっくりとリラックスをしてお話しできるようにしてもらいました。)そして、ここから雑談・インタビューはスタートいたします。
店長:
インタビューの前に少しお話しにあがった部分なのですが、「こどもが主役」な当店では、これから旅の中で出会った家族・こどもたちとお友達になって文化・暮らしなどを体験し、楽しみ、そこから出て来たモノ・コトを当店に訪れたお客様へお届けしていく予定となっています。そこでふと思い出して、そういえば「世界をコンセプトにした絵本」があったなと…。
ちょうどいいなぁと、これも何かのご縁と思いまして、この絵本「世界のともだち」ができたキッカケだったり、世界といってもたくさんの国がある中で、なぜ36カ国になったのかといった経緯だったり、本に載せられなった部分だったり、取材的に大変だったことや、日本との文化の違いであったりということをお聞きすることが、私自身のこれからの旅の役に立つんじゃないかと思っていまして、そういうところで、個人的に聞きたいことを聞きに来ているという感じなんで、よろしくお願いします…。
これを読まれるお客様も楽しみにしていると思うのですが、一番は私が楽しみにしていたという…そういうオチです。(笑)
(一同、笑。)
店長:
これから海外へ行く前に少しばかり目星をつけていこうとそう思った時に、実はここに載っている36人のこどもたちに会いに行こうと思い立ったんです。でも、もうずいぶん大きくなってますよね?
小宮山:
そうですね、もうティーンエイジャー!
秋重:
バタナーなんか、もう18歳…ですかね。
小宮山:
第1期の頃の子はそのくらいになってますね。(※ 第1期はカバー画像にもなっている12冊/全36冊です)
小宮山:
2012年頃に10歳前後なので、<ん〜と頭をひねりながら…>今はみんな20歳前後ですね。
秋重:
バタナーは12歳だ。
本の主人公を10歳前後にした理由
店長:
本の主人公を10歳前後にした理由というのはあったんですか?
小宮山:
前のシリーズ「世界の子どもたち」があって、図書(館)の先生たちは、この本にとても馴染みがあって、カメラマンさんも何人か覚えてる人もいます。とても人気のシリーズです。これをもう一回、現代版でやろうと。この時のコンセプトが「10歳前後の子を一人だけ取り上げる」ということで、それを踏襲してます。10歳というと、ティーンエイジャーの前だし、親とベッタリとくっついていた頃よりも、もうちょっと自立しているし、ちょうどいい具合、こどもの生活もあるし、友達との生活もあるし、親との生活もあるしで、やってみてもやっぱりちょうどよかったです。
店長:
もともとこちらの絵本は「衣・食・住」をコンセプトで作られたというのは耳にしていて、旧版から入っていない国があったりしてるんですが、前はやっていたけど、今回これはやらないで新しいのでこういう風にやろうという部分はあったんですか?
秋重:
今回はもう最初から、一から国は選ぶという感じでやっていて、旧版は気にしないで作ってます。
小宮山:
うんうん..。
店長:
そうなんですか〜じゃぁ、たまたま被っている国があるんですね。
小宮山:
教科書に載っている国、大きな国は外さないようにしようと…。
秋重:
そぅそぅ…。
小宮山:
中国とか、アメリカとか….。
秋重:
みんなが興味のある国は選んでいて、あとは大陸でわりと分散できるように。
小宮山:
世界地図を広げて、ポストイットを貼ってという感じですね。
こどもと、一緒に生活をする
秋重:
後は、撮れるカメラマンさんがいるかという部分もあって、できればその国を以前から取材している人の方がスムーズだと思って、そこから選んだ国というのもあります。あとは、宗教とか…。イスラム教は取り上げたかったり。
西川:
通常カメラマンさんというと、綺麗なところを撮って帰ってくるということが仕事なんですが、今回は”一緒に生活をする”ので。一緒にお風呂に入ったり、ご飯食べたり。
秋重・小宮山:
お風呂に入ったりは….。(笑)
(一同、笑。)
西川:
一緒に学校に行ったり、一緒に遊んだり、そのくらいできるレベルの方じゃないといけないという…。
小宮山:
うんうん、お友達になれる人じゃないと難しいですね…。
店長:
そうなると、以前にその地域に暮らしたことのある方などがそれぞれの国を担当されるとやっぱりなりますよね?
秋重:
確かに多いんですけども、そうでもない方もいますね。
例えば、バタナーの担当をしたカメマンの清水さんという方は3歳の頃からバタナーを撮っていて、もともとモンゴルをずっと撮っていた方なので、すごくタイミングがぴったりでした。逆に、はじめて撮ってみたかったんだよね〜という人もいました。
小宮山:
ドイツの新井さんは、ドイツ・中国・アメリカが良いな〜と言っていて、ドイツに友達がいて、誰も撮れる人がいないみたいなのでじゃぁドイツということで、まったく知らない家族の世界に飛び込んでという方も、もちろんいましたよ。
店長:
わたしは自然がとっても大好きなので、石川直樹さんのことは少しだけ知っていて。
秋重:
バングラディッシュですね…。石川さんも、バングラディシュに仕事では何度か行ったことはあったけど、仕事でちゃんと写真を撮ったことがなくて、良い機会だからバングラディッシュをやりたいな…ということでした。
店長:
自然を撮るイメージしかなかったので、日常風景を撮るところにすごく新鮮でした。
カメラマンさんってすごいですよね…。生き物みたいな写真になるので。
この地域は大変だったというのはありますか?
小宮山:
こどもの暮らしの中心は学校だから、学校を撮れないといけないというのがあって、これがけっこうな国で学校がNGなんです。中国・ミャンマーなどは学校を見せられないとか、中国は保護者の方も学校に入るということがなくて、心折れながら時間をかけながらになりました。最終的に、中国でも田舎の町に暮らすご家族ということで許可が降りたのですが、上海や北京にこだわっていたら撮れなかったと思います。
店長:
同じ国でも、住んでる場所によって暮らしとかも違いますよね。読む人によってはこの1冊からその国を代表して見ると思うんですけど、その辺の工夫ってあるんですか?
秋重:
そこはチューチン(中国の主人公)が1人いるということで、国を代表してではなくて、チューチン(中国の主人公)の暮らしとして読んで欲しいというのはあります。他にも、主語を大きくしないというのは気をつけていて「中国では」とか「ドイツでは」とかではなくて「チューチン(中国の主人公)の学校では」といった形で表現するようにしています。
なんというか、その国全部を表せないんですけどその国の要素は必ずあるという….。
小宮山:
不思議と、最後に歴史のページがあるんですが関係があるという。不思議ですよね…。
西川:
これだけ読んでても今聞いてて「オー」ってなりますね。やっぱり作ってる人は細かいところまで考えてるんだなって。
小宮山:
作った後によく、一人代表できるのかとか言われたことありますね。
秋重
ん〜、よく言われて質問されますね。
西川:
日本でも、一人に焦点を当ててこれが平均的な日本の姿かと言われると「ん〜わかんないなぁ」って。
店長:
ん〜、確かにそうですね。
秋重:
日本っていう巻を作るときにどうするかって考えると、すごく迷っちゃうと思います。
店長の息子がちょうど、10歳です
店長:
あ〜そういえば、うちの息子がちょうど今10歳なんですよ…。
店長:
周りの子を見ると、夜遅くまで塾に行ってる子もいます….。朝8時から学校へ行って、帰って来て、少し「おやつ」を食べたら塾へ行って、夜9時頃に帰ってきて寝るという平日。お休みの日も午前中は習い事をして、午後からゼミへ行ってという子もいますし。お父さん・お母さんが働いていて、帰ってくるまで児童館などへ行っている子もいますし、うちの息子みたいに帰って来たら家で何か作ったり・動物の勉強をしたりで、自分の好きなことをして遊んでる子もいますし、結構いろんな子がいるという中で、その中での平均値をとって行くとすると、日本だと学習塾の子が多いかもしれないですね。
秋重:
日本だとすごく知ってしまっているということもあって、地域を選ぶのもすごく難しいなと…。すごく田舎もありますし…。
小宮山:
やるなら、静岡ですかね〜….。場所も真ん中近いです…。(笑)
(一同、笑。)
小宮山:
新商品などの時にも選ばれるそうですし。
秋重:
平均はあそこにあるぞ!!みたいな。
(一同、笑。)
店長:
関東と関西の違いもありますし、私は青森の出身なのですが、青森と東京でもやっぱり違いますね。
秋重:
写真に写ってくるものでも全然違いますもんね。
店長:
北から南の広さもありますし、山もあり海もあり、世界的にも大きなすごい都会もありで、暮らしの平均値を見つけるのが難しいですけど、それがまた日本のユニークさだと思っているんです。後ろ崖で前が海という場所で暮らしている人もいますし。当店では、世界中のおもちゃや絵本など、こどもの暮らしにまつわる様々な商品・情報をお届けしているんですが、その中でも日本は自然が豊かで、暮らし方も選択肢が多いんだよというのに気づいてもらえると、大きくなっていくときの生き方の選択肢が広がるんじゃないかなと思ってます。
店長:
1つの国で言葉も違う国があったりもしますよね、そこのなかで1人の主人公を選ぶのは難しかったんじゃないかなと思うんです。
たとえばメキシコというだけでも、すごい冊数を作れると思うので…。
秋重・小宮山:
確かにそうだと思います。
小宮山:
撮りたいというイメージはあって、たとえばメキシコだと民族衣装を着たところを撮りたいという明確な意思があります。撮るカメラマンもいくつか撮る地域を回って、撮りたい街を選ぶという部分は、日本のカメラマンさんの感覚で好きなように選んでもらっていて、やっぱり絵になるというのはとても大切になりますし。
秋重:
そうですね〜、場所を選ぶという部分では、こちら側からは意見をしてないですね。
小宮山:
聞かれたり・話し合いとかは少しするんですけれど….。
秋重:
カメラマンの撮りたいものを撮ってもらうという。
クラス写真は、どの国も共通点が多い
店長:
へぇ〜、なるほど。そうすると、具体的なカットの指示や撮る内容の指示はなかったんですか?
秋重:
クラス写真を撮って欲しい、という….。
秋重・小宮山:
こういうのは撮って欲しいという(最低限の)リストは作りました。
西川:
食卓とか
秋重:
唯一、カットまで指定しているのは、学校の集合写真と家族が揃っている写真。
店長:
これでも撮るのけっこう難しいですよね?
小宮山:
中国は人数がとても多いんです。
秋重:
お国柄が出るんですよね。
店長:
そうなんだ〜。
小宮山:
ここだけ見ても面白いですよね〜
(一同、うんうん。)
秋重:
オーストラリアも、オーストラリア!って感じです。
店長:
景色からしてそうですよね。
西川:
集合写真って言っても、背景がそれぞれで違うもんね。
小宮山:
なぜかみんな文房具を持っているという、国もありますし。
店長:
服装も違いますもんね。
秋重・小宮山:
そうですね〜。
(※ ぜひ、本を手にとって読んでください!)
秋重:
これ不思議で面白い部分なんですけど、日本のクラスにも必ずこういうタイプの子が居るよねって子がどこの国でもいるんです。
(一同、笑。)
秋重:
少し太めの子だったり
西川:
ちょっとおチャラけてる子とか
秋重:
けっこう骨折してる子だったりとか
店長:
あ〜、いますね。笑
小宮山:
のび太くんみたいな子とか…。
店長:
年齢的な共通点なんですかね
秋重:
世界で通じること…なんですかね。
小宮山:
ちょっとイケメンな感じの子とか
(一同、あ〜なるほどぉ。)
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